シムシティ(7)デトロイト1972犯罪

1972年、アメリカのデトロイト市民は犯罪の増加と工業の衰退に悩まされている。(「ベルン 交通渋滞」で検索すると、シムシティのページが検索上位にくる。しかし「デトロイト 犯罪」の場合、シムシティのページではない。つまり、実際に犯罪都市として知られている。) 犯罪を減らすのがテーマとなる。説明書によると、難易度はやや難しい。

警察を増やせば犯罪は減る。しかしそれには金がかかるので、単純にはいかない。まずは交通網を整理して、予算を筋肉質にする。前回ベルン以上に余分な道路が多くて面倒くさい。

都市の発展にも力を入れる。予算の都合で全てはできないが、できるだけのことをしないといけない。都市が発展しないと、増やした警察を維持する予算を確保できなくなる。最初から一気に警察を増やすと耐えられないかもしれない。一回やり直した。

二回目は災害も少なく、そこそこ順調に進んだ。それでも予算はぎりぎりなので消防予算だけを半分にした。このシナリオで警察予算を減らすわけにはいかない。ところが終了2年ほど前に地震が起こってしまった。消防署がないと火災はいつまで経っても鎮火しない。おかしいと思うが文句を言ってもどうにもならない。失敗してしまった。


かなりの時間がふいになった。それは仕方ないとしても困ったことがある。シナリオモードをクリアするにはセーブができないので、一度にまとまった時間をかける必要がある。少しずつ進めることができないのは、きつい。

攻略本に頼ってみたが、目新しい情報はなかった。方向性はおおむね問題ないようだ。運が悪かっただけだろうか。それとも、取り組みがまだ不十分だったのだろうか。


三回目の挑戦でクリアすることができた。二回目との主な違いを掲げておく。

  • 余分な道路をより徹底して減らした。
  • 渋滞している道路から鉄道への置き換えを、より積極的に行った。渋滞していると成長の妨げになる。けちらないほうが元を取れる。警察署の新設を含めて、資金5千ぐらいまでは使ってしまっていい。黒字予算が安定したらさらに使っていいが、災害があるので使い切るのは危険。
  • マップ南岸の鉄道沿いに新興住宅地を新設したが、過密にならないように互いに距離をおいた。二回目の際は集中させてしまい治安が悪くなった。
  • 大きな災害はなかった。洪水が起きた時はあせったが、無関係な数マスだけで済んだ。

クリアすることはできたが、一度にまとまった時間をかける必要があるのは変わらない。毎日やるわけにもいかないので、また他のゲームと並行するかもしれない。


今回は9時間半、累計で17時間半かかった。