「AD&Dカース・オブ・アジュア・ボンド」カテゴリーアーカイブ

AD&Dカース(24)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

このゲームには見るべきところもあるが、難しさと面倒くささのダブルパンチは耐えがたい。さらに特有の事情として、どうやってもクリアできないのかもしれない、という不安もあった。

成功したと書いたが、なんらかの理由でそうでない可能性もある。その時は中断することになるだろう。

筆者の行為は法律的にも道義的にも問題はない。しかしそれと無関係に、制作者の邪魔はあり得る。今回そうではなかったが、クリアするまではどちらなのか分からない。絶望的な強敵に出会うたびに疑いを持ってしまった。

今のところ、このゲームをもう一度する気はない。シナリオは良いと思うが面倒すぎる。

しかし、いったんクリアしてみるとやる気がでてきた。「のど元過ぎれば熱さを忘れる」とはよく言ったものだ。「ダスト・オブ・ディスアピアランス」を使わないでクリアすることはできるだろうか、などと思ってしまう。いつかやり直してみたい。

AD&Dカース(23)廃墟の大寺院#2・クリア

まずは試行錯誤して情報を集める。

「ミス・ドラノール東」の北側は「廃墟の大寺院」の別の入り口なのだろうか。試す価値はあるかもしれない。

やはり「廃墟の大寺院」の入り口だった。しかも、いきなりティランスラクサスの部屋だった。余計な固定敵に遭遇しない点では、このほうが有利だ。あるいは、くまなく探せば役立つアイテムがあるのだろうか。

下水道は一方通行だったが、こちらの入り口からは出られるのか試してみる。やはり一方通行だった。

たまり場のラクシャサが役立つアイテムを持っていたかもしれない。これも試す価値がありそうだ。

ラクシャサ6体は脅威だが、味方の戦士に「サイレンス、15フィート・レイディアス」をかけて隣接させれば、弱体化する。何回か呪文を食らうだろうが、ここまで来たパーティなら耐えられるはず。祝福された太矢を使うまでもない。目当ての宝はたいしたことがなかった。

ラクシャサのたまり場は危険だ。パーティは透明で見えないはずなのに、ラクシャサは呪文で攻撃してくる。

事前に透明になっていないので、ティランスラクサスの雷光で大ダメージを食らう。

ティランスラクサスもそうかもしれない。前回データ+「インビジビリティ・10フィート・レイディアス」で再戦してみる。透明なはずのキャラクターは、やはり雷光を食らった。

別の気づきもあった。透明なキャラクターがダメージを受けても隣接していない護衛は反応しない。つまり、ダメージを受けても透明なままだ。「~プール~」とは違う。それと透明なキャラクターは隣接した敵から離れても、背後から攻撃されることはない。


たまり場のラクシャサを倒したデータで再開する。下水道から入って、まだ行っていない場所を探索する。興味深いメッセージはあったが、役立つものは見当たらない。

探索の途中で、ティランスラクサスに呪文は効くだろうかという疑問がわいた。どうせ効かないとは思うが、前回データで試してみる。試しとは言え、偵察の意味も含めて全力で挑む。


敵のいる場所は分かっている。戦闘直前に「プロテクション・フロム・イービル・10フィート・レイディアス」・「インビジビリティ・10フィート・レイディアス」をかけておく。後で気づいたが「ファイア・シールド」・「ミラー・イメージ」もかけておくべきだった。「プレイヤー」は使ってしまっていたので、かけられなかった。

「ヘイスト」・「ポーション・オブ・スピード」はできれば使いたくない。1歳老化するからだ。気にしなければいいのだが、気にしてしまう。攻撃回数だけでなく移動力も2倍になるので、使えば効果は絶大だ。

「ポーション・オブ・ジャイアントストレンクス」を戦士の一人に飲ませる。「ストレンクス」は呪文書にないので、使うことはできない。

戦士3人はティランスラクサスのいる敵後方へ回り込む。透明を維持するため、途中で攻撃したりはしない。僧侶も同じ。魔法使いはブリンクを唱える。魔法使い兼盗賊もそうしたかったが、雷光を食らってしまった。ティランスラクサスの敏捷度は、かなり高いようだ。

戦士3人はティランスラクサスを殴る。僧侶も同じ。魔法使いはファイアボールの呪文とワンド・オブ・アイス・ストームを使う。魔法使い兼盗賊は、ファイア・シールドの呪文とワンド・オブ・ファイアボールを使う。敵の高僧が唱える呪文は危険だが、先にダメージを与えたので全て阻止できた。すくなくともファイアボールはティランスラクサスには効かなかった。

勝ってしまった。瀕死で倒れたキャラクターは一人。死亡ゼロなので運は良かったほうだろう。

ワンドは使った瞬間に効果を発揮する。ファイアボールやアイス・ストームの呪文と違ってタイムラグがない。これで高僧の呪文を阻止できたのは大きい。

とてつもなく難しいかと思ったが、そうでもなかった。インビジビリティ+ワンド、それでもだめなら+ヘイストで勝てるだろう。もっとも能力値を最大に調整したので、当然かもしれない。


エンディングの設定には疑問を感じた。「モーンダーの籠手」で「プール」に触れると「プール」が枯れるのなら、「プール」に「モーンダーの籠手」を沈めて処分することはできないはずだ。

エンディングを迎えたデータで冒険を続行することはできない。もう一度エンディングを見ることができるだけだ。

とにかく面倒くさかったが、なんとか自力でクリアすることはできた。

今回は3時間、累計で52時間、いろいろな試行錯誤を含めたトータルで102時間かかってゲームクリアした。

AD&Dカース(22)ミス・ドラノール東

ミス・ドラノール東

「ミス・ドラノール東」へ行くには「ミス・ドラノール西」の東端から東へ出ればいい。

ランダム敵とは話が通じるので、交渉で戦闘を回避できる。固定敵と戦った後は「ミス・ドラノール西」へ戻って休息すればいい。

イベントではだまされることもある。でも、疑うとうまくいかないイベントがあるかもしれない。トータルの利益を考えれば、だまされることを受け入れたほうがいい。

ラクシャサのたまり場は危険だ。パーティは透明で見えないはずなのに、ラクシャサは呪文で攻撃してくる。対ラクシャサ用のアイテムはあるが、ここで使い切っていいのかわからない。後回しにする。

次のエリアは北にあり、たぶんラスボスがいる。それと別に下水道の入り口も見つけた。どちらも危険らしい。「ビホールダーの洞穴」と同様の警告を受けたからだ。事前に命綱セーブをしておき、以降のこまめなセーブは別の番号を使う。(そうでないとハマる。)まずは下水道へ行ってみる。

廃墟の大寺院

案の定、入り口は一方通行だった。

ここはたちが悪い。休息できないからだ。余計な敵との遭遇は、リセットして避ける。マップ機能が使えるのは救いだ。

ティランスラクサスは最初、マップ南西にいる。ここではイベントと避けられない戦闘が1回起こる。敵は強くないが、全力を出すことはできない。戦闘後の休息は、やはり邪魔をされた。

イベントの後はランダム敵が出てくるようになったが、全てリセットして避けた。まともにやってはいられない。

マップ北東へ進めばティランスラクサスが見つかる。最終戦闘のはずだが護衛も大量にいる。事前に透明になっていないので、ティランスラクサスの雷光で大ダメージを食らう。無理と判断してリセットした。


敵を把握できたので、有効な呪文を覚えてから再戦する。しかしそのためには、下水道へ入る前からやり直さなければならない。面倒くさい。それでもハマっていないだけ、ましなのだろう。

「ミス・ドラノール東」の北側は「廃墟の大寺院」の別の入り口なのだろうか。試す価値はあるかもしれない。

たまり場のラクシャサが役立つアイテムを持っていたかもしれない。これも試す価値がありそうだ。

今回は3時間半、累計で49時間かかった。

AD&Dカース(21)ミス・ドラノール西

ミス・ドラノールへ向かう。奥にはラスボスが待っているはず。

説明書によると町は騎士が守っているそうだが、頻繁にランダム敵と遭遇する。建物の中であっても、休息すると邪魔されてしまう。町の外へ出れば安全に休息できる。

ランダム敵は倒し続ければ打ち止めになる。町の外で休息しても最初からやり直しにはならないので、まずは掃討に専念するのがいいだろう。「~プール~」で紹介した敵の数を減らす技を使えば楽になるはず。今回は、ちょうど掃討を完了した時に技を思い出した。

ランダム敵が打ち止めになることは、知っていたとしても面倒だと思う。ましてや知らなかった身としては、ほかのエリア同様に打ち止めになるのか、最後だから例外ということはないのか、町の外へ出ると最初からやり直しにならないか、無駄な作業をしているのではないかという疑いに苦しめられた。

安全に休息できるようになったら本格的に探索を始める。固定敵もいるのでセーブはこまめに行う。試してはいないが、墓荒らしはしないほうがいい。うまくやれば、祝福を受けて有用であろうアイテムが手に入る。これから待ち受けている厳しい戦闘で使うはず。

手に入れたアイテムの正式名称を知りたいので、ほかの町へ行って鑑定してもらう。ゲームを題材にした小説などでは考えられない間の抜けた行動だが、気にしない。

訓練もしておく。書いていなかったがレベルアップ時のHP上昇値が気に入らないときは、リセットしてやり直している。どうも「~カース~」でのHP上昇値は、ランダムではなく平均より上振れしやすい気がする。「~プール~」での上昇値はランダムだったはずだ。それとも筆者の知らないルールが適用されているのだろうか。

中央の建物に次のエリアへ向かう通路があるかと思ったが、そうではなかった。ここが「ミス・ドラノール西」なので、東へ向かえばいいらしい。

今回は5時間、累計で45時間半かかった。

AD&Dカース(20)ビホールダーの洞穴#3

ビホールダーを倒しても、このエリアはまだ終わっていない。休息をとってから、探索を続ける。まず北西の隅へ向かう。ワープ先で地図を見つけてマップ機能を使えるようにした。

ランダム敵を上限まで倒して打ち止めにしたはずだが、休息を邪魔されてしまう。ビホールダーを倒した後は、最初にビホールダーと遭遇した社のエリア(洞穴ではないエリア)に敵がやたらと出てくるようだ。社とその先には以前のプレイではなにもなかったので、探索を放棄して出口側へ進む。

出口を出ようとするとハーフリングが現れた。鏡の間で見たときは危機に陥っていたようだが、自力で脱出したらしい。気にしないでパーティの脱出だけを考えるのが正解だったようだ。


どうせそうだろうと思っていたが、ズヘンティル城塞の町へ再び入ることはできない。文字通り捨てるほどお金が余っていても、マジックアイテムを買うことはできなくなった。

残る呪縛は1つ。冒険も終盤だろう。「~プール~」同様に思ったよりも時間はかかっていない。苦痛は大きいのだが。むしろ苦痛が大きいからこそ、時間がかかっていないと思うのだろう。

このゲームの感想をひとことで言うと「いいかげんにしろ」。原因のひとつは頻繁なリセットだ。起動にも時間がかかってうんざりする。くだらないレベル上げに時間を取られるよりはましだと思うしかない。

今回は3時間、累計で40時間半かかった。

AD&Dカース(19)ビホールダーの洞穴#2

ひとまずは、ビホールダーを避けて洞穴のほかの場所を探索してみる。

説明書に、不完全ではあるが「ビホールダーの洞穴」の地図があるのを見つけた。この情報はゲーム中に手に入れたものではないが、余裕がないのでかまわずに使う。ただし、がせねたの可能性もあるので注意がいる。

と思っていたら、ゲーム内で手に入れることができた。もっとも完全に正確である保証はないので、やはり注意はいる。ゲーム内で手に入れた後は、マップ機能が使えるようになった。地図を手に入れようとするなら、まず北西へ向かうといいだろう。


強力な敵と戦った後は休息がいる。戦闘後はまずセーブする。ドライブ2にセーブディスクを入れたまま休息する。そうすれば邪魔をされたとき、即戦闘とならずにゲームディスク2を入れろと言ってくる。もちろん、リセットする。

リセットした後に休息する際は、ドライブ2にゲームディスク2が入っていたら外しておく。理由は前段の通り。

ドライブ2にゲームディスク2が入っていると、戦闘が始まる前に長いディスクアクセスがある。時間もかかるし、精神衛生上もよくない。この技は迷宮をうろつく際に、ランダム敵を避けるのにも使える。

「ビホールダーの洞穴」に限らないが、このような技を紹介することに意義があるくらい何度もリセットした。「~プール~」でもそういうことはあったが、「~カース~」は輪をかけており閉口する。


敵の一部は、ベイン神殿にあった鏡の間で見かけていた。なので、同じく鏡の間で見かけたハーフリングがどこかにいる可能性が高い。対ビホールダーの助けになると期待して探索する。

鏡の間では一歩進むごとに情報を得られる。一通り見ておくと役に立つかもしれない。

ランダム敵が出なくなった。打ち止めになったらしい。しかし、ハーフリングは見つからない。ビホールダーと戦うしかないようだ。ここまでに考えてきたことを試してみる。

前回はこちらが先手を取ったので呪文が効かなかったのかもしれない。ビホールダーに行動させた後なら、呪文が効くかもしれない。と思ったがやはり効かなかった。呪文が効かないなら、ワンドも意味がないだろう。「グラブ・オブ・シーバリィ」は使うアイテムではないようだ。詰まった。


「ズヘンティル城塞」でマジックアイテムが売っていたのを思い出した。以前のセーブデータが残っているのでやり直す。

「ジャベリン・オブ・ピアシング」が役に立つかもしれない。効果は不明だが、1本で1万GP以上するので期待したい。それと「ポーション・オブ・インビジビリティ」を使えばキャラクターが透明になって、ビホールダーの怪光線や呪文を避けられるかもしれない。攻撃すると効果は消えるだろうが、勝てる確率は高まるはず。


ビホールダーにたどり着くまでは、できれば戦いたくない。ビホールダーに勝てなければ、またやり直しになるからだ。リセットしても同じ場所に出てくる敵以外は避けた。


敵のいる場所は分かっている。戦闘直前に「プレイヤー」・「プロテクション・フロム・イービル・10フィート・レイディアス」・「インビジビリティ・10フィート・レイディアス」をかけておく。「ブリンク」もかけておきたかったが、戦闘時でないとできない。

戦闘開始時にビホールダーはパーティーのキャラクターと隣接していない。期待通りにこちらが透明でいる間はなにもしてこない。勝機がありそうだ。

1ターン目。魔法使いと魔法使い兼盗賊はブリンクを唱える。ブリンクは唱えるのに時間がかからないようだ。この2人は透明ではなくなったが、自分の行動が終わった後は消えてしまう。つまり、先に行動を終えれば攻撃されることがない。僧侶には「プロテクション・フロム・イービル・10フィート・レイディアス」がかかっているので、なるべく多くのキャラクターに接するように動く。戦士3人はなにもしない。

パーティに接しているミノタウロスは攻撃してくるが、当たることはほとんどない。ほかのミノタウロスとビホールダーはなにもしてこない。

問題はメデューサだ。こちらが透明であっても遠距離石化攻撃をしてくる。ところが運よく魔法使い兼盗賊がターゲットになった。ブリンクを唱えた後ならターゲットになるはずはない。記憶違いでブリンクを唱える前に攻撃されたのか、それともバグなのか? 盗賊はシールドが使えないので片手が空いている。それで鏡を持たせていたのが効果を発揮した。メデューサは自分の攻撃で石になった。

2ターン目。魔法使いはファイアボールの呪文、魔法使い兼盗賊はワンド・オブ・ファイアボールを使う。メデューサを倒したので、優先ターゲットはパーティに接しているミノタウロス。戦士と僧侶はなにもしない。あせらずに待つ。

3ターン目。魔法使いと魔法使い兼盗賊は2ターン目と同じ。これでミノタウロスはいなくなるはず。場合によっては、マジック・ミサイルを使ってもいい。

戦士3人はビホールダーの行動が終わるのを待ってから、「ジャベリン・オブ・ピアシング」を1マス離れたところから投げる。「ジャベリン・オブ・ピアシング」は外れたことがなかった。1本1万GP以上で使い捨てだが、必ず当たるのなら納得できる。

4ターン目。戦士は「ポーション・オブ・インビジビリティ」を使う。ビホールダーより先に行動できた。ビホールダーはなにもできない。

5ターン目。まず、ビホールダーの行動が終わるのを待つ。戦士3人は「ジャベリン・オブ・ピアシング」を投げる。高価なので2本ずつしか買っていない。これで最後だ。宝石をもっと換金しておけばまだ買えた。筆者の悪いくせ(吝嗇)だ。

後は接近戦しかない。僧侶の攻撃が運よく当たった。

6ターン目。魔法使い兼盗賊の攻撃が運よく当たり倒す。ビホールダーは最後までなにもできなかった。ミス(吝嗇)もあったが幸運に助けられた。


被害ゼロで勝つまでには3回失敗している。失敗1:ブリンクの効果に慣れていないため、魔法使いの行動を待機させてしまった。ビホールダーの怪光線は運よく避けた。フィアの呪文も避けることができたが、ミノタウロスがフィアにかかってしまった。逃げるミノタウロスを戦士が背後から攻撃し、透明でなくなってしまう。そこに怪光線。

失敗2:メデューサに石にされた。失敗3:ミノタウロスの攻撃が当たってしまった。「~プール~」では、ダメージを受けると透明でなくなってしまうが、「~カース~」では透明なままだ。続行しても問題はなかった。


激闘の成果をセーブする前にランダム敵が現れた。場所固定の敵を倒した直後にランダム敵が現れることは、「溶岩の洞穴」の入り口でも起きている。「~プール~」でそういうことはなかったはず。バグもしくは度を越えた仕様だと思う。勝つことはできたが、いいかげんにしろと言いたい。

今回は6時間半、累計で37時間半かかった。

AD&Dカース(18)ズヘンティル城塞

前回モーンダーの祭壇で「グラブ・オブ・シーバリィ」を手に入れていた。効果はよく分からない。ネットで検索したスニペットによると、シーバリィとは騎士道のことらしい。パラディンに関係するのかもしれない。戦士に装備させておく。

ちなみに slug とはナメクジのことだ。筆者の感覚では、なじみのない英単語は英語発音のままカタカナにするよりも、日本語に訳したほうがいいと思う。

今回はネット検索でなんとかなったが、「シーバリィ」と言われても分からない。カタカナ表記にこだわるなら、思い切って「グラブ・オブ・パラディン」とすればよかった。「パラディン」なら説明書にものっている言葉だからだ。発売当時の日本では、AD&Dに詳しいか、攻略雑誌・本を持っていなければ意味不明だったはず。

しかし、以上はまだましなほうだった。どこで手に入れたのか覚えていないアイテムに「ワンド・オブ・デフォリエイション」があった。「デフォリエイション」と言われても分からない。検索したところ、このゲームの攻略情報のスニペットがあった。まだスニペットしか見ていないが、呪文が効きづらく面倒くさかったシャンブリング・マウンドに有効だったらしい。しなくてもいい余計な苦労をしたようだ。

「デフォリエイション」は、 “deforestation” (伐採・森林破壊)のことかもしれない。英語版と同様にゲームが進められるような翻訳は無理だったのだろうか。それとも攻略雑誌や攻略本を買えという呪いをかけたのだろうか。

ズヘンティル城塞

この時点でのセーブデータを別に保存しておき、以降のこまめなセーブは別の番号を使うのがいいだろう。

ランダム敵の大半は「おだてる」で、やりすごせる。戦闘になってしまっても勝つのは難しくない。

ハーフリングと遭遇した。YESと答えると目的地に潜入できる。

ベイン神殿

ここからは危険なので、こまめなセーブがいる。

まずNPCを救出する。その後は右手にそって進むと次のエリアへ進みやすい。

鏡の間では一歩進むごとに情報を得られる。一通り見ておくと役に立つかもしれない。

フードの女にYESと答えると次のエリアへすぐに進めた。ただ、それが正解かどうかはわからない。

ビホールダーの洞穴

やはりこまめなセーブがいる。

最初のイベントが起こったあたりの場所で休息するのは危険かもしれない。北側の洞穴エリアへ入れば休息しやすい。もちろん、セーブしてから休息する。

北西へ進んでから回り込むとビホールダーがいた。でたらめに強い。一撃で葬る怪光線をラウンド毎に何回も浴びせてくる。こちらの呪文は効かない。2回全滅した。今まではアイテムを使えばなんとかなったが、決定打となるアイテムは見当たらない。100回試せば勝てるかもしれないが、ほかに方法があるはず。

ひとまずは、ビホールダーを避けて洞穴のほかの場所を探索してみる。

今回は4時間半、累計で31時間かかった。

AD&Dカース(17)モーンダーの穴

モーンダーの穴1階

マップ機能が使える。NPCが二人仲間になった。パッケージの絵はこの二人らしい。一人はパラディンなのだが、イービルキャラクターと同行することに疑問はないのだろうか。

この時点では、1階にランダム敵はいないようだ。

モーンダーの穴2階

マップ機能が使えなくなった。敵が逃げていくこともある。体感だが、敵が逃げていなくなった場所は休息しやすい。

ボス戦は連戦になる。1戦目は難しくない。人間はファイアボールで倒せる。

シャンブリング・マウンドには呪文があまり効かない。火のダメージは通らない。電撃は逆効果になる。冷気なら通るが、それでもダメージは半減する。マジック・ミサイルならダメージが通る。後は戦士が頼りだ。

スティンキング・クラウドが効いて無力化できることもあるが、なぜかすぐに効果が切れてしまう。呪文を使うキャラクターと無慈悲なとどめをさすキャラクターを敵の行動が終わるまで待機させれば、うまくいく確率が高まるかもしれない(未確認)

2戦目は強化されたシャンブリング・マウンドが複数でてくる。1戦目で消耗していることもあり、とても倒せない。リセットした。

これは無理だと思ったが、アイテムを活用する手を思い出した。アイス・ストームとマジック・ミサイルの呪文とワンドを使う。ワンドには使用回数の限度があるはずだが、かまってはいられない。なんとか倒せた。倒した後は祭壇の宝をもらっておく。


ボス戦の後も気が抜けない。リセット技を使って安全に休息し、生きて戻ることができた。

今回は4時間半、累計で26時間半かかった。

AD&Dカース(16)ユーラッシュ再び

このゲームはしつこい。溶岩の洞穴で倒していなかったドラコリッチが追いかけてきた。障害物の多い森でドラゴン系のようなデカキャラと出くわすと、敵が動けないことがある。ドラコリッチには遠距離攻撃があるので、動かないとかえって難しくなる。1回リセットして2回目に倒した。呪文はマジック・ミサイルが有効だ。

安全地帯に戻ったらまずは訓練所へ寄っておく。このゲームでは一度に2レベルアップすることはない。2レベルアップする直前まで経験値が削られてしまう。心配していたが、やはりそうなってしまった。「ハップ」から「魔術師の塔」の一連の冒険は長すぎる。

ユーラッシュの廃墟を探索する。ここでもマップ機能が使えない。

理由は不明だが、ユーラッシュではマップ機能が使えるようになった。

ズヘンティルの手先と戦うのは面倒くさい。勝つことはできても休息が必要になる。その休息中にまた邪魔が入る。体感だが、道から外れて鍵のかかっている建物に入ってから休息すると邪魔されにくいかもしれない。ちなみに、見張り所であっても安全に休息することはできない。

こまめにセーブしながら奥へ進む。回避できる戦闘は避ける。2回目以降のズヘンティルの手先はリセットで回避した。もしかしたら、ズヘンティルの手先が出現する回数には限度があるのかもしれない。でもそれを知らない身としては、正攻法を試す気になれない。

モーンダーの穴にたどり着いた。入った入り口からは戻れなくなるので、セーブデータを残しておくといい。

今回は2時間半、累計で22時間かかった。

AD&Dカース(15)溶岩の洞穴・魔術師の塔

溶岩の洞穴

ここでもマップ機能が使えない。「~プール~」でもマップ機能が使えない場所はあったが、それは例外だった。「~カース~」では使える場所のほうが例外になる。

あいかわらず呪文に耐性のある敵がうろついている。全力で倒したらセーブして、それから休息するという方法で乗り切った。連戦になることは、ほとんどない。まれにある連戦が嫌ならリセットすればいい。

洞窟に入ってから左手に向かったところ、取り引きを持ちかけられたので乗ってみた。敵をすこしは減らすことができる。

興味深い状況もあったが、関わらないようにした。金を要求する相手以外との戦闘は避ける。任務を優先した。単に面倒くさかっただけだが、ほぼ正解だったようだ。

魔術師の塔

まずは当面の生き残りを優先して行動した。ブラック・ドラゴンとは戦わない。「溶岩の洞穴」での取り引きは、必ずしもせん滅を目的とはしていなかったはず。ハップの手前ですら苦労したのに、多数のブラック・ドラゴンと戦うのは無謀だろう。

強力な戦士と戦闘になった。呪文に耐性を持っているが100%回避するわけではない。今回は「ホールド・パーソン」が効いた。

塔には、またしても呪文に耐性のある敵がうろついている。勝つことはできるのだが面倒くさくて閉口する。しかし「溶岩の洞穴」での取り引きを果たすためには、くまなく探索しなければならない。

謎の決闘は戦士であっても勝つことができた。運がよかっただけかもしれない。

「罠を避ける方法」というようなメモは無視した。それで正解だったのかどうかは分からない。ゲームクリアしたら他の攻略情報を読んでみようと思う。今のところ、このゲームをもう一度する気はない。シナリオは良いと思うが面倒すぎる。

ボス戦は厳しい。1回目は全滅した。ボスは当然魔法使いなのだが、こちらの呪文が効いたことは一度もなかった。最初は弓矢で攻撃することすらできないが、おそらく透明なのだろう。取り巻きも多く、どうにもならなかった。

2回目はなんとか取り巻きを突破して僧侶が隣接できた。僧侶が自分自身に「サイレンス、15フィート・レイディアス」をかける。これでボスはほとんどなにもできなくなった。

ボスはすでに「ファイア・シールド」を唱えている。白兵戦でダメージを与えることはできるが、攻撃したこちらも2倍のダメージを受けてしまう。あせらずに取り巻きの残りを掃討するまで待つ。集団で取り囲めばこちらへのダメージは分散するのでやりやすい。

ボスを倒してもエリアは安全ではないので、すぐセーブしておくこと。付近に見るべきものはないので、寄り道せずに洞穴の入口へ向かうのがいい。


筆者の選んだ選択肢は、おおむね正解だったようだ。洞穴へ戻ってすぐに、塔での探索の成果として持ちきれないほどのお金が手に入った。ということは、途中でお金をとる必要はなかったわけだ。ボス戦1回目で全滅した原因の一つはお金の持ちすぎだった。途中にあったお金は一種の罠だったらしい。

今回は10時間、累計で19時間半かかった。