RFTS(6)超新星

以下の設定でやってみる。

  • 上級ゲーム
  • ゲームは150ターン
  • 敵は全て中級
  • 超新星
  • 自然災害
  • ゼノフォーブ
  • サルガッソー
  • 秘密勝利条件
  • 勝利条件変更

今回は「ジーナス」星系が母星。2ヘクス離れた位置に1つ、3ヘクス離れた位置に1つ、4ヘクス離れた位置に1つ、5ヘクス離れた位置に3つの星系がある。他星系からの位置は平均ぐらい。

3ヘクス離れたハマル星系に有望な惑星が2つあるので植民する。1つは1級惑星、もう1つは工業力が高く環境は低い惑星だ。高工業・低環境の惑星というのは、生存には過酷だが鉱物資源があるような場所だと思えばいい。

高工業・低環境の惑星は早期に生産力を生み出してくれる。さらに低コストで統治できる。惑星の統治には人口と社会レベルに応じたコストがかかる。社会レベルは環境にほぼ一致する。生存できないほど低い環境ではまずいので最初にすこし改善する必要はある。

1級惑星はそれほど高い工業力を当初は持っていない。環境が高いので統治のコストは高くなる。惑星改造をしやすいので長期的にはコストを上回る高い生産力を生み出すが、そうなるまでには時間がかかる。

メグレズでプレイヤー3と、リゲルでプレイヤー4と接触する。プレイヤー4はそれ以上進出してこなかったが、プレイヤー3はハマルにまで進出してきた。

ハマルの惑星防衛力を強化する。惑星防衛力は航宙艦に比べると低いコストですみ、十分に強化しておけば頼りになる。ほかの惑星へ移動させることはできないので強化が無駄になることもある。でも十分に強化するためには時間がかかるので、敵が来ることがはっきりするまで待つのは危険かもしれない。

防衛と並行して敵との接触を避ける位置で新たに植民し、生産力を高めていく。プレイヤー3は執拗に侵攻してくるが乗り切ることができた。植民惑星が増えて地歩が固まったので、ほぼ勝利できるだろう。

ナス星系に植民したので、近くのポラリス星系が航宙艦の移動範囲に入った。偵察のため航宙艦を送ったが、ポラリスには移動していない。どこかへ消えてしまった。戦闘があった場合は全滅したとしても必ず報告がある。バグかと思いもう一度送ったが同じだった。

銀河マップでポラリスを調べて理由がわかった。ポラリスは超新星化していた。超新星化すると惑星は消滅し、移動した航宙艦も消滅してしまう。自勢力の星系でなかっただけましだと思うしかない。

と思っていたら、ハマル星系に超新星化の警告がでた。植民惑星が2つあり、片方は惑星改造も進んでいる。これは痛い。しかたがないので住民を避難させる。通常は住民の一定割合までしか輸送艦を建造できないが、超新星化の警告がでた惑星ではほとんどの住民を輸送艦に乗せることができる。

超新星化は自勢力ではないがほかの星系でも起きてきた。全ての惑星がなくなる前にはゲームが終わると思うが、暗澹とした気分になる。

別の植民星系のチューバンが超新星化した。ゲーム自体は優勢に進んでいるのだが嫌になってくる。131ターンで圧倒的勝利したので、継続せずに終わることにした。

ほかのオプションルールを説明しておく。自然災害が起きた惑星は、工業・人口・環境などが下がる。ゼノフォーブ襲来星系では、前ターンに残しておいた生産力を使えなくなる。航宙艦がサルガッソー地帯を通過しようとすると追加の時間がかかる。秘密勝利条件にすると、自勢力の分も含めて現在のVPを知ることができない。勝利条件変更は4種類のVPのどれを重視するかしないかを決めることができる。

オプションルールの好みは人によって違うだろうが、インパクトは超新星が突き抜けている。築いてきたものが失われるかもしれない不安と、存在できる場所が減っていく絶望は他では味わえない。このルールはもう使わないだろうが、ひとつの経験をした。

今回は6時間半、累計で27時間半かかった。