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ロイヤルブラッド(13)SC2・エラン

シナリオ2「フェリアス家の危機」のブランシェ家・当主エランでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主・家臣が優秀。宝石魔術師が優秀。二人目の宝石魔術師を入手しやすい。

不利な点:同規模の勢力であるライル家・レッドワルトと、もっとも大きな勢力である王家に接している。領国はすべて他国に接しているので、スタートが出遅れやすい。

力を蓄えている間にライル家・レッドワルトがちょっかいを出してきたが、難なく撃退できた。後はいつも通りで難しくなかった。

シナリオ2・エランには一つ注意点がある。スレテート家・ティリアンを他国に滅ぼされてはならない。自分で倒せば二人目の宝石魔術師が手に入る。

今回はパスハが多く手に入ったので、モンスターや特殊傭兵隊とは契約しなかった。

12か国を制した。王家とモーブル家が残っているが、宝石魔術師は4人いるのでもういいだろう。4年目3月の時点で中断することにした。

このシナリオは3時間半、累計で47時間半かかった。

英雄伝説2(7)第2章クリア

同じ敵と戦って手に入る経験値はキャラクターのレベルが上がるにつれて低くなり、最後はゼロとなる。なので戦闘難易度はバランスがとれている。

前作のシステム(章ごとのレベル上限なし)のままだと、迷路で迷って手こずったほうが経験値を稼げて楽になる。それを防ぐために、章ごとのレベル上限を設けたのかもしれない。作ってしまった迷路のほうをなんとかするという発想はできなかったのだろう。しかし、迷路が苦手な人には踏んだり蹴ったりの仕様だ。

今回の筆者は地下世界の迷路を、ゲーム制作者の想定より早く抜けてしまったらしい。それでレベルが足りないのだろう。

それに比べれば筆者の苦労はたいしたことではない。このゲームのオート戦闘は優秀だ。スペースキーの上に消しゴムを乗せ、その上に文鎮などを置いておけばよい。呪文はレス・レジナ・リーフを用意しておく。

文鎮によるオート戦闘には、ひとつだけ注意がいる。アイテムを持ちきれなくなった時に、二度と手に入らないアイテムを捨ててしまうかもしれない。そうなった時の動作を確認はしていないが、念を入れるに越したことはない。問題のないことをときどき確認しておく。

レベルは20になった。時間も惜しいがまだ不安だ。ここで密造酒を集めることを思いついた。戦闘中に密造酒を使うと、気絶したキャラクターがフルのHPまで回復する。2章のラスボス対策に有用なアイテムだが、たぶん意図して説明書に効果は書いていない。しかも複数集めようとすると邪魔をされる。この邪魔はルディアの城の武器庫を利用すれば回避できる。

どちらも意地悪な仕様だと思う。このゲームをするなら、いくつ意地悪があるか探してみるぐらいの心構えがいるようだ。

もっともレベル20あれば密造酒一本でも倒せる。試しに挑んだところなんとか倒せた。フラムの呪文も有効だ。ほかにも有効な手段があるかもしれない。

今回は1時間半、累計で16時間半かかった。(文鎮によるオート戦闘の時間は半分に割り引いている。)

英雄伝説2(6)第2章・地下世界

この章から評判の悪い地下世界の探索が始まる。広大な迷路で目印はすくないが、無視するわけにはいかない。宝箱のアイテムを取りこぼすと不利になるので、くまなく探索せざるを得ない。しかし、以下の対策で臨めばなんとかなるだろう。

  • できればまとまった時間が取れる時にプレイする。1時間以上は欲しい。
  • 探索前にはアイテムを売ったり預けたりして、持てる枠を多くしておく。
  • たいまつなどを十分に用意する。まとめて使えば効果時間が延長される。地上に戻ると消えてしまうが、値段は安いので気にしなくてもいい。
  • 迷路の攻略には左手法を使う。まず、画面上のキャラクターの左手を壁につける。左手を壁につけたまま前進し続ける。「ここはさっき通ったかも…」などという余計なことは考えない。要領が分かったら、すこし壁から離れて進んでもいい。(左手法は完璧ではないので、解けない迷路もあり得る。筆者はかつてクリアした時に左手法を使ってはいなかったかもしれない。もしこのゲームを解くのに問題があったら補足する。) このゲームは左手法で解ける。なお、単純な左手法で解けない場合は拡張した方法がある。
  • 途中でヨシュアの鏡が手に入る。周囲の状況が分かるので助けになる。
  • 大まかなメモでいいので地図を書く。どの町とどの町がつながっているのか、階段はあるのか程度でいい。
  • 上記の例外。自信がないのであれば、階段周囲の地図はヨシュアの鏡で分かる程度をメモしておく。そうでないと自分がどの階層にいるのか分からなくなる。

はじめのうち地下世界では、戦闘があまりない。退屈なら地上の敵と戦ってもいい。きつい敵は無理をしないで放っておく。第2章での最強装備は、地下世界のアフルとユイシスで買える。ただし最強装備を買えるようになると、きつい敵は地上から消えてしまう。地下には残るものの、敵の種類が混在するのですこしやりづらい。やはり意地悪だ。

バクヤクは地上で手に入る。バクヤクと交換する酒は、地下世界の町で聞き込みをすれば入手法が分かる。

酒を入手する過程で、地下世界の迷路には敵があふれ出す。面倒でいらいらするが、敵とは積極的に戦ってレベルアップしたほうがいい。ここで避けても後でレベル上げをすることになるだけだ。

LV18で2章のラスボスに挑んだが、全然だめだった。今回の筆者は地下世界の迷路を、ゲーム制作者の想定より早く抜けてしまったらしい。それでレベルが足りないのだろう。しばらくはレベル上げに専念する。

今回は7時間、累計で15時間かかった。

英雄伝説2(5)第1章クリア

ゲーム進行のヒントを書いておく。

  • 各町を歩き回って人の話を聞く。アイテムが手に入ったり、先へ進むためのヒントが聞ける。
  • 金はだいじだが、がんばって節約してもあまり意味がない。
  • 選ぶ呪文に迷うなら、レス中心でいい。
  • きつい相手でなければ、オート戦闘でいい。

序章ではヨシュアの鏡を売っている道具屋があった。買おうと思って探したが、見つからない。売っていたのはつぶれた町だったのだろう。意地悪だ。

お仕着せの印象は序章より強くなった。無印では今手に入る最高の装備を買うのを我慢して、もう一段高い装備を我慢のぶんだけ早めに手に入れるというやり方も有効だった。今作ではそれはしない、というよりもできない。がちがちに作ってあるので、選択の余地がない。

無印のオート戦闘は同じ種類の敵2つのうち、HPの低いほうへ銀の杖を使ったりすることもあった。無印の銀の杖というのは、HPに関係なく一撃で敵を倒す可能性のある武器だ。同じ種類の敵ならHPの高いほうへ使うのが当然だが、その程度すらおぼつかなかったのでレベル差がないとオート戦闘は使いづらかった。

それに比べると本作のオート戦闘はかしこい。レベル上げに費やす時間は多いので楽になったが、退屈にもなった。

全体的にプレイヤーが主体的に取り組む要素が減っている。やはりこのゲームはなにかを間違えてしまったと思う。

アイテム集めの要素はなくなった。敵は例外ひとつを除き、店で買えるようなアイテムしか落とさない。無印にはいろいろなドロップアイテムがあり、それが魅力だった。本作にも期待していたのだが失望した。登場するアイテムを募集するという企画が、コンプティーク誌上でもあったはずだ。なぜこうなってしまったのか。

ひとつある例外は、たいしたことのない武器だ。店で売っていないドロップアイテムがあることの、アリバイ作りだろう。こうしておけば、表面上は登場アイテム募集の約束を破ってはいない。ますます気に入らない。

ドロップアイテムについて訂正する。「炎のやり」だが第1章では十分役に立つ。「たいしたことのない武器」ではなかった。ただし「アリバイ作り」であることには変わりはない。

なお、店で売っていないドロップアイテムと言えばそうではあるが、倒したボス敵が確定で落とすアイテムはここでの話に含めない。たとえ含めたとしても、アイテムの種類は激減している。筆者の失望に変わりはない。

1章最後のボスは強いが逃げることはできる。きついなら逃げて鍛え直して再戦する。レスの呪文で回復しないこともあるので、粘ればいつかは倒せる。第1章をレベル14でクリアした。

今回は6時間、累計で8時間かかった。

英雄伝説(10)第3章クリア

アロマがなかなか金塊を落とさない。

金塊はあきらめることにした。どうせ売って金にするだけのアイテムなので影響はない。もちろんこれは縛りを緩めた言い訳だ。昔はよく粘ったものだと思う。筆者の粘りがなくなったのか、昔はひまだったのか、それとも今回は運がなかっただけなのか。

第3章のボスはHPが低くなるとサクタスの呪文を使ってくる。サクタスは攻撃と回復を同時に行う呪文だが、攻撃や回復の専用呪文に比べると効率は劣るので無敵ではない。しぶとい相手だが、この状態までくればあと一息だ。

ところで章の途中では、回復呪文のレスをその時点で覚えられる最強ではなく、あえて1段弱い呪文のままにするという手もある。たとえば第3章ではレス3ではなく、あえてレス2を使う。強力なレスはMP消費も激しいので息切れしやすい。MPの低いゲイルには特に有効な技だ。

ただし、ボス戦の前には最強のレスにしておいたほうがいい。レスの葉などもあれば万全だ。

第3章はレベル24でクリアした。

今回は3時間、累計で37時間かかった。

ロイヤルブラッド(12)SC1・ランフランク

シナリオ1「エランとレッドワルト」のコーラル家・当主ランフランクでやってみる。難易度はふつう。

有利な点:宝石魔術師がいる。領国2つのうち1つは他国に接していない。強大な王家との間に当面は緩衝地帯がある。

不利な点:いつかは王家に囲まれる。宝石魔術師の強さは中ぐらいなので、より強い第5部隊には対策がいる。

序盤は領主の入れ替えと兵の移動を行うのは同じ。第1ターンに奇襲されなければ当分は平和だ。この間に力を蓄えておく。

隣接するフェリアス家が王家の侵攻で消耗し、風前の灯火となった。ここで侵攻すれば二人目の宝石魔術師が手に入るが、王家に腹背をさらすリスクもある。もう1ターンは持ちこたえるだろうと思って見送ったら、波状攻撃を受けて滅亡してしまった。もうすこし早く兵力を増やしておけば攻勢に出る決断ができたかもしれない。

離反しにくい第5部隊は弱く、強い第5部隊は離反しやすく使いづらい。しかたがないので、一人しかいない宝石魔術師を攻撃に使う。兵士数で圧倒的に上回る国には攻め込んでこないだろうことに賭けてみる。

やはり敵は攻めてこなかった。こちらの兵士数に対抗しようとして敵も兵士数を増やしてくるのだが、兵糧不足になることが多い。このことも影響して防戦一方になるのだろう。

第5部隊はシューターと契約した。間接攻撃を持っており、強さはピルムスとガンナーの間だ。特殊傭兵隊は総じて移動力が高く使いやすい。

新たな気づきがあった。推測だが、宝石魔術師の強さには領主の軍事力が適用されないようだ。ほかの第5部隊もそうかもしれない。このゲームは後半になると当主の能力がかなり高くなる。コーラル家ランフランクのように家臣が少ないと特にそうだ。ところが第5部隊の味方フレイム対敵マシェーティの戦闘はほぼ互角で、第1~4部隊の戦況と明らかに違っていた。宝石魔術師には領主の軍事力が関係ないとすれば納得できる。

11か国を制した。王家は14か国だが兵士数では圧倒しているので、7年目3月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で44時間かかった。

ロイヤルブラッド(11)SC4・レッドワルト

シナリオ4「ロイヤルブラッド」のライル家・当主レッドワルトでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主が優秀。家臣は優秀で数も多い。宝石魔術師が二人いる。領国が多く他国に接していない国もある。自分より小さな勢力に接している。

不利な点:同規模の勢力であるブランシェ家・エランに接している。

いきなりブランシェ家・エランが攻めてきた。猶予があれば領主の入れ替えや兵の移動を行えたのだが、どうにもならない。敵の軍事力は高く味方の軍事力はいまいちだが、兵士数は同数なので応戦する。

敵の宝石魔術師はサンダラス。強力な間接攻撃を持っているが、隣のマスへは攻撃できない。こちらの宝石魔術師と歩兵で作った壁に隣接してくるが、攻撃はしてこない。今回気づいたが、敵の思考ルーチンは移動を優先するらしい。うまく立ち回れば撃退できそうだ。

味方の宝石魔術師も間接攻撃なので、一歩ずつ後退しながら攻撃する。しばらくするとサンダラスは逆方向から回り込もうとしたので、後ろから追撃して撃退できた。

敵の一般部隊は移動力の高い騎兵が突出してくる。後続が追いつく前に囲んで打撃を与えれば撃退できるだろう。

撃退したものの、敵エランの軍事力が高いこともあって無傷というわけにはいかない。波状攻撃を受けると危ないが、それはなかった。領主の入れ替えと兵の移動をする。思い切って1国は放棄した。

正確には国を放棄するというコマンドはない。金と兵糧と兵士を全て隣接国に移動して直轄領にする。余裕があれば、金をすこしだけ残して探索をしてもいい。

序盤の奇襲さえ乗り切ればすぐに兵を増やせる。後は難しくなかった。

第5部隊はファハンと契約した。体力(実質的には兵士数と同じ)の初期値は100でオークと同じだが、攻撃力などは強いようだ。ファハンの特徴は、2マス以内の全てのマスに間接攻撃ができることだ。隣接するマスにも間接攻撃ができ、自分の損害はないので使いやすい。

16か国を制したので、3年目10月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で40時間かかった。

ロイヤルブラッド(10)SC3・エラン

シナリオ3「ティリアンの戦い」のブランシェ家・当主エランでやってみる。難易度はやさしい。

有利な点:当主が優秀。家臣は優秀で数も多い。宝石魔術師が二人いる。領国が多く他国に接していない国もある。

不利な点:同規模の勢力であるライル家・レッドワルトと王家に囲まれている。弱い敵から攻略するということはできない。

序盤は領主の入れ替えと兵の移動を行う。敵領主の軍事力のほうが高いなら、兵士数で上回っておきたい。こちらの領主の軍事力のほうが高いなら、あえて兵士数を劣勢にしたままにするという手もある。敵はせっかく兵士数で上回っているのに、こちらと同数で侵攻してくることが多いので、返り討ちにできる。

あせらずに兵を養ってから侵攻すれば、ほとんど苦労はないだろう。

第5部隊はオログハイと契約した。兵士数の初期値は110なので、オークより強いようだ。その代わりに移動力は2で歩兵と同じ。

15か国を制したので、3年目4月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で36時間かかった。

ロイヤルブラッド(9)SC2・イリアス

シナリオ2「フェリアス家の危機」のフェリアス家・当主イリアスでやってみる。難易度はふつう。

有利な点:宝石魔術師がいる。領国3つのうち1つは他国に接していない。

不利な点:王家に囲まれている。宝石魔術師の強さは中ぐらいなので、より強い第5部隊には対策がいる。

シナリオ4・エアドリックの状況に似ているが、こちらのほうが難しい。強大な王家に兵士数で圧倒されてしまう。当主の軍事力はエアドリックよりも高いのだが、跳ね返すには不十分だ。

他国に接していない領国から兵士を持ってきても足りない。27国に攻め込まれてしまう。消耗するとじり貧なので、抵抗せずに退却することにした。さいわい無事に退却できたが、最初から27国を放棄しておけば金と兵糧を失わずにすんだ。

25国の守りを固めて兵を養う。敵も兵士数をやたらと集めてきた。25国には敵の24国と27国が接している。片方を攻め取ることはできるけれども、残したほうが脅威になるように思える。でも、兵糧が不足していれば攻めてはこれない。

フェリアス家には家臣が二人しかいない。領国が増えるにつれて、質以前に量が足りなくなってくる。今回は北方スレテート家の滅亡にともなって、優秀なティリアンを家臣とすることができた。それでも足りないので、弱っているライル家レッドワルトからメイルガンを引き抜く。人物の説明にある通り、メイルガンは引き抜きやすい。

第5部隊はガーゴイルと契約した。強さは中ぐらい。単独で王冠ドラゴンに対抗するのは厳しいが、ほかの部隊と連携し機動力を活かして側面・背後に回り込めば勝機はある。

11か国しか制していないが先が見えたので、6年目11月の時点で中断することにした。

このシナリオは4時間、累計で32時間かかった。

英雄伝説2(4)序章

無印と同じく、このゲームの攻略情報は多数あるようだ。記事は網羅性よりも独自視点を重視する。

序章は退屈だ。とにかく歩き回って人の話を聞く。戦闘はあるがオートで十分だ。

すっかり忘れていたが、途中で嫌なイベントがあった。金をもらうのを遅らせたり、ワプを使ったりすれば、もしかすると多少の金を救う可能性があるかもしれない。ロードによるやり直しはしないことにしているので、試してみてはいない。

昔読んだ雑誌の記憶では無印にはいくつか仕様の穴があり、できないはずのことができてしまったりした。このゲームでは躍起になってふさいでいる気がする。そういう印象があるので、いろいろと試してみる気になれない。

ストーリーはすんなりとは進行しない。フラグ立てのイベントが多く、面倒くさい。ヒントをすこし書いておく。

  • ワプを使えば時間短縮になる。
  • 国を行き来する必要はない。
  • 洞窟は入り口に入るだけで十分。中は調べなくてもいい。

ようやく本格的なストーリーが始まった。ここに来るまで長すぎると思う。

インストールなどを含めて、ここまでで2時間ぐらいかかった。