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大戦略4(4)#1メガネジマ#1赤国

#1 ゲキトウ!! メガネジマ #1

30×30におさまる小さめの島が水場で区切られ、全体はメガネのような形のマップ。水場はあるが陸上部隊だけで攻略可能。登場するのは青国と赤国。

赤国のほうが有利。開始時点で占領している都市等の拠点が多く、赤国が確実に占領できる後背地にも中立の拠点が多い。青国にはない空港も一つ持っている。取り消した記述は間違ってはいないが、あまり関係ない。空港は自国にあること以上に、敵国にないことが有利となる。また、コンピュータが担当する敵国の主力戦車は赤国のほうが強い。

2年前は青国を生産タイプ・ヨーロッパでプレイした。そこそこの損害で勝つことはできたのだが、敵航空機に悩まされた。

今回はまず赤国を選ぶ。軍団をきたえてから、青国をやってみようと思う。

(1)全てのマップについて、いずれかの勢力でクリアする。

(4)同じマップを何回繰り返してもいい。

早速だが方針を変更し、全てのマップを全ての勢力でクリアすることにする。


このゲームはとっつきが悪い。慣れるまでの間、とまどうことが多かった。より昔の大戦略と違って、開始時に持っている部隊は司令部(破壊されたら負け。従来の首都に相当。)しかない。よくわからずに手順を進めてしまい、気づいた時には部隊を購入できなくなっていた。最初に戻ってやり直す。

戻る時は(ゲーム開始後のやり直し時もそうだったはず)、オペレータが表示される。この時、「(やり直しが)終わりました」と言うオペレータの目は軽蔑に満ちている。と感じるのだが、偶然そういうアニメーションになったのか、それとも制作者の意図なのか。

下記を購入した。補給物資はまだ購入する必要はない。説明書のとおりおろそかにしてはならないが、初期時点でこのマップに十分な量を持っている。

  • 主力戦車・センチュリオン3×6
  • 偵察隊・ジープ隊×2
  • 補給車×2
  • 歩兵・空挺隊×4
  • 牽引砲・砲兵×4

ジープ隊は広い索敵範囲を持っている。補給車と同じく、地味ではあるが重要な部隊だ。

砲兵は強力。うまくやれば一方的に攻撃できる。ただし、隣接されるともろい。単独で突出せずに、戦車などと連係する必要がある。自走砲ではないのだが、別途輸送用トラックなどを用意する必要はない。トラック込みの部隊ということだ。

まぎらわしいがゲーム中の「トラック」は、トラック込みの自動車化歩兵を意味する。従来の歩兵らしい歩兵は、空挺隊だけとなった。


赤国は東、青国は西に位置する。中央には中立の拠点がある。中央手前には水場があり、南北を区切っている。部隊を二手に分けて、水場の北側と南側から進出する。水場の先は陸地でつながっているので、部隊の一部を合流して手を結ぶ。また、後背地には歩兵を派遣する。

味方の砲兵は頼りになるが、逆に敵の砲兵は脅威だ。一方的に叩かれてしまう。しかし、敵砲兵は移動してこない。なので、敵のふところに飛び込まなければいい。まず、敵砲兵の射程外で敵戦車などをせん滅する。その後で敵砲兵を一気に叩く。したがって、一定地点まで確保したら進出をひかえて防御に徹する。

進出時の先頭は偵察隊。戦闘能力は低いので、敵を発見したら少し下がる。主力戦車は地形効果の高い位置を確保して、敵を迎え撃つ。

砲兵は主力戦車を支援する。砲兵の射程は4なので、支援する部隊から3~2離れて位置する。隣では近すぎて危険。部隊は重なることができないので、渋滞も起こりやすくなってしまう。

補給車は砲兵の隣。歩兵はできるだけ多くの拠点を占領させたいが、無理はしない。


以上の方針で勝てるはずだが、部隊がなかなか思うように動いてくれない。とまどうだけでなく、いらいらする。25年以上前のことは思い出せないのだが、嫌になって放り出した可能性もある。

このゲームの記憶はあやふやだが、全てのシナリオをクリアしてはいないはず。

実は2年ぐらい前にも手をつけている。その時は、コマンドを入力しようとしてもなかなか受け付けてくれなかった。負けてしまうわけではないのだが嫌になった。

開始前に命令を出すことはできない。できる。開始後はいつでも命令できる。はずなのだが、なかなか受け付けてくれない。やっと受け付けてくれたと思ったが、部隊ごとに命令しなければならない。何度も繰り返す必要がある。いらいらする。

やっと命令できた部隊も、いつの間にか意図しない行動をする。戦車が敵を深追いしたり、支援なしで歩兵が敵陣に向かい、敵砲兵の餌食になったりする。ろくなことをしない。

それでも慣れるにしたがって、だんだん解決法が分かってきた。まだ慣れている途中なので、これは次回の記事で書く。損害を出したが、なんとか敵を撃破することができた。

敵司令部を発見する。時間制限はないので即撃破するのは損。残りの敵をじっくり倒し、拠点も全部占領したほうがいい。しかし、今回はすぐ終わりにする。疲れた。


以下の部隊は全滅した。主な原因は、突出してしまい敵砲兵に叩かれたこと。なぜ突出したのか。知らないうちに意図しない行動をとっていた。

  • 主力戦車・センチュリオン3 -3
  • 歩兵・空挺隊 -1

経験はあまり変わらなかった。補給車がF→Eとなったのみ。軍団をきたえるには時間がかかりそうだ。

全滅した部隊の補充として、主力戦車・センチュリオン3を4部隊、トラック(自動車化歩兵)を1部隊購入する。兵器開発には、まだ軍事費が足りない。補給物資は開始時より増えているので購入しない。

次回も同じマップで赤国を繰り返す。


2年前は5時間半、今回は2時間半、累計で8時間かかった。

大戦略4(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)全てのマップについて、いずれかの勢力でクリアする。
(2)生産タイプはヨーロッパ。
(3)セーブ・ロードを繰り返してやり直すことはしない。ただし、出撃をなかったことにして最初からやり直すのは可とする。その時は明記する。
(4)同じマップを何回繰り返してもいい。
(5)ほかの攻略情報は原則として見ない。

生産タイプはアメリカが無難だろうと思うが、今回はヨーロッパを試してみる。

難易度は高くなかったはずなので、詰まることはないだろう。


実は2年ぐらい前にも手をつけている。その時は、コマンドを入力しようとしてもなかなか受け付けてくれなかった。負けてしまうわけではないのだが嫌になった。

かつては286マシン+フロッピーディスクでプレイしていた。もしかしたら、386+ハードディスクだと速すぎるのかもしれない。そう思って放っておいたのだが、ぜいたくを言っていられなくなったので今の環境でやることにする。

2年前は生産タイプをヨーロッパとしたが、アメリカと比べれば弱いはずなので苦労したのかもしれない。しかしこれは、軍事費や経験(練度)を稼げばいいだろう。

大戦略4(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1992年システムソフト製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。

PC-9801VF・VM~FA・FS・FX、PC98-DOなどに対応となっている。2ドライブが必要。VFの場合、1MBのFDD×2が必要。メモリは640KB必要。2.11~5.0のMS-DOSが必要(以降のバージョンは記述なし)。アナログディスプレイ、バスマウスが必要。ハードディスクに対応。FM音源に対応。

かつてはハードディスクを使用しなかったが、大きな不満はなかったと思う。

このゲームは外付けのフロッピーディスクドライブでも動作するはず。

Windows用のリメイク版などもあるようだ。ただし、動作環境や評判は各自で判断してほしい。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

大戦略4(1)ゲームの紹介と昔の話

「大戦略4」をやってみる。リアルタイムで進行するシミュレーションゲームだが、アクション性を問うものではない。敵部隊数は常時把握できるが、索敵範囲外の敵は見えない。

ターン制の大戦略とどう違うのか? 配下のユニットにはいつでも命令できるし、ペナルティなしで前の命令をキャンセルして新しい命令に変更できる。しかし、配下のユニットはすぐには命令を完了できない。移動するにはそれなりの時間がかかる。攻撃した後は一定の時間が経たないと、同種類の攻撃はできない。

ユニットどうしの優劣には相性がある。そこはターン制の時代と変わらないが、使い勝手のよいユニットに頼ってしまいがちだ。

このゲームの記憶はあやふやだが、全てのシナリオをクリアしてはいないはず。敵の思考ルーチンは、あまり強くなかったように思う。