太閤立志伝(1)ゲームの紹介と昔の話

「太閤立志伝」(無印)をやってみる。この記事のカテゴリーは「SLG」としたが、正確には「リコエイションゲーム」といってRPGとSLGを融合したもの。前半はRPG要素が強く、後半はSLG要素が強い。アクション性はほぼない。

舞台は日本の戦国時代。プレイヤーの立場は木下藤吉郎(羽柴秀吉)。最初の身分は足軽頭。織田家の評定では末席にいる。地味な仕事から始めて実績を積み、能力を鍛えていく。

認められるにつれ出世する。出世すると収入と合戦時に率いることのできる人数が増えていき、より活躍しやすくなる。

難易度は難しくない。厳しい展開を選択することも可能だが、それでもなんとかなってしまう。ただ、頓死はよくあること。ある程度のセーブは必要となる。

本作は自由度が高い。ゲームクリアのためには出世が必要だが、ペースは手探りでだいじょうぶ。その気になれば信長の命令を無視してしまうこともできる。最後は、全ての城を落とすまでやってもいいし、そこまでしなくてもいい。

このゲームは何回かクリアしている。いろいろな楽しみ方ができるのだが、何度もやっていると慣れた攻略法を繰り返してしまい、同じパターンの展開になりがちだった。

バリエーションを持たすためにセーブデータの修正をしたこともある。覚えていることを書いておく。

  • 桶狭間の戦いで織田軍が負けても、今川家は氏真が継ぎ、家康は独立する。義元がどうなったかは失念。
  • 勢力を伸ばす大名と滅んでしまう大名は、ほぼ決まっている。初期設定を少し変えた程度ではひっくり返らない。大名ごとに性格が決まっていることが原因かもしれない。
  • 藤吉郎は城主に出世した時に秀吉へ改名し、肖像グラフィックも変わる。このことが理由だと思うが、セーブデータの中に人物名と肖像に対応する数値が記録されている。なぜか、藤吉郎(秀吉)だけでなく全ての人物(武将に限らない)がそうなっている。そのため、誰かの肖像を別人と差し替えることが、比較的容易にできてしまう。以下は未確認。たぶん、名前を変えることもできるだろう。ただし、イベント時のセリフの名前までは変わらないかもしれない。