「ジャンル・RPG」カテゴリーアーカイブ

英雄伝説(4)ゲーム開始

このゲームにキャラクターメイキングはない。いきなりストーリーが始まる。いろいろな人に話しかけて情報を手に入れる。それからストーリーを進めていく。

うっかりストーリーを進めてしまうと、ゲームをやり直さないと聞けないセリフや、手に入らないアイテムがある。ゲームクリアするにはそれでも問題ないが、今回は普通の範囲内で寄り道を楽しむ。最初のエルアスタでは、町の南にある出口から出ようとするとストーリーが進行する。その前に全ての人に話しかけておく。

町の外には敵がいる。最初の敵はどうやっても勝てるのでオート戦闘にする。やけに経験値が少ないと思ったが、「ジゴク」にしていたのを思い出した。序盤だけは「サクサク」にしておけばよかったかもしれない。

初期設定のままだとレベルアップ時の能力値上昇は自動的になされるが、今回は「マニュアル」でやってみる。主人公のセリオスは、強さ・かしこさ・運の良さ・素早さに1点ずつ割り振った後、①運の良さ②かしこさに割り振る。

この時点では町の人から聞いた通りに岬の洞窟は危険だが、キャラクターを鍛えればなんとかなる。ダメージを受けてHPとMPが足りなくなったら、いったん洞窟の外へ出て安全な敵でレベルを上げればHPとMPが回復する。岬の洞窟を抜けて城へ行くと、普通の範囲外のセリフを聞くことができる。そのようなセリフはほかにもいろいろあるので、探してみるのも面白いだろう。今回はそこまではしない。

レベル3にしてから町へ戻る。ストーリーが進行して岬の洞窟を抜けることになるが、強い装備を持っているのでレベル3でも楽勝だ。ダンジョンは見通しが良くないので、たいまつを使うといい。宝箱が1つあるので見つけておく。

城では閉じ込められてしまうが、待っていればストーリーが進行する。しばらくの間はリュナンがリーダーでいたほうがいい。脱出直後にルディアの町でセリオスをリーダーにすると、普通の範囲外のセリフを聞くこともできるが危険をともなう。

やっと気付いたが、このゲームの攻略情報は多数あるようだ。くわしい記事はなくてもいいだろう。

しばらくはレベル上げに専念する。

ここまでで、1時間ぐらいかかった。

英雄伝説(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)ゲーム進行「ジゴク」。
(2)セーブ・ロードによるやり直しは、原則としてしない。
アイテム集めとストーリーの進行を戻したい時は例外。
(3)すべてのアイテムを集める。
(4)攻略情報は、原則として見ない。

補足する。

(1)

入る経験値の量を調整する機能もある。

いちばん難しい「ジゴク」はいちばんやさしい「サクサク」に比べて、倒した敵から得られる経験値と金が4分の1になる。「すべてのアイテムを集める」つもりなら、これくらいでちょうどいい。

(2)このゲームの怪物はフィールド画面ではどの種類なのかわからない。ただ、直前の戦闘の開始前をロードして再戦闘をすると同じ怪物が登場する。つまりフィールド画面をうろつく怪物の種類は、プレイヤーに区別がつかないだけであって確定はしている。

一方、怪物の種類によって落とすアイテムは異なる。なので特定のアイテムを集めたい時は、戦闘をやり直すと効率がいい。このゲームの戦闘は、ディスクアクセスなしにやり直すことができる。

ストーリーの進行に応じて特定の怪物と戦えなくなることもある。うっかり進行してしまったらやり直す。

(3)挫折するかもしれないが、やれるだけやってみる。

(4)もはや不要だろう。

英雄伝説(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1990年日本ファルコム製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。PC-9801VM以降・PC-286/386に対応。メモリは256KB必要。ハードディスクは不要。FM音源に対応。ジョイスティックに対応しているが、なくても問題ない。

全てを確認したわけではないが、ファルコムのゲームで外付けのフロッピーディスクドライブを使うのはやめておいたほうが無難かもしれない。

スーパーファミコン版などもあるようだ。(PC-98版との内容の差は不明。) 各自で調べてほしい。

プロジェクトEGG(PC-9801などのレトロゲームをWindowsで利用できる)でも配信されている。対応OSについては、各自で調べてほしい。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

英雄伝説(1)ゲームの紹介と昔の話

「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」(無印)をやってみる。RPGでアクション性はほとんどない。

町・野外・ダンジョンなど全てが2D画面。ストーリー進行に応じて敵を掃討していく。本筋についてはゲームの自由度は高くないが、寄り道はしてもいい。謎もあるが難しくはない。

戦闘難易度は比較的バランスがとれている。後半になるにつれてきつくなるが、詰まってしまうことはない。敵によって武器攻撃が効かなかったり、特定の魔法が効かなかったりするので退屈しない。入る経験値の量を調整する機能もある。オートバトル機能もあるが、この当時は新しかったかもしれない。うまく使えば楽になる。

ストーリーや雰囲気は悪くない。比較的万人向けのゲームだと思う。当時のアクション性のないRPGを試したいなら、無難な選択だ。

このゲームはすくなくとも1回エンディングまでいっている。戦闘で勝つとまれにアイテムが手に入る。アイテム集めもこのゲームの面白さの一つだ。まだ手に入れたことのないアイテムがあるので少し心残りがある。

MMCOX(36)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

MM3同様にアクシデントが起きてしまい時間がかかってしまったが、それだけ楽しめたのでよしとする。

このゲームには大きな不満が2つある。ひとつは「猫の命」の謎。これが解けないと役に立つ井戸の1つが使えないのだが、発売当時の日本で解くのは困難だったはずだ。

もうひとつはダークサイドの件。

もしかしたら、クラウズ・オブ・ジーン(COX)ではダークサイドに行けないのかもしれない。続編のダークサイド・オブ・ジーン(DOX)を買うまでおあずけということだろうか。でもそれならそれで、今作COX内でアナウンスがあるべきだろう。かつてはどうしたのだろうか。不満に思わなかったのだろうか。全く思い出せない。

ダンジョンの入り口だけを見せておいて、最後になってから入ってみたければ次作を買ってくれというのは露骨な商法だろう。できればパッケージに、せめて説明書に記載があれば問題なかったのだが。DOXを持っている筆者でもおかしいと思う。

ゲーム自体は悪くはない。MM3と比べるとバランスがとれているが、その分制約を感じる。どちらがいいかは好みの問題だろう。自由度は十分にある。

いいゲームだった。いつか「マイト・アンド・マジック・ダークサイド・オブ・ジーン(DOX)」もやってみたい。

MMCOX(35)ジーンの城

ジーンの城の敵はたいしたことがない。途中までは。

ラスボスが待つ場所の手前では警告がある。いったんセーブしてやり残しを終わらせておく。ラスボスにはある武器による攻撃しか通用しないので準備しておく。一時的な能力強化、特にレベル・強さ・素早さ・幸運度の強化が役に立つだろう。

ラスボスの攻撃は強烈だが、全体攻撃ではないのでなんとかなる。2ターンで倒せた。ただ、1ターンでは倒せないということでもあるので、どうしても反撃をされてしまう。運が悪いと面倒くさいことになるが、詰まってしまうことはないだろう。

倒した後、必要であれば町へ戻って寺院で治療をしておく。それからラスボスのいた場所を探す。ゲームクリアした。2回目のエンディングのはずだが、全く記憶にない画面だった。前回は20年以上前だったのだろう。

今回は3時間半、再々開してからの累計で73時間半、総累計で168時間かかってゲームクリアした。スコアは「0132807130」点だった。

MMCOX(34)ゲーム再々開

MMCOXを中断していたのを思い出した。フロッピードライブはもうだいじょうぶだろう。ゲームを始めからやり直す。いろいろと新たな気づきがあった。

バグを見つけた。探索した場所がオートマップ上では未探索に戻ってしまう場合がある。その際は敵が復活することもある。同じようなことが砂漠エリアで2回起きた。MMCOXはMM3に比べれば減ったが、まだまだバグがあるようだ。

死者の森でも同じようなことが起きたが、原因がすこしつかめた。まだ鍵を持っていないダンジョンに入ろうとすると拒否される。それから別のエリアへ移動すると、踏破したはずの場所が未探索へ戻ってしまうようだ。

あるダンジョンで「~がわれらのゲームである」という表現があった。 game を「(遊戯としての)ゲーム」と翻訳したのだろうが、この場合は「(狩猟の)獲物」という意味だろう。

マップの四隅にある機械を動かしたのだが、特に変わりはないようだ。

ウォーゾーンも攻略した。レベル1~9を1回ずつと、レベル10を2回、全て20匹を相手にした。レベル10の敵は強いが、キャラクター強化をしておけば問題ない。

少しやり残しもあるが、次は「ジーンの城」に挑戦する。

再々開してからここまでで、70時間かかった。

T&T(36)ゲームを終えて

本作をプレイする際に参考にした情報を以下のリストとして追記する。

  • 昔(クリアはしていない)。
    • 本作に手をつける以前に、T&Tのゲームブックをやったことがあった。
    • 雑誌ログインとコンプティークの攻略記事を事前に読んだ、かもしれない。
    • 攻略本(T&Tハンドブック BNN刊)を参照。
  • 記事にした時。
    • 最初に他の攻略サイトが存在することをスニペットで確認し、クリア不可能ではないらしいと認識した。
    • 最初から、攻略本と昔初めての時に自分で作ったメモを参考にした。
    • 詰まった時に他の攻略サイト(下記参照)を参考にした。

要約記事を作成した。

自力での攻略は詰まってしまったが、常軌を逸したゲームバランスに一矢報いることができたのでよしとする。

28年前の情報によると、このゲームをクリアした先着1000名は終了認定ゴールドカードをもらえるそうだ。もし宛先がまだ存在していたなら、今でも間に合っただろう。先着100名にも入るかもしれない。それくらい難しかった。

先着1000名という表現に思ったが、制作者はこのゲームの難易度をわかっていなかったかもしれない。筆者はタクティカルコンバット(戦闘フィールド内での個人戦闘)がまずかったと思う。レベルを上げるとかえって難しくなることも多いので、やりこみで対抗することもできない。ゴールドカードはずいぶん余ったことだろう。

筆者には多くのアドバンテージがあった。

  • T&Tのゲームブックを経験していたので、テーブルトークのルールを知っていた。セービングロールの概念を知っていたのは大きい。
  • 攻略本からの情報が役に立った。常軌を逸したゲームバランスに対抗するにはこのゲームの攻略本は力不足だが、ないよりはあったほうがいい。
  • 攻略本からのメタ情報が役に立った。ゲームクリアまでの残りがどれくらいなのか、おおよその見当がついた。全く見当がつかないと、いつ心が折れてもおかしくない。
  • ほかの攻略サイト(【X68000】トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち その13(終) – nicozon)があったので、カザンの墓レベル1を乗り切ることができた。あらためて tamakasuga 氏に感謝したい。

ゲームを終えたので動画を全部見てみた。思ったことを書いておく。

  • Digsには使うことのできない通路があったが、動画では普通に使えていた。PC-98版に特有のバグだったのだろうか? おかげで昔は詰まってしまった。
  • X68000版のほうが、グラフィックも音楽もPC-98版よりも上だ。ただ、雰囲気に関してはPC-98版も悪くはない。
  • ダイヤモンドの手を使ったことがなかった。ある場面で使おうと思ってはいたのだが、忘れてしまっていた。
  • 店で値段の交渉をしたことがなかった。金額を間違えないように注意していたくらいだ。ウルティマ4で癖がついたかもしれない。交渉に対応するセリフまで用意されていたが、まだまだ知らないことがあるようだ。

今回のプレイではセーブデータの修正はしていないが、昔はすこしやってみたこともあった。やりすぎてつまらなくなったので思い直したのだが、同じことを考える人に注意しておく。このゲームはチェックディジットを使っている。

このゲームは過酷すぎて他人にはおすすめできない。率直に言って腹立たしい思いをなんどもした。カザンの墓・レベル1をさまよい歩いたときは、「つぶれてざまあみろ」となんども思った。

一方で味わい深さは捨てがたい。まだやりきっていないという気持ちもある。でも今は離れることにする。

『良いゲームだった。』

T&T(35)カザンの墓・レベル2と3

カザンの墓・レベル2

レベル1に戻されてしまうこともあるが、こまめなセーブがあれば問題ないだろう。

火の海は、火に耐性のあるブーツを履いていれば何事もないようだ。火の海をクリアするための情報を聞いたことはあるが、特に必要なかった。

火の海の後は1回全滅してしまった。こまめなセーブがあれば問題ない。これはそういうゲームだ。

風を起こすイベントでは、なかなか目当ての風が起こらないように思えるが、あいかわらずこのゲームがしつこいだけだ。なんども試せばうまくいく。ここのパスワードはレロトラーの部屋で手に入れている。もし間違えると鎧を失くしてしまう。

カザンの墓・レベル3

またパスワードを要求される。ユニコーンのイベントで手に入れたものを使う。

不意打ち戦闘と罠が続く通路を抜ける。ようやく気づいたが、最強と思っていた盾はあまり役に立たない。CONがべらぼうに高いのでない限り、防御力だけを考えたほうがいい。

レロトラーの部屋の紫の鏡と同じパズルがある。状況説明をよく読めば正直族とうそつき族と日和見族が一人ずつだとわかる。このパズルは不明瞭でどれも正解に思えてしまう。ヒントは「このゲームの制作者は意地悪なので、正直族は真実を語っているが誤解を招く表現をしている。」 そのように考えれば解くことができる。もっとも答えの選択肢は3つしかないので、こまめにセーブしてあれば問題はない。

最終目的地にたどり着いたようだ。ちょっと思いついたのでカーソルを〇にしてクリックし続ける。やはりここにも敵が出現する。どこからわいてきたのだろうか。

パスワードを6つ要求される。幽霊船から手に入れたものを入力する。無事クリアできた。キャラクターは2レベル上がって13レベルになったが、もうこの世界は十分だ。

今回は1時間半、累計で96時間半かかってゲームクリアした。スコアは714点だった。

T&T(34)カザンの墓・レベル1

延々とさまよい歩いたが全くわからない。ワープのメモをとってみる。全くランダムではないようだが、手がかりは見えない。挫折するかもしれない。

やはりわからない。あるワープポイントからのワープ先は、通常のパターンでは4~6か所のどれかになる。ところが状況によっては、別のパターンの4~6か所のどれかになる。直前にどこからワープしてきたかによってパターンが異なる。組み合わせが多すぎて調べるのが嫌になった。普通はここまで調べないだろう。偶然クリアすることなどあるのだろうか。それとも筆者の運が悪いだけなのか。

(5)ほかの攻略情報サイトは原則として見ない。

自力(攻略本を除く)での攻略は断念し、ほかの攻略サイト(【X68000】トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち その13(終) – nicozon)を頼ることにした。 tamakasuga 氏に感謝したい。

キャラクターのLKが足りなかったらしい。問題の場所は何回試してもだめだったので別の正解ルートがあると思い込んでしまっていた。せっかく調べたワープパターンだが、苦労する意味はなかった。

問題の場所を10回以上試してみるが、やはりだめだった。しかし、能力倍増でLKを2倍にしたら1回で通ることができた。やはりLKが原因のようだ。

筆者のキャラクターのLKは低いわけではない。

名前 種族 職業 ST IQ LK CON DEX CHR SPD
SNG 人間 戦士 90 18 45 34 45 323 45
ZARZAG ホビット 盗賊 46 28 52 38 46 310 48
FEF エルフ 盗賊 46 35 57 36 48 334 46
@ ドワーフ 魔術師 75 41 51 41 46 299 45

ではなぜここで詰まってしまったのか。推測だが、ここを通るためにはレベル分のLKでのセービングロールに成功する必要があるのだと思う。もしそうなら現在のレベルは11なので、サイコロ2つを振った出目の合計が(70-能力値)以上でなければならない。LK45なら25以上ということになる。T&Tのルール上、可能性ゼロではないが困難だ。

このゲームはレベルを上げすぎると後悔する。

こんなところで引っ掛かるとは思わなかった。

ドアを通ったらセーブしておく。ここでは重要アイテムを使うイベントがあるが罠もある。こまめなセーブがあれば問題ない。

今回は2時間、累計で95時間かかった。