「ゲーム雑記」カテゴリーアーカイブ

Fブレイカー・ゲームの紹介と昔の話

「ファイナルブレイカー」は1回しかクリアしていないが、もういいだろう。ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。

マスター・オブ・モンスターズ・ファイナルの続編で、舞台は未来の荒廃した地球。複数の勢力が争っており、パッケージによると「善と悪のどちらを選ぶのか」。どの勢力につくかによって、ストーリーが変わっていく。ストーリーは二転三転することもある。

敵ユニットを攻撃する方法は主に2つある。近接武器はあまり効果的ではないが、敵を倒した時の経験値が多い。遠隔武器はその逆だ。

遠隔武器を使えばマップクリアは簡単だが、経験値が少ないので後で苦労する。なので、大半は近接武器を使うことになる。敵に遠隔武器をひんぱんに使われると大変なのだろうが、手加減してくれるので心配はいらない。

うろ覚えだが難易度はそれほど難しくなかったはず。「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」と大差はないだろう。クリアしたのは「真の勢力」だ。イベントもかなりこなしたと思う。思い残しはない。

宇宙怪獣などが登場するパターンもあるらしいが、移行するにはかなりひどい行為が必要らしい。これはゲームであり、選んだ人や制作者を批判するわけではない。でも筆者はやりたくないのでやめておく。

MOMファイナル・ゲームの紹介と昔の話

「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」は、昔それなりにやったのでもういいだろう。思い残しはない。中立勢力と「640KB」で、すくなくとも2回はクリアしたはず。

ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。「マスター・オブ・モンスターズ2」の続編で、システムの根幹は変わらないがストーリー性は強化されている。ときどきイベントも起こる。ゲーム中のBGMも鳴るようになった。マスターの種族は9つある。種族とは別に大魔法使いとしてのタイプが3種類ある。

難易度は大きく下がった。さらにレベル上げの裏技もある。ゲーム制作者も分かっていて残したらしい。縛りをかけないと簡単すぎるだろう。

筆者はスケルトン・ネクロマンサーを使用した。スケルトンは序盤から思い切って前線に立ってレベルアップすれば、ほぼ無敵の不沈空母に成長する。難点はすこし移動力に欠けること。移動力アップのアイテムはすべてマスターに使うのがいい。これは他のマスターでも同様だ。

マスターを含むユニットを成長させてコツをつかめば、開始直後にマップ全体を押さえてすぐに終わる。具体的には塔占領用にミスト系をいくつか用意しておく。要する支配力が高くなりすぎないよう、それなりのレベルにとどめておく。ネクロマンサー大魔法のアゲインを使えば、次々と塔を占領できる。

レトロゲームリストの整理2017/10

再度レトロゲームリストを整理する。

かなりの時間をゲームに費やしてきた。それにもかかわらず、買ったけれども手をつけていないゲームや、手はつけたが最後までやっていないゲームや、かなりやりこんだはずなのに心残りのあるゲームがある。あると言うよりも、ほとんどがそうだ。

最近は心境に変化がでてきた。ゲームによっては、全く手をつけていないがやらなくてもいい、昔それなりにやったのでもういい、と思えるようになってきた。

逆に今回で最後にするとはしたくないゲームもでてきた。初めてやるゲームならそれも当然だが、やり込んだゲームでも終わりにしたくないものがある。それらに集中するためにもリストを整理したい。メリハリをつけるということだ。

気が変わるかもしれないので、すぐ削除せずに削除予定タイトルの評価欄に▲を付けるだけにとどめる。実際に削除したら個別にコメントする。悪いゲームだから削除するのではないということを、あらかじめ言っておく。

テーブルトークD&Dの昔の話

テーブルトークのD&D(AD&Dではない)で思い出したことを書いておく。以下は昔の記憶による記述もあるが、大筋では間違っていないはず。

ワイトは「プロテクションフロムイービル」の呪文で守られたキャラクターを攻撃できるか?

ルールの解釈について。ただし、ルールとして自然なのはどちらだろうかという議論。最終的には各マスターの判断になる。

「D&Dがよくわかる本」の中で、「プロテクションフロムイービル」の呪文で守られたキャラクターが壁となってワイトの行動を封じるという記述があった。ワイトは「プロテクションフロムイービル」で守られたキャラクターを攻撃することはできない。キャラクターからワイトを攻撃すると呪文は解けてしまうが、壁に徹すればそうはならない。攻撃は後列にいる他のキャラクターの飛び道具に任せるというわけだ。

このルール解釈はおかしいと思う。D&Dベーシックとエキスパートルールブック(80年代)から引用する。上段は「プロテクションフロムイービル」、下段は「ワイト」の説明。

魔法にかかった生き物はクレリックにふれることさえできない! ここでいう魔法にかかった生物とは、それを殺すのに魔法の武器が必要なものを言う。銀の武器によってしか死なない生き物は対象外。

ワイトは、…、これを攻撃できるのは銀の武器か、魔法の武器だけである。

筆者の解釈では、ワイトは銀の武器で攻撃できるので「対象外」にあたる。つまり「プロテクションフロムイービル」で守られたキャラクターを攻撃できる。

「D&Dがよくわかる本」の解釈はこうなのだろう。ワイトは「銀の武器によってしか死なない生き物」ではない。なぜなら魔法の武器でも攻撃できるから。したがって「対象」である。でもこの解釈は無理がある。

魔法の武器を受け付けないが、銀の武器なら攻撃できる生物というのはいるのだろうか。いないのであれば、ルールの存在意義がない。いたとしても、そのような非常に珍しいトリックスターについてベーシックルールで言及するだろうか。

ワイト部屋に他人のPCを閉じ込める

ワイトというと、ドラゴンマガジン(新和が出版した80年代の雑誌・B5ノートのサイズ・オフィシャルではないほう)のリプレイを思い出す。ワイト部屋に勝手に突撃したPC一人を残した状態で、ドアに魔法の鍵をかけてほかのメンバーは立ち去った、という場面があった。その後、いろいろな意見が誌上で飛び交った。筆者の意見はこうだ。なお、突撃したPCのプレイヤーに同情しているわけではない。

閉じ込めたのは、魔法の鍵をかけたミユキの単独行動ではない。ミユキと以前から親交のあるタッカーとシャルーバッシのプレイヤー(キャラクターではない)、そしてマスターも関与している。ミユキのプレイヤーは三人から支持を得られる、すくなくとも反発はないと確信していただろう。以心伝心ということだ。何度も一緒にロールプレイしていればそうなるはずだ。三人は自分の手を汚さずに望みをかなえたことも指摘しておく。

ステーキにカルピスをかけて食べてもかまわない

これは大貫昌幸氏の表現だったはずだが、筆者もその通りだと思う。なんの話かというと、プレイスタイル・楽しみをどこに求めるのがよいのかという話だ。他人から見て奇異であるとか、少数派であるとか、正統派でないというのは関係ない。他人に食べさせるわけではない限り、気にする必要はない。

現実にはすんなりいかない。ステーキが各自の皿に個別に盛られていれば問題はない。しかし、大皿に盛られたひとつのステーキを一緒に食べざるを得ないこともある。ソースあるいはカルピスをある程度は共有せざるを得ない。上記のワイト部屋閉じ込めの背景もそういうことだろう。

最近はコンピューターゲームでも同じ問題が生ずるようになってしまった。この件は気が向いたら続きを書く。

レトロゲームリストを整理した

心境に変化があったので、レトロゲームリストを整理した。

この調子だとコンプリートするまでには、10年あってもおさまらない。時間がかかりすぎる。こだわりのないゲームに時間を割くと、より楽しみたいゲームが犠牲になってしまう。いろいろなゲームに挑戦してみたいのはやまやまだが、人生は短い。

削除したゲームについてコメントする。これらを否定するわけではない。一般に、職業上や生活上のパートナー候補を断るのはよくあることだ。筆者の気力の問題だと思ってほしい。


ウルティマ5

筆者には合わなかった。いちばん嫌なのは、いったん徳を達成すると決して徳が崩壊することはない、というところだ。町の衛兵が敵対的なのも嫌だった。ウルティマ4と違うじゃないかという気持ちが終始あった。

客観的には悪いゲームではないと思う。筆者にはウルティマ4が刷り込まれたということだ。一度クリアしているので、もういいだろう。

ウィザードリィ1、2、3、5

そこそこやった。ラスボスを倒した後、ある程度のアイテム集めもした。それでもやり残しはあるが、もう十分かなと思う。

まだ興味がないわけではないが、最近でも似たようなゲームはある。ウィザードリィがオリジナルだとは知っているが、それほどこだわりはない。

筆者はリセット技を多用していた。やはり緊張感が失われてしまったかもしれない。リセット技を使っていなければ、今でも思い入れが残っていたかもしれない。

ウィザードリィは6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)に集中することにする。

ウィザードリィ7・ Crusaders of the Dark Savant (CDS)

全く手をつけていないが、攻略本を読んだことはある。そのせいかもしれないが、初めてなのにワクワクしない。ウィザードリィは6で終わりにする。

ソーサリアンユーティリティ、ソーサリアン追加シナリオ、戦国ソーサリアン、ピラミッドソーサリアン、セレクテッド・ソーサリアン、ソーサリアンオリジナル

数年前にソーサリアンオリジナルをプレイして感じたが、もはや新しいシナリオをやる気になれない。面倒くさいと感じてしまう。戦国ソーサリアンなどの評判が良いのは知っているが断念する。

このシリーズは熟成させすぎてしまったようだ。もっと早く手をつけるべきだった。一部ないし全部をやったことのある追加シナリオ、セレクテッド・ソーサリアン、ソーサリアンオリジナルも、もういいかなと思う。

まだやってみたいのは、飽きるほどやったはずの基本シナリオ15本だ。思うに、音楽を聴きたいのかもしれない。

ダイナソア・リザレクション

ダイナソア(無印)だけでいいだろう。無印にはいくつか問題があるが、リザレクションではある程度解決されている。リザレクションの音楽の評判は悪いらしいが、筆者はあまり気にならない。グラフィックや効果音は当然リザレクションのほうがいい。追加された結末もあるらしい。

それでも無印を選ぶことにする。筆者には無印のほうが雰囲気を感じられる。これも刷り込みだろう。いまわの際のセリフに誤用表現があっても、別にかまわない。

大戦略2エディタセット

マップコレクションやデータコレクションをやってみたい気持ちはまだあるが、自分で創作する気持ちはもうない。やはり熟成させすぎてしまった。

ブルトン・レイ・シナリオエディタ

なぜこれを買ったのか、もうわからない。これも熟成させすぎてしまった。

大航海時代3

いろいろとタイトな時間制限があるらしい。筆者はせかされるのが嫌いなので、3は見送る。

客観的には悪いゲームではないようだ。好みの問題だ。

太閤立志伝2

内容的には興味もあるが、環境( Windows-3.1 )を整えづらい。このゲームだけのために、用意する気にはなれない。

環境問題が解決すれば、考え直すかもしれない。

電車でGO!

電車の運転士になってみたいと思った記憶はない。なぜこれを買ったのだろう。もはやそれほど興味が持てない上に、かなり難しいらしいのであきらめる。


追加したゲームもある。

ぎゅわんぶらあ自己中心派(無印)、ぎゅわんぶらあ自己中心派2

麻雀のゲームなのだが、区切りのつけ方が難しいと思いリストから外していた。でも、フリー対戦以外のモードがあるのを思い出した。それなら区切りをつけられそうだ。


削除したゲームに共通するのは、気持ちが冷めたということだろう。これでもまだコンプリートするのに10年ぐらいかかりそうだ。おそらくまた整理をすることになるだろう。

サウンドボードがおかしい件は解決した

ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)は、起動に失敗した。FM音源が原因のようだ。残念どころではない。どうやらいまいちなマシンをつかんでしまったようだが、いつどこで入手したのかも覚えていない。あきらめて、やれることをやるしかない。

筆者の持っているPC-9801DAのうち1台は、拡張スロットにサウンドボードが挿入されている。DAには最初からサウンドボードに相当する機能が内蔵されているので本来は不要なはずだが、中古で買った時からこうなっている。

なにかの間違いでサウンドボードが付いているのか? 元々の内蔵機能が壊れているのでその代わりなのか? それなりの理由があるのか?

もはや誰にも聞くことができないので、自分でどのゲームが動くか試してみるしかない。

以下のゲームはBGMが鳴らなかった。

  • バーズテイル(無印)
  • AD&Dプール・オブ・レイディアンス
  • ロイヤルブラッド
  • 大航海時代(無印)
  • リーチ・フォー・ザ・スターズ
  • マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)

以下はゲームの起動ができなかった。

以下はおおむね問題ないようだ。もしかしたら微妙な違いがあるかもしれないが、やる気がそがれるということはない。

  • ドラゴンスレイヤー英雄伝説(無印)
  • ブランディッシュ(無印)
  • マスター・オブ・モンスターズ2
  • ロードス島戦記(無印)
  • トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち
  • マイト・アンド・マジック3
  • 魔導物語1-2-3

当分は問題ないゲームを優先しようと思ったが、念のためサウンドボードを外してみてどうなるかを試してみることにした。

マスター・オブ・モンスターズ2…問題ない。

ブランディッシュ(無印)…問題ない。

バーズテイル(無印)…問題ない!

マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)…問題ない!

サウンドボードが付いていたのは、なにかの間違いだったようだ。こだわらないで、自分のやりたいことへ戻ることにする。

いまいちなマシン

PC-9801DAはもう1台持っているのでそれを使う。フロッピードライブは問題ないようだ。

「トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち」は、FM音源の音が微妙に違う気がする。「リーチ・フォー・ザ・スターズ(RFTS)」はBGMがうまく鳴らなくなった。RFTSは元々BGMがほとんどないゲームなのであきらめてしまえるが、そのうちに残念なゲームが出てくるかもしれない。

マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)は、BGMが鳴らない。これではプレイする気になれない。

ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)は、起動に失敗した。FM音源が原因のようだ。これは別の理由だったようだ。残念どころではない。どうやらいまいちなマシンをつかんでしまったようだが、いつどこで入手したのかも覚えていない。あきらめて、やれることをやるしかない。

外付けFDDの調子がおかしい

外付けフロッピーディスクドライブ(PC-9801)の調子がおかしい。マスター・オブ・モンスターズ2が起動しなくなった。ほかのゲームも起動しない。内蔵FDDからは起動するので外付けFDDの問題だろう。

ただ、MS-DOSのDIRコマンドを使うと普通に認識する。ゲームの起動にはより厳密な環境が必要なのだろうか。

試しにコネクタをすこし押し込んだところ、問題が無くなった。すこし前にマシンの台を動かしたのだが、その時に振動で少し緩んだのだろうか? それともそろそろ寿命なのか? 釈然としないところもあるが、こういうこともあったとメモしておく。

ゲームにはどの機種のPC-9801がいいか?

PC-9801をこれから手に入れようとする人がいるかもしれない。筆者はPC-9801に関しては99%ゲームユーザーなので、正確な知識にもとづく情報は他のサイトにまかせたい。

今のパソコンとは違うことがらも多い。フロッピードライブのアクセスランプが点灯している時に、フロッピーディスクを取り出したり電源を切ったりすればフロッピーディスクは壊れる。かつては言うまでもない当然のことだったが、今後は常識ではないだろう。そのようなことを、もらさずに説明することはできない。PC-9801について初めての人が以下の記事だけで手を出すとやけどをするかもしれない。

そのうえで、筆者の持つ1980年代後半~90年代前半のソフトをターゲットにするという前提で参考意見をメモしておく。以下に挙げたPC-9801実機は筆者が使用したものに限定している。

PC-9801(を含めたレトロパソコン)以外という選択肢もある

昔のゲームは想像あるいは記憶以上に面倒くさく、つらいかもしれない。撤退しやすいように小さい予算から始めるほうが無難だ。

それと、実機と周辺機器の価格は最近のパソコンやゲーム機と単純に比較できない。四半世紀前の骨董品はいつ壊れてもおかしくないからだ。全壊までいかなくてもトラブルは多い。このことは筆者が身をもって体験した。

なので、まずはレトロパソコン実機以外という選択肢から試すことをすすめる。(ただし、筆者は現時点でプロジェクトEGGと Steam で購入したことはない。)

  • プロジェクトEGGを利用すれば、Windowsでプレイできる。タイトルに制限はあるが、ファルコム・システムソフトなどであれば期待できる。
  • 旧光栄作品の一部は Steam で配信されており、Windowsでプレイできる。未配信タイトルでもじっくり待てば期待できるかもしれない。
  • タイトルによっては最近のハードに対応するリメイク版があるかもしれない。
  • 海外ゲームの場合、英語版やフリー版があるかもしれない。信頼性は各自で判断されたい。

PC-9801DA(80386、5インチ、FM音源あり)

  • 処理速度が80286よりも速い。
  • 処理速度が速すぎて、1990年ぐらいまでの古いゲームはできない場合がある。起動ができても安心できない。例えば「三国志2」は君主の選択までは問題ないが、「それではゲームスタートです」という表示でフリーズしてしまう。(私見だが、アクションゲームにはこの問題が起こりにくい。処理速度の考慮がされているからだろう。)
  • V30モードを使えば前項は解決するはず。でも80286よりも遅くなってしまう。

PC-9801DX(80286、5インチ、FM音源あり)

  • 全くできないゲームというのは、たぶんない。
  • 処理速度が80386に比べて劣る。ゲームによっては苦痛。

PC-9801RX(80286、5インチ、FM音源なし)

  • FM音源はないので、効果音のみで音楽はなしというゲームが多い。それ以外はDXと大差ない。
    • オープニングとエンディング程度しか音楽がないゲームなら、ほとんど問題ないだろう。
      • 例:「大戦略2スペシャル」・「SUPER大戦略98(スーパー)」「マスター・オブ・モンスターズ2」・「リーチ・フォー・ザ・スターズ」・「ダンジョンマスター(無印)」・「続ダンジョンマスター・カオスの逆襲」・「ポピュラス」・「パワーモンガー」
    • 意外にも、ほとんどのファルコム作品は何とかなる。たいてい音楽が鳴るはず。FM音源と聞き比べなければ悪くはない。
    • 古い記憶だが、「魔導物語1-2-3」は音楽が鳴ったはず。
  • 音楽の問題はFM音源ボードを取り付ければ解決する。ただし自力で取り付けるためには、素人を排除するトラップをクリアする必要がある

5インチのフロッピーディスクドライブ

かつての筆者の感覚では、ソフトをやや入手しやすい。今はもう3.5インチと大差ないかもしれない。

セーブデータ用の未使用ディスクやクリーナーなどを入手しにくい。

3.5インチのフロッピーディスクドライブ

かつての筆者の感覚では、ソフトをやや入手しにくい。今はもう5インチと大差ないかもしれない。

5インチと比べれば、セーブデータ用の未使用ディスクやクリーナーなどを入手しやすい。

ハードディスクは必要か?

ハードディスクの入手と使用は、本体のそれよりもハードルが高くなる。たとえば電源を切る前にあるキーを押しておかないと、ハードディスクが壊れてしまうこともある。どのキーなのかを調べられないようなら、手を出すべきではない。

PC-9801のハードディスクは四半世紀前の骨董品であり、買って一か月で壊れてもおかしくない。なので、筆者は「変換番長」という代替品を使うようにした。ハードディスクの代替品を使うことには、貴重なフロッピードライブの消耗を抑えるという効果もある。くわしくは「 PC-98 ハードディスク 代替 変換」などで調べてほしい。

ただし、外付けの代替であればSCSIインターフェースボードが必要になる。ボード取り付けの際はFM音源ボードと同様のトラップがある。内蔵の代替であっても、やはり簡単にはいかない。

また、ハードディスクの使用にはある程度のMS-DOS知識が必要になる。ゲームの説明書だけでは分からないかもしれない。まだハードディスクが一般的でなかった1991年ぐらいまでは、特にそうである。例えば、下記のようなコマンドや概念が扱えないと困るかもしれない。

  • ディレクトリを作る。
  • カレントディレクトリを変更する。
  • ワイルドカードを使ってコピーする。

しかしながら、下記のタイトルはハードディスクがないと苦痛だろう。

  • マイト・アンド・マジック3
  • トンネルズ&トロールズ・カザンの戦士たち(ゲーム自体が厳しいので環境だけでも整えたい。)
  • ソードワールドPC
  • シヴィライゼーション(無印)
  • マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(DOX)(ハードディスク専用版かCD-ROM版になる。フロッピーディスクではプレイできない。)

下記のタイトルはハードディスクのほうがいいが、フロッピーディスクでもなんとかなる。

  • ウィザードリィ・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)
  • {あやふやな記憶と推定によるが、}ブランディッシュ2
  • マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX) (フロッピーディスク専用版とハードディスク専用版が存在する。)
  • {推定}マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(DOX) (フロッピーディスク専用版とハードディスク専用版が存在する。)

下記のタイトルは大差ない。

  • ドラゴンスレイヤー英雄伝説2

下記のタイトルはフロッピーディスクでのプレイをしていない、もしくは思い出せないので不明。

  • ブランディッシュ3
  • 大戦略4
  • 項劉記
  • プリンセスメーカー(無印)
  • 卒業(無印)
  • ジョシュア

最近発売のモニタでも、PC-9801に対応している場合がある

無条件ではない。くわしくは別記事を参照してほしい

FM音源の音がおかしい

PC-9801DAはもう1台持っているのでそれを使う。フロッピードライブは問題ないようだ。

「トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち」は、FM音源の音が微妙に違う気がする。「リーチ・フォー・ザ・スターズ(RFTS)」はBGMがうまく鳴らなくなった。RFTSは元々BGMがほとんどないゲームなのであきらめてしまえるが、そのうちに残念なゲームが出てくるかもしれない。