RFTS(12)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

オプションルールの「民族大移動」はプレイしなかった。このオプションでは開始時に自勢力の惑星がない代わりに、輸送艦が与えられる。これは基本ゲームでないと選択する意味がない。上級ゲームで選択しようとして初めて気づいた。昔プレイしたことがあるので、今回はあきらめることにした。

敬遠してきたものも含めてほかのオプションルールには挑戦できた。初めて選択したルールは方向性としては予想どおりだったが、インパクトは予想以上だった。

オプションルールの好みは人によって違うだろうが、インパクトは超新星が突き抜けている。築いてきたものが失われるかもしれない不安と、存在できる場所が減っていく絶望は他では味わえない。このルールはもう使わないだろうが、ひとつの経験をした。

一番印象に残ったのは超新星だ。地球にたとえると、数年ごとに日本ぐらいの面積が水没していくという感覚だろうか。今生きている人間としては世界が滅びる前に寿命が尽きてしまう。それと同様にすべての星系が超新星化する前にゲームは終わる。だから気にしなくてもいいのだが、気にすると暗澹とした気分になる。

強化ゲームは予想どおり敵にアドバンテージが与えられるようだ。でもクリア不可能というわけではない。昔は説明書の記述を気にしすぎてしまったようだ。予想することも大事だが、試してみることも大事だ。

ランダムマップも面白かった。昔はランダムマップには紙のマップがないので敬遠していた。面倒くさそうな気がしたのだ。この懸念は全くそのとおりだったのだが、それを上回る面白さもあった。このゲームは自分好みにカスタムできて自由度が高いことを再発見した。

いいゲームだった。