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D4エンタープライズは引っ越したわけではないようだ

プロジェクトEGGを運営するD4エンタープライズが引っ越しをした、という前提で以前に記事を書いた。この認識は間違っていた可能性が高い。


銀座に行く機会があった。ついでに銀座クイントビルの入り口で、フロア案内板を見てみる。ところが、D4エンタープライズという名前は見当たらない。

すくなくとも、ワンフロア全部を借りてはいない。半分程度借りているとも思えない。半分なら案内板にのるはず。ごく一部なのか。しかしそれでは、以前より狭いのではないか。

正々堂々訪問するという手もあるが、それはしない。代わりに「銀座クイントビル テナント」で検索してみる。情報があった。銀座クイントビルにオフィスがあるのではなく、登記上の住所があるというだけらしい。裏は取っていないが、銀座に引っ越したというよりは可能性が高いと思う。

やられた。大失敗である。せめて以前の記事の訂正はしておく。

プロジェクトEGGパッケージ版はアマゾンで買えるかもしれない

プロジェクトEGGで発売されたパッケージ版の一部はアマゾンでも買えるようだ。販売者は「アクティブサポート」。信頼性の問題はないと思うが、各自で判断してほしい。

2023/7/13 現在、「魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り」はアミューズメントセンターより約一割増しの 29,400 円となっている。たしかに納品は早いのかもしれないが、この価格には驚いた。そういう姿勢で商売をするのだと認識し、価格変更には十分注意してほしい。

2023/7/16 追記。上記追記の一部を打ち消し線で削除した。誰かが「そういう姿勢で商売」をしているという認識に訂正はない。しかし、その誰かがアクティブサポートとは限らない、という認識に思い至ったためである。

以下、高い・安いの判断には送料を含める(アミューズメントセンター(プロジェクトEGG)で購入する際は、別途送料がかかる)。アマゾンのポイントは考慮に入れない。

アクティブサポートはアミューズメントセンターより安く売る場合もある。高く売る場合もある。アミューズメントセンターでは売り切れのタイトルが手に入る場合もある。

重要。アクティブサポートは価格を変更することがある。以下の高い・安いをうのみにせず、各自で確認してほしい。

  • 「魔導物語 超きゅ〜きょく大全 ぷよぷよ入り」
    • 以前はアミューズメントセンターよりすこし安かった。
    • 数日前にアミューズメントセンターよりすこし高くなった。
    • 今は売り切れとなっている。
  • 「ロードス島戦記クロニクル」
    • アミューズメントセンターよりすこし安い。
  • 「ザ・トリロジーズ -T&E SOFT / XTAL SOFT COLLECTION- (B version)ハイドライドジャケット・T&Eマガジン表紙カード前半号セット」
    • アミューズメントセンターでは売り切れとなっているが、売っている。価格はすこし安い。

プロジェクトEGG・動作不具合の解決法など

(あくまでも相対的にだが)当サイトの人気記事上位に「プロジェクトEGGについて202203」がよく上がる。プロジェクトEGGについて知りたい人が多いのかもしれない。わかる範囲で書いておく。

ゲームが動かないときは、 DirectX を更新すれば動くかもしれない

以下は数年前の記憶なのであやふや。それでも参考にはなるだろう。

少数だが、起動に失敗するタイトルもあった。その中には、手がかりなしのタイトルもあれば、 “Xinput1_3.dll” についてのエラーメッセージが出るタイトルもあった。 “Xinput1_3.dll” は DirectX が原因らしい。そこで DirectX を更新したところ、動くようになった。この時、手がかりなしのタイトルも動くようになった。なので、それらしいメッセージがなくても DirectX の更新を試す価値はある。

EGG フォルダーを活用すると便利

プログラムなどは “EGG” というフォルダーの下に入っている。このフォルダーにショートカットを作っておくと便利。フォルダーの場所はどこか。おそらくデスクトップにEGGランチャーのショートカットがあるはず。「右クリック」-「プロパティ」で「リンク先」が表示される。

EGG の下には3つのフォルダーがあるはず。 cache,player, ランダムと思われる英数字の羅列。英数字の羅列フォルダーの下に、各タイトルのフォルダーがある。ゲームの起動はランチャーから行うべきだが、 README などの説明書はフォルダー経由のほうが便利。

各タイトルのフォルダーには、セーブデータのファイルもある。セーブ箇所の少ないゲームは、ウィンドウズの機能でコピーすると楽になる。ただし、ゲーム起動中(アプリケーション動作中)のコピーは危険かもしれないので警告しておく。

ダウンロード済みタイトルが多いと、目的タイトルのフォルダーを探すのは一苦労。最近起動したのであれば、更新日時が参考になる。そうでなければ cache フォルダーの画像が参考になる。また、フォルダー名の前半はメーカー名を示しているようだ。

EGG月額を払わなくてもメルマガは受信できる

プロジェクトEGG(D4エンタープライズ)を手放しにすすめるわけではない。率直に言って微妙な点は多い。

「EGG会員」になるか迷うのであれば、まず「アミューズメントセンター会員」だけになることをすすめる。EGG会員には月額料金が発生する。一方、アミューズメントセンター会員には月額料金が発生しない。

アミューズメントセンター会員になると、月に5~6回メールが来る。それを読んでから決めても遅くはないだろう。


例えばスチームやアマゾンには、タイトルと制作者に忖度しないユーザーレビューもある。対して、タイトルと制作者の悪いところに全く触れない販売サイトもある。後者とつきあうのであれば、自分でしっかりしなければならない。

ソードダンサー(35)追記

「ソードダンサー(無印)」・「~増刊号」・「~増刊号’93」の配信版が、プロジェクトEGGで手に入るようになった。現時点では入手していないので、以下は推測。

実機版よりもプロジェクトEGG配信版のほうをすすめる。本作のアクションは厳しい。しかし、クイックセーブ機能を使えば難易度は一気に下がる。

HARDであっても戦闘はなんとかなる。問題となるのはフィールドにおける連続黒穴ジャンプ。EASYであっても手加減はなく難しい。筆者はV30モードの助けを借りてクリアした。

クイックセーブ機能はV30モード以上の助けとなるだろう。ぬるすぎるなら独自にルールを決めればいい。例えば、あるエリアに入った直後だけクイックセーブ可、など。

プロジェクトEGG配信版であれば、自分好みの難易度を選べるはず。いい時代になった。率直に言ってプロジェクトEGG(D4エンタープライズ)には微妙な点も多いが、今回の配信については評価したい。

プロジェクトEGGについて202204

最近プロジェクトEGGで発売されたパッケージ版「ザ・トリロジーズ~」が、すぐに売り切れとなった。まだアマゾンで手に入るかもしれない。一週間はかからなかったようだ。現時点では再販があるかどうか不明。その気があるのに買えなかった人もいるだろう。

前回筆者の記事に影響されて買えなかった人はいないと思うが、今後のこともあるので見解を書いておく。なお、筆者は「ザ・トリロジーズ~」に興味はないが、他のパッケージ版を買う可能性はある。


なぜすぐに売り切れたのか。需要が多かったのではなく、販売者が需要を見誤ったのだろう。しかも、その原因を作ったのは販売者にある。予定どおり発売せずに遅延すれば、購入者も慎重になる。確実な販売開始を待ってから注文したのではないか。そういう気持ちに対応できなかった結果の売り切れだと思う。

済んだことはしかたがない。購入側は今後どうしたらいいか。数年待つつもりで予約する。あらかじめトリガー(発売決定が告知される、など)を決めておき、その時が来たらすかさず予約する。買えなかったら縁がなかったとあきらめる覚悟をしておく、などが考えられる。

どれを選ぶかは各自の判断。肝心なのはやきもきしないこと。最初から過剰な期待はしないのが、心の健康にはいいだろう。

プロジェクトEGGについて202203

この記事の前提となる筆者の認識は、根本的に間違っていた可能性が高い。そのため、一部を削除・追記した。くわしくは別途記事を書いた

プロジェクトEGGの評判が気になる人もいるだろう。現時点での私見を書いておく。最終判断は各自でしてほしい。

プロジェクトEGGを運営するD4エンタープライズの住所が変わったことに気づいた。手狭になって引っ越したのかもしれない。リモートではあるが、新旧を比較してみた。

旧ビルも悪くはないのだが、新ビルは明らかにパワーアップしている。広いだけでなく、場所がすごい。すぐ近くには著名な建物もある。住所でだいたいの見当はついていたが、ど真ん中とは意外だった。人によっては怒りを覚えるかもしれない。

思ったこと。短期的には、経営が苦しいということはないだろう。最近の商業ビルに空きがあるとはいっても、それなりの信用は必要なはず。長期的にも、それほど気にしなくていい。自社ビルを建てたわけではない。

なので以下のような事態が起こることは、まずないだろう。突然サービス終了になってしまいパッケージ版商品が届かない、払ったお金も戻ってこない。今のところ、筆者はそういう心配をしていない。そういう事態が起こる可能性が高いとは言わないが、低いとも言えない。

サポートは十分に高い品質なのか、値段は妥当なのか、パッケージ版の納期はまともなのか、といった点は別である。筆者は、こんなものだろうと思っている。不満な人には以下の対応をすすめたい。

積極策。ただし、成功する保証はない。EGG掲示板などへ積極的に投稿する。ゲーム攻略情報でもいいし、不具合サポートでもいい。自分が困ったことは、たぶん他人も困っている。集まれば自ずと品質向上になる。

消極策。節約する。月額料金を半永久的に払う必要はない。数年に数か月しか払わなくても不都合はない(PCの買い替え前後だけで十分ということ)。また、必要ないのにお金を貸さない。まだ発売されていないパッケージ版にお金を払うのは、貸すということである。つまり、無理はしない。無理をするから不満なのではないだろうか。

ブランディッシュ(17)追記

思うところあって、プロジェクトEGG作品の優先順位を実機作品並みに上げる。実機環境と比較しやすい「ブランディッシュ リニューアル」をやってみた。評価はまずまずだが、注意点もある。

「ブランディッシュ」(無印)は、数年前にもオリジナルでプレイしている。リニューアル版とオリジナル版の内容に大きな違いはない。ただ、マシンの違いとEGG特有の環境には慣れるまでとまどった。


EGGでの画面の大きさは、標準・拡大1.25倍・拡大1.6倍・フルスクリーンから選ぶ。実機と比べて拡大1.6倍では、やや小さい。フルスクリーンでは大きすぎる。結局、拡大1.6倍に落ち着いた。ノートパソコンのフルスクリーンなら、ちょうどいいかもしれない。

画面が小さいと見づらくなる。これはなんとかなった。問題は、細かい操作でミスをしやすいこと。具体的には、マップへの書き込みとワープ魔法の移動先指定が難しい(ワープ魔法を急いで使わないと面倒なことになる状況がある)。数年前を含めて、かつてはそれほど苦労しなかったはず。

ではフルスクリーンにするとどうなるか。画面は見やすく、細かい操作もしやすい。ところが、どうも操作感覚が合わない。開けると罠が作動する宝箱でのガードを失敗しやすかった。実機では不意を打たれない限り、たいていガードできたはず。画面の大きさに合わせて、マウスの移動速度などを調整すればよかったのかもしれない。

使うマウスは普段使いから変更した。小さめで軽いクリックのものが使いやすい。このマウスは、どうもしっくりこないので別のものを使っていたのだが、今回の環境には向いていたようだ。


効果音は微妙に遅れる。普段は分からないが、休息をとってみると違和感に気づく。剣技で不覚をとる可能性が高くなるかもと心配したが、影響は感じなかった。効果音が連続すると、遅れやすくなるのだろうか。

音楽は良くなった。細かい微妙な表現が増している。これはスピーカーの違いが大きいだろう。筆者のウィンドウズマシンのスピーカーは、コスト重視で性能は最低限。それでも左右二つのスピーカーから聞こえる音は、元々ビジネス用途で一つしかない昔のPC-9801実機スピーカーよりずっといいはず。あとは、ソフトのリニューアルの影響もあるかもしれない。


以降での違いは、EGG特有の環境と関係ない。

廃墟の不死の敵に「 M.POISON 」が効かないことがあった。時間が経つと解除されるのかもしれない。それとも勘違いで、違う場所に置いてしまっただけだろうか。洞窟の不死の敵で、そういうことはなかった。

塔のラスボスは、やはり1体を倒した後に残り1体の動きが速くなったと思う。今回はミスをして、一撃で8割ぐらいのダメージを食らった。

洞窟の最初の丸石の罠でミスをし、復活の指輪が砕けてしまった。すっかり忘れていたが、数年前もここで失敗している。地獄のほうは問題なくクリアした。

メデューサが初登場するフロアでは3体登場した。オリジナルでは2体だったと思うのだが、記憶違いだろうか。

ソードオブカースはきつかった。ガードしていても結構なダメージを食らう。オリジナルでは、もっと楽に倒せたはず。記憶違いだろうか。それとも、作戦ミスか。単にその時点での最強鎧を装備していなかっただけだろうか。

ダークゾーンは、すごく楽になった。穴が見えるからだ。

カジノでは、50枚くらい使ったところでスペシャルモードに入った。記憶の限りでは、今までで一番運がいい。今回は単に運が良かったのか、そういう仕様になったのかは不明。

ラスボスを含めて、要塞で大きな違いは感じなかった。

クリア時のレベルと能力値は全てMAX、脱出時間は25:37、死亡回数はゼロ、復活の指輪が砕けたのは1回、マップ踏破率は86.31%だった。


ゲーム自体の評価は、オリジナルとほぼ同じく「普通」。大きな欠点はない。初めての人でも、いつかはクリアできるだろう。

ただし、画面の大きさ設定・マウスの動作設定・場合によってはマウス自体の交換を、試行錯誤しながら行えることが望ましい。かつてと比べてマシンの多様性は増した。設定も容易にカスタマイズできる。逆にそういった最適化ができないと余計な苦労をしてしまう。いい時代になったと思うことにする。