ドラゴンスレイヤー英雄伝説2

The Legend Of Heroes 2

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評価・特徴

RPGでアクション性はあまりない。ドラゴンスレイヤー英雄伝説(無印)の続編。呪文システムはすこし変更されている。

終盤を除くとストーリー進行に応じたレベル上限があるので、戦闘難易度のバランスはよい。オート戦闘はかしこくなり、ボスなどを除いてたいていは十分通用する。ボスには苦戦するが、対抗策がわかれば倒せる。

ゲームの自由度は無印よりさらに低い。いろいろな場面で制作者による『圧政』を感じてしまう。

設定上、地下世界の探索が多い。やり方を知っていれば難しくないものの、迷路が嫌いな人はうんざりするかもしれない。

このゲームには見るべきところもある。しかし無印と比べると、リメイク版への力の入れ方が明らかに違う。もっともだと思う。

もし今から始めるなら、自力での攻略にはこだわらずにヒントを見たほうがいいだろう。

使用したソフト

1992年日本ファルコム製。

使用したハード

PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。PC-9801VM以降・PC-286/386に対応。メモリは640KB必要。ハードディスクに対応。その際は、MS-DOSのVer2~3が必要(Ver5には非対応と明記されている)。FM音源に対応。

ハードディスクに対応とあるが、なくても苦痛はない。

全てを確認したわけではないが、ファルコムのゲームで外付けのフロッピーディスクドライブを使うのはやめておいたほうが無難かもしれない。

レベル上げ

終盤を除くと、同じ敵と戦って手に入る経験値はキャラクターのレベルが上がるにつれて低くなり、最後はゼロとなる。つまり、ストーリー進行に応じたレベル上限がある。意識してレベルを上げすぎると、後で報酬のない戦闘をさせられて嫌になる。一方、レベル上げが足りなければ後でせざるを得ない。

以下の方針をすすめる。

  • レベル上げをしやすいポイントを見つけても、1レベル上昇程度にとどめておく。
  • 野外や地下迷路での探索において、できるだけ積極的に戦う。見つけた敵を全て追いかける必要はないが、面倒だという理由では敵を避けない。

呪文システム

前作の一般的なMP制ではなく、呪文を使うと「カプセル」を消費するという形式になった。持てる「カプセル」の上限数は決まっており、使った「カプセル」は空になる。時間経過で空の「カプセル」は充填されて、満タンになれば再びその呪文を使えるようになる。もしかしたら以下の2点を意図しているかもしれない。

ザコ戦は有利になった。時間経過でカプセルが充填されるので、迷宮の奥でも息切れしにくい。

ボス戦は不利になった。無印では、相手に応じた種類の呪文を用意することだけを求められた。本作2では、どの呪文をどれだけの数だけ用意するかまで求められる。

ザコ戦

敵が強すぎるなら、その場所にふさわしい装備をまだ手に入れていないのかもしれない。

ボス戦

その時点でのレベル上限近くでも、ボスによっては適切な準備がないと倒すのは厳しい。しかし、たいていのボスからは逃げることができる。まずは試しに戦って威力偵察をする。倒せないなら逃げる。敵に応じた呪文とアイテムの準備、必要であればレベル上げをして再挑戦する。

再挑戦しに戻るとボスは初めて会ったかのように振る舞う。この演出が嫌なら、事前に攻略情報を見るしかないだろう。

序章

  • ワプを使えば時間短縮になる。
  • なにかのイベントをクリアする際に、国を行き来する必要はない。
  • 洞窟は入り口に入るだけで十分。中は調べなくてもいい。
  • 「災害のお守り」は買っておいたほうがいい。

1章

  • 各町を歩き回って人の話を聞く。アイテムが手に入ったり、先へ進むためのヒントが聞ける。
  • 金はだいじだが、無理に節約してもあまり意味がない。
  • 選ぶ呪文に迷うなら、レス中心でいい。
  • きつい相手でなければ、オート戦闘でいい。
  • 「炎の騎士」は、「炎のやり」をドロップする。1章では役に立つが、なくてもなんとかなる。

2章

  • バクヤクは地上で手に入る。バクヤクと交換する酒は、地下世界の町で聞き込みをすれば入手法が分かる。
  • ボスはきつい。参考レベルは20。表示する

3章

  • 2人パーティになるが、この状態で戦闘をする必要はなく危険も大きい。まずは町をめぐってストーリーを進行させる。4人に戻ったらイズーで装備を買っておく。
  • 竜の卵の場所は、ゲーム付属の紙の地図を見ればわかる。まずはヨルドの南へ行く。
  • ウォンリークの竜の卵へ行く前に、表示するで武器を買っておく。
  • 「ヌカッチ」は「回復のヨロイ」をドロップする。すこしは役に立つが、なくてもなんとかなる。
  • ボス戦の参考レベルは27。

4章

  • 表示するで新しい武器を買う。表示するには新しい呪文がある。
  • 城に入る手前の衛兵に話しかけるとストーリーが進行する。
  • 途中のボス戦の参考レベルは30。表示する
  • オート戦闘がしづらい面倒な敵もいるが、説明書を読めば対処法が分かる。表示する
  • 最後のボス戦の参考レベルは36。表示する

終章

  • 冒頭イベントシーンはただの演出ではない。セリフに重要情報が含まれている。
    • 別館とは表示する
    • 本館とは表示する
    • 終章の初めに新しい装備をもらえる。場所は表示する
  • 地上にはさらに強力な装備が売られているが値段は高い。場所は表示する
  • 城の奥のイベントでは閉じ込められてしまうが、そこで聞いた情報を覚えておかないと混乱する。表示する
  • 途中で不思議な宝箱からエリクサーが手に入る。表示する

終章・ガービィ、ラスボス

ガービィに出会ったらまずセーブしておく。倒す前ならワプで脱出もできる。

ガービィを倒すと特殊なモードになる。セーブ・ロード・ワプなどを受け付けないので、ラスボスと戦うしかない。ガービィを倒す前にまずその場を離れて、アイテムなどの準備をしてから臨むのがいいだろう。

ガービィ(とラスボス)の参考レベルは47~51。強敵ではあるが、ここでアイテムに頼るようだとラスボスを倒すのは厳しい。

ラスボスは強烈に強い。表示する

例外的に、終章の城にいる敵は経験値が打ち止めにならない。なので、レベルを上げて対抗することはできる。

レベル上げの場所は、テクニカの先にある十字路がいい。このあたりの敵には光の杖が効くので楽に倒せる。

レベル上げが面倒くさい。

このゲームのオート戦闘は優秀だ。スペースキーの上に消しゴムを乗せ、その上に文鎮などを置いておけばよい。呪文はレス・レジナ・リーフを用意しておく。後半・終盤でも通用する。

文鎮によるオート戦闘には、ひとつだけ注意がいる。アイテムを持ちきれなくなった時に、二度と手に入らないアイテムを捨ててしまうかもしれない。そうなった時の動作を確認はしていないが、念を入れるに越したことはない。問題のないことをときどき確認しておく。

以下は未検証の提案。事前にアイテムを「使う」を選んでから、カーソルを一番下に移動しておく。そうすれば捨てるアイテムは、一番最後に手に入れたアイテムになるはず。ほかを捨てるよりはましだろう。

地下迷路にうんざりした。やっていられない。

左手法など、いくつか有効な方法がある。このゲームの地下迷路は左手法で解ける。

説明書に書かれていない密造酒は、ただの交換用アイテムなのか?

違う。難易度を左右する強力なアイテムだ。表示する

無印の経験があれば推測できるだろうが、そうでなければ分からなくてもおかしくない。本作には意地悪が多すぎる。

密造酒は1本しか所持できないのか?

できる。複数集めようとすると邪魔をされるが、表示する

を利用すれば回避できる。なお、エリクサーにこのやり方は通用しない。

終盤は敵がドロップすることもある。

突然、MS-DOSの画面になってしまい、キー入力を受け付けなくなった。

STOPキーを押してしまったのかもしれない。もう一度STOPキーを押せばゲーム画面に戻る。

レトロゲームの思い出と攻略