ウルティマ4(1)ゲームの紹介と昔の話

まずは、「ウルティマ4・ Ultima4 Quest of the Avatar 」をやってみる。オリジナルはアメリカのRPG。アクション性はほぼない。いいゲームだと思うが古いゲームなので操作性は悪い。

ゲームの自由度は高い。一方的にシナリオが進行して寄り道ができないゲームとは対極だ。その半面、最初はなにをしたらよいか(そしてなにをすべきではないか)迷うかもしれない。このゲームを進めるには以下の2つが必須だ。
・ゲーム付属のマニュアル「歴史の書」を読む。
・いろんな人間(や人間でない存在)の話を聞く。

8つの徳を追及するというのがゲームのテーマになっている。このテーマはよくできていると思うが人を選ぶかもしれない。例えば、こちらから積極的に攻撃すべきではない邪悪でない怪物が存在する。どの怪物が邪悪でないのか? それは「歴史の書」に書いてある。適当にゲームを進めると回り道をしてしまう。

本格的にやったPCゲームとしては初めてだったので、思い入れがある。今までに数回エンディングまでいっている。昔の記憶はあてにならない。1回だけだったかもしれない。「かなりやりこんだはずなのに処分するには心残りのあるゲーム」だ。

最初のプレイでは、エンディング直前まで自力でいったが、最後の答え(8文字)が分からなかった。しかたなく攻略本(ウルティマ4ハンドブック 著者名は失念 BNN刊)を買って答えを見た。答えは分かったが、なぜその8文字なのか分からない、ノーヒントではどうにもならないではないかと納得できなかった。

後日気づいたが、実際にはヒントはあった。あの8文字はおもいっきり画面に表示されていた。ところがその場面を単なるゲーム上の特に意味のない演出だと思ってしまったので、メモをしなかったのだ。思い込みというのは、おそろしいものだ。