記事を再開する。藤吉郎は、すでに中老まで出世している。
稲葉山城攻め
織田家の斎藤家に対する攻勢は、稲葉山城を前にして足踏み状態。稲葉山城は堅く、信長も無理な命令はしない。形勢が傾くまでは、城攻めでなく調略を命じるはず。
調略に関する藤吉郎の能力は足りない。外交力と魅力だけでは不十分。技能が必要。調略を命じられるのは明智光秀か細川藤孝となるだろう。
原則として毎月初めに評定がある。可能な限り前月末までに清州城へ戻っておく。1日に間に合わなくても信長は怒らない。しかし、有利な展開を逃してしまうかもしれない。後で説明する。
稲葉一鉄・氏家卜全・安藤守就の美濃三人衆は、身分が高い・武力と統率力が高い・引き抜きやすい、と三拍子そろっている。織田家に引き抜けば稲葉山城の兵士は減り、清州城の兵士は増える。そうなれば信長も城攻めを命じるだろう。
ところが藤吉郎自身で調略するまでは、三人全員を引き抜いた状態になっていないことが多い。ただし、織田家の評定を毎月1日に開いていることが条件。なぜか。以下は推測。他家の武将の一部も、一日になると城外へ出る。そのせいかもしれない。光秀も藤孝も留守の武将を調略するのは無理だ。
藤吉郎であれば、誰にいつ調略を仕掛けてもいい。意図した仕様なのか、偶然なのかわからないが、プレイヤーが望む時期に稲葉山城を攻めることができる。
まずは事前準備。調略と弁舌の技能を最大のレベル3まで上げる。漢書と和書が必要。どれでもいいので、それぞれ商人から買っておく。次に倉敷の町へ向かう。浪人の黒田官兵衛なら無料で教えてくれる。他の人物は、欲しい金額をはっきり言ってくれないので面倒。なお、これ以降は他国の武将に話しかけても、スパイと見なされることがなくなる。
翌月の評定。調略を具申する。評定で発言すると、その方向に結論が向かいやすい。また、その主命を命じられやすくなる。ただし、能力をともなっている必要はある。
調略は敵城へ乗り込むので危険。セーブしておくこと。美濃三人衆を引き抜くのは難しくない。信長に報告したら、内謁してまだ調略を仕掛け、三人とも引き抜いておく。
他の武将も引き抜いておくと、稲葉山城攻めが楽になる。ターゲットは身分の高い武将。断られたら、たぶん何回やっても同じだろう。あきらめて別の武将にする。
能力がいまいちの武将を引き抜くと、信長は文句を言う。これは気にしないでいい。調略の主命は統率力が下がってしまうので、適当なところで切り上げておく。
翌月の評定。今度は城攻めを具申する。先陣を命じられた。藤吉郎の能力は高いが、身分は中老。兵数は多くない。他の武将を先に行かせて攻めてもらう。負けてしまった。しかし、斎藤側の損害も大きい。次は勝てるだろう。
なぜか苗木城を攻めることになった。これは楽勝。勲功武将となった。戦で勲功武将となると、統率と武力が上がる。
再度、稲葉山城攻め。今回は勝てた。翌月評定で丹羽長秀が稲葉山城の城主となった。稲葉山城は石高が高い。できれば藤吉郎(秀吉)が城主となりたいところ。
方法はある。ただし、何回かリロードすることになるだろう。まず、稲葉山城攻めの評定前をセーブしておく。それから攻める。今回1回目のように負けてしまっても、斎藤軍も消耗する。2回目は勝てるはず。
勝って清州城に帰還したら、信長に内謁して仕事をもらう。斎藤家の情報収集など、すぐ終わるものがいい。信長に報告する前に、茶人や絵師に師事して茶道と芸術の技能を高める。極める必要はなく、すこし上げるだけでいい。仕事を報告すれば稲葉山城主となれるだろう。
月の後半だと、来月評定間近ということで信長は仕事をくれない。この時は、城攻め前をリロードする。評定では城攻めを具申。能力があれば先陣を命じられるはず。本作の城は4種類ある。砦・平城・山城・巨城。稲葉山城は山城。山城は道が狭くて攻めにくい。先陣が道をふさげば他の武将は立ち往生する。信長の不興を買うこともない。十日ぐらい道をふさいでから、リロード前同様に攻める。そうすれば、城攻め後に内謁して仕事をもらうことができるだろう。ただ今回は縛りにより、この技は封印する。
金ヶ崎の撤退
稲葉山城を失った斎藤家は、ほどなく滅亡する。信長は畿内方面を攻めるはず。ここでイベントが起こる。
織田家が朝倉家を攻めたところ、浅井家が同盟を破棄。織田軍は前後をはさまれてしまった。ここで藤吉郎が殿軍(逃げる軍隊の最後尾。状況によっては捨て石。)を志願する。
このイベントは、実は簡単。逃げればいいだけ。戦う必要はない。軍隊の移動速度は、一般に個人よりも遅い。藤吉郎(秀吉)隊だけは例外。個人と同じ速度で移動できる。よほどのことがない限り、追いつかれることはない。まず東へ向かう。それから南へ向かって清州城へ戻る。不安なら、事前に金ヶ崎城から戻るルートを調べておけばいいだろう。
姉川の合戦
イベント発生。信長は浅井長政に報復するべく出陣する。ここでは、織田家対浅井家の野戦になる。なぜか敵と比べて兵数が少ない。負けてしまった。勝った浅井軍は、その場で動かない。追撃されることもなく清州城に逃げ帰る。結果的には、特に不都合はなかった。
姉川の合戦では徳川家対朝倉家の野戦も行われるようだ。徳川家康が個人で岡崎城方面へ移動するのを発見。たぶん、負けたのだろう。この状況には、かつても遭遇したことがある。
野外で大名と話すことはできない。旗本隊に邪魔をされる。ところが、なぜか攻撃することはできてしまう。昔と同じく、家康を襲う。「お助けを…」。もちろん許さない。家康の体力は低いので、楽に勝てる。アイテムが手に入った。新たな大名は石川数正。織田家との同盟は変わらない。
武力上昇
高い武力をさらに上限まで上げるには、合戦で勲功武将となるのが基本。これは城主になってからもできる。なのであせる必要はないのだが、自分より高い武力の武将を斬るという方法もある。
武力だけで決まるわけではないので、勝てる状況はある。武田家の武将を発見。藤吉郎の武力93vs武力95。しかし、戦術レベルは藤吉郎のほうがはるかに高い。勝つと武力は94に上昇した。
今回は7時間、累計で19時間かかった。