英雄伝説2(10)終章クリア

地下迷路が終わっても油断できない。今までに「意地悪」という表現を何度も使ったが、終章はさらに意地悪だ。うっかりすると、さまよい歩くことになる。

冒頭イベントシーンはただの演出ではない。セリフに重要情報が含まれている。

  • 別館とは城の手前のことを指す。
  • 本館とは城の奥のことを指す。
  • 終章の初めに新しい装備をもらえる。

新しい装備はキュベラの奥にある。地上にはさらに強力な装備が売られているが値段は高い。このゲームには珍しくお金が足りなくなるので、もらえる装備を受け取っておかないと苦労するだろう。

城の奥のイベントでは閉じ込められてしまうが、そこで聞いた情報を覚えておかないと混乱する。そのエリアを探しても何もない。そこは本館であって別館ではないからだ。ワプで脱出してから別館を探すと、それまでは通れなかった扉が通れるようになっておりキーアイテムが手に入る。それから再度城の奥へ進む。

途中で不思議な宝箱からエリクサーが手に入る。部屋を出て入り直すとまた宝箱を開けることができる。ただし、3つ持っているとそれ以上は手に入らない。エリクサーを売ってから戻るといくらでも手に入るので無限にお金を稼げるが、もはや意味はないだろう。

ルディアの城の武器庫を使っても、3つまでという制限を回避することはできない。密造酒であれば所持数上限まで持ち出せることができたが、エリクサーではできない。ということは、密造酒を所持数上限まで持ち出すことができるのは、裏技ではなく仕様なのかもしれない。

ガービィに出会ったらまずセーブしておく。倒す前ならワプで脱出もできる。レベル47で余裕をもって倒せた。強敵だが、ここまでに鍛え上げておけば問題ない。ここでアイテムに頼るようだとラスボスを倒すのは厳しい。

ガービィを倒すと特殊なモードになり、セーブ・ロード・ワプなどを受け付けなくなる。ラスボスと戦うしかないが、まだ不安だ。アイテムの準備もしていない。ガービィを倒す前に戻ってやり直す。

終章の城にいる敵は経験値が打ち止めにならない。なので、納得いくまでキャラクターを鍛えることができる。今回気づいたが、地下通路にもまだ敵はいる。こちらは結構強いにもかかわらず経験値が打ち止めになる。

レベル上げの場所は、テクニカの先にある十字路がいい。このあたりの敵には光の杖が効くので楽に倒せる。

溶岩炉の先にいる敵のほうが経験値は高い。しかし、一撃で倒すオビスの呪文を使ったり、強力な全体攻撃をしてきたり、しっぽを振って笑ったりするなど邪魔が多い。時間当たりの効率は劣ると思う。

エリクサー3つと大量の密造酒を用意してからガービィを倒す。この時点でレベル51。過去の記憶ではまだ勝てる気がしないがラスボスにトライしてみる。

勝てた。ランドーが沈黙させられて呪文を封じられたが、それでも難しくなかった。途中からランドーとフローラはやることがなくなる。杖を使えばわずかに攻撃できるが、防御とアイテム使用に専念するほうがいい。レベル47でもアイテムさえ準備しておけば勝てたかもしれない。

今回は6時間半、累計で35時間半かかってゲームクリアした。