英雄伝説2(5)第1章クリア

ゲーム進行のヒントを書いておく。

  • 各町を歩き回って人の話を聞く。アイテムが手に入ったり、先へ進むためのヒントが聞ける。
  • 金はだいじだが、がんばって節約してもあまり意味がない。
  • 選ぶ呪文に迷うなら、レス中心でいい。
  • きつい相手でなければ、オート戦闘でいい。

序章ではヨシュアの鏡を売っている道具屋があった。買おうと思って探したが、見つからない。売っていたのはつぶれた町だったのだろう。意地悪だ。

お仕着せの印象は序章より強くなった。無印では今手に入る最高の装備を買うのを我慢して、もう一段高い装備を我慢のぶんだけ早めに手に入れるというやり方も有効だった。今作ではそれはしない、というよりもできない。がちがちに作ってあるので、選択の余地がない。

無印のオート戦闘は同じ種類の敵2つのうち、HPの低いほうへ銀の杖を使ったりすることもあった。無印の銀の杖というのは、HPに関係なく一撃で敵を倒す可能性のある武器だ。同じ種類の敵ならHPの高いほうへ使うのが当然だが、その程度すらおぼつかなかったのでレベル差がないとオート戦闘は使いづらかった。

それに比べると本作のオート戦闘はかしこい。レベル上げに費やす時間は多いので楽になったが、退屈にもなった。

全体的にプレイヤーが主体的に取り組む要素が減っている。やはりこのゲームはなにかを間違えてしまったと思う。

アイテム集めの要素はなくなった。敵は例外ひとつを除き、店で買えるようなアイテムしか落とさない。無印にはいろいろなドロップアイテムがあり、それが魅力だった。本作にも期待していたのだが失望した。登場するアイテムを募集するという企画が、コンプティーク誌上でもあったはずだ。なぜこうなってしまったのか。

ひとつある例外は、たいしたことのない武器だ。店で売っていないドロップアイテムがあることの、アリバイ作りだろう。こうしておけば、表面上は登場アイテム募集の約束を破ってはいない。ますます気に入らない。

ドロップアイテムについて訂正する。「炎のやり」だが第1章では十分役に立つ。「たいしたことのない武器」ではなかった。ただし「アリバイ作り」であることには変わりはない。

なお、店で売っていないドロップアイテムと言えばそうではあるが、倒したボス敵が確定で落とすアイテムはここでの話に含めない。たとえ含めたとしても、アイテムの種類は激減している。筆者の失望に変わりはない。

1章最後のボスは強いが逃げることはできる。きついなら逃げて鍛え直して再戦する。レスの呪文で回復しないこともあるので、粘ればいつかは倒せる。第1章をレベル14でクリアした。

今回は6時間、累計で8時間かかった。