レジオナルパワー(16)追加sc7・ミュラー連邦の危機

追加シナリオ7。手をつけていない残りの7・8・9はキャンペーンシナリオ。謀略めいた事件発生を口実に、巨大な帝国が攻撃を仕掛けてきた。

自勢力・ミュラー連邦・青の本拠は左下。右上には飛び地が2星系ある。飛び地のさらに右上は帝国・緑。マップ上の緑はあくまでも帝国の一部。それなりに強力ではあるが、圧倒的というわけではない。右下には赤。自勢力とは不可侵条約を結んでいる。

敵への進攻ルートはほぼ決まっている。自勢力青は敵緑に対して劣勢ではあるが、この程度なら逆転できる。これは、飛び地の2星系を失ったとしても変わらない。問題は赤の存在。不可侵条約がいつまで有効なのかは不明。両方を同時に相手取ると長引くだろう。

戦略としては、まず緑を弱体化させてから倒す。ただし、赤への防御を並行して進める。


最初に中立星系を占領するのはいつも通り。特に赤方面は後れをとってはならない。飛び地の2星系は防衛力重視。緑に取られてしまうにしても、損害を強いることができる。

造る艦艇は従来通り。まず数をそろえる。駆逐艦、次いで巡洋艦。余裕ができたら重巡洋艦。長丁場になるので、余裕ができたら随時コロニーを建設する。修理ドック・建造ドックのある星系のほか、建造ドックから前線までの補給ルート上にも建設したい。

赤方面の辺境は防衛力を強化。戦闘要塞や建造ドックも配置する。建造ドックで建造した艦隊は、配備するまでは艦隊上限数の制限にかからない。もし赤が突然裏切っても、即座に最低限の対応はできる。

40ターン、赤が不可侵条約を破棄。この時点で緑に優位に立ってはいるが、はさまれる格好となった。本シナリオの艦隊上限数は12と少なめなので、同時に対応しづらい。ずるい。

消耗した艦隊は思い切って廃棄し、新艦隊を前線に送る。経済力に余裕があれば、このほうが効率はいい。本作に経験値の概念はないので、おしくない。

赤の動きは不可解。まず、マップ上部の緑方面に押し寄せてきた。たしかに挟撃される格好ではあるが、既存の前線に近いので対応しやすい。心配していたマップ下端での動きは鈍い。増援は十分間に合った。

まず、緑を倒す。片方倒せば時間の問題。92ターンでクリアした。

本シナリオは歯ごたえのあるほう。しかし、赤が裏切るだろうことは明らか。そうでなければ、赤に存在意義はない。このことに気づいていれば難しくなかった。


今回は8時間、累計で74時間半かかった。