項劉記(7)シナリオ2・項羽・やり直し

シナリオ2を項羽で始めたが2回失敗した。

4つあるシナリオの2番目の開始時点で、もう劉邦勢力のほうが優位に思える。中立勢力なども続々と劉邦になびいていく。これから先の史実で、まだ何回も項羽が劉邦を蹴散らしていることのほうが驚きだ。

1回目は自重しすぎて失敗した。こちらが不利と判断したので、じっくり態勢を整えてから臨む。ところが劉邦勢力はなかなか仕掛けてこない。差が広がるばかりなので、決戦の前に中断した。こちらから打って出ないと項羽の強みを活かせないようだ。


2回目。開始時に項羽の主力は斉の平原に遠征している。大半を中央に撤退させて項羽の拠点・彭城(ほうじょう)近くの沛(はい・劉邦出身の地)にいる劉邦軍を討つ。この時、用兵力80以上の人物が手に入る可能性があるので、攻め手の軍団には空きを作っておく。できれば攻城戦で城の防御度をゼロにして落城させたい。そうすれば兵士が丸ごと手に入る。

平原には斉の田氏が攻めてくるかもしれない。それまでに徴兵をしておけば勝つのは難しくないはず。敵は隠密して近づいてくることもあり、油断すると対応が遅れる。隠密軍団の存在は敵の君主情報で見破れる。敵の軍隊数が3なのに2つしかマップ上にないなら、隠れているということだ。


シナリオ1では起きなかった首都設定のイベントが起きた。12月や6月には項羽であれば彭城の近くに戻るのがいい。これまで起きなかったのは、首都候補の近くにいなかったからだろうか、それとも軍師の范増を別軍団にしたからだろうか。


開始時にマップ西方にいる劉邦軍の移動は遅いが、いつかは中央に進出してくる。もしかしたらだが、隠密した伏兵を警戒して遅いのかもしれない。こちらも伏兵を警戒しつつ劉邦軍を叩く。

野戦では負けなしだったが攻城戦で失敗した。城の防御度を攻撃し続けたが落とせそうにない。敵の兵士の損害は少なく、味方の被害だけが大きい。電源を切る。

できれば攻城戦で城の防御度をゼロにして落城させたい。そうすれば兵士が丸ごと手に入る。

欲をかいてしまった。

まだこのゲームには慣れていないようだ。心機一転して、もう一度シナリオ2の初めからやり直す。ただ、いつまでも時間をかけるわけにもいかない。これから当面はリロード(ロードしてやり直す)してもいいことにする。

今回は6時間半、累計で17時間半かかった。