大戦略4(11)#3ICampaign#1青国

#3 Island Campaign #1

大戦略のいつものマップ。30×30より大きい島だが、北西と南東は海なので広くはない。マップは大別して、大きな島の3地域と小さな島2つの、5つの部分からなる。くびれが二つある大きな島の南西に青国、北東に赤国。衝突は主に、くびれで分けられた中央部分で起こる。小さな島2つは中央部分の東と北西にあり、赤国および中央部分とつながっている。ボーナスポイントは赤国のほうが高く青国有利なようだが、大差はない。むしろ赤国のほうが簡単。

まず青国でやってみる。示される配置部隊数は青:赤=29:29だが、人間青国は40部隊まで配置できる。今までのマップと違い、司令部の置き場所候補は3つ。大都市に置いてしまうと、ヘリの修理補充拠点を一つふさいでしまう。大都市以外は敵艦船による攻撃を受けやすくなる。大都市に置いた。実際にはどちらも杞憂。空港が多いので、大都市は使えなくてもいい。敵艦船は登場しなかった。

敵司令部を発見する。時間制限はないので即撃破するのは損。残りの敵をじっくり倒し、拠点も全部占領したほうがいい。

マップに時間制限はない。なので、最後はじっくりと全部の敵を倒し、全部の拠点を占領したほうがいい。ただ、説明書を読み直したところ、誤解していたこともあった。中立拠点は先に占領しないと恩恵を得られない。したがって、序盤はスピードが重要となる。そうであれば、歩兵の数を用意しなければならない。


空中機動歩兵「ピューマ」を開発し、1部隊購入する。輸送ヘリ+歩兵部隊で、占領能力と高い機動力をあわせもつ。攻撃能力はあまりない。中立拠点を先に占領するのに役立つだろう。

対空ミサイル「ホーク」を開発し、2部隊購入する。「ホーク」の射程は長い。前線の背後から攻撃できる。代わりに機動力は制限されている。自走対空ミサイルのはずだが、牽引の砲兵と同じく移動態勢と戦闘態勢の2つの状態があり、変形には時間がかかる。しかし敵を迎え撃つ状況であれば、「ローランド」より有効だろう。

「ホーク」は「補給車」から転換して経験を引き継ぐことができた。推測だが、「その他」として同じカテゴリ扱いになっているからだろう。裏技だと思うが気にしないことにする。と言うよりも、自分で見つけた裏技なので気にならない。もし封印するとしたら、あくまでも自分が満足するための難易度調整としてである。裏技についての意見はポリシーにも書いているのだが、そのうち補足記事を書こうと思う。

既に開発済みの戦闘機「F-104G」を1部隊購入して2部隊とする。「F-8」と合わせて、戦闘機は3部隊。「ホーク」もあるので制空権を握れるはず。

書いていなかったが、すでに自走砲「M109」を5部隊としている。牽引の砲兵は使っていない。


中央部分の手前で敵を迎え撃とうとするも、敵の進軍は遅い。くびれを越えて中央部分に進出する。敵赤国の主力戦車は「T-55」・「T-34/85」。空中機動歩兵「ヒップ」・自走ロケット砲「BM21」も登場した。生産タイプはソビエトのようだ。少し待ったので、有利な位置につく時間が足りないかもしれない。さみだれ的に正面から衝突すると損害が大きくなる。やり直そうかと思ったが、このままがんばることにする。

主力戦車・自走砲とも展開は間に合った。後はだいたい従来通り。思考ルーチンには深い考えがない。部隊間の連係なしで、ばらばらに突っ込んでくる。対等の戦力で地形を味方につけた防衛線を張れば、押し返せるだろう。たまには敵も偶然に波状攻撃をしてくる。その時は、攻撃ヘリなどで支援すればいい。

敵は攻撃機「Su-17」を使ってきた。これは新兵器「ホーク」で、あっという間に撃墜する。逆に敵陣に深入りした戦闘機が、敵の長射程対空ミサイルに連続攻撃を食らう。ぎりぎりで生きのびることができた。


赤国本拠は要塞のような状態になっている。無傷で倒すのは難しい。以前の敵陣は主に砲兵が待ち受けていた。これは敵の射程外からジープ隊で発見し、攻撃ヘリで攻撃すればよかった。今回は砲兵の背後で長射程対空ミサイルが連係している。攻撃ヘリは近づけない。地上部隊も隣接する前に発見されて砲撃を受けてしまう。

まず自走砲で敵砲兵と砲撃合戦をする。敵にこちらは見えないが、反撃はできるので味方に損害がでる。しかし、地形効果もあって一撃で全滅することはないはず。自走砲は後退させて、複数の主力戦車を突撃させる。無傷の部隊に交代して手順を繰り返せば砲兵群を突破できる。裸になった対空ミサイルは、戦闘能力が乏しい部隊でも経験を稼げるカモ。ようやくジープ隊1部隊の経験をEに上げることができた。

敵の司令部はHQ2。今までのHQ1より抵抗力がある。攻撃ヘリは使わないほうがいい。地上部隊へは射程1の攻撃しかできないので、自走砲なら無傷で倒せる。主力戦車なら一撃で全滅はしないだろうから、取り囲んで一斉攻撃してもいい。

全滅部隊なしでクリアできた。長射程対空ミサイル「ホーク」は行き過ぎだろうかと思ったが、敵にも登場した。今後は敵長射程対空ミサイルへの対応が課題となる。


今回は3時間半、累計で43時間かかった。