ロイヤルブラッド(12)SC1・ランフランク

シナリオ1「エランとレッドワルト」のコーラル家・当主ランフランクでやってみる。難易度はふつう。

有利な点:宝石魔術師がいる。領国2つのうち1つは他国に接していない。強大な王家との間に当面は緩衝地帯がある。

不利な点:いつかは王家に囲まれる。宝石魔術師の強さは中ぐらいなので、より強い第5部隊には対策がいる。

序盤は領主の入れ替えと兵の移動を行うのは同じ。第1ターンに奇襲されなければ当分は平和だ。この間に力を蓄えておく。

隣接するフェリアス家が王家の侵攻で消耗し、風前の灯火となった。ここで侵攻すれば二人目の宝石魔術師が手に入るが、王家に腹背をさらすリスクもある。もう1ターンは持ちこたえるだろうと思って見送ったら、波状攻撃を受けて滅亡してしまった。もうすこし早く兵力を増やしておけば攻勢に出る決断ができたかもしれない。

離反しにくい第5部隊は弱く、強い第5部隊は離反しやすく使いづらい。しかたがないので、一人しかいない宝石魔術師を攻撃に使う。兵士数で圧倒的に上回る国には攻め込んでこないだろうことに賭けてみる。

やはり敵は攻めてこなかった。こちらの兵士数に対抗しようとして敵も兵士数を増やしてくるのだが、兵糧不足になることが多い。このことも影響して防戦一方になるのだろう。

第5部隊はシューターと契約した。間接攻撃を持っており、強さはピルムスとガンナーの間だ。特殊傭兵隊は総じて移動力が高く使いやすい。

新たな気づきがあった。推測だが、宝石魔術師の強さには領主の軍事力が適用されないようだ。ほかの第5部隊もそうかもしれない。このゲームは後半になると当主の能力がかなり高くなる。コーラル家ランフランクのように家臣が少ないと特にそうだ。ところが第5部隊の味方フレイム対敵マシェーティの戦闘はほぼ互角で、第1~4部隊の戦況と明らかに違っていた。宝石魔術師には領主の軍事力が関係ないとすれば納得できる。

11か国を制した。王家は14か国だが兵士数では圧倒しているので、7年目3月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で44時間かかった。