ソードダンサー(18)氷の洞窟・プレート5

氷の洞窟・プレート4→5

ここでは他の攻略情報を頼った。名前を知らない人たちに感謝したい。本来であればリンクを張るのが好ましいが、サイト名だけを示す。理由は警告を読まずに、不用意に飛んでほしくないため。

警告。以下のサイトには成人向けのきつい広告が、ごろごろ表示される。クッキーを削除した状態でもそうなる。また、広告に比べればたいしたことはないが、ロッカールームの会話も含まれる。それを承知のうえで「ソードダンサー他昔のTGLについて語るスレ」を検索すれば、たどり着けるだろう。

自力クリアをあきらめた原因の一つは、ささいだが重大なミスをしたこと。しかし、より大きな原因は、自分にミスがあり得ることを認識できなかったことだと思う。


ここは「氷の洞窟・プレート2→3」の発展版。先への道をふさぐ格子戸。格子戸から左下にある、離れた位置の床スイッチを作動させることで開く。すぐ閉じてしまうので通れないのも同じ。床スイッチは4つに増えた。

氷岩は5つ。押すと障害物にぶつかるまで、すべり続ける。これを床スイッチまで動かせばいいのだろう。ところが、右側の壁に接する二つは床スイッチまで動かすことはできない。右側の壁に接しているので、右から押して左に押すのは不可能。可能性のあるのは残り三つ。

マップを描いてじっくり考えてみる。ここでミスをした。格子戸の前の空間の目測を間違えてしまった。マップを示す。なお、格子戸は全部で4つあるはずだが、省略する。

  • □:キャラクターを動かせる空間
  • ■:壁
  • W:ワープポイント。このエリアへの出入り口。
  • 氷:動かせる氷岩。押すと障害物にぶつかるまで、すべり続ける。斜め方向に押すことはできない。壁に接していると、壁の方向からは押せない。
  • 戸:格子戸。対応する床スイッチで開く。
  • S:床スイッチ。乗っている間だけ、対応する格子戸が開く。キャラクターだけでなく、氷岩にも反応する。
  • X:「キャラクターを動かせる空間」なのだが、筆者は壁であると認識してしまった。
  • Y:隠し床スイッチ。乗っている間だけ、対応する格子戸が開く。キャラクターにだけ反応。氷岩には反応しない。

■戸■■■■■■■■■■
■■戸■Y■■■■□□■■
■■戸■□■□□□□□□■
■□□□□■□□■氷□氷■
■□X□□□□□■□□□■
■□■□氷□□□□□□■■
■S■■□□□氷□□□□■
■S■■■□□□□□□氷■
■S■■■□□□□□□□■
■S■■■■■W■■■■■
■■■■■■■□■■■■■

「X」が壁であるならば、どうやっても氷岩を床スイッチに持ってくることはできない。ならば別の解決法があるのだろう、と考え始めてしまった。ささいなミスでも結果は大きい。よくあることではある。

なぜ間違えてしまったのか。本作の移動時は2D画面風、ではあるが2Dとは違う。このことを失念してしまっていた。

まずは村を周る。移動時には、ほぼ2D画面。「ほぼ」というのは、傾きがあるから。建物などの表側は見えるが、裏側は見えない。裏側に隠れてしまった人物などを透過表示することはできる。

もう一つ理由がある。マップに「Y」で示した、隠し床スイッチにとらわれてしまった。これは無視していい。何の意味があったのだろうか。陽動だとしたら、見事に引っ掛かったわけだ。

考えた別の解決法1。氷岩は上に乗れる。5つの氷岩の上を飛び移る。途中で床には降りない。これは一部氷岩を動かせば可能。最後にYに着地する。そうすれば何かが起こるはず。だめだった。

考えた別の解決法2。氷岩の数は5つ。今欲しいのは「5のプレート」。ここまでに手に入れたプレートは、サイコロ風に数をあらわしていたはず。氷岩を「サイコロの5」の位置に置いてみる。普通に置くのは無理。氷岩を途中で止めればいいかもしれない。押した氷岩の向こう側にダッシュジャンプする。押しつぶされて死んでしまった。

ここまで本作には、いくつか謎やパズルが登場している。ただ、全くのノーヒントはなかった。であるならば、以上二つの解決法は考えすぎ。なにか盲点があるのかもしれない。そこまでは思えたのだが、具体的な気づきにまでは至らなかった。

自力クリアをあきらめて、上記サイトを読んでみる。氷岩を床スイッチに動かせばいいらしい。そんなはずはない。しかし、そのように書いてある。見直してみる。筆者が間違えていただけだった。

氷岩は5つ。押すと障害物にぶつかるまで、すべり続ける。これを床スイッチまで動かせばいいのだろう。ところが、右側の壁に接する二つは床スイッチまで動かすことはできない。右側の壁に接しているので、右から押して左に押すのは不可能。可能性のあるのは残り三つ。

最初の認識に戻る。ここからが本来のパズル。右二つの氷岩は、床スイッチまで動かせない。代わりに、別の氷岩を止めるための壁として使う。残り三つのうち一つも、やはり壁として使う。二つは床スイッチまで動かせる。四つ同時に作動しなくても、一瞬ずつ開く。床スイッチに二つ目を滑らせた直後に、ダッシュジャンプすれば通れる。

本来のパズルに戻ってからは難しくなかった。余計な苦労をした。人間は自分の間違いには、なかなか気づけない。ひどい場合は、この認識を持つことすらできない。そうではあるのだが、自力クリアを逃したのはもったいなかった。

格子戸の先にはキーアイテム。プレートではないが、別の場所で使うと「5のプレート」が手に入る。

氷の洞窟・グリフォン

ボス登場。強さはいまいち。ノーダメージは難しいが、苦労はしないだろう。

まず端に後退して防御(ガード)。スキを見て、2回切る。敵は後退する。また防御する。後は繰り返し。

溶岩洞窟

メインステージとしては最終のようだの一つの二つ手前。すこし進むと店がある。それまでに何回かランダム敵がわいて出た。強い。グリフォンのほうが、はるかに楽。勝つことはできるのだが、けっこうダメージを食らう。

店の直前で連戦となった。もうすぐだと思って体力回復のアイテムをけちり、危うくゲームオーバーするところだった。店も含めて人物に話しかける時は、相手にぶつかればいい。ここまでは、ごく一般的。ただ本作では、ぶつかった直後に会話が始まらない。ぶつかってから、さらにぶつかり続けると会話が始まる。このわずかの時間に敵がわいて出た。今まではいらいらするだけだったが、ここでは命を落としかねない。

この状態で探索するのは危険。もうレベル上限に達しているので、ゲームオーバー覚悟で突っ込むのも手。稼いだ経験値を失くすことはない。しかしまずは、ヒエン以外の3人の操作法を習得したい。そうすれば、より長く探索できるはず。


今回は3時間半、累計で25時間半かかった。