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AD&Dカース(7)<ナイフ団>アジト

<ナイフ団>アジトでもマップ機能が使えない。地図もないので、くまなく回るつもりならマッピングをしたほうがいいだろう。今回はマッピングをしなかったので、もしかしたら見落としがあったかもしれない。

まず右手に進み、突き当ったら奥へ進む。囚人を解放し情報を手に入れた。次は奥にいる状態のまま左手に進む。隠し扉の向こう側に重要エリアがある造りらしい。

調査コマンドを使った時に、なにも表示がない場所と一瞬だけメッセージのある場所とがあることに気づいた。調査コマンドをもう一度使うとメッセージは表示されない。以下はまだあやふやな推測。

一瞬だけメッセージのある場所でだけ、ランダム敵に出会う可能性があるように思う。もしこの推測が正しいなら、調査コマンドを使ってから休息すれば寝込みを襲われることはない。この方針をとったところ安全に休息できた。

推測が正しいかどうかは不明だが、この方針を続ける。呪文をふんだんに使えるので楽だ。ただし連続戦闘があるかもしれないので全部は使い切らないようにする。

いくつか情報や宝を見つけることができた。情報は取りこぼしてもクリアに支障はないと思う。でも、なるべく寄り道したほうが楽しめるだろう。

ナイフ団の首領はいちばん奥にいた。戦闘は厳しくない。この戦闘で手に入るアイテムには魔法のアイテムがあった。

ナイフ団の入れ墨は消えたが、ティルヴァートンの町からは追放された。次にどこへ向かうべきかの明確な情報はない。ここまでは一本道だったが、以降の自由度は高そうだ。シャドウデイルの町へ行ってみる。

今回は1時間半、累計で9時間かかった。

AD&Dカース(6)下水道

下水道エリアではマップ機能が使えない。ただ、パーティがどの方向を向いているかは表示される。このあたりの仕様は「~プール~」と同じ。

前のエリアで下水道の地図を手に入れていれば楽だ。あっさりと次のエリアへ進むこともできるが、くまなく回っておく。マッピングの必要性が薄くなるので地図は無駄ではない。いくつか情報や宝を手に入れることができた。

「~プール~」を経験していないとトロールを倒すのに手こずるかもしれない。冒険者ジャーナルのモンスター説明が役立つだろう。

ここにはオチューグという汚物を好む生き物がいる。驚いたことに知能を持っているので交渉ができた。戦闘で不利になれば降伏したりもする。もっとも「驚いた」というのは偏見かもしれない。人間がわざわざ辛いものや苦いものを食べるのも、ほかの生き物にとっては異常なことだ。

このエリアでも何回か休息したが、寝込みを襲われることはなかった。

今回は2時間、累計で7時間半かかった。

AD&Dカース(5)盗賊ギルド

パーティは記憶喪失で荷物もなくしたという状態で始まる。「~プール~」で集めたアイテムは全てなくなった。この設定は昔雑誌を読んで知っていたのでがっかりはしない。ゲームバランスをとるための言い訳なのだろう。

まず休息して呪文を覚えておく。パーティメンバーの腕には魔法の入れ墨のようなものがある。一種の呪い(カース)らしい。一応「リムーブ・カース」の呪文をかけたが変化はなかった。

次に武器屋に寄る。職業別の武器制限などは「~プール~」とすこし違う。僧侶も飛び道具を使えるようになった。金はあるが移動制限が大きいのでプレートメイルはやめておく。

賢者に情報を聞いておく。高額だがお金はそのうち手に入るだろう。入れ墨の情報が手に入った。

まだ町を回り切っていないが事件に巻き込まれる。敵を倒してその場を離れることはできた。でもまた敵に遭遇する。無限に出てきそうなので降伏した。

降伏すると盗賊ギルドでの冒険に移る。いくつか戦闘はあるが呪文に頼れば楽勝だ。戦士は普通の武器しかないので、あまり当たらない。偶然かどうかわからないが戦闘後に休息をとっても何事もなかったので、呪文を使ったほうがいいだろう。

戦闘時の処理負荷は「~プール~」から改善された。フリーズしたかと間違えるようなことはない。速すぎてメッセージの見落としが不安なくらいだ。ただ、戦闘画面に移るまでのディスクアクセスは「~プール~」よりすこし重い気はする。それを含めても本作のほうがいいだろう。

次のエリアへの入り口を見つけたが、盗賊ギルドをくまなく探してみる。休息が取れるならそのほうがいいと思ったからだ。これは正解で宝の部屋を見つけることができた。盗賊ギルドの宝なのかもしれないが気にしない。ただし、盗賊ギルドは味方なので間違えて戦ったりしないように気をつける。

くまなく探したと思ったのだが、エリアの西半分に行くことができない。よく見ると西半分はティルヴァートンの町のようだ。次のエリアへ向かうことにする。

ここまでに「赤いローブ」の者たちの情報があったり、見かけたりした。「赤いローブ」には心当たりがある。「~プール~」のヴァリェヴォ城で情報があった。攻略本「プール・オブ・レイディアンスAD&D冒険日誌」にも、テーブルトーク版設定資料の記述がある。入れ墨に関わっているのかもしれない。

今回は2時間半、累計で5時間半かかった。

AD&Dカース(4)ゲーム開始

初めに断っておくことがふたつある。ひとつは未経験ゲームの記事を書くのは初めてだということ。蛇足が多かったり、肝心な点が抜けたりするかもしれない。

もうひとつは中断の可能性が高いこと。実はドライブ1に入れる製品ディスクAの調子が悪く起動ができない。

このゲームにはマニュアルプロテクトがある。もしかしたらディスクコピーが可能かもしれないと思って、いろいろ試したところ成功した。どうやらドライブ1と製品ディスクAの相性が悪いらしい。原因がどちらにあるのかは分からない。両方かもしれない。

成功したと書いたが、なんらかの理由でそうでない可能性もある。その時は中断することになるだろう。

製品ディスクには「無断でDISKその他に複製することは法律で禁じられています」とあるが、例外事項に当たるので法律上問題はない。具体的には、私的使用かつプロテクト解除ではない(通常のMS-DOS機能しか使っていない)からだ。道義的にも問題はない。

道義的に問題があるのは、むしろゲーム制作者だろう。「私的使用を除き」といった自分に都合の悪いことは書かずに、「法律で禁じられています」とだけ言っているからだ。著作権法は著作権者の利益を図ることが最終目的ではない。この件は気が向いたら別記事を書く。

キャラクターは「AD&Dプール・オブ・レイディアンス」から移行した。能力値は「~プール~」の初期値と変わらない。がんばって手に入れた耐久度20は18に下げられてしまった。昔も含めてかなりの時間が無駄になったが、あきらめるしかない。HPは、ティン89・エリディン88・プラム80・エレン43・カリナ52・マイラ27。

ゲームはティルヴァートンの町から始まる。ディスクトラブルなどがあり、ここまでに3時間ぐらいかかった。

AD&Dカース(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)セーブ・ロードによるやり直しは自由。ただし控えめにしたいので、回数を数えるようにする。
(2)攻略情報は、原則として見ない。

このゲームは今回が初めてなので、縛りはゆるくする。また、必ずしも最後にするつもりはない。でも最初で最後かもしれないという気持ちでやってみる。

AD&Dカース(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1991年ポニーキャニオンの日本版。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。要16色対応。要アナログディスプレイ。メモリは640KB必要。2フロッピードライブが必要。RAMドライブに対応。ハードディスクは不要。FM音源に対応。

上記の版を手に入れる際は、翻訳ホイール(マニュアルプロテクト)と解説書3部の付属品がそろっていることに注意する。

V30モードでは遅くなってしまうと明記されている。おそらく286マシンでもつらいはずだ。

オリジナルは海外なので、さがせば英語版が廉価で手に入るかもしれない。信頼性は各自で判断されたい。英語のハードルは「~プール~」と同じく高いと思う。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

AD&Dカース(1)ゲームの紹介

「AD&Dカース・オブ・アジュア・ボンド」をやってみる。おおむね「AD&Dプール・オブ・レイディアンス」と同じシステム。今回初めてなのでくわしい情報は不明。

オリジナルはアメリカのRPG。アクション性はないはず。テーブルトークRPGのシステムと世界観を元にしている。自由度はたぶん高いように見えるが、そうでもない。「AD&Dプール・オブ・レイディアンス」の続編でキャラクターを引き継ぐこともできる。

このゲームは未プレイなので昔の話はない。

AD&Dプール(27)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

それと「AD&Dプール・オブ・レイディアンス」そのものではないが、テーブルトークのD&D(AD&Dではない)で思い出したことを別記事に書いた。

意外だったが、プレイ時間はおもったほどかからなかった。1回の戦闘にはやたらと時間がかかるのだが、戦闘回数は少ない。それで合計時間は印象とくらべて少ないのだろう。

このゲームはよくできている。シナリオの設定などは今でも通用する。ただし、プレイのしやすさはよろしくない。面倒をのりこえる価値はあるが、無条件にはおすすめできない。ハマれば何度も楽しめるとは思う。

ゲーム起動時には翻訳ホイール(マニュアルプロテクト)によるパスワードが要求されるが、なんども起動しているうちに覚えてしまったほどだ。

たぶん一生覚えているだろう。

いいゲームだった。

AD&Dプール(26)再冒険

今回は攻略情報を見ずに慎重に進んだので、取りこぼしが多かった。たとえば「カドルナの織物工場」にはNPCが反応を示す面白いメッセージもあるが、長居をしたくない場所なので見に行かなかった。攻略本を読むのを解禁し、もう一度最初から冒険をしてみた。リセットも解禁したが、ほとんど必要なかった。

すでにレベル上限に達しているのでサクサク進む。かいつまんで書いておく。

ヤラシュの部屋からは3つの宝部屋に移動できる。宝はすくなくとも一部はランダムのはずだ。もし変わったアイテムをいろいろ手に入れてみたいのなら、ここでリセット技を使うと効率がいい。今回はリセットを使わずに「クローク・オブ・エルブンカインド」が手に入った。

今回もリセットを使わなかったが、初めて見るアイテムがあった。「ワンド・オブ・ファイヤーボール」だ。攻略本「プール・オブ・レイディアンスAD&D冒険日誌」にも載っていないので、非常に珍しいもののようだ。使ってみたところ、たしかにファイアボールの効果があった。これがあればかなり有利だろう。100回リセットすれば手に入るかもしれない。

以下の記事を訂正する。

司令官はおそらく高レベル戦士で、たぶんゲーム中で一番高いHPを持っている。

「ズヘンティル城塞」の司令官よりも、「海賊の基地」の首領のほうがHPは高い。それと「海賊の基地」の首領は、最高の防具に加えて2番目に強力な武器を持っている。やはり前回は自重しすぎた。

「コボルドの洞窟」と「ヴァルヒンゲン墓地」を残して「ヴァリェヴォ城」へ突入したが、普通にラスボスを倒せてしまった。つまり、全ての使命を果たす必要はないということだ。

ラスボスを倒す際はアイテムを駆使した。体力度を21にしたり、姿を消したりする薬を使ったのは、初めてだと思う。昔はリセット技に頼ったので、工夫が必要なかったのだろう。

ラスボスを倒した報酬をもらう前に「コボルドの洞窟」をクリアしておく。ちゃんと両方の報酬を払ってくれた。「ヴァルヒンゲン墓地」は放っておいた。経験値を下げられたくないからだ。

テンポス神の僧兵にも再度挑戦してみる。前回同様にこちらの魔法使いが先手を取ることが多かったが、たまにはレベル7僧侶に先手を取られることもある。しかしアンデッドNPCが役立ってくれて、ぎりぎりで勝つことができた。

1回目の冒険のリセット回数は11回ぐらいだった。これでも昔と比べると大幅に少ない。

  • 戦闘で全滅(寸前)、あるいは勝ったがぼろぼろなのでやり直した:5回
  • NPCの死亡が忍びない、など:2回
  • 戦士一人(プラム)のレベルアップ時HPの上昇幅が嫌:1回
  • アイテムを池で落とした、金をすられたのでやり直した:3回

昔はレベルアップ時に何度もリセットしていた。レベルドレインもすべてやり直していた。今回は全てのレベルドレインを受け入れたが、筆者には大きな経験だった。これでよしとする。このゲームは覚えていないくらいクリアした。まだ楽しめる気もするが、もういいだろう。

今回は30時間、累計で94時間半かかった。これでゲームクリアとする。

AD&Dプール(25)耐久度20

(5)あるアイテムを使うと耐久度を1上げることができる。このアイテムは本来であれば、1つだけしか手に入らない。でも技を使うといくつも手に入れることができる。キャラクターの耐久度が20になると、おもしろいことが起こるのだ。

「メンダーの図書館」では、耐久度を1上げるアイテムが手に入る。しかしほかの確定の宝と同じで、1回の冒険につき1回だけだ。

だが「1回の冒険につき1回」ということは、何回も冒険すれば何回も手に入るということだ。やり方は以下の通り。

  • 念のため、現在の状態をセーブしておく。「ザ・ボス」を倒す前でも後でもいい。
  • パーティにNPCを加える。冒険の途中で会ったNPCでも、訓練所で契約したNPCでもいい。
  • 訓練所で「パーティからのキャラクター離脱」を使い、プレイヤーキャラクター6人をセーブディスクに移す。
  • リセットする。ゲーム起動後にセーブデータのロードはしない。
  • 「パーティへのキャラクター参加」を使い、セーブディスクのプレイヤーキャラクター6人でパーティを編成する。
  • 「冒険の開始」を選ぶと、ロルフがやってくる。

前回で町の警備兵と戦ったが、新しい冒険を始めると全てがリセットされる。店は普通に使えるし、テンポス神の神殿へ行っても何事もない。

「スラム」と「クトの井戸」を通って、「メンダーの図書館」へ行く。耐久度を1上げるアイテムを取って使ったら、新フランへ引き返す。

「メンダーの図書館」には恐ろしい仕掛けがあり、ただでは帰らせてくれない。

耐久度を1上げるアイテムを取るだけなら、なにも起きない。余計なことはしないでおく。

問題は「スラム」と「クトの井戸」にわいて出るランダム敵だ。こちらのほうが圧倒的に強いのだが、交渉はうまくいかないことが多い。状況によっては逃げるのが有効だが、不意を打たれると戦闘を避けられない。勝つのはたやすいが、数が多く面倒くさい。何度もやっていると飽きてくる。

本作では耐久度を20まで上げても問題ない。しかし続編の「AD&Dカース・オブ・アジュア・ボンド」では、もしかしたら予測のつかないことが起こるかもしれない。耐久度20のキャラクターを「~カース~」に移行すると、種族の上限値(18か19)に下がってしまう。HPはたぶん変わらない。念のため、パーティ全員の耐久度を19まで上げたセーブデータを別に取っておく。

耐久度が20になると何が起こるのか。休息せずに単に歩いているだけで、すこしずつ自動的にHPが回復する。さすがにトロールのように、戦闘ラウンドごとの回復はない。それでも大いに役立ってくれるだろう。

今回は9時間半、累計で64時間半かかった。