RFTS(7)ランダムマップ

以下の設定でやってみる。

  • 上級ゲーム
  • ゲームは150ターン
  • 敵は全て中級
  • ランダムマップ
  • ランダムゲーム
  • 勝利条件変更

ランダムマップを選ぶと銀河に54ある星系の位置がランダムになる。標準のマップでも散らばり具合に多少の差はあるが、ランダムマップではより大きくなる。

今回の母星と他星系の距離は平均ぐらい。マップ右方向は星系が密集している。上方向はやや離れた位置に星系が密集している。下方向は平均的。左方向は空いている。

密集している方向では、すぐに敵と接触する可能性が高い。空いている方向も接触する可能性はゼロではない。航行テクノロジーが開発されていくと移動可能な距離が伸びるので、接触する可能性はさらに高まる。

テクノロジーの開発は次の順番で進めた。

工業2、航行2、工業3、航行3、造艦2、航行4、造艦3、工業4、造艦4

母星の近くには1級惑星がなかった。2級惑星と工業の高い4級惑星に植民する。2級惑星は1級よりも時間はかかるが、惑星改造による工業力の大幅アップが期待できる。

プレイヤー3と接触する。さらにプレイヤー2とも接触する。敵は星系が密集している右方向か上方向にいるようだ。プレイヤー2と3間には、こちらよりも激しい戦闘が起こっている。このことはVPで推測できる。彼らの距離は近いようだ。

航行テクが開発されていくとこちらとも激しい戦闘がおこるだろう。今のうちに母星の惑星防衛力を強化して備えておく。新たな植民は敵を避けて下方向に進める。

航行4テクまで開発し、プレイヤー2と3の位置がはっきりしてきた。プレイヤー4はまだどの勢力とも接触がない。

安全そうな場所にはもう植民する余地がなくなった。選択肢は2つ。

  1. プレイヤー2と3に侵攻する。
  2. 新たな位置に植民する。

今回は1を選んだ。母星の惑星防衛力をかなり強化しているので、多少の失敗は問題ない。敵が強いようなら、改めて2を選べばよい。

2は魅力的だが不安もある。もうすこし生産力を強化できればプレイヤー2と3を間違いなく圧倒できる。でも新たな植民惑星で敵と接触すると、2正面作戦になってしまう。特にプレイヤー4と接触してしまうと危険だ。敵に囲まれてしまう。

プレイヤー2と3の惑星を破壊する。人口がゼロにならなくても環境がゼロになれば滅びてしまう。敵の惑星を占領すると戦線が伸びてしまうので、破壊してしまうのも一つの方法だ。

プレイヤー2と3の両方を同時にたたくことはできないので、反撃を受けた。母星に侵攻されたが強化した惑星防衛力がものをいい、撃退することができた。集中して強化した惑星防衛力は頼りになる。

惑星2つを破壊し、1つを占領する。プレイヤー4とも接触したがこちらのほうが優勢だ。114ターンで圧倒的勝利となった。

ランダムマップはなかなか面白いが難点もある。ゲームには紙の標準マップが付属しており、結構役に立つ。当然ではあるが紙のランダムマップはない。PC画面上のマップを使うしかない。不便であることに加えて、星系間の距離が正確にわかりにくいという不都合がある。おそらくコンピュータープレイヤーは正確に把握していると思うので腹立たしい。ハンデだと思えばいいのかもしれないが。

ランダムゲームでは生産コストや航宙艦の移動力に多少の変更がある。でもほとんど違いは感じなかった。ランダムマップによる変化の印象のほうが強かったのだろう。

今回は5時間、累計で32時間半かかった。