SP大戦略(11)At the Orient

5番目のマップ「 At the Orient 」を青国でやってみる。昔もクリアしたと思うがセーブディスクがだめになったので、どの国でクリアしたかなどはわからない。

生産タイプはアメリカ1から独自の生産タイプに変更。敵は赤国・ソ連、緑国・西ドイツ、黄国・ワルシャワ。

マップは中近東の一部を模している。青国はイラク、赤国はアルメニア、緑国はエジプト、黄国はトルコ付近に位置する。初期勢力はほぼ同等だ。北側は山が多いが、道路は十分にある。南側は砂漠が多く、都市のない不毛地帯も多い。

マップコメントには、「東西の戦線をどう維持するかが、腕の見せ所」とある。まず赤国か緑国を倒すことになるが、残りの片方をうまくあしらう必要がある。

と思っていたが、このマップは「 Island Campaign 」の次に簡単だった。マップ東半分にとどまって対赤国に集中し、緑国と黄国を刺激しないだけでいい。「戦線を一つしか作らない」のが腕の見せ所というわけだ。

同程度の勢力のコンピュータ国と1体1の戦いなら、負けるわけがない。赤国は黄国方面にも戦力を割くので、首都に迫るほどむしろ楽になった。20ターンに赤国首都を占領した。

早いがこのマップは見切ったと思うので、この時点で中断する。

緑国と黄国は一進一退の攻防を続けている。ここから先の戦略としては、遠回りになるが黄国から攻略したほうがいいだろう。黄国が緑国と衝突しているスキを背後から突くようにする。緑国から攻略しようとすると、敵同士のけんかを仲裁して両方と戦う形になってしまう。

だいじょうぶだとは思うが、黄国を倒す前後に緑国が青国首都に殺到したら危ない。この当時の思考ルーチンにそういう芸当はできないだろうが、もし突然緑国を人間が指揮するとしたら負けてもおかしくない。

不安なら生産可能な部隊数をすこし余らせておく。これは他のマップでも有効だ。歩兵を乗せたヘリが首都をねらってくることはよくある。

今回は3時間半、累計で50時間半かかった。