T&T(36)ゲームを終えて

本作をプレイする際に参考にした情報を以下のリストとして追記する。

  • 昔(クリアはしていない)。
    • 本作に手をつける以前に、T&Tのゲームブックをやったことがあった。
    • 雑誌ログインとコンプティークの攻略記事を事前に読んだ、かもしれない。
    • 攻略本(T&Tハンドブック BNN刊)を参照。
  • 記事にした時。
    • 最初に他の攻略サイトが存在することをスニペットで確認し、クリア不可能ではないらしいと認識した。
    • 最初から、攻略本と昔初めての時に自分で作ったメモを参考にした。
    • 詰まった時に他の攻略サイト(下記参照)を参考にした。

要約記事を作成した。

自力での攻略は詰まってしまったが、常軌を逸したゲームバランスに一矢報いることができたのでよしとする。

28年前の情報によると、このゲームをクリアした先着1000名は終了認定ゴールドカードをもらえるそうだ。もし宛先がまだ存在していたなら、今でも間に合っただろう。先着100名にも入るかもしれない。それくらい難しかった。

先着1000名という表現に思ったが、制作者はこのゲームの難易度をわかっていなかったかもしれない。筆者はタクティカルコンバット(戦闘フィールド内での個人戦闘)がまずかったと思う。レベルを上げるとかえって難しくなることも多いので、やりこみで対抗することもできない。ゴールドカードはずいぶん余ったことだろう。

筆者には多くのアドバンテージがあった。

  • T&Tのゲームブックを経験していたので、テーブルトークのルールを知っていた。セービングロールの概念を知っていたのは大きい。
  • 攻略本からの情報が役に立った。常軌を逸したゲームバランスに対抗するにはこのゲームの攻略本は力不足だが、ないよりはあったほうがいい。
  • 攻略本からのメタ情報が役に立った。ゲームクリアまでの残りがどれくらいなのか、おおよその見当がついた。全く見当がつかないと、いつ心が折れてもおかしくない。
  • ほかの攻略サイト(【X68000】トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち その13(終) – nicozon)があったので、カザンの墓レベル1を乗り切ることができた。あらためて tamakasuga 氏に感謝したい。

ゲームを終えたので動画を全部見てみた。思ったことを書いておく。

  • Digsには使うことのできない通路があったが、動画では普通に使えていた。PC-98版に特有のバグだったのだろうか? おかげで昔は詰まってしまった。
  • X68000版のほうが、グラフィックも音楽もPC-98版よりも上だ。ただ、雰囲気に関してはPC-98版も悪くはない。
  • ダイヤモンドの手を使ったことがなかった。ある場面で使おうと思ってはいたのだが、忘れてしまっていた。
  • 店で値段の交渉をしたことがなかった。金額を間違えないように注意していたくらいだ。ウルティマ4で癖がついたかもしれない。交渉に対応するセリフまで用意されていたが、まだまだ知らないことがあるようだ。

今回のプレイではセーブデータの修正はしていないが、昔はすこしやってみたこともあった。やりすぎてつまらなくなったので思い直したのだが、同じことを考える人に注意しておく。このゲームはチェックディジットを使っている。

このゲームは過酷すぎて他人にはおすすめできない。率直に言って腹立たしい思いをなんどもした。カザンの墓・レベル1をさまよい歩いたときは、「つぶれてざまあみろ」となんども思った。

一方で味わい深さは捨てがたい。まだやりきっていないという気持ちもある。でも今は離れることにする。

『良いゲームだった。』