ソードダンサー(6)対戦モード・練習

初心者にとっての問題点

最初の2回は苦戦しなかった。ところが、適当ではなく考えながら操作し始めたところ、ゲームオーバーするようになった。しかも、なにが問題なのかよくわからない。

前回書いていなかったが、なにが問題なのか分かってはきている。本作の移動時は、ほぼ2D画面。戦闘時は、横スクロール画面。操作法は違う。戦闘時の操作は、実際に敵と戦う状況でないとできない。安全に練習する機会が与えられない。実際の戦闘を、ぶっつけ本番でこなすしかない。

これは苦しい。例えばヒエンの場合、特定の操作で「手裏剣」を投げることができる。どのキーを押せばいいのかは、説明書に書いてある。しかし初心者にとっては、敵が迫る状況で正確に技を出すのは難しい。

この問題を解決するのに「対戦モード」が役立つかもしれない。と思いついたのだが、なぜか動作しなかった。

モンスターアタックモード

「モンスターアタックモード」を試してみる。遭遇済みのモンスターと戦闘できるモード。本編のセーブデータには影響しない。特定のモンスターを攻略する際の手助けになるだろう。

しかし、今の問題の解決にはならない。勝てないわけではないので、勝ってもEXPとGPが入らないのはもったいない。

「モンスターアタックモード」では、モンスターの正式名称を知ることができる。「スライム」と「サソリ」は、そのままの名前だった。新たに登場した敵は「岩男」だとわかった。

対戦モード

説明書には書いていないが、「モンスターアタックモード」では2番目のドライブにディスクを入れろとメッセージがある。「対戦モード」では、なんのメッセージもなく動作しないだけ。

試しに2番目のドライブに「ディスクC」を入れてみたところ、動作した。よかった。しかし、これはバグだろう。一枚ものの紙「マニュアル追補」に追加説明があった。

「対戦モード」では、二人での対戦プレイが可能。1P対2P。ここでは2Pだけを操作する。1Pにはサンドバッグになってもらう。「モンスターアタックモード」と同じく、どちらが勝っても本編のセーブデータには影響しない。

2P(1Pも)への割り当てキーは、一部通常と異なる。それでも十分役に立つ。あせらずに練習できるのは大きい。

今までよくわからなかったのだが、キャラクターと敵が重なっても即ダメージになるわけではない。技を出さないと相手へのダメージにはならない。これは敵も同じ。

ヒエンの「燕月斬」は難しい。安全な状態でも、なかなか出せない。「手裏剣」は、だいたい出せるようになった。

テッタも試してみる。「テッタダイナミック」は出しやすく、威力もある。ただ、そのぶんスキはあるようだ。

冒頭の「初心者にとっての問題点」は、「対戦モード」で解決できた。心ゆくまで安全に練習できる。

実戦

本編に戻る。以前とはだいぶ違う。敵を前にすると「手裏剣」を出せないことも多いが、『明かりは見えてきた』。


今回は1時間、累計で4時間半かかった。