大戦略4(7)#2ITyphoon#1赤国

#2 Island Typhoon #1

30×30より少し大きい島。青国は北。赤国は南。距離の近い西側ルート中間には、砂漠と川がある。川をはさめば防御に適している。東側遠回りのルートにも、ところどころ遮蔽物がある。両ルートの間は地形が険しい。陸上部隊の転進には時間がかかるだろう。なお、 “Island Campaign” は3番目のマップとして登場する。

赤国のほうが有利。配置部隊数が青:赤=25:28で多いため。空港を含む拠点の数も多いが、それほど重要ではない。青国には赤国にない軍港がある。さすがにこの時点で敵艦船は登場しないはず、と思いたい。

以上のような分析をするまでもなく、クリア時のボーナスが低いほうが有利でなければおかしい。はずではあるが、そうでないこともある。やってみないと分からない。より簡単な赤国からやってみる。全ての陣営を制覇するなら、ボーナスの低いほうから手をつけるほうがいいだろう。

重要なことを明記していなかった。このゲームでは索敵範囲外の敵は見えない。敵を捜索したり、位置を予測したりすることも重要な要素だ。ところが今までのところ、敵の牽引砲の位置は同じだった。よって、同じマップを同じ陣営で繰り返す際の難易度は大きく下がる。自国の軍団強化による以上に、この特性の影響は大きい。


今回の追加目標として、生産タイプ・ヨーロッパの全兵器を開発・購入したい。

縛りにより、旧式主力戦車「シャーマン」を2部隊購入した。先頭に立たせなければ、十分役に立つだろう。敵の弱い部隊を相手に経験を積ませてから、新型戦車に置き換えたい。

歩兵は2部隊のみとする。防御重視で敵を迎え撃つなら少数でいい。ただし、全滅は避ける。牽引の対空砲は配置せず、代わりに対空ミサイル「ローランド」を2部隊追加し、4部隊とする。

敵には航空機が登場するはず。戦闘機は対空武装とし、強力な対空部隊と合わせて制空権を握らせる。対地攻撃は新兵器の戦闘ヘリ「BO105」2部隊に任せる。

なぜかさらに2部隊追加で配置できる。牽引の対空砲2部隊を追加し、30部隊となった。


開始早々に西側で砲撃を受けた。川のこちら側の一部まで射程内におさめる砲兵がいる。対空砲も見えた。見えないが、敵ジープ隊もいて視認しているのだろう。射程外まで後退する。

東側は全て守ろうとすると、戦線が薄くなってしまう。あまり前進せずに、敵が来るだろう位置を中心に防衛線を張る。来ないだろう位置は、せめて視認して回り込まれないようにしておく。地形も味方につける。

前のマップと違って敵はなかなか来ない。敵は砲兵と対空砲しかないのだろうか。敵砲兵を攻撃ヘリで撃破してから、ジープ隊をすこし前進させる。敵の車両が見えたので後退した。敵青国の生産タイプは日本のようだ。なぜ今頃になって前進してきたのかは不明。

敵の主力戦車は「61式戦車」・「シャーマン」。「61式戦車」は「T-55」に劣るが、自国の「センチュリオン3」よりは新世代で強い。それでも、砲兵でほとんど撃退できた。残存部隊が前進してきたら、地形を味方につけた主力戦車で撃破する。後退するなら、戦闘ヘリで追撃する。ただし、敵航空機を警戒して深追いはしない。

やはり敵航空機がやってきた。対空武装をしている。対空ミサイルで打撃を与えてから、戦闘機で追撃して撃破する。後から思うと、すこし危険だった。敵地には、なにがあるかわからない。せめて事前に偵察飛行しておくべきだった。

敵の航空機は1部隊だけだったようだ。戦闘ヘリを使いやすくなった。敵の対空自走砲は、戦闘機はもちろん戦闘ヘリにも追いついてこれない。敵の砲兵が隠れていることもあるので、敵の残部隊数を確認しながら慎重に進む。全滅部隊なしでクリアできた。

新兵器も行き過ぎないようにする。

今回は簡単だった。いちばんの理由は敵航空機を容易に撃破できたこと。敵に対空ミサイルは登場しなかった。味方の対空ミサイルは、このマップでは強力すぎるかもしれない。もっとも、使わなければ全滅させるのに時間がかかる。叩くたびに逃げられて補充されることが多く、うんざりすると思う。


今回は3時間、累計で24時間かかった。