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MMDOX(7)下水道

下水道へ降りる。たぶん泳ぎ手技能がないと進めないので、キャッスルビューの町などで習得しておく。下水道探索に泳ぎ手は必要ない。野外探索まで後回しでいい。入り口はいくつかあり、キャッスルビュー(30,18)付近から降りるとストーリー上は自然だが、他を選んでもかまわない。

ここには気持ち悪い敵がいる。しかも突然現れることがあるのでさらに嫌悪感が強くなる。COXの敵は静止画だったが、DOXではMM3のようにアニメーションすることも大きい。もっともMM3のカマキリに比べればたいしたことはない。

ここにいるカマキリはグラフィックが生理的に嫌だ。このゲームにはクモや毛虫も登場する。それらは平気だがカマキリだけはぎょっとする。見通しの悪い森で突然出くわすと心臓に悪い。

ちなみに slug とはナメクジのことだ。筆者の感覚では、なじみのない英単語は英語発音のままカタカナにするよりも、日本語に訳したほうがいいと思う。

下水道は迷路になっている。左手法とオートマップを使えばさほど問題ない。左手法がそのまま通用しない箇所はこうする。ある地上への出入り口から左手法で出発したところ、同じ地点に戻ってしまった。戻ったらその場所に仮想の壁があると思えばいい。すると引き返すことになり全てを探索できるはずだ。すくなくとも下水道はこれで攻略できる。

下水道のボスは知らないうちに倒したらしく、明確には気づかなかった。アイテムをドロップした敵がいたので、それかもしれない。飛び道具だけで倒したので敵の名称が分からなかったのだろう。

能力値を上げる液体の入った樽を10個見つけた。下水道を全て攻略した後に、まとめて手をつけたほうがいいだろう。状態異常の罠をともなうからだ。今の段階では寺院で治療するしかないが、一部の能力強化が外れてしまうので再強化に手間がかかる。

方向感覚のスキルを売っていたが高く感じた。COXの世界にもあるはずなので今は見送る。

宝箱が一つ残った。キャッスルビュー同様に当面は放っておく。

下水道を攻略するとキャッスルビューの塔へ入れるようになった。しかし塔はまだ危険な気がするので、いったんCOXの世界へ戻る。

今回は1時間半、累計で5時間かかった。

MMDOX(6)キャッスルビュー

次はダークサイドのキャッスルビューへ向かう。ヴァーティゴ付近でキャラクター強化をしてからピラミッドを使って移動する。キャッスルビューの地図は説明書にあるので、まずは酒場などで情報取集をしてから冒険するといい。

キャラクター強化をしていればキャッスルビューの最初の敵1体とも戦えた。ただ、ずいぶん経験値が高い。COXの反動でDOXは高くなった可能性もあるが、まだ強すぎる相手なのかもしれない。

やはりキャッスルビューの敵はヴァーティゴの敵よりも強い。今のパーティなら十分に勝てるが無傷というわけにはいかない、というレベルだ。

DOX単体でプレイした際に調整がないとしたら、きついと思う。弱い敵から倒してこまめに訓練所へ行く、セーブデータを複数用意して失敗したら安全地帯からやり直す、といった対抗策が必要だろう。まだ試してはいないが、町の出入りには制限があるはずなので、MM3のようにすぐ外へ出るのは危険かもしれない。

敵の王に対しては3択選択肢が2回ある。酒場で得ていた情報どおり、力を見せつけてから強気に交渉するとうまくいった。キャッスルビューの町を解放すると当面の金が手に入る。訓練や泳ぎ手技能獲得に使う。

地図の謎はRPG関連の英語を知らないと難しいかもしれない。妖精の英訳にはいろいろあるが、ここでは sprite だ。もしかしたらマニュアルプロテクトの要素があるかもしれないので、直接答えを書くのは控えておく。

宝箱のある部屋がいくつかあったが当面は放っておく。下水道の入口もいくつかあったが、降りてからすぐに引き返した。こうしておけば後で下水道を探検した時に、この出口を登る必要はないと判断できる。オートマップが踏破済みになるからだ。書いていなかったが地図師技能はヴァーティゴで手に入れている。地図師は可能な限り早く手に入れておくといい。地図師はキャッスルビューでも手に入る。COX・DOXともに1レベルで近づくのはすこし危険。無理せず2レベル以上になったら手に入れるほうがいいだろう。

今回は1時間半、累計で3時間半かかった。

MMDOX(5)新規WOX・ヴァーティゴ

WOXを新規に始める。まずまずのバランスで多くを楽しめる。COXをもう一度やることになり、時間がかかる。

積極的に対応することにした。ただしコストは大きい。積極的な行動は一般に好ましいとされる。しかしそれはコストを負担しない、それどころか収入源とする他人の評価だ。うかつに乗せられてはいけない。でも今回はCOXの攻略法を備えているので、それほど負担にはならないだろう。

キャラクターの詳細は以下のとおり。
名前・種族・職業
エリディン・半オーク・騎士
プラム・半オーク・野蛮人
ティン・人間・戦士
カリナ・ノーム・レンジャー
エレン・ドワーフ・忍者
マイラ・エルフ・射手

ティンとエレンの職業をCOXから入れ替えた。DOXの説明書で判明したが、人間(と半オーク)に盗賊・忍者は向いていない。

最初から用意されたキャラクターから武器を借りれば、もうすこしましだった。

武器は借りないでおいた。すこしは苦労してもいいだろう。でも運よく武器屋で投石器を2つ買うことができ、最初の敵はあっさり倒せた。

序盤の攻略法は覚えている。

  • 最初の敵を回り込んで武器屋へ向かう。
  • ヴァーティゴの町の寺院で寄付してキャラクターを強化。
  • 町を出て左手の噴水でキャラクターを強化。
  • すこし南東にある噴水でキャラクターを強化。

新規にWOXを始めた場合、最初からピラミッドでダークサイドに移動することはできるのだろうか? 1レベルキャラクターでキャッスルビューの町を掃討することはできるのだろうか? 試してみる。もちろんセーブしておく。セーブ・ロードによるやり直しを安易だと考えるなら、銀行とミスター・ウィザードを活用するといい。

すくなくともダークサイド・キャッスルビューの町へは最初から移動することができると分かった。キャラクター強化をしていればキャッスルビューの最初の敵1体とも戦えた。ただ、ずいぶん経験値が高い。COXの反動でDOXは高くなった可能性もあるが、まだ強すぎる相手なのかもしれない。まずはヴァーティゴの町を攻略する。

参考記事:MMCOX(4)ゲーム開始・ヴァーティゴ

危なげなくヴァーティゴの町を解放した。やり方を知っていれば、やさしい。

開いた鉄格子ごしに飛び道具を射かけた後に素早く鉄格子を閉じると、敵は近付いてくることができない。再び鉄格子を開けても敵は止まったままだ。なので飛び道具を一方的に射かけ続けることができる。

気がつくと技を使っていた。今後ぬるすぎると感じたら縛りを考える。

新規にやり直してここまでで、2時間ぐらいかかった。

MMDOX(4)キャッスルビュー・下水道

書いていなかったが、「クラウズ・オブ・ジーン(COX)」と合体し「ワールド・オブ・ジーン(WOX)」としてプレイする。「ダークサイド・オブ・ジーン(DOX)」単体を最初からプレイするよりも、すこし難易度は下がるかもしれない。

このゲームのマニュアルはMM3以上に不親切だ。フロッピーディスクを使用するプレイヤーにまで、高度ではないがMS-DOSの知識を要求している。

環境作成はCOXよりも親切になった。一般的なハード構成(フロッピードライブ×2+ハードディスク)の人ならば、ハードディスクインストーラーとマニュアルに従えば問題ない。そうでない人はそれなりの知識があるだろうから、やはり問題ないはず。COXからキャラクターを引き継ぐ際は、新規ゲームの開始ではなくロードを選択する。

ゲームはヴァーティゴの町から始まる。COXの開始位置と同じだ。レベルは23で、COX終了時のアイテムを保持しているようだ。酒場で情報を集めようとしたら聞き覚えのある悪態をつかれた。ヴァーティゴの町はCOX終了時から変化がないようだ。

近くの野外にピラミッドがあったのを思い出した。ピラミッドは新しい世界ダークサイドへの転送装置のはずだ。

キャッスルビューの町に移動した。MMらしく町の中に敵がいるが、あっさり倒した。低レベルにふさわしい敵なのだろう。

キャッスルビューの町とその下水道を攻略したが、あっけない。COXをクリアしたキャラクターでWOXを開始すると楽すぎるようだ。あまり面白くない。

3通りの対応がある。どうしようか迷う。

  • このまま続ける。COXのプレイは無駄にならない。当分はぬるいのを我慢しないといけない。
  • DOXを単体で始める。やりがいのあるバランスのはず。WOXとしてプレイするのはあきらめることになり、もったいない。
  • WOXを新規に始める。まずまずのバランスで多くを楽しめる。COXをもう一度やることになり、時間がかかる。

ここまでで、3時間半ぐらいかかった。

MMDOX(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)戦士モード
(2)騎士・野蛮人・戦士・野伏・忍者・射手
(3)セーブ・ロードによるやり直しは自由。
(4)攻略情報は、原則として見ない。

(1)このゲームでは2つの戦闘難易度を選べるようになっている。高いほうの戦士モードにする。MMCOXをクリアしたのだから、なんとかなるだろう。

(2)MM3・MMCOXと同じ職業でやってみる。この職業の場合、HPが比較的高いのが強みだ。全員が飛び道具を使えるのも大きい。

(3)初めてなので縛りはかけない。

(4)

これが最後という覚悟で、昔のゲームをやってみる。

このゲームは今回が初めてなので、必ずしも最後にするつもりはない。でも最初で最後かもしれないという気持ちで、できるだけ自力でやってみる。

MMDOX(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1994年スタークラフト製の日本版。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。ハードはVX以降が必要。ハードディスクが必要。3.0以降のMS-DOSが必要。FM音源に対応。

手に入れる際は付属品がそろっているか注意する。地図がないと不利になる。マニュアルプロテクトの意味があるかどうかは不明。

上記のハードディスク専用版のほかにCD-ROM版がある。

「マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(MMCOX)」がなくてもプレイは可能だが、あれば合体してプレイすることができる。MMCOXはフロッピーディスク専用版であっても問題ない。

オリジナルは海外なので、さがせば英語版が廉価で手に入るかもしれない。信頼性は各自で判断されたい。

未プレイなので英語のハードルは不明。今の時代なら攻略情報を見ればいいとは思うが、前作のように英語文化を知らないと解けない謎があり得る。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

MMDOX(1)ゲームの紹介

「マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(MMDOX)」をやってみる。このゲームは今まで手をつけていない。

オリジナルはアメリカのRPG。アクション性はない。マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(MMCOX)の続編で、キャラクターを引き継ぐことができる。

ゲームの自由度は高いはず。パッケージによると前作よりも難易度はやや高いらしい。

このゲームは未プレイなので昔の話はない。

パワーモンガー(14)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

「ポピュラス」より難易度は低いと記憶していたが、何度もゲームオーバーした。それでも1マップにかかる時間はそれほどでもないため、その点でのストレスはなかった。挫折するほど難しくはなく、やりごたえのある絶妙の難易度だった。

万人に手放しでおすすめできるゲームではない。現在の感覚からすると面倒くさい。ウィンドウズに慣れてしまうと『コマンドまたはファイル名が違います』には耐えられないのと同じだ。

見切ってしまうと同じようなことが多いので、征服モード全195面をやるのはつらくなった。飽きたわけではないのだが、次のゲームに進みたいという思いが強くなってしまった。かつては気持ちにも時間にも余裕があったのだろう。

いいゲームだった。

パワーモンガー(13)ランダムモード

ランダムモードをやってみるのは初めてだ。かつては敬遠していたのではなく、そういうモードがあることを失念していたのだろう。難易度は高いらしいが、どの程度だろうか。

拍子抜けした。初期の兵士は少ないが、一番大きい町が自勢力になっている。これを徴兵すればあっさり勝てそうだ。

と思ったのだが、何回か失敗した。上記方針でいけば勝てるのだが、ミスをすると負けてしまう。油断せず着実にやれば難しくなかった。

戦闘をする際は将軍が囲まれないようにする。敵の真ん中で戦端を開くと、勝てるはずなのにあっさりゲームオーバーになることもある。

自勢力には最初から副将軍が一人いた。ランダムモードではそういうこともあるようだ。今回クリアした範囲の征服モードにそういうことはなかった。征服モードの全てに最初から副将軍からいないとは言い切れない。昔のことはもう思い出せない。

ランダムモードは1回だけの感想ではあるが、征服モードをクリアできたのならクリアできる水準のようだ。目標では何回かやってみるつもりだったが、もう十分だと思う。

今回は1時間、累計で49時間かかった。これでゲームクリアとする。

パワーモンガー(12)世界マップ下端

世界マップ上から15(下端)・左から5

開始直後に占領できそうな町はなく食料も乏しい。こういう場合でも待っていると状況が変わることもある。

しばらくたつと敵が争い始めるので、落とした食料とボートを拾う。その後は下側の町を占領・徴兵すれば勝てる。

左から7

征服モードではいちばん難しい。相手は動く敵1種類で大軍団を形成する。味方を増やすことはほとんどできない。

雑誌記事(たしかログイン)で「最短距離でクリアしたぞ」と書きながら、写真ではそうはなっていなかった。世界マップ下端の1マップを回り道したのがまるわかりで、笑えたのを覚えている。

弓を生産できる町があるので全員分を生産・装備する。ここからが難しい。トリガーは不明だが、敵が動かなくなってしまうからだ。敵が不在の町をすべて占領しても反応しなくなる。ヒットエンドランですこしずつ敵を減らせばいつかは勝てるというやり方が通用しない。こちらから直接敵に攻撃を仕掛けるしかないが、すぐに反撃される。そのまま決戦すると数で負けてしまう。

ここでは敵の町でなく、円陣を組む外側の兵士(中央のリーダーではない)を狙って攻撃する。敵が動きを見せたらすぐに海上へ逃げる。敵は多いがボートを持っている兵士はごく一部なので、分断して勝つことができる。

上記段落の正確性が気になったので、いろいろと試してみた。結論としては、ほぼ上記の通り。中央のリーダー(実際は建物のはず)を狙って攻撃すると、勝てる可能性ゼロではないが危険だ。円陣を組む外側の兵士を狙えば、敵が反応した時点で彼我の距離がすこしだけ大きくなる。それにより敵から追いつかれずに海上へ逃げることができる。外側の兵士を狙う時は、マップを拡大すればやりやすい。

具体的なやり方はすっかり忘れており何度か失敗した。昔笑った雑誌のようにクリアできないのかとあせったが、1時間ほどでクリアできた。海上へ逃げて敵を分断したのは試行錯誤による偶然が大きかった。かつてはどうだったのだろうか。

左から13・最終マップ

食料不足に悩まされた。まず最初にいる塔の食料を全て取る。次に近くの町を攻撃するが積極度は3でいい。目当ては食料だからだ。付近のボートをすこし取って北側の陸地に渡り、羊を食料にする。

ここまで来た人なら後は何とかなる。問題は羊の数が限られていることによる時間制限だ。

これを利用して、ヒットエンドランですこしずつ敵を減らす。うまくいけば敵の羊を取ることもできる。

羊を持っていた敵は海上で倒してしまい、取ることができなかった。羊を取れるまでやり直しておけば少し楽になったはず。それでも食料が尽きる寸前にクリアできた。

エンディングはあっけない。もっとも、おまけなのでこれでいいと思う。おまけはいいが本編はだめより、はるかにいい。

今回は9時間、累計で48時間かかった。