ウルティマ1(4)盗賊#1序盤装備

キャラクターはエルフの盗賊。ボーナスポイントは、素早さと体力に割り振る。かつても同じようなキャラクターだったと思う。少なくとも、僧侶と魔術師は使っていない。戦士は試したかもしれない。

筆者は呪文使いよりも戦士系(この分け方の場合、盗賊も含む)を使うことが多い。たいていのゲームで、戦士系のコマンド入力は楽。対して、呪文使いは面倒くさい。


まず、食料を確保しなければならない。食料は町の店で売っているのだが、お金がもったいないのでSコマンドで調達する。近くの町へ向かう。しかし、衛兵が邪魔をしている。この時点で衛兵に攻撃されるのは危険。Sコマンドはやめておく。

近くには城もある。王様に会っておく。「 THE GRAVE ~」に行けという依頼。どこかのダンジョンだろうか。


別の町へ行ってみる。場所は付属の布製地図を見ればわかる。今いる大陸は4つあるうちの一番右側。アナウンスはないが、周囲の地形で判断できるだろう。

初期地点の北に「 PAW 」の町がある。この町にも衛兵はいるのだが、スキがある。食料であれば安全にSコマンドを使える。

ちなみに、「ウルティマ2」にも頭文字Mの安全にSコマンドを使える食べ物屋がある。なので、スキがあるのはゲーム制作者であるロードブリティッシュが意図した仕様だろう。遠慮なく贈り物をもらっておく。もっとも、制作者の意図に反することでも遠慮はしないので、以上は言い訳だ。

いったん見つかると、もうSコマンドは使えない。衛兵も動き出すので、町の外へ逃げる。町へ入り直すとリセットされているので、また同じことを繰り返す。当面の食糧は確保できた。


野外には敵がうろついている。数は多くないが、執拗に追ってくる。勝ちはしたがダメージを受けた。

HP上昇は城の王様に金を渡せばできる。金があれば初期値以上にすることも可能。しかし足りないので、初期値までも回復できない。

HPは、ダンジョンから地上に生還した時も上昇する。ダンジョンでは金も手に入るのだが、危険は大きい。まずは、「 PAW 」で吟遊詩人などから経験値をもらう。しかし、レベルはいっこうに上がらない。期待していた金は全く手に入らなかった。

危険だが、ダンジョンに潜るしかない。波状攻撃を受けて死亡してしまった。


知る限りでは、「ウルティマ」シリーズにバッドエンディングはない。死亡しても復活する。「ウルティマ1」では近くの野外から再開する。しかし、HPも食料も初期値より少ない。金はゼロ。

「 PAW 」で物資を調達する。失うものはないので、武器屋と防具屋でSコマンドを使う。「アックス」と「宇宙服」が手に入った。食料も増やしておく。

ダンジョンに潜る。今度は慎重にいく。敵2体を倒してから地上に出る。HPは30増えた。最初はこまめに増やせばよかったわけだ。

たぶんベストに近い攻略法。開始直後に、そこそこの武器と防具をそろえてダンジョンに潜る。食料は当面気にする必要はない。敵を倒したら、こまめに地上へ戻ってセーブする。金に余裕ができたら装備を充実させる。武器は遠距離攻撃できる「ボウ&アロー」。防具は「リフレクトスーツ」。乗り物は「カート」。


現在の状態。HP:1022、FOOD:1670、EXP:1069、COIN:1066。レベルは2。装備は、「ボウ&アロー」・「リフレクトスーツ」・「カート」。

ここまでに2時間ぐらいかかった。

ウルティマ1(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1988年ポニーキャニオンの日本版。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・16MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。メモリは384KB必要。400ラインモニタが必要。ハードディスクは不要。

手に入れる際は付属品がそろっていることに注意する。説明書と解説書のほかに、地図もある。

昔の記憶では、80386マシンでは動作しなかった。今回試したところ、プレイ可能なレベルで動作はするが、トラブルも発生した。できれば80386は避けたほうがいい。

問題が起こるのは、セーブディスクの読み込み時。20MHzでは、キャラクター作成までしかできなかった。これからゲーム開始というところで動作しない。16MHzであれば高確率で動作した。たまにディスクを認識しないこともあるが、何回か試せば続行できる。特定のキャラクターのセーブデータだけを認識しないこともある。

Windows版(ただし古いOS)でウルティマコレクションというのもある。他のウルティマシリーズとセットになっている。中古であれば手に入るかもしれない。

Origin というサイトでWindowsXP、Vista版が手に入る。価格も安い。ただし英語版。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

ウルティマ1(1)ゲームの紹介と昔の話

「ウルティマ1・ The First Age of Darkness 」をやってみる。オリジナルはアメリカのRPG。アクション性はあまりないすこしあるが、難しくはない。古いゲームだがバランスはとれている。

舞台は一見すると中世風ファンタジー世界だが、SF要素もある。節操に欠けるようだが、コンピューターゲーム勃興期は思い込みの枠がない自由な時代だったのだろう。

ゲームの自由度は高い。その半面、最初はなにをしたらよいか分かりくい。町などで情報を集めて当面の目標を探すことになる。

ウルティマ4と違って徳という概念はない。悪の親玉を倒すというのが最終目標だが、では主人公は善人かというとそうでもない。目的のために手段を選ぶかどうかは自由。町の中で悪事をしても、町を出てから入り直すと全てリセットされる。

このゲームはエンディングまでいっている。攻略本を持っているが、どこまで自力でやったのかはよく覚えていない。

ウィズ6BCF(36)クリア後#4

ある件について記事を書くと予告していた。記事はすでに用意している。しかし事情により、公開時期をかなり遅らせることにした。公開するまでは、理由も明確に説明できない。ただ、不明瞭ではあるだろうが、近日中に可能な範囲で説明したい。


後は、いくつかイベント敵を倒して終わりにする。

フェアリーの女王のいる場所へ行く。会う必要はない。その場でぐるぐると回り続ける。ゴブリン系の敵が多い。これはスリープの呪文などがよく効く。

“ACCURSED ONE” が出てきた。これは攻略本「ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ ハンドブック」(飯島一彦 著/ビー・エヌ・エヌ)に、見ることがなかったと書かれていたレアな敵。筆者も見るのは初めて、かもしれない。昔のことは、もうよく覚えていない。今回一連では初めてなので、レアなのは間違いない。しかし、パーティは強い。1レベルのディスペルで消えてしまった。

目当ての恐竜が出るまで、1時間ぐらいかかった。昔の記憶では、もっとあっさり出てきたはず。かつては運が良かったのか、それとも今回悪かったのか。

恐竜は1グループ1体だが、2グループ出てきた。まず全員隠れる。「ブラインディング・フラッシュ」は効かなかった。「ライフ・スティール」は効いた。恐竜のHPはべらぼうに高く、高レベル「ライフ・スティール」にも数回は耐える。とは言え、倒れるのは時間の問題。アイテムは落とさなかった。粘れば出るかもしれないが、もういい。


川へ行き、カロンを呼ぶ。カロンはNPCでは唯一、何度倒しても復活する。ただし、倒すと機嫌が悪くなる。その前に、取っておいた遺灰を渡しておく。しかし、能力値の上昇はなかったようだ。18を超える上昇はないらしい。

まず全員隠れる。たぶん意図的な仕様だが、最強装備で殴っても反撃を受ける前に倒しきるのは難しい。呪文はまず効かない。はずではあるが、滞留系の呪文の滞留ダメージは死者の殿堂における王と同じく、すこしは効きやすい。これを活用すれば、危険な反撃の前に倒すこともできるだろう。

しかし、パーティは強い。「ブラインディング・フラッシュ」が半々ぐらいの確率で効いた。こうなれば1ラウンドで倒せる。反撃が当たる確率も低い。実際にはクリティカルヒットで倒した。クリティカルヒットは効かない相手だと思っていたのだが、そうではなかった。アイテムは持っていないようだ。


「コズミック・フォージ」の間へ向かう。ここで「ウィザード・アイ」の呪文を使うと、面白いことがわかるだろう。ただし、踏み込む前にセーブしておき、さらにバックアップもしておいたほうがいい。そうでないと、ハマる可能性がある。しかし今回はあえて、バックアップなしに踏み込んでからセーブする。

ここからは戻れない。まず、6連錠を外す。ハマっては困るので、「Ctrl」+「S」を解禁する。バードのレベルは70もあるのだが、それでも手こずった。

奥には強敵がいる。裏ボスと言っていいだろう。まず全員隠れる。しかし、敵は素早い。隠れきる前に “DEATH WISH” をかけられた。幸い、効くことはなかった。

全員で「ライフ・スティール」を唱える。さすがに呪文抵抗力も高いが、それでも半々で効く。1ラウンドで倒せた。強敵だけあって、確定で強力なアイテムを持っている。しかし、もはや使うことはない。

残りの強力なイベント敵に対しては、何回リロードするか見当もつかない。面倒なので回数を数えるのはここまでにする。

本来であれば、勝てたとしても死亡者が出ただろう。今回はレベルを上げ過ぎたかもしれない。


今回は4時間(うち、ある件について2時間)、累計で208時間半、トータルでは234時間かかった。これでゲームクリアとする。

ソーサリアン(12)ゲームを終えて

本作をプレイする際に参考にした情報を以下のリストとして追記する。

  • 昔、初めての時。
    • 自力。
      • ただし、「氷の洞窟」はFLYの薬でクリアした。
  • 昔~記事にした時の間。
    • 「氷の洞窟」は試行錯誤と偶然でFLYの薬を使わずにクリアした
    • 雑誌コンプティークに「氷の洞窟」の謎解き情報があったはず。以後は謎を理解してクリアしている。
    • 攻略本を読んだ。魔法・隠しアイテムなどは参考になった。
    • 不老不死・シナリオ途中でセーブした後の秘密のコマンドなども、コンプティークか攻略本で知ったはず。
    • 他のサイトを見たはず。記憶の限りにおいて、攻略本以上に目新しい攻略情報はもらわなかった。
      • どこかで、「FLYの薬を気に入らない人がいる」ことを知ったように思う。
  • 記事にした時。
    • 自力。
    • ただし、最初に他の攻略サイトが存在することをスニペットで確認したはず。

要約記事を作成した。

数えきれないくらいやったゲームであり、かなり体で覚えていたことが多かった。一方で、初めて見るバグがあったり、バジリスクへの有効な対処法に気づいたりした。ゲームというのは、筆者が思う以上に可能性があるようだ。

「ソーサリアン」は、いつかまたやるかもしれない。ただ、かつて育てたキャラクターでの冒険はもう十分だろう。

また前言を撤回する。今回聞いた音楽はFM音源。しかし、筆者が初めて聞いた音楽はBEEP音。なので、BEEP音のほうが思い入れはある。

そのうちにBEEP音を聞きたくなるかもしれない。あるいは、追加シナリオをやってみたくなるかもしれない。でも、当面は離れることにする。

いいゲームだった。

プリメ(16)追記・プリンセス

思い直した。もう一度、プリンセスを目指してみる。時間をかけたくないので、途中のセーブデータから再開する。6回目のミスコン前・評価942を使ってみる。

6回目のミスコン前の能力値は、体力1198・腕力499・知力544・気品580・根性1719・疲労ゼロ・色気60・モラル855・評価942・経験値3272・戦闘技術196・素早さ157・装甲強度44・攻撃増強度50。能力値は装備による補正を含んでいる。

評価1763では高すぎて、隠しエンディングとなった。評価574では足りずに、名門貴族の妻となった。まずは中間の1150ぐらいを目標にする。さらに毎年収穫祭前後のセーブデータを取っておき、やり直せるようにしておく。

収穫祭ではミスコンに出場する。行動は、ほぼメイドのバイトのみ。疲労は「ぬいぐるみ」か「ティーカップ」を買って回復する。お金は十分足りた。色気を積極的に上げることは、あえてしない。ただ、持っていた「ドレス」×3はもったいないので使った。

ミスコンの結果。6回目と7回目は太陽の神賞(気品)、8回目は太陽の神賞(気品)に加えて、ミス王国となった。運命の前日の評価は1129で、ほぼ目標通り。


プリンセスとなった。王様によると、美しいだけでなく知性・気品・人柄が必要らしい。ただ、メッセージはあまりあてにならないかもしれない。最重要なのが評価であることは間違いない。

ようやくなったプリンセスだが、あまり感慨はなかった。代わりにあることに思い至った。

このゲームは上記疲労対策のコツをつかむまで何度か序盤をやり直してから、一回だけエンディングまでいっている。いきなり隠しエンディングに到達してしまったので、やり方が分かれば難しいゲームではない。

もしかしたら最初のプレイで序盤をやり直さなければ、いきなりプリンセスだったかもしれない。ただその場合は、隠しエンディングを知ることがなかったかもしれない。これでよかったと思うことにする。


今回は1時間半、トータルで37時間かかった。今度こそゲームクリアとする。

ソーサリアン(11)不老長寿の水・ドラゴンと戦う

不老長寿の水

レベル5シナリオ3本目。通算では15本目。複雑怪奇なダンジョンで、面倒な謎が多い。しかし、謎には合理性があるので悪感情はない。最もよく練られたシナリオだと思う。慣れてしまうと、レベル5では一番速くクリアできる。キャラクターの頓死が起こる(全滅はまずない)ので、「あおいたま」などの蘇生手段は複数人が用意しておく。

隠しアイテムは、最奥の水場に「GRADIUS」。MPゼロで最強魔法が使える。ただし、貫通はできない。

ボスは入り口近くにいる。働くのに飽きた不老不死キャラクターの稼ぎに使えるかもしれない。なお、キャラクターの不老不死と、このシナリオで手に入るアイテム「不老長寿の水」は無関係。

ドラゴンと戦う

このモードのドラゴンは、シナリオよりはるかに強い。戦えるようになってすぐ挑むのは危険。初めての時は失敗した。今回はレベル99キャラクターなので、HEALを使えば楽勝。それとも最初失敗したのは、油断したからだろうか。もう思い出せない。


IRENAの経験値も上限に達した。「ソーサリアン」は、いつかまたやるかもしれない。ただ、かつて育てたキャラクターでの冒険はもう十分だろう。

今回は1時間、累計で12時間かかった。これでゲームクリアとする。

ソーサリアン(10)呪われたクィーンマリー号

呪われたクィーンマリー号

レベル5シナリオ2本目。通算では14本目。3人までしか参加できない。一番やりたくないシナリオ。このシナリオがあるので、縛りに余裕を持たせた。

(4)なにも見なくてもクリアすることはできるだろう。ただ、ある1本のシナリオは面倒すぎるので攻略本を見るかもしれない。

面倒くさいこと、この上ない。理由は、数多いイベントを起こす順番が、がちがちの一方通行だから。どういうことか。まず、がちがちでないケースを説明する。例えば6つのイベントをこなす順番が、「(A1、A2、A3)→(B1、B2、B3)」のようなもの。A群の全てを終えないとB群には移れない。しかし、A群およびB群の中での順番は問われない。

それに対して、がちがちとはこういうケース。「A→B→C→D→E→F」。イベントをこなす順番は、一通りしかない。このシナリオはそれだけでなく、さらにひどいことがある。

まず、ましなケースから述べる。例えば、いくつもあるタルを調べると他よりも重いものがある。しかし、タルの中身を取り出すには、対応するアイテムを手に入れてから再訪する必要がある。ここまではよくあることで、まあいい。むしろ、このシナリオではユーザーフレンドリーで助かる。

ユーザーフレンドリーでないのはこういう場合。タルの後ろに隠し扉がある。ところが、ゲームが進行するまではタルを調べても何のメッセージもない。つまり、いちいち全てを回らなければならない。もし、あの場所には何もなかったと思ってしまうと詰まる。

しかも3人シナリオである。4人のキャラクターがクリアするためには、1回では足りない。3人シナリオが好みでないのは、このシナリオのせいだろう。


今回は1時間でクリアできた。思ったほど時間はかからなかった。おぼろげな記憶が助けになったようだ。

もし再び「ソーサリアン」をやるとしたら、ネックになるのはこのシナリオ。しかし、これくらいなら許容範囲である。今度こそ、このシナリオとおさらばするつもりでいたのだが、迷いがでてきた。


今回は1時間、累計で11時間かかった。

ソーサリアン(9)盗賊達の塔

盗賊達の塔

レベル5シナリオ1本目。通算では13本目。レベル5は、どれも時間がかかる。初めてなら、半日かかると思ったほうがいいだろう。

塔では往復をさせられることが多く、面倒くさい。ただ、上下の位置関係ははっきりしている。際限なくさまようことはないだろう。対して地下の位置関係は、上下も左右も分かりにくい。最初は苦労した。しかも、やっとの思いで地上へ戻ると、また地下へ行かされる。うんざりした。

しかし、それも遠い昔の思い出。今回は苦労せずに突破してしまった。かつて苦労した地下を攻略するコツを書きたいのだが、あまり思いつかない。すでに体でコツを覚えてしまったのだと思う。強いて言えば、水場は複数ある、潜れば違いがわかる、ぐらいだろうか。

一番理不尽と思った件について書いておく。2回目に地下へ行く時は、1回目に使ったルートを使えない。イベント進行後に、ベッドで寝ている盗賊の部屋を探す。


シナリオの設定はすこし甘い。メジャーデーモンの話では、以前から塔で活動しており、折よくやって来たカルーンの姫と護衛を引き離したという。ところがその護衛から剣を奪ったのは、メジャーデーモンがすり替わる前の本人である。

シナリオは面倒だが報酬は大きい。「ガラティーン」はMP0で全属性の敵に有効な貫通攻撃魔法を使える。基本シナリオのアイテムでは最強レベル。

文句が多かったが、今はそこそこ好きなシナリオである。慣れてしまうと、それほど時間はかからないからだろう。


今回は1時間、累計で10時間かかった。

レトロゲームの思い出と攻略