ダンジョンマスター(1)ゲームの紹介と昔の話

「ダンジョンマスター(無印)」をやってみる。ダンジョンを探索するアクションRPG。ほとんどの画面は4方向の主観視点。リアルタイムで進行する。敵は後ろから来ることもあり、気が抜けない。食物や水を見つける必要もある。ダンジョン内の仕掛けを使ったパズルも多い。

重要なことが抜けていた。本作はリアルタイム進行でアクション性がある。しかし、器用さや超絶テクニックは求められない。知恵が求められる。例えば、スイッチを押してしばらくの間だけ通れる場所がある。たしかに素早さが求められる。しかし、超絶マウスさばきではなく、効率のよい操作法を知恵により見つけることで実現できる。

難易度は高いとも言えるし、バランスがいいとも言える。敵については序盤と一部例外を除き、正面からぶつかると勝ち目はないのは危険。しかし、やり方によっては難しくない。パーティのキャラクターは4人が基本だが、慣れれば1人でも十分クリアできる。

基本的にBGMはない。あると効果音の邪魔になってしまう。「カチッ」という音を聞き逃すと、ひどい目にあうかもしれない。本作は今でも通用すると思う。

本作は何度もエンディングまでいっている。キャラクターのほとんどは使ったことがあるはず。スピードブーツ3足も自力で見つけている。拾ったアイテムのほとんどは、敵が来ない場所へ分別してコレクションにした。パンやチーズなど補充されることのない食べ物は、全く手をつけずにとっておいた。どれだけ無意味な時間を過ごしていたのか見当もつかない。つまり、面白かった。

相変わらず昔の記憶は当てにならない。スピードブーツは4足ある。いくつかを自力で見つけたのは確かだが、全て自力だったのかどうかはもはや不明。