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ソーサリアン(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)新規ではなく、かつて使用したキャラクターを使う。
(2)全シナリオを1回ずつ行う。
(3)セーブ・ロードによるやり直しをしてもいい。ただし、行った際は明記する。
(4)攻略本・攻略情報は、原則として見ない。

補足する。

(1)新規のキャラクターを高レベルシナリオで通用するように育てるのは、時間がかかりすぎる。かつて使用したキャラクターはレベル上限に達しており簡単すぎるのだが、それは気にしない。

(3)シナリオによっては、たとえ高レベルキャラクターでも全滅の可能性がある。復活することも可能だとは思うが、面倒なのでリロードで対応する。

(4)なにも見なくてもクリアすることはできるだろう。ただ、ある1本のシナリオは面倒すぎるので攻略本を見るかもしれない。隠しアイテムは覚えていれば拾う、忘れてしまったものは気にしないことにする。

ソーサリアン(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1988年日本ファルコム製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。パッケージではPC-9801F~VX、PC-286に対応となっている。メモリは640KB必要。ハードディスクは不要。FM音源に対応している。

経験する限りでは、386マシンでも普通に動作した。

全てを確認したわけではないが、ファルコムのゲームで外付けのフロッピーディスクドライブを使うのはやめておいたほうが無難かもしれない。

Windowsでのリメイク版などもあるようだ。それぞれPC-98版との内容の差はあるだろうが、大きいものではないだろう。

プロジェクトEGG(PC-9801などのレトロゲームをWindowsで利用できる)でも配信されている。対応OSについては、各自で調べてほしい。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

ソーサリアン(1)ゲームの紹介と昔の話

「ソーサリアン」をやってみる。剣と魔法の世界のアクションRPG。画面は横スクロール。PC-98版の基本シナリオに限れば、アクション難易度は高くない。

パズルの難易度のほうが高い。実際に謎が解けず、延々とさまようこともあった。

魔法の種類は多い。魔法を使うには、装備アイテムへ法則にしたがった手順を施しておくことが必要になる。ところがこの法則が複雑で思うようにいかない。自力で好きな魔法を使いこなすのは難しい。

基本シナリオには15本のシナリオ+アルファがある。クリア済みのシナリオでも繰り返すことは可能。ただし、シナリオから帰るたびに1年の時間が過ぎてしまう。若返りの魔法も存在するがペナルティは大きい。キャラクターを不老不死にする手段はあるが、自力で発見するのは困難だろう。

昔は数えきれないくらい繰り返したが、なかなか飽きなかった。音楽がよかったこともあると思う。今になって考えると微妙な点もある。グラフィックは8ビット機相当で粗い。上記を含めたいろいろな困難は、当時の攻略雑誌などを読むことを前提にしていると感じる。自力攻略には、こだわらないほうがいいだろう。シナリオごとの昔の話は多いので、後で書く。

ウィズ6BCF(35)クリア後#3

記事を書いていなかったが、少しずつ進めてきた。キャラクターは以下のようになった。

  • ティン ロード→レベル74
  • エリディン 侍→レベル73
  • カリナ 忍者→レベル69
  • プラム バード→レベル64
  • エレン 修道僧→レベル59
  • マイラ ヴァルキリー→レベル74

物足りなくなったので、途中から難易度「普通」にしている。このくらい強くなると、プリースト・オブ・ラムに6人全員でサイレンスをかける必要はない。3人かければ十分だろう。多くは1人目のサイレンスで5体のプリースト・オブ・ラムが黙る。


レアアイテムは以下を集めた。拾った場所は寺院。

  • MORDECAI’S CONE (魔法使い・錬金術師・超能力者用の頭装備。心と魔に耐性あり。)
  • MEMPO OF DEATH (侍用の頭装備。魔に耐性あり。スペシャルパワーあり。2回拾った。)

前回書かなかったが、アンク系は多数手に入れている。年齢を下げるアンクとSTRを上げるアンクは、もはや不要となった。

レアアイテムとしては、かつて “MURAMASA BLADE” をイベントだけでなくクリア後の寺院でも拾っている。今回一連では “PEACEMAKER” を拾った。他のイベント時確定入手アイテムも拾える可能性があるかもしれない。

“MURAMASA BLADE” (シリーズによって名称は少し異なる)は、1・2・3では拾えなかった。今作では拾えたのだが、どうせ確定で一つ手に入る。別のシリーズ1作ではやたらと拾うことができるのだが、これは腹立たしかった。しかし、それも昔の思い出。もはや、ウィザードリィに未練はない。

開ける鉄格子は左側を選んだ。選ぶ方向によって敵の傾向がすこし変わる。どちらを選んでも大差はないと思うが、正確なところは不明。この手の仕様は気に入らない。もう片方を体験したければ、最初から丸々やり直さなければならない。小手先の違いだけでボリュームを水増しされたら、反感あるのみだ。

どちらを開けるか選ぶ選択肢は2回ある。両方とも左側を開けたのだが、思った以上に違った。

  1. LESSER DEVIL が多い。 LESSER DEMON は少ない。
  2. 超能力者系が多い。ロード系は少ない。
  3. GREATER DEMON のほうが、 PIT FIEND より出やすい。

1と3の違いは覚えていたのだが、2の違いは記憶になかった。かつては右側を開けたのかもしれない。1については右側のほうがいいと思うが、大差はない。3は、どちらも超レアアイテムを落とす可能性があるはず。しかし、確率は非常に低い。サンプルが少なすぎて、どちらが有利なのかは不明。落とすアイテムの傾向も分からない。

問題は2。前回記事では超能力者系から “PK CRYSTAL” を手に入れている。ならばロード系は、戦士系のレアな武器や防具を落とすかもしれない。そうと知っていれば右側を開けたのだが、後の祭り。しかし、もうどうでもいい。

(2)全キャラクターの全ての魔法・スキルを鍛え上げる。

後は、いくつかイベント敵を倒して終わりにする。スキルポイントを100に近づけるには、まだまだ時間がかかる。と思っていたのだが、よく考えたらスキルは使えば上がる。これに気づいてからは速い。プラムのスキルが数個は90超、他は全て100となった。


今回の全滅などによるリロードは1回、累計では20回だった。だいぶ前なのでリロードの状況は忘れてしまった。

残りの強力なイベント敵に対しては、何回リロードするか見当もつかない。面倒なので回数を数えるのはここまでにする。もう十分だろう。

今回は31時間半、累計で204時間半かかった。

大戦略4(22)#6ICELAND#3,4,5青国

#6 ICELAND #3

青国でやってみる。主力戦車「レオパルド1」を開発し、「センチュリオン6」から置き換える。これで主力戦車は全て耐久力3となった。


プレイヤー青国の初期配置位置は中央近くにもあり、中央はたやすく占領できる。敵はやって来るものの殺到するほどではない。周辺まで占領できる余裕もあった。

青国の場合、まず緑国南東の部隊と衝突する。位置は海岸沿いに都市2つなどの拠点が集まるあたり。これ以上進むと敵の砲兵などが待ち構えている。敵主力と同時に相手取ると不利になってしまう。逆にこの地点で待ち構えることで、有利となるだろう。「ハリアー」・攻撃ヘリ・ロケット砲などが活躍できる。

コンピューター赤国の初期配置位置は、おそらくプレイヤーとは違う。拠点の占領ペースは思ったよりも早い。しかし、主力は海岸沿いに緑国を目指すようだ。青国との接触はそれほど多くない。

赤国の生産タイプはソビエト。主力戦車は「T-55」・「T-62」。ソビエトはVTOL「フォージャー」を使えるが、性能はあまり高くない。さらにバグと思われる弱点も見つけた。ヘリと同じく、なぜか弾道ミサイルによるダメージを受けてしまう。たぶん「ハリアー」も同様なので、注意しておく。

今回は緑国のヘリ空母を見かけなかった。たぶん赤国に撃沈されたのだろう。赤国も潜水艦を含めた艦船を配備してくる。生産タイプ・ソビエトは、航空部隊の持つ対艦ミサイルの射程は短い。代わりに艦船の対艦ミサイルは射程が長く、西側を上回る。自国に艦船があれば脅威となっただろう。


よろしくない思考ルーチンの追加。射程5の自走ロケット砲に5へクス先の目標を指定して砲撃させたところ、なぜか1ヘクス前進してから攻撃した。必要のない移動はやめてほしい。砲兵の強みを捨ててどうするのか。

全滅部隊は「ハリアー」1部隊。理由は一時的のつもりで補給命令を消極的にした後、思い出すのが遅すぎたから。もう『墜落日誌』には、うんざりした。今後は緊急事態でない限り、航空機の補給命令は普通以上を維持する。トータルでは+3万5千ぐらいの稼ぎ。

#6 ICELAND #4

再び青国。赤国には前回見かけなかった「MiG-25」がいた。前回は緑国に撃破されたか、燃料切れになったのだろう。

緑国の戦闘攻撃機「トーネードIDS」に自陣深くまで侵入される。弾道ミサイルが危うい、と思ったが別の方向へ移動した。対空ミサイルなどで迎撃し大きな被害はなし。おそらくだが、前線背後にいる歩兵などを偵察車両が認識し狙ってきたのだろう。敵はいったん定めた攻撃目標を柔軟に変更することはできないようだ。しかも、苦手な兵科が待ち構えているのを視認しても無視する。損害を受けるまでは後退しない。


急に飽きてきた。なるべく早く終わらせて、別のゲームに移りたい。こういう雑念にとらわれたせいで、ひさしぶりに主力戦車が全滅してしまった。

赤国の主力は本拠にこもってなかなか前進してこない。弾道ミサイルを撃ち込んでから、主力戦車を前進させる。ところが、思った以上に無傷の敵が残っていた。主力戦車に大きな損害が出る。しかも、後退させたはずの1部隊が補給を求めて敵に向かってしまう。大損害を受けたら補給命令は切っておくべきだった。

最後の詰めでもミスがあった。敵本拠を占領する輸送ヘリが、敵艦船から攻撃を受けてしまう。全滅を避けるため敵本拠の完全占領をあきらめ、司令部を破壊して終わりにする。トータルの稼ぎは+3万5千を下回った。

ミスが多かった。しかし皮肉にも、雪辱を果たすべくやる気が戻ってきた。

#6 ICELAND #5

みたび青国。今回の目標は全滅部隊なし。弾道ミサイルは前回と同じ4部隊。あまり多くても使いづらい。代わりに新兵器を導入する。早期警戒機「E3Aセントリー」を開発して配備した。高価だが、見合う活躍をしてくれるだろう。

開始早々に緑国へ弾道ミサイルを撃ち込む。やっと気づいたが、弾道ミサイル部隊は補給車では補給しようとしない。拠点に移動して補給しようとする。

攻撃態勢に戻った時に攻撃命令もデフォルトに戻るので、そのままだと勝手な目標を撃ってしまう。

弾道ミサイルに勝手な目標を撃たせない方法がわかった。事前に撃って弾切れにしておけばいい。移動態勢にしたら補給命令をなしにしておく。攻撃態勢に戻るとまず補給しようとするので、攻撃命令をなしにする余裕ができる。弾がある状態でも攻撃態勢に戻った瞬間に命令すればいいのだが、うっかりしやすい。勝手な目標を撃った場合、無駄撃ちだけでなく味方を巻き込むリスクもある。


「大戦略4」の思考ルーチンは味方として頼りない反面、敵としてはくみしやすい。このマップ赤国のヘリを含めた航空部隊に積極的な対応は不要。緑国より後回しにして、じっくり攻めるだけでいい。そうすれば燃料切れで全滅する。

目標達成ならず。本拠にこもる赤国部隊の掃討でミスをし、ジープ隊1部隊が全滅した。原因は3つ。近づきすぎた。交通渋滞で逃げ道がなく、後退できなかった。敵に修理補充を許してしまい、無傷の敵が多かった。

敵に修理補充をさせない方法はある。打撃をあたえた敵艦船を見逃して、あえて修理補充させればいい。艦船は高価なので、すぐに資材は枯渇するだろう。都市を全て中立化させて、歩兵も全滅させるという手もある。

しかし根本的な原因は、雑だったということだろう。ではなぜ雑になったのか。やはり飽きたのだと思う。このゲームからは、いったん離れることにする。


今回は25時間、累計で150時間かかった。

大戦略4(21)#6ICELAND#1,2赤国

#6 ICELAND #1

おおまかな形は実際のアイスランドに似た島。初めて3か国が登場する。青国は南西、赤国は北西、緑国は東。雪原と山は多いが道路網は十分にある。都市の数は多く、地上部隊の修理補充はやりやすい。一方で空港の数は少なく、航空部隊は制限を受ける。

配置可能部隊数は、どれも40。軍事費ボーナスは赤3万<青3万4千<緑3万8千。初期空港はどれも1。青と緑は妨害を受けずに取れそうな中立空港が1つずつある。中央にも中立空港はあるが、取れば他国と衝突するだろう。赤国は空港が少ない代わりに本拠が離れており、漁夫の利を得やすい。


赤国でやってみる。空港の数は少ないが、生産タイプ・ヨーロッパには切り札がある。VTOL「AV8 ハリアー」を開発し、2部隊配備した。VTOLなら空港だけでなく、補給車でも補給できる。実際のハリアーには巨額の開発費がかかったと思うのだが、本作では他の航空機と大差ない。

艦載機には空母へ搭載可能とするための制約があり、F-4など例外を除くと一般の航空機に性能は劣る。VTOLはその艦載機と比べても性能は劣る。「ハリアー」は射程3の対空ミサイルを持てない。戦闘機としてはいまいちなので、攻撃機として使う。ヘリ以外の対空戦は「ミラージュ3」1部隊と地上対空部隊に任せる。

早期警戒機「シーキング AEW」も開発し配備した。これはヘリなので、補給車などで補給できる。索敵範囲は早期警戒機としては狭いが、空港を圧迫しないで済む。

島は海に囲まれており、敵艦船の登場が予想される。こちらの司令部までやってくるかもしれない。より耐久力のある「HQ 2」に替えておく。それと対潜ヘリ「シーキング」を対艦部隊として配備する。これもヘリなので空港を圧迫しない。

持とうと思えば艦船を持てたのだが、それはしなかった。損害を受けただけでも、修理補充するのに莫大なコストがかかる。そうなっては目も当てられない。


交通渋滞が起こって、なかなか進めない。しかしこれは敵も同じようだ。マップ中央近くまで進出する。中央の空港と大都市には手を出さなかった。結果的には中途半端だったかもしれない。赤国の優位性は漁夫の利をねらえることだが、進出しすぎるとそうはいかなくなる。青国・緑国とも向かってくる敵が多い。

青国方面では弾道ミサイルを2回撃たれた。これは落ち着いて前線部隊を逃がせば被害はない。主力戦車は「M60A3」・「M60」。生産タイプはアメリカ。青国歩兵の一部は、赤国方面を目指しながら占領行動をする。歩兵に随伴する主力戦車などは多いが、進出ペースは遅い。航空部隊と弾道ミサイルを含む砲兵部隊で事前に打撃を与えておけば、撃退は難しくない。攻撃ヘリは視界が狭いので単独で突っ込まないようにする。青国の対空戦用戦闘機は見かけなかった。

緑国の主力戦車は「レオパルド1」・「M60」。生産タイプはヨーロッパ。緑国は全体的に西進するようだ。中央大都市と空港をプレイヤー赤国が取らない場合は、緑国が取るだろう。緑国は青国とも衝突するはずだが、あまり激しくない気がする。敵両国の全滅部隊はプレイヤー国によるものが多い。緑国には戦闘攻撃機「トーネードIDS」がいたが、相変わらず敵は愚か。爆撃後に離脱した後、同じ場所を爆撃しようとする。なにが来るか分かっていれば、撃破するのは容易だ。


敵艦船は予想通り登場した。すくなくとも青国には2部隊、緑国には3部隊いる。こちらの視界外から先手をうたれてしまい、「シーキング」1部隊が全滅した。対艦ミサイルは攻撃間隔が長いので、敵の射程内に入ってしまうと不利になる。艦船は視界が広い。ヘリ以外の早期警戒機がないと後手に回ってしまう。

敵(マップ制作者)はこちらが艦船を投入するかもしれないと考えているようだ。青国攻撃機「A-6」は対艦ミサイル「ハープーン」を、緑国対潜ヘリ「シーキング」は対潜武装をしていた。どちらもプレイヤー赤国には空振り。逆に艦船を使っていたら、困ったことになっただろう。

大型艦船は化け物のような耐久力を持っている。対艦ミサイルを10回以上打ち込む必要があるだろう。それでもいつかは力尽きる。青国・緑国とも資材はゼロとなった。最後の詰めは難しくない。トータルの稼ぎは3万を下回った。

#6 ICELAND #2

前回「ミラージュ3」は、あまり活躍できなかった。空港が遠いので主戦場に長居できない。対空装備に特化して燃料タンクを積むくらいなら、F-4のほうがいい。「F-4E」を開発して、「F-4C」から置き換えた。「F-4E」は「F-4C」と違い、機関砲を持つ。ヘリの掃討にも向いている。

「ハリアー」は誘導爆弾を装備するようにした。誘導爆弾の性能は高いが、弾数は戦闘1回分のみ。しかし補給命令を普通にしておいた場合、2回分の弾数を持っていても1回の戦闘で帰ろうとする。どうせ1回だけなら誘導爆弾のほうがいい。補給命令を消極的にすれば2回分落としてくれるのだが、『墜落日誌』になりかねない。「ハリアー」は3部隊とし、補給車も3部隊とする。

敵の進出が遅いことはわかっている。中央の大都市と空港を輸送ヘリで占領した。ただし、地上部隊はそこまで前進させない。周辺拠点のいくつかも占領し、輸送ヘリも生還できた。

青国には、前回見かけなかった偵察機・「A-10」・主力戦車「M48」がいた。プレイヤーが思うよりは青国と緑国の衝突があるようだ。ただ、なぜか青国の歩兵は中央の大都市と空港に向かわない。偶然なのか、マップ制作者の意図なのか。

青国の燃料はゼロ、緑国の資材はゼロとなった。こうなれば後は楽。原因は敵が過剰にこもったり、分不相応な兵器(高価な艦船)を配備したことだろう。敵の弱点を突くのは戦において当然。容赦はしない。トータルの稼ぎは4万を超えた。


今回は9時間、累計で125時間かかった。

大戦略4(20)#5BfStraits#3,4,5赤国

#5 Before Straits #3

赤国でやってみる。配置位置はマップ北側の赤国拠点付近。主力が海峡にたどり着くには時間がかかる。コンピューター赤国の配置位置とは違う。

そこで対潜ヘリ「シーキング」を開発し、魚雷装備と対艦ミサイル装備の2部隊を配備した。

対赤国では空振りしたが、こりずに配備する。正解だった。

敵は駆逐艦を多数持っている。攻撃機による爆撃でも倒せるだろうが、対艦ミサイルがあるに越したことはない。さらに潜水艦までいた。これは事前に準備した対潜武装がなければ手出しできない。

敵の生産タイプは中国。主力戦車は69式戦車。M60には劣るが、T-55を上回る性能。昔の大戦略の生産タイプ・中国は弱かったが、このマップの地上部隊は弱くない。

敵は3ルートの全てにやってくる。東ルートでは激しい戦いになった。中央以外で損害を出すと修理補充しづらい。空港より先の町まで進出したのは行き過ぎ。全滅部隊は出さずに済んだが、危ないところだった。

資材と燃料はマイナス。トータルではプラスだが、3万を下回った。

#5 Before Straits #4

このマップは青国のほうが簡単だが、赤国も難しいわけではない。弾道ミサイルは2部隊にとどめた。東ルートでは中立飛行場までを占領し、飛行場の南西にある町には手を出さない。中央ルートでは橋を遠巻きにして監視する。主力戦車どうしなど正面からの戦闘は仕掛けない。

敵の一群は東ルートと中央ルート東側の橋を、往復あるいは周回しているようだ。中間の森林地帯に部隊を展開する。敵の通り道からは少し離す。攻撃の主力は自走砲と攻撃ヘリ。他には視認用のジープ隊、護衛の主力戦車・対空ミサイル、補給車。ほぼ一方的に攻撃してダメージを与える。敵も偵察車両を持っているので視認されることはあったはず。それでも主力戦車などが向かってくることはなかった。海岸から離れているので敵艦船は手出しできない。攻撃機も来なかった。この位置なら、敵の飛行場から遠いからかもしれない。

西ルートでは飛行場まで進出したのだが、行き過ぎだった。前回の東ルートと同じことが、今度は西ルートで発生してしまう。前回西ルートでは衝突があまりなかったので、油断してしまった。

それでも全滅部隊はなし。トータルでは+3万5千ぐらいの稼ぎ。

#5 Before Straits #5

新兵器として対潜哨戒機「アトランティック」を開発し配備する。特に今のところ必要ないが、経験を積めるうちにそうしておく。「アトランティック」は対潜武装のほかに、対艦ミサイル装備にもできる。1部隊2ユニットなので、攻撃1回当りの破壊力は「S・エタンダール」に劣るはず。代わりに、弾数と燃料搭載量に優れている。今回は経験目的なので、対艦ミサイル装備とした。

対潜哨戒機は偵察機の経験を引き継ぐことができる。逆に、対潜哨戒機の経験を偵察機に引き継ぐこともできるだろう。1部隊2ユニットはすべて共通かもしれない。

今回は西ルートの進出もひかえる。飛行場は占領しない。作戦は東ルートと同じ。敵の通り道から少し離れた位置で、一方的に砲撃する。砲撃は敵勢力となった拠点を中立化するのにも使える。そうすれば、敵の歩兵は中立化した拠点から占領しようとするはず。つまり、こちらの拠点に向かってくる可能性があるとしても、遅らせることができる。占領に手間取る敵歩兵を撃破するのも容易だ。

コンピューター青国はコンピューター赤国と違って、陸上部隊が大きく動き回るようだ。弾道ミサイルは拠点をねらうといい。空港を中立化すれば、敵航空機の行動範囲を減らせる。都市を中立化すれば、修理補充しづらくなる。


今回は終始楽だったのだが最後の詰めで失敗した。占領の効率を優先しすぎて、輸送ヘリが空港の隣で墜落してしまった。航空部隊の補給命令を消極的にすると、ぎりぎりで失敗することもあるようだ。やはり「大戦略4」の思考ルーチンはいまいちだと思う。

それでも、今回一連のプレイでは墜落が多すぎる。かつて大戦略で墜落したことはなかった。衰えたということだろうか。『墜落日誌』を笑えなくなった。


今回は11時間半、累計で116時間かかった。

大戦略4(19)#5BfStraits#1,2青国

#5 Before Straits #1

青国は南西、赤国は北東。北西端と南東端を結ぶ線には、大河のような海峡がある。陸上部隊が海峡を渡るルートは、西・中央・東の3つ。陸地は赤国側のほうが大きい。空港は、やりくりすれば足りるだろう。都市は前回マップよりは多いが、 “Island Campaign” 以前よりは少ない。中央ルート以外で地上部隊の損害を修理補充するには、時間がかかるだろう。

配置可能部隊数は、どちらも40。軍事費ボーナスは、どちらも3万。この時点では、どちらが有利かはっきりしない。


青国からやってみる。青国のほうが狭いので、終盤は手ごわいはず。また初期の空港は3:2で、青国のほうに余裕がある。なので、青国のほうが少し楽と判断した。

海峡には、どちらも港を持っている。艦船が出てきそうだ。新部隊として潜水艦まで登場するかもしれない。海上部隊には航空部隊で対抗できるのだが、いくつか問題がある。空振りした場合は、対艦ミサイル装備などの対応する部隊が無駄になってしまう。しかも、その部隊が空港を無駄に使用してしまう。

そこで対潜ヘリ「シーキング」を開発し、魚雷装備と対艦ミサイル装備の2部隊を配備した。ヘリであれば無駄になったとしても、他部隊の空港使用を圧迫することはない。

主力戦車「M60」を開発し、主力戦車の半分を置き換える。「M60」の耐久度は3で、従来主力戦車の2より高い。この違いは大きいだろう。


3ルートそれぞれに部隊を送る。中央ルートは早期に押さえたい。都市と空港を含む中立拠点があるからだ。敵も部隊を送り込んでくるかもしれないが、最初からあきらめるのはもったいない。

すぐに中央ルートで敵を発見した。数も多い。主力戦車と攻撃機などがいる。さらに早期警戒機を発見した。早期警戒機は偵察機よりも広い範囲を索敵できる。使えば楽になるとわかってはいたが、今まで封印してきた。もう解禁してもいいようだ。

爆装した戦闘機「クフィル」がいた。敵の生産タイプは最初ヨーロッパかと思ったが、イスラエル。主力戦車は「M60」・「センチュリオン6」。このマップについて言えば、それほど個性はない。

敵の攻撃機は多すぎる。これでは空港が足りないはずでは、と思っていたら給油機がいた。これも解禁してよさそうだ。


中央ルートの敵は多いのだが、こちらに殺到してはこない。空港は敵に取られたが、都市は確保できた。都市では部隊の修理補充ができるので、防衛に都合がいい。後方からは自走砲と対空ミサイルで支援する。突っ込んでくる敵はいるが、あまり多くはない。逆に敵は戦力を貯めているということなので、こちらから突っ込むのは危険だ。

中央ルートの敵はどうやら敵側の橋付近を周回しているらしい。弾道ミサイルや攻撃機で襲撃する。ダメージを受けた敵は後方の都市に向かうはず。ここにも弾道ミサイルを撃ち込む。予想通り敵が集まっていた。少しずつではあるが、一方的に敵を減らしていく。

敵は西ルートにもやってきたが、これはまばらだった。東ルートには来なかった。気がつくと敵の資材は底をついている。残敵をけちらして敵の本拠にたどり着く。砲兵や対空ミサイルなどの防衛部隊はおらず、後は司令部のみ。全滅部隊なしでクリアした。トータルでは+4万5千ぐらいの稼ぎ。

当初は前線近くに多数の敵部隊を発見してどうなるかと思った。しかも敵には、こちらの手薄さを見抜かれている。ところが、敵はあまり突っ込んでこない。簡単だったのは、敵の作戦と配備部隊がマッチしていないからだろう。

こもる敵には弾道ミサイルが有効だ。敵には対空ミサイル部隊がなく戦闘機も爆装なので、攻撃機も活躍できる。

#5 Before Straits #2

敵の行動パターンはわかっている。中央敵側の橋付近に弾道ミサイルを撃ち込む。敵は団子状に固まっているので、いい的だ。3時間半で、トータル+4万5千ぐらいの稼ぎ。このマップ青国は稼ぎに向いている。

CPUは80386・20MHzに変更した。特に違いは感じなかった。今後はこれでいく。


今回は8時間、累計で104時間半かかった。

大戦略4(18)#4MnSun2#7,8青国

#4 Midnight Sun 2 #7

もう一度だけ青国での経験稼ぎをしてみる。使用部隊は、司令部・偵察機・攻撃機「S・エタンダール」対艦ミサイル装備×2・戦闘機対空装備・戦闘機対空爆装混合・攻撃機・歩兵×3・ジープ隊×2・補給車×2・主力戦車×6・装甲車・自走対空砲・短射程自走対空ミサイル×3・長射程自走対空ミサイル×3・自走砲×3・自走ロケット砲、そして弾道ミサイル×8。

弾道ミサイル×4ずつで、中立都市2つの敵歩兵を全滅させる。たいていは×2ずつで済むが念を押す。敵歩兵は中央南にもおり、中立拠点を占領した後は赤国本拠へ戻ろうとする。後で楽になるので、航空機で追撃し全滅させた。しかし、深追いは危険。経験Aの「ミラージュ3」の燃料が1ヘクス分足りず、飛行場の隣で墜落してしまった。

大きなミスをしたが、その後は楽。弾道ミサイルは敵部隊だけでなく、敵拠点にもダメージを与えて中立にする。敵歩兵が再占領して赤に変わったら、すかさず別の弾道ミサイルで叩く。

拠点が赤に変わらなくなったら、敵歩兵は全滅している。全都市を中立にすれば、敵地上部隊は修理補充できない。港を中立にすれば、艦船が修理補充できない。全空港を中立にすれば、航空機は修理補充どころではなくなる。実際は、敵航空機は対空ミサイルで撃破した。


よろしくない挙動の追加。弾道ミサイル「ランス」の弾薬は1発しかないが、町などにいれば即補給してくれる。問題は町などにいない場合で、隣に補給車がいても補給してくれない。移動態勢にすれば補給してくれるが、手間がかかる。攻撃態勢に戻った時に攻撃命令もデフォルトに戻るので、そのままだと勝手な目標を撃ってしまう。


今の時点では、このマップ青国は経験を稼ぐのに向いていない。ミスがなければ全滅なしで経験を積ませることはできる。しかし、得られる経験と比べて時間がかかりすぎ。新兵器があれば状況は変わるだろうから、後で試してみたい。

なぜ経験稼ぎに向かないか。敵部隊の大半が狭い地域にこもってしまうから。航空機と地上部隊に加えて、弾道ミサイルと艦船までもが密に連係する。まともに相手をすると手こずってしまう。

これ以前のマップと違い、なぜ敵部隊は敵の本拠から離れないのか。以下は推測。

本作では開始前に命令を与えることができる。おそらく敵部隊にはマップ作成者による開始前命令が与えられている。これ以前のマップでは、主力戦車などには歩兵に随行する命令があったのではないか。敵の進出を遅く感じたのは、占領に時間を取られる歩兵を待ったせいだろう。そしてこのマップ赤国部隊の主力戦車などは、赤国本拠を周回する命令を受けているのだろう。

#4 Midnight Sun 2 #8

次のマップにも、また何かがありそうだ。新兵器のため、軍事費を稼いでおく。今回は赤国本拠の敵部隊は相手にせず、すぐに司令部を破壊する。対艦ミサイルは不要。主力戦車や自走砲も少なくていい。代わりに歩兵×6とする。

前回懲りたので、航空機の燃料切れには注意した。また、マップ中央では敵の「ハリアー」・自走砲・補給車がうろつくことがある。補給車も油断できない。視認されると弾道ミサイルを食らうかもしれない。

約2時間で軍事費+3万、資材と燃料は合わせて+1万。たぶん、ここまででは一番効率がいい。


青国でやってみる。メインディッシュの赤国本拠には、水場と港がある。あやしい。「S・エタンダール」1部隊の武装を対艦ミサイルとしておく。

もし、敵艦船の配備を見抜けなかったらどうすればいいか。空爆でダメージを与えようとしても、近づく前にぼろぼろにされるだろう。敵艦船を避けるだけなら、赤国本拠の北側から回り込めばいい。事前に敵をすこしずつ減らしておけば成功率が高まるだろう。弾道ミサイルに無駄撃ちさせて、連発できない弱点を突く手もある。


今回は7時間、累計で96時間半かかった。

大戦略4(17)#4MnSun2#4,5,6青国

#4 Midnight Sun 2 #4

青国で続ける。ここまで弾道ミサイルの使用は、行き過ぎだろうと封印してきた。もはや遠慮はいらない。2部隊配備する。

開始直後に弾道ミサイルで中立都市を攻撃する。思った通り敵の歩兵がいた。弾道ミサイルなら、敵による都市占領を阻止できそうだ。ただ、2つの都市を2部隊では足りない。


実験をしてみた。敵の弾道ミサイルの射程内ぎりぎりで、ジープ隊をあえて発見させる。弾道ミサイルを撃たれたら、すぐに離れる。状況によっては逃げられることがわかった。


敵弾道ミサイル部隊を、弾道ミサイルで攻撃するとどうなるのか。推測だが、敵射程内であれば反撃を受けるはず。赤国の生産タイプは自国と同じヨーロッパで弾道ミサイルは「ランス」一択。つまり、普通にやると相討ちになるだろう。対艦ミサイルの場合は反撃を受けなかった。弾道ミサイルは対艦ミサイルと同じく、ミサイルを装備する部隊とは別ユニット扱いとなっている。たぶん反撃は受けない。

しかし、弾道ミサイルはロケット砲と同じく、目標に加えて隣接へクスを攻撃するという特性がある。敵弾道ミサイルの隣にいる司令部を目標に撃つ。予想通り反撃はなく、弾道ミサイルも司令部も壊滅した。


3時間ぐらいで終わった。資材と燃料は横ばい。軍事費は大幅プラス。経験の稼ぎは少ないが、軍事費の稼ぎには使えるやり方かもしれない。

#4 Midnight Sun 2 #5

弾道ミサイル「ランス」を4部隊とする。弾道ミサイルの弱点は、装填時間がかなり長く連発できないこと。目標はコンピューター任せとせずに、プレイヤーの手で選びたい。これは可能だ。まず、攻撃命令はなしとしておく。行動命令の建物攻撃を使えば、指定の目標に撃ってくれる。

ところが移動態勢から戦闘態勢に切り替えた直後は、攻撃命令がデフォルトになる。なので、視界に敵がいると撃ってしまう。勝手にどうでもいい目標を撃たれると、うんざりする。

このゲームの暫定ひとこと評価は、「項劉記」と同じく「評価二分」。やっていて面白い。一方で、調整不足を感じる。説明書にも、本作のことを「大戦略3」と呼ぶ文言があるくらいだ。思考ルーチンは、かゆいところに手が届かない。だけでなく、余計なことをしてくれる。いちいち尻ぬぐいしないといけない。

しかし、リアルタイム進行制でまともにプレイできるようになったのは評価できる。当時は精一杯だったのだろう。では、その後の大戦略シリーズはどうなったのか。試してみたいが、まだ何年かかるかわからないレトロゲームリストも残っている。


今回は主力戦車1部隊を失った。正面からぶつかると敵主力戦車のほうが強い。攻撃機「ミラージュ3」も危ないところだった。経験を稼ぐには、あまり向いていないマップかもしれない。

#4 Midnight Sun 2 #6

弾道ミサイルを6部隊とする。これなら、中立都市2つを高確率で占領できる。中立都市の片方は初期配置位置からは26離れており、ぎりぎりで「ランス」の射程外。しかし、隣接へクスを攻撃すれば問題ない。


戦闘機「F-8」を新鋭機「F-4C」に転換する。F-4は今でこそ旧型機だが、当時は優秀だった。本来は艦載機なので、そうでない航空機よりも制約があり性能はやや劣るのが一般的。しかしF-4は例外で、そん色はない。新型の射程3対空ミサイル「スパロー」を多く装備し、燃料搭載量も多い。

しかし優秀であっても、まずい指揮を受ければやられてしまう。経験Bの新鋭機が全滅してしまった。敵戦闘機に近づかれたため、距離2で戦闘を開始。こちらだけ射程3で攻撃できる優位性を活かせなかった。運悪く、敵より大きい損害を受ける。ここで距離2を保てれば、反撃を受けずに距離2の対空ミサイルを撃てるのだが、距離1まで詰められてしまう。「F-4C」の弱点は機関砲がないこと。機関砲の装填時間は最小なこともあり、逃げられなかった。

たしかに運も悪かったが、大きなミスをした。敵が近づくのを待てばよかった。そうすれば距離3で戦闘開始できたはず。

航空機は主に1部隊4ユニットで、地上部隊より少ない。数が少ないということは、偶然によるばらつきが起こりやすいということ。性能差に頼るのは危険だ。今後の教訓としたい。


弾道ミサイルの攻撃で、敵の輸送ヘリ「ピューマ」に損害を与えた。ヘリに対する攻撃力はゼロのはず。現に、敵都市を占領しようとする輸送ヘリを敵弾道ミサイルは攻撃してこない。バグだと思う。

かなり時間がかかる。やはり、このマップ青国で経験を稼ぐのは向いていないのだろうか。4回目のように、早期に敵司令部を攻撃して終わらせるほうが賢いのだろうか。しかし、ここで終わるのはくやしい。


今回は15時間半、累計で89時間半かかった。