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PC-9801に最近の液晶モニタをつなげた

以前のことになるが、CRTモニタがちらついて1時間ほどするとなにも表示されなくなった。再起動しても5分で同じ事象となる。時間をおいて再起動しても30分が限界となった。

購入して3年しか経っていないが、中古品なので文句は言えない。新しいものに入れ替えた。今回は1990年前後発売のPC-9801用モニタではなく、最近のPC用だがPC-9801でも使えるモニタおよび変換コネクタを購入した。


PC-9801と最近のPCではモニタ用コネクタの形状が違う。1990年前後のPC-9801は、D-Sub15ピン(2段)になる。最近のPCは、ミニD-Sub15ピン(3段)になる。なので、変換コネクタも用意する。

変換コネクタのオスとメスには注意する。PC-9801(メス)につなげるD-Sub15ピン(2段)がオスで、最近モニタ(メス)からのびるケーブル(オス-オス)につなげるミニD-Sub15ピン(3段)がメスになる。

最近のPCではコネクタが「D-Sub15ピン」と記述されている場合もあるが、「D-Sub15ピン(2段)」という意味ではない。HDMIなどと区別するための表記なので、「ミニ」を省略しているのだろう。正確な表記ではないと言っても始まらない。こういうことは四半世紀前の骨董品を扱う側が注意しなければならない。


今のところ大きな支障はないが、PC-9801用モニタとはそれなりの違いがある。いちばん大きな違いについては先入観を排除するために、あえて直接言及しない。下記の画像(「項劉記」1993年光栄・PC-9801版)を上から順に拡大参照してほしい。なおこの時点では、コントラストや輝度などの変更をしていない。

新モニタ・位置の調整前

右端が欠けている。

新モニタ・位置の調整後

右端が表示されるようになった。左端も問題ない。

旧モニタ(参考)

CRTモニタ撮影のコツを知らなかったので、ボーダーが入ってしまっている。ブレもあるのかもしれない。もはや撮り直しはできないので、これで比較してもらうしかない。見づらいのは写真撮影の問題であり、本来はもっとも見やすくて違和感はない。

改めて比較してみると、ゲームをしている時の印象以上に違って見える。ただ、実際にゲームをする際はあまり気にならない。没頭するからだろう。昔の映画と同じだ。

上記画像ではわからないが、新モニタのほうが表示される画面は大きい。新モニタの画面は、旧モニタ筐体の白い枠を含めたのと同じぐらいになる。大きくなるので画面の粗さを感じてしまうこともあり得る。例えば「項劉記」はなにも感じないが、「ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)」は粗さを感じる。


複数のゲームで動作は安定している。価格や耐久性(1年あたりで、いくらになるのか)も考えれば不満はないので、購入した製品を紹介しておく。予算次第では各種問題を軽減できるもっといい製品があるのかもしれない。そこは購入レビューも含めたほかのサイトを参考にしてほしい。

位置およびコントラストや輝度などの変更方法は、取扱説明書を参照してほしい。

PC-9801に各種ボードを取り付けるコツ

PC-9801にSCSIインターフェースボードやサウンドボード(FM音源ボード)を取り付けるのは難しい。ボードの差込口が異常にきついからだ。壊れるのが心配になるくらい力を加えても入らない。

それ以前の段階で挫折することもあり得る。差込口にカバーがあるかもしれない。このネジがまた異常にかたい。その場合は、通販なら1本で送料込みが600円前後のプラスドライバーを使えばよい。「固いネジも外せる」という評判があればメーカーは問わない。


自己流だがボードを取り付けるコツを紹介する。まず、床に座布団やクッションなどを置く。別にタオルなども用意する。座布団にPC-9801を置く。ボードの差込口が上になる。差込口は床と平行にしたいが、FDのレバーのせいでうまくいかない。そこはタオルで調整する。

向きに注意して、垂直にボードを差込口へ挿入する。垂直を維持して、あせらず、すこしずつ力を加えていく。垂直なので自分の体重を利用できる。「パチン」という音とはっきりした手ごたえを感じられるはず。


なぜこれほど異常にきついのか。誰の何のためだったのか。

最近のゲーム機を自力で修理しようとすると、一度はがしたら貼りなおせないシールに邪魔をされる。はがしてもいいのだが、ゲーム機メーカーは以降の修理を受け付けない。メーカーはいちおう理由を説明しているようだが、最大の理由は自社の利益であろう。(これについては、状況が変わるかもしれない。プレステ・Xboxなどで横行する「剥がすと保証は無効」のシールは違法だとFTCが大手企業に警告書を送付 ゲーム機に貼られている「剥がすと保証は無効」シールについて任天堂やソニーが保証を見直し) もっともらしい理由でお金を取るのは、『 manipulation and extortion 』と言っても過言ではない。

それと同じ構造を感じる。あの異常なきつさは、NEC影響下のショップで高い純正品を定価で売るための不当な参入障壁だったと思う。

だから、筆者にPC-9801愛というものはない。すくなくともNEC愛はない。むしろ憎んでいる。以上は時間よりお金が貴重だったころ、安物買いの銭失いをした恨みである。

サウンドボードがおかしい件は解決した

ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)は、起動に失敗した。FM音源が原因のようだ。残念どころではない。どうやらいまいちなマシンをつかんでしまったようだが、いつどこで入手したのかも覚えていない。あきらめて、やれることをやるしかない。

筆者の持っているPC-9801DAのうち1台は、拡張スロットにサウンドボードが挿入されている。DAには最初からサウンドボードに相当する機能が内蔵されているので本来は不要なはずだが、中古で買った時からこうなっている。

なにかの間違いでサウンドボードが付いているのか? 元々の内蔵機能が壊れているのでその代わりなのか? それなりの理由があるのか?

もはや誰にも聞くことができないので、自分でどのゲームが動くか試してみるしかない。

以下のゲームはBGMが鳴らなかった。

  • バーズテイル(無印)
  • AD&Dプール・オブ・レイディアンス
  • ロイヤルブラッド
  • 大航海時代(無印)
  • リーチ・フォー・ザ・スターズ
  • マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)

以下はゲームの起動ができなかった。

以下はおおむね問題ないようだ。もしかしたら微妙な違いがあるかもしれないが、やる気がそがれるということはない。

  • ドラゴンスレイヤー英雄伝説(無印)
  • ブランディシュ(無印)
  • マスター・オブ・モンスターズ2
  • ロードス島戦記(無印)
  • トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち
  • マイト・アンド・マジック3
  • 魔道物語1-2-3

当分は問題ないゲームを優先しようと思ったが、念のためサウンドボードを外してみてどうなるかを試してみることにした。

マスター・オブ・モンスターズ2…問題ない。

ブランディシュ(無印)…問題ない。

バーズテイル(無印)…問題ない!

マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)…問題ない!

サウンドボードが付いていたのは、なにかの間違いだったようだ。こだわらないで、自分のやりたいことへ戻ることにする。

いまいちなマシン

PC-9801DAはもう1台持っているのでそれを使う。フロッピードライブは問題ないようだ。

「トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち」は、FM音源の音が微妙に違う気がする。「リーチ・フォー・ザ・スターズ(RFTS)」はBGMがうまく鳴らなくなった。RFTSは元々BGMがほとんどないゲームなのであきらめてしまえるが、そのうちに残念なゲームが出てくるかもしれない。

マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)は、BGMが鳴らない。これではプレイする気になれない。

ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)は、起動に失敗した。FM音源が原因のようだ。これは別の理由だったようだ。残念どころではない。どうやらいまいちなマシンをつかんでしまったようだが、いつどこで入手したのかも覚えていない。あきらめて、やれることをやるしかない。

外付けFDDの調子がおかしい

外付けフロッピーディスクドライブ(PC-9801)の調子がおかしい。マスター・オブ・モンスターズ2が起動しなくなった。ほかのゲームも起動しない。内蔵FDDからは起動するので外付けFDDの問題だろう。

ただ、MS-DOSのDIRコマンドを使うと普通に認識する。ゲームの起動にはより厳密な環境が必要なのだろうか。

試しにコネクタをすこし押し込んだところ、問題が無くなった。すこし前にマシンの台を動かしたのだが、その時に振動で少し緩んだのだろうか? それともそろそろ寿命なのか? 釈然としないところもあるが、こういうこともあったとメモしておく。

ゲームにはどの機種のPC-9801がいいか?

PC-9801をこれから手に入れようとする人がいるかもしれない。筆者はPC-9801に関しては99%ゲームユーザーなので、正確な知識にもとづく情報は他のサイトにまかせたい。

今のパソコンとは違うことがらも多い。フロッピードライブのアクセスランプが点灯している時に、フロッピーディスクを取り出したり電源を切ったりすればフロッピーディスクは壊れる。かつては言うまでもない当然のことだったが、今後は常識ではないだろう。そのようなことを、もらさずに説明することはできない。PC-9801について初めての人が以下の記事だけで手を出すとやけどをするかもしれない。

そのうえで、筆者の持つ1980年代後半~90年代前半のソフトをターゲットにするという前提で参考意見をメモしておく。以下に挙げたPC-9801実機は筆者が使用したものに限定している。

PC-9801(を含めたレトロパソコン)以外という選択肢もある

昔のゲームは想像あるいは記憶以上に面倒くさく、つらいかもしれない。撤退しやすいように小さい予算から始めるほうが無難だ。

それと、実機と周辺機器の価格は最近のパソコンやゲーム機と単純に比較できない。四半世紀前の骨董品はいつ壊れてもおかしくないからだ。全壊までいかなくてもトラブルは多い。このことは筆者が身をもって体験した。

なので、まずはレトロパソコン実機以外という選択肢から試すことをすすめる。(ただし、筆者は現時点でプロジェクトEGGと Steam で購入したことはない。)

  • プロジェクトEGGを利用すれば、Windowsでプレイできる。タイトルに制限はあるが、ファルコム・システムソフトなどであれば期待できる。
  • 旧光栄作品の一部は Steam で配信されており、Windowsでプレイできる。未配信タイトルでもじっくり待てば期待できるかもしれない。
  • タイトルによっては最近のハードに対応するリメイク版があるかもしれない。
  • 海外ゲームの場合、英語版やフリー版があるかもしれない。信頼性は各自で判断されたい。

PC-9801DA(80386、5インチ、FM音源あり)

  • 処理速度が80286よりも速い。
  • 処理速度が速すぎて、1990年ぐらいまでの古いゲームはできない場合がある。起動ができても安心できない。例えば「三国志2」は君主の選択までは問題ないが、「それではゲームスタートです」という表示でフリーズしてしまう。(私見だが、アクションゲームにはこの問題が起こりにくい。処理速度の考慮がされているからだろう。)
  • V30モードを使えば前項は解決するはず。でも80286よりも遅くなってしまう。

PC-9801DX(80286、5インチ、FM音源あり)

  • 全くできないゲームというのは、たぶんない。
  • 処理速度が80386に比べて劣る。ゲームによっては苦痛。

PC-9801RX(80286、5インチ、FM音源なし)

  • FM音源はないので、効果音のみで音楽はなしというゲームが多い。それ以外はDXと大差ない。
    • オープニングとエンディング程度しか音楽がないゲームなら、ほとんど問題ないだろう。
      • 例:「大戦略2スペシャル」・「SUPER大戦略98(スーパー)」「マスター・オブ・モンスターズ2」・「リーチ・フォー・ザ・スターズ」・「ダンジョンマスター(無印)」・「続ダンジョンマスター・カオスの逆襲」・「ポピュラス」・「パワーモンガー」
    • 意外にも、ほとんどのファルコム作品は何とかなる。たいてい音楽が鳴るはず。FM音源と聞き比べなければ悪くはない。
    • 古い記憶だが、「魔道物語1-2-3」は音楽が鳴ったはず。
  • 音楽の問題はFM音源ボードを取り付ければ解決する。ただし自力で取り付けるためには、素人を排除するトラップをクリアする必要がある

5インチのフロッピーディスクドライブ

かつての筆者の感覚では、ソフトをやや入手しやすい。今はもう3.5インチと大差ないかもしれない。

セーブデータ用の未使用ディスクやクリーナーなどを入手しにくい。

3.5インチのフロッピーディスクドライブ

かつての筆者の感覚では、ソフトをやや入手しにくい。今はもう5インチと大差ないかもしれない。

5インチと比べれば、セーブデータ用の未使用ディスクやクリーナーなどを入手しやすい。

ハードディスクは必要か?

ハードディスクの入手と使用は、本体のそれよりもハードルが高くなる。たとえば電源を切る前にあるキーを押しておかないと、ハードディスクが壊れてしまうこともある。どのキーなのかを調べられないようなら、手を出すべきではない。

PC-9801のハードディスクは四半世紀前の骨董品であり、買って一か月で壊れてもおかしくない。なので、筆者は「変換番長」という代替品を使うようにした。くわしくは「 PC-98 ハードディスク 代替 変換」などで調べてほしい。

ただし、外付けの代替であればSCSIインターフェースボードが必要になる。ボード取り付けの際はFM音源ボードと同様のトラップがある。内蔵の代替であっても、やはり簡単にはいかない。


しかしながら、下記のタイトルはハードディスクがないと苦痛だろう。

  • マイト・アンド・マジック3
  • トンネルズ&トロールズ・カザンの戦士たち(ゲーム自体が厳しいので環境だけでも整えたい。)
  • ソードワールドPC
  • シヴィライゼーション(無印)
  • マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(DOX)(ハードディスク専用版かCD-ROM版になる。フロッピーディスクではプレイできない。)

下記のタイトルはハードディスクのほうがいいが、フロッピーディスクでもなんとかなる。

  • ウィザードリィ・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)
  • {推定}ブランディシュ2
  • マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX) (フロッピーディスク専用版とハードディスク専用版が存在する。)
  • {推定}マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(DOX) (フロッピーディスク専用版とハードディスク専用版が存在する。)

下記のタイトルは大差ない。

  • ドラゴンスレイヤー英雄伝説2

下記のタイトルはフロッピーディスクでのプレイをしていない、もしくは思い出せないので不明。

  • ブランディシュ3
  • 大戦略4
  • 項劉記
  • 卒業(無印)
  • ジョシュア

最近発売のモニタでも、PC-9801に対応している場合がある

無条件ではない。くわしくは別記事を参照してほしい

FM音源の音がおかしい

PC-9801DAはもう1台持っているのでそれを使う。フロッピードライブは問題ないようだ。

「トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち」は、FM音源の音が微妙に違う気がする。「リーチ・フォー・ザ・スターズ(RFTS)」はBGMがうまく鳴らなくなった。RFTSは元々BGMがほとんどないゲームなのであきらめてしまえるが、そのうちに残念なゲームが出てくるかもしれない。

フロッピーディスクドライブの調子がおかしい

フロッピーディスクドライブ(PC-9801)の調子がおかしい。フロッピーディスクを入れると異常に大きい音がしたり、大きい音がしなくなって治ったかと思えばゲームが起動しなかったりする。なんどか試すと動くこともある。今のところは外付けのフロッピードライブを併用したりして、だましだまし使っているが心もとない。

いつかは自分の体も動かなくなっていくのだろう。それに比べればはるかにましなので、出来るうちに出来ることをやるしかない。