次は「アーキペラゴ」を選ぶ。
敵の召喚レベルは2~4、こちらの召喚レベルは2。このマップは水場が多く、ところどころ深い海(海洋ヘクス)で分断されている。今まで主役だった陸上ユニットは深い海に進入できないので、新たな戦力がいる。
ここではCデーモン・Nサーペント・Cオクトパスを召喚できる。マスターがCネクロマンサーなので、Cデーモン4体・Cオクトパス4体を召喚する。もっとユニットがほしいが、上限数に達してしまった。なお、Lウォーロックの場合はこのマップより先に「ロストワールド」へ進んだほうがいいだろう。
このマップは敵マスターの位置が決まっていないのが救いだ。初期位置が有利になるまで粘る。3国が深い海で分断されていないことと、自国が敵にはさまれていないことの2つが最低条件だ。
自マスターの初期位置はマップ中央からやや北西にした。青国は中央から北東の森林と山岳のある島、黄国は中央から東の小島にある。3国の間には浅い海(河川ヘクス)があるので、今まで育てた陸上ユニットも使える。このマップの塔は多くないので召喚は慎重に行う。さもないと支配力不足に悩まされる。
今回の位置取りはいまいちだった。敵2国はある程度衝突してくれるのだが、間に割り込まないと片方を倒すことができない。各地に散らばった塔を守るためにユニットを派遣すると、主戦場が力不足になる。主戦場にユニットを集中すると、各地の塔が手薄になって守り切れない。
最初に戻ってマスターの配置からやり直したが、なかなかうまくいかない。妥協して、いまいちな位置取りのセーブデータへ戻ることにした。ほかになにか手はないかと考えて、アイテムを使うという手段を思い出す。このシナリオではセーブ・ロードを繰り返してまで集めてはいなかったのだが、気がつくと結構たまってきている。
アイテムは弱点を補うように使うのが一つのセオリーだ。
オクトパス1体にシルバーソードを与える。オクトパスは攻撃回数が多い代わりに一撃のダメージは小さい。シルバーソードは一撃のダメージを増やすので、大きな強化になる。次々と敵をなぎ倒しレベルもすぐに上がった。
黄国マスターをあっさり倒し、青国を包囲する。ロックのすり抜けに注意すれば、後は難しくない。
このマップに隠し塔はなかった。
今回は13時間、シナリオ累計で47時間、総累計で127時間半かかった。