2018年10月29日の国会首相答弁について

最近国会での首相答弁についてコメントする。答弁内容は、読売新聞10月30日(火)朝刊を参考にした。

憲法改正

自衛隊の明文化について、報道されている自民党案のままであれば賛成できない。改正したいのであれば、賛成できるように修正してほしい。

9条改正絶対反対ではない。一方で、押しつけ9条の改正を悲願とするわけでもない。国民の大半もそのはずだ。たしかに民主主義においては、少数意見も尊重されなければいけない。しかし、多数派が判断に迷う選択肢しか示されないのも奇怪なことである。

もっとも、賛成できるように修正してほしいという反応は想定済みだろう。ハイボールテクニックに惑わされないように、あらかじめ賛成できる条件を考えておく

沖縄の基地負担軽減

地元の理解を得る努力を続けながら

努力が足りない。

普天間基地の名護市辺野古への移設には賛成する。だからといって強引に進めるべきではない。法律上問題ないというのは、法律を盾にするということである。まずは感情的な対立を解消する努力をしてほしい。

外国人材受け入れ

いわゆる移民政策を採ることは考えていない。

筆者は本格的な移民政策であっても賛成する。したがって、外国人労働者受け入れ拡大についても賛成する。しかし、やり方が気に入らない。

今回の政策は、試験的・限定的ではあるが移民政策であろう。それを認めないのはなぜか。政府には副作用の負担をまぬがれたい、調整すらしたくないという意図を感じてしまう


余裕があれば、別途くわしい記事を書きたい。