ソーサリアン(6)失われたタリスマン・ロマンシア・氷の洞窟

失われたタリスマン

レベル2シナリオ1本目。通算では4本目。地下の音楽は好み。シナリオの出来はいいほうだと思うが、リーアの説明に無理を感じる。話からするとリーアはそこらじゅうを探索しているはずだが、出会うのはいつも同じ場所。瞬間移動でもできるのだろうか。

「YOUNG」の終わりの頃からだろうか、リーアのおじに感情移入するようになってきた。タリスマンを捨てるのはもったいない。「おもいとどまるんだ」というのは、その通りだと思う。歳をとり人生に残された可能性がはっきりしてくると、そう思うのかもしれない。

ロマンシア

レベル2シナリオ2本目。通算では5本目。3人までしか参加できない。あまり好きではない。理由の一つは、ザコの一部は倒しても経験値が入らないから。なぜ経験値が入らないかは、説明書を読めば見当がつく。「ソーサリアン」の説明書は厚く、内容もよくできている。

このシナリオはボスを倒さなければならない。倒すにはコツがいる。まず、ボスの部屋の入り口付近まで戻る。その場でジャンプしてキャラクター3人の位置をそろえる。前後には動かず、ひたすら斬りつける。敵が離れたら斬るのをやめて、HPを回復させる。斬る時は、ジャンプしながらのほうがいいかもしれない。何度やってもうまく斬れないなら、位置を前後に調整する。

このボスを瞬殺することはできないので、あせらない。有効な魔法を使えば別だが、普通はこの時点で持っていないだろう。

クリア後は、二人の王にそれぞれ会っておく。なぜかセリナ姫はいなくなってしまうようだ。

攻略の役には立たないことだが、ファルコムマンの飛ぶ速度はパーティーが走る速度と同じことを発見した。

氷の洞窟

レベル2シナリオ3本目。通算では6本目。今回気づいたが、英単語を知らないと解きづらい謎がある。もっとも総当たりすれば解けるだろう。別の謎に比べればたいしたことはない。

実際に謎が解けず、延々とさまようこともあった。

最初の入り口を入ったエリアには、高い位置になにかがありそうだとわかる。しかし高い位置へ行くためには、ある謎を解かなければならない。昔、最初の頃は見つけたヒントを理解できず、普通にクリアすることができなかった。では、どうしたか。FLYの薬でクリアした。なので、筆者はFLYを嫌いではない。もっともこの場面以外で使ったのは、あるとしても隠しアイテム探しだけだと思う。

クリアはできたものの、普通のクリアでないことはわかっている。あきらめきれずに延々と試行錯誤した。突然、効果音とともに見知らぬ部屋に移動し驚いたのを覚えている。この謎を偶然解く確率は、3の6乗分の一=729分の一=0.14%弱。しかもこの謎を解くスイッチは、それとわかるスイッチではない。なにかありそうだというエリアではあるが、ただうろついていただけ。よく解けたものだ。昔はスタミナと時間があったのだろう。

わかってしまうと、このシナリオが好きになった。音楽もいい。時間もかからない。隠しアイテムには、「しんちゅうのよろい」がある。


今回は1時間半、累計で4時間半かかった。