キャラクター設定 #2
本作の序盤は親切。求めればいくつもヒントがある。まず、説明書をよく読む。ゲームを起動したら、「織田家家法を聞く」。
次はキャラクター設定。「能吏型」を選ぶのは変わらず。タイプは能力値の初期値と最初から持っている技能に関係する。
- 能力値の上限は100。技能はゼロ~3。
- 外交力46
- 内政力85
- 魅力83(ボーナス値を割り振った)
- 統率力90(ボーナス値を割り振った)
- 武力60(ボーナス値を割り振った)
- 野心37
- 築城技能1
- 芸術技能1
- 鉄砲・騎馬・弁舌・調略・茶道の各技能はゼロ
桶狭間の戦い
いきなり緊急の評定。実は、この評定に応じなくてもペナルティはない。しばらく放っておくと織田軍が出発。この時、信長と藤吉郎の会話がある。別に怒られるわけではないが、せっかくの出陣機会を逃してしまうので損。評定に出ない手はない。普通は見ないだろうメッセージを見たいだけなら、開始直後にセーブしておくといいだろう。
野戦に入るまでは自動的に進む。藤吉郎の身分は足軽頭。率いる兵数は少なく、たいした活躍はできない。それでも経験を積むことはできるので、可能な限り積極的に行動する。運が良ければ、戦術レベル2に上がることもある。
藤吉郎隊の右上にいる敵が今川義元隊。義元の首をとれば出世間違いなし。しかし、セーブデータの修正などをしない限り無理。なので、右下にいる別の今川軍へ向かう。安全を期すなら、1ターン目は「鼓舞」で士気を回復するのがいいだろう。
義元が討たれると今川軍は毎ターン士気が低下していく。そこを可能な限り追撃したい。敵が逃げ始めて追いつけなくなったら、「威嚇」をする。この戦に影響しなくとも、経験を積めるはず。本作の半分はRPG。経験は重要だ。
序盤
城に着くと前田利家からアドバイスがある。家でねねと話した時もアドバイスをもらえる。他の織田家の武将もアドバイスをくれることがある。
他家の武将に話しかけるのは危険。アドバイスをくれることもある一方で、いきなり斬り殺されることもある。本作に慣れていないのであれば、当面はやめておいたほうがいいだろう。
次の評定までには間がある。まず「機能」-「情報切替」をして、画面右下には藤吉郎(秀吉)のステータスを表示するようにする。もし道に迷ったときは、日本地図を表示するといい。
稲葉山の町は後回しでいい。当面は武力のアップを重視する。織田家の武将から剣術を習うには、清州城などで「師事」-「剣術」とする。
剣術では、藤吉郎より高い武力の持ち主に個人戦闘を挑む。大きく勝てば大きくアップ(ただし、相手の武力を超えることはない)。いい勝負に持ち込めば、1だけアップ。それ以外では効果なし。望ましい相手の条件は三つ。
- 武力が藤吉郎より、すこしだけ高い。
- 高すぎると、一方的に負けてしまう。
- 戦術レベルが低い。
- 個人戦闘の有利不利には、武力だけでなく戦術レベルも影響する。
- 身分があまり高くない。
- 身分差が大きいと、相手をしてくれないことがある。
ねねが教えてくれるのは、上記1と3に見合う武将。うまくいかない場合は、すこし武力は高いが戦術レベルは低い武将を試してみる。武力60の場合、簗田広正がいいだろう。運もあるので粘り強く取り組む。
剣術の勝負はあくまでも練習。死んでしまうことはない。ただ、無傷というわけでもない。剣術で受けたダメージの半分が、実際のダメージとして残る。この仕様は有利。体力が低いと攻撃を当てにくくなる、かつ藤吉郎の体力は回復させやすいからだ。相手の体力だけが低下した状態をねらえば、勝てる可能性は高まる。ただし、95を下回ると断られてしまう。そうなったら、しばらく待つ。
簗田広正の次は池田恒興がいい。70まで上げられる。序盤は、ここまででいいだろう。
評定
原則として毎月初めに評定がある。可能な限り前月末までに清州城へ戻っておく。1日に間に合わなくても信長は怒らない。しかし、有利な展開を逃してしまうかもしれない。後で説明する。
開始時の藤吉郎は織田家評定の末席。必ず「兵糧売却」を命じられる。まず北にある稲葉山の町へ行く。米屋の言い値では売らない。店から追い出されても、三日三晩粘るつもりで何度も交渉する。三回、最低でも二回は値上げできるはず。
本作に慣れていないなら、いったん清州城に戻って信長に報告しておく。セーブもしておいたほうがいいだろう。
騎馬技能
稲葉山の町には馬屋がある。馬屋でアルバイトをすると、たまに騎馬技能が上昇する。騎馬技能を上げる手段は他にもあるが面倒。折を見て最大限まで上げておきたい。
アルバイトは体力を消耗する。近くの宿屋で回復すれば効率がいい。アルバイトは「兵糧売却」と並行してもいいのだが、主命達成の期限には注意すること。
戦術レベル
序盤・足軽頭の時点でここまで進める必要はないが、説明しておく。
70を超えて武力を上げるのは難しくなる。織田家中に70超の武将がいないわけではない。しかし当面は、戦術レベルか身分が高すぎるだろう。浪人のほうが有望だが、やはり戦術レベルが高い。この状況を打破するため、実戦で藤吉郎の戦術レベルを上げる。当然危険なので、事前にセーブしておく。
実戦では命を失うほかに、もう一つリスクがある。こちらから戦闘を挑んで逃がした場合は、告げ口されるかもしれない。この告げ口リスクをゼロにする、うまい方法がある。相手のほうから仕掛けさせればいい。
初期弁舌技能はゼロ。実はゼロのほうが有利。ゼロだとトラブルが起きやすくなる。これを逆手に取る攻略法がある。
他家の武将に野外で話しかけると、条件次第では藤吉郎をスパイとみなして斬りかかってくる。もちろん、自分よりも弱い相手をねらう。条件は下記のとおり。
- 藤吉郎の弁舌技能が低い。
- 織田家とは悪い関係にある大名の武将。
- 藤吉郎よりも武力が低い。
- 戦術レベルが高くない。
三好家の高山友照あたりがちょうどいい。返り討ちにするのは損。こちらにダメージを与えない程度まで体力を減らしたら、防御に徹して生かしておく。そのほうがおいしい。
しばらくの間、彼らはけんかしたことを覚えている。藤吉郎を付け狙ってくればしめたもの。前回話しかけた時は、彼らは主命の途中だったはず。なので、戦闘後は立ち去っただろう。対して、今回は藤吉郎を斬るのが目的。重傷を負わない限り、延々と戦闘を仕掛けてくる。この方法で、かなりの戦術レベルを稼ぐことができる。彼らの戦術レベルも上がるだろうが、たいした脅威ではない。
物頭に出世した。まだ足軽頭と大差はない。
今回は2時間、累計で6時間半かかった。