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SP大戦略プロ(6)カントウ ヘイヤ#3

みたび、8番目のマップ「カントウ ヘイヤ」をやってみる。難易度は星3。敵3か国の収入は50にする。

自国は青国で生産タイプは日本から改変。FSX、89式戦車、ADATS、91式歩兵戦闘車を追加。歩兵と重歩兵はエリート兵とゲリラ兵に変更。

エリート兵は序盤の対赤国ヘリボーンに、ゲリラ兵は長野方面の都市占領に有効だろう。生産タイプ・日本の大きな弱点は2つ。74式戦車はフランスのAMX-30よりはましだが、他国の一線級と比べて力不足。89式戦車があれば解決する。

もう1つの弱点である攻撃機・三菱F-1は弾数が少なく使いづらい。FSXの性能はホーネットに近く高価だが使いやすい。

攻撃機の弾数が少なく使いづらいのは日本に限らず、アメリカとソ連以外はたいていそうだ。逆にアメリカは突出して強力だ。決定版であるF-111を加えたいところだが、それは我慢しておく。

作戦は従来と変わらない。9ターンに赤国首都を占領した。黄国、次いで緑国が青国首都に迫ってきたが、難なく撃退する。複数のFSXなどがあれば両方を撃退できる。

充実した戦力を支える軍事費には長野方面に派遣したゲリラ兵の功績が大きい。全滅してしまうかもしれないが、その頃には緑国と黄国の衝突が起きているだろう。

緑国は航空部隊とヘリを多用してくる。山がちの地形に囲まれているせいだろう。空港の数は十分にあるので、こちらも航空部隊を中心に対抗する。後から気づいたが日本の対空部隊は優秀だ。ADATSを使うのはやめておいた。

26ターンに黄国首都を占領した。敵国の収入を落としているので、序盤を乗り切れば難しくない。もう十分だと思うので中断する。

まだ1つしか終わっていないが、難易度調整をすればほかのマップもクリアできそうだ。当面は(1)~(4)と(6)で対処する。攻略本は特に見なかった。

このマップを初期設定どおりでクリアすることは可能なのだろうか。黄国部隊は思ったよりも緑国方面に向かうので可能性はある。例えば敵の収入を80ぐらいにすれば、なんとかなるかもしれない。それができたら90、次は初期設定どおりの100とすればいつかクリアできるかもしれない。でもそのためには卓越した作戦だけでなく、長い時間と苦痛に耐える気力が必要だろう。

今回は5時間半、累計で9時間半かかった。

レトロゲームリストの整理2018/01

レトロゲームリストを整理し、個別の記事を書けるものは書いた。未経験かそれに近いものは下記にまとめる。

ルナティックドーン・前途への道標

ほとんど手をつけていないが、もういいだろう。「ルナティックドーン・開かれた前途」に外見上は似ているが、戦闘バランスは大きく違う。「開かれた前途」の感覚でいると、序盤に瞬殺される。

何回かやり始めたが、そのたびに序盤でやる気をなくした。挫折というよりも期待と違うという感じだ。全く新しいものをやると思えば問題ないのだろうが、そういう気になれなかった。前作が刷り込まれたということだろう。ウルティマ4と5の関係に似ている。

A列車で行こう4

財務諸表の操作に興味があったのだが、もはや失せてしまった。

ディガンの魔石

なんとなく宣伝文句につられて買ってしまった。背景世界の設定・雰囲気に凝っている反面、NPCがわがままでプレイする人を選ぶらしい。評価が分かれるゲームのようだ。

味わい深さがある反面、苦痛が大きいと予想される。もったいない気もするが、全ての困難に挑戦するわけにもいかない。熟成させすぎてしまった。

卒業(無印)

「プリンセスメーカー」(無印)がまずまずだったので買ったのだろう。手間をかけて指導すれば応えてくれるという設定に、情熱がわかない。やはり熟成させすぎてしまった。

開かれた前途・ゲームの紹介と昔の話

「ルナティックドーン・開かれた前途」は何回かクリアしている。RPGでアクション性はない。

自由度が高いのが特徴。イベントは似たようなパターンが多いので、人によっては飽きやすいかもしれない。自由度が高い代償だろうかバグも多い。ゲーム続行はできたが、納得できない事象が起きた記憶がある。

ごく一部を除いて戦闘難易度は高くない。危険な相手であっても、たいていは先手を打って逃げることができる。敵との相性によっては成長限界に達していても危険なので、逃げる選択肢は重要だ。

魔法の種類は多いがよく使うものは少ない。魔法を使うには種類に応じたアイテムを持っている必要がある。持てるアイテム枠には限りがあるので厳選することになってしまう。

以下はあいまいな記憶による記述。ソフトは Windows95 対応だが、 XP と Vista でも動作した。 Vista は音楽がループせずにしばらくすると止まってしまうが、場面が切り替われば鳴る。手動で音楽OFF・ONとしてもいい。

相性があえば長く楽しめるだろう。かなりの時間をかけた気がする。希少品のはずのイベントアイテムを世界にあふれさせたり、世界を破滅させたりしたこともあった。全てをやりきったわけではないが、もういいだろう。

気が変わった。もう一度やってみる。

三国志2・ゲームの紹介と昔の話

「三国志2」はもういいだろう。ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。システム・ルールの水準は普通。難易度の水準はシナリオ・勢力によって幅広いが、たいていは普通だと思う。

舞台は中国の後漢末期から三国時代・五丈原の戦いあたりまで。領国ごとに内政をして隣国との戦闘時には戦闘画面になるなど、システムの基本は同時代の光栄シミュレーションゲームとほぼ同じ。

戦闘部隊に騎馬や水軍など兵科の違いはない。武将は能力値だけでなく性格づけもあり、個性が目立っている。能力は高いがいつ裏切るか分からないような武将もいるし、信頼できるが能力はそこそこという武将もいる。

戦場での一騎打ちや策略コマンドもある。策略はなかなか成功しないが、うまく決まれば効果は大きい。知力・魅力の低い韓玄を用いて、劉備配下の張飛をそそのかし独立させたことを覚えている。万一を思うなら、独断専行の相がある武将を太守にするのはやめたほうがいい。

このゲームは何回かクリアした。シナリオ1・2の劉備・曹操・袁紹・袁術・董卓・李傕・呂布が記憶にある。金旋など弱小勢力でのクリアはしていない。三国鼎立時代のシナリオもクリアしていなかったはず。新君主でプレイして、他国の武将の寿命が尽きれば楽に攻略できると思い試したら失敗した。

時間はあるがお金はとぼしい頃なので、買うかどうか悩んだ。コンピューターシミュレーションゲームの経験がなかったせいかもしれない。三国志のキャラクターゲームだと思えば楽しめるだろうと決断した。

その期待に十分応えてくれた。でも、もう思い残すことはない。

ティルナノーグ・ゲームの紹介と昔の話

「ティル・ナ・ノーグ・ダーナの末裔」は何回かクリアしているが、もういいだろう。RPGでアクション性はない。

固定シナリオはなく、シナリオジェネレータにより自動生成された無数のシナリオを楽しめる。もっとも、シナリオの大まかなパターンには限りがある。

後発の固定シナリオの短編集である「ブルトン・レイ」には、このゲームの影響を感じる。すくなくともこの時代のシナリオ自動生成に、過大な期待はしないほうがいい。

戦闘難易度は高く容赦のないダメージを受けるが、こまめにセーブすればクリアできないレベルではない。

続編も出ており、そこそこ楽しめるゲームではあるが、筆者は「ブルトン・レイ」のほうが好みだ。

Fブレイカー・ゲームの紹介と昔の話

「ファイナルブレイカー」は1回しかクリアしていないが、もういいだろう。ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。

マスター・オブ・モンスターズ・ファイナルの続編で、舞台は未来の荒廃した地球。複数の勢力が争っており、パッケージによると「善と悪のどちらを選ぶのか」。どの勢力につくかによって、ストーリーが変わっていく。ストーリーは二転三転することもある。

敵ユニットを攻撃する方法は主に2つある。近接武器はあまり効果的ではないが、敵を倒した時の経験値が多い。遠隔武器はその逆だ。

遠隔武器を使えばマップクリアは簡単だが、経験値が少ないので後で苦労する。なので、大半は近接武器を使うことになる。敵に遠隔武器をひんぱんに使われると大変なのだろうが、手加減してくれるので心配はいらない。

うろ覚えだが難易度はそれほど難しくなかったはず。「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」と大差はないだろう。クリアしたのは「真の勢力」だ。イベントもかなりこなしたと思う。思い残しはない。

宇宙怪獣などが登場するパターンもあるらしいが、移行するにはかなりひどい行為が必要らしい。これはゲームであり、選んだ人や制作者を批判するわけではない。でも筆者はやりたくないのでやめておく。

MOMファイナル・ゲームの紹介と昔の話

「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」は、昔それなりにやったのでもういいだろう。思い残しはない。中立勢力と「640KB」で、すくなくとも2回はクリアしたはず。

ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。「マスター・オブ・モンスターズ2」の続編で、システムの根幹は変わらないがストーリー性は強化されている。ときどきイベントも起こる。ゲーム中のBGMも鳴るようになった。マスターの種族は9つある。種族とは別に大魔法使いとしてのタイプが3種類ある。

難易度は大きく下がった。さらにレベル上げの裏技もある。ゲーム制作者も分かっていて残したらしい。縛りをかけないと簡単すぎるだろう。

筆者はスケルトン・ネクロマンサーを使用した。スケルトンは序盤から思い切って前線に立ってレベルアップすれば、ほぼ無敵の不沈空母に成長する。難点はすこし移動力に欠けること。移動力アップのアイテムはすべてマスターに使うのがいい。これは他のマスターでも同様だ。

マスターを含むユニットを成長させてコツをつかめば、開始直後にマップ全体を押さえてすぐに終わる。具体的には塔占領用にミスト系をいくつか用意しておく。要する支配力が高くなりすぎないよう、それなりのレベルにとどめておく。ネクロマンサー大魔法のアゲインを使えば、次々と塔を占領できる。

SP大戦略プロ(5)カントウ ヘイヤ#2

再度、8番目のマップ「カントウ ヘイヤ」をやってみる。難易度は星3。自国は青国で生産タイプは日本のまま変更なし。

敵3か国の収入は50にする。自国は100なので、敵国は収入が半分になってしまうことになる。これで勝てると思うがどうだろうか。楽すぎるだろうか、それともまだきついだろうか。

赤国は首都をがら空きにするというスキを見せない。それでもだんだん弱ってくる。緑国と黄国の侵攻は前回よりゆるやかだ。敵同士の衝突も起こってきた。前回たてた作戦が有効のようだ。

18ターンの時点で都市数は青:赤:緑:黄=11:7:30:20。部隊数は30:21:44:33。赤国への奇襲には失敗したが勝つことはできるはず。

あとは精神力の問題だろう。生産タイプ・日本はあまり強くない。「 Triumphal Cry ・生産タイプはフランス」の状況に近い。率直に言って、あの時の苦労はしたくない。優れたもの・バージョンアップしたものを知ると、そうでない場合のストレスは強くなってしまう。

生産タイプの弱さをテーマにしたマップは、また後で登場する。苦労はそこですればいいだろう。いったん仕切り直す。

今回は3時間、累計で4時間かかった。

SP大戦略プロ(4)カントウ ヘイヤ#1

記事は前後するが、下記の結果を踏まえて「今回の目標と縛り」を設定した。

8番目のマップ「カントウ ヘイヤ」をやってみる。難易度は星3。自国は青国で生産タイプは日本だが、日本をベースにして改変。敵国は赤国・イスラエル、緑国・ワルシャワ、黄国・西ドイツ。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=4:11:11:16。

マップは関東地方+静岡県+山梨県+長野県の一部を模している。青国は東京駅、赤国は千葉県房総半島の南・館林市、緑国は静岡市、黄国は栃木県宇都宮市あたりに位置する。

青国の首都以外の都市は敵に近い位置に孤立している。取られるのは時間の問題だ。関東平野は焦土と化したという設定なので青国周辺に中立都市はほとんどない。プロ級マップのなかでは低めの難易度のはずだが、いきなり絶望的な状況だ。

以下の作戦をたてた。

  • 赤国をヘリボーンで早期に攻略する。これ以外の方法はないだろう。
  • 山梨・長野に歩兵系を派遣して都市を占領する。もし緑国と黄国に取られたとしても、敵同士の衝突が期待できる。
  • 赤国攻略の後は、青国首都近辺で防御を重視し戦力の充実に努める。周辺にほとんど都市がないので攻勢に出る意味はうすい。緑国と黄国の両方を引き付ければ、敵同士の衝突も期待できる。

6ターンの時点で青国と赤国の都市数が逆転した。「SUPER大戦略」本体のマップならこれで一山越えたところだが、「~プロ級マップ」はそうはいかないらしい。この時点で黄国が青国首都に迫ってきている。もう時間がない。

何回かセーブ・ロードを繰り返したが赤国首都は空かない。作戦は大筋では間違っていないはず。いったいどうしたらいいのか。

今までにいろいろなゲームで「きつい」「厳しい」「理不尽」といった表現をしてきたが、新たな言葉を思いついた。

このゲームは泣き出したくなる。

無理と判断したところで、敵国の操作を一時的にコンピュータから人間に変えることを思いついた。赤国首都をがら空きにして、8ターンに占領する。まだまだきついだろうが、これでクリアはできるはず。

しかし、やはりこれは最後の手段だろう。それなら最初から敵国に収入ハンデをつけたほうがいい。やり直すことにする。

ここまでに、1時間かかった。

SP大戦略プロ(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。記事は前後するが、1時間ほど最初のマップをやった感想を加味した。
(1)全てのマップについて人間担当国を変えずにクリアする。時間短縮のため、戦況有利でもう十分だと思ったらクリアとみなし中断してもよい。
(2)まずマップ設定を変えずにすこしやってみる。それから以下の難易度調整をする。
(3)自国の生産タイプを変えてもよいが、できればオリジナルの雰囲気を残す。
(4)セーブ・ロードを繰り返してもよい。
(5)「SUPER大戦略」の攻略本を見てもよい。
(6)敵国に収入ハンデをつけてもよい。
(7)敵国の生産タイプを変えてもよい。
(8)最後の手段として、敵国の操作を一時的にコンピュータから人間に変える。

クリアすることを最優先にする。(8)を使えば必ず勝てる。

難易度調整をした場合、(8)はもちろんだが(3)(6)(7)についても明記する。(4)(5)については必ずしも明記しない。

ほかの攻略情報は一見したところ見当たらないので、自力でやるしかなさそうだ。