英雄伝説2(7)第2章クリア

同じ敵と戦って手に入る経験値はキャラクターのレベルが上がるにつれて低くなり、最後はゼロとなる。なので戦闘難易度はバランスがとれている。

前作のシステム(章ごとのレベル上限なし)のままだと、迷路で迷って手こずったほうが経験値を稼げて楽になる。それを防ぐために、章ごとのレベル上限を設けたのかもしれない。作ってしまった迷路のほうをなんとかするという発想はできなかったのだろう。しかし、迷路が苦手な人には踏んだり蹴ったりの仕様だ。

今回の筆者は地下世界の迷路を、ゲーム制作者の想定より早く抜けてしまったらしい。それでレベルが足りないのだろう。

それに比べれば筆者の苦労はたいしたことではない。このゲームのオート戦闘は優秀だ。スペースキーの上に消しゴムを乗せ、その上に文鎮などを置いておけばよい。呪文はレス・レジナ・リーフを用意しておく。

文鎮によるオート戦闘には、ひとつだけ注意がいる。アイテムを持ちきれなくなった時に、二度と手に入らないアイテムを捨ててしまうかもしれない。そうなった時の動作を確認はしていないが、念を入れるに越したことはない。問題のないことをときどき確認しておく。

レベルは20になった。時間も惜しいがまだ不安だ。ここで密造酒を集めることを思いついた。戦闘中に密造酒を使うと、気絶したキャラクターがフルのHPまで回復する。2章のラスボス対策に有用なアイテムだが、たぶん意図して説明書に効果は書いていない。しかも複数集めようとすると邪魔をされる。この邪魔はルディアの城の武器庫を利用すれば回避できる。

どちらも意地悪な仕様だと思う。このゲームをするなら、いくつ意地悪があるか探してみるぐらいの心構えがいるようだ。

もっともレベル20あれば密造酒一本でも倒せる。試しに挑んだところなんとか倒せた。フラムの呪文も有効だ。ほかにも有効な手段があるかもしれない。

今回は1時間半、累計で16時間半かかった。(文鎮によるオート戦闘の時間は半分に割り引いている。)