「ロードモナーク(無印)」カテゴリーアーカイブ

ロードモナーク(5)12~22面

面が進むと、難易度が少しずつ高まってくる。そうは言っても、昔クリアしたゲームなのでたいしたことはない。別の技をいくつか思い出した。

  • 開始直後に橋を作って奇襲する。
  • 大部隊のすぐ隣に柵を作り、大部隊をその柵に向かって移動するように指示する。柵へは移動できないので大部隊は動かない。でも敵は大部隊がいなくなったと判断して移動してくるので、敵を集中させずに確個撃破できる。

22面までクリアして4段(残り日数4万日)になった。この調子なら残り日数の目標はクリアできそうだ。

今回は10時間半、累計で19時間半かかった。

ロードモナーク(4)ゲーム開始

(1)新しいユーザーディスクを使う。
(2)最低でも6段(残り日数6万日)にする。

今回はゼロからの再スタートだ。なのでクリア済みの面はまだない。マップは全部で52面ある。クリアしていない面を飛ばして先に進むことはできないが、クリアした面は何度でも繰り返すことができる。例えば1~5面をクリアした状態では、1~6面をプレイすることができる。

まずは52面全部をクリアすることを目標にする。クリア日数の短縮は後回しだ。と思っていたが、気がつくとクリア日数の短縮をかなり気にしてしまっている。身についた習慣は、なかなか変わらないようだ。

もう15年以上やっていなかったと思う。覚えていることもあるが、忘れていることもある。自国の王で敵国の王を倒すという技は覚えていたが、開始直後に自国の王で敵国を荒らすという技はやっているうちに思い出した。(開始直後は金に余裕があり税率0%でよい。税率0%なら王が城にとどまる必要はない。)

序盤の面は順調に進む。たぶんクリアするだけなら、最後まで苦労せずに進むだろう。11面までクリアした。

ここまでで、9時間ぐらいかかった。

ロードモナーク(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)新しいユーザーディスクを使う。
(2)最低でも6段(残り日数6万日)にする。
(3)できれば残り日数 65,535 ぐらいにして、バグを起こす。
(4)(2)と(3)が困難になるまで、攻略情報は見ない。
(5)セーブ・ロードは自由。

補足する。

(1)以前のスコアを継承せずに新たに始める。

(2)たぶんクリアできると思う。

(3)かつて自力でできたのだから、できるはずだ。あとは気力と時間の問題だろう。

(4)できるだけ自力でやってみる。

(5)スコア向上を目的とするので、これがこのゲームの一般的な感覚だろう。ちなみにセーブデータをロードして前回負けた戦闘をやり直しても、同じ状況であればやはり負ける。このゲームの戦闘の勝敗は偶然にほとんど左右されない。戦闘ではなく作戦のやり直しが、セーブ・ロードの目的だ。

ウルティマ4と比べて、あまり書くことがない。プレイ記事も何を書けばよいか迷うが、まずはやってみる。

ロードモナーク(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1991年日本ファルコム製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・16MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。パッケージではPC-9801VM以降・PC-286/386に対応となっている。ハードディスクは不要。FM音源に対応している。

スーパーファミコン版もあるようだ。(PC-98版との内容の差は不明。) スーパーファミコンのハードについて筆者はよく知らないので、各自で調べてほしい。

プロジェクトEGG(PC-9801などのレトロゲームをWindowsで利用できる)でも配信されている。対応OSについては、各自で調べてほしい。

本作には続編の「アドバンスドロードモナーク」がある。システムには調整が加えられており、マップも新しくなった。本作と続編の両方を持っていれば、続編では本作のマップを選択することもできる。ただし、これは実機の場合。EGG配信版やパッケージ版がどうなのかは不明。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

ロードモナーク(1)ゲームの紹介と昔の話

「ロードモナーク(無印)」をやってみる。リアルタイムで進行するシミュレーションゲームだ。スピード調整とポーズが自在にできるので、即時判断と器用さは求められない。当時そういう言葉はなかったと思うが、RTS(リアルタイムストラテジー)と言っていいだろう。当然だがゲームの自由度は高い。

RTSの代表スタークラフトと比べてみる。まず対人モードがない。対コンピュータのみだ。 fog of war がない。マップ全体が最初から全て見えている。マウスやキーボードの熟練した早技は要求されない。ユニットの種類は基本的に村・部隊・王の3つしかない。

村からは部隊が自動的に生まれる。この部隊は屯田兵と思えばいい。部隊は新しい村を作る。村を作る余地がなくなったら、敵地に侵攻する。部隊は自動的に判断して行動するが、プレイヤーの指示があればそれに従う。部隊は戦闘だけでなく、移動することでもすこしずつ消耗する。

王は通常は城にいる。王が城にいる時は、金を徴収できる。金は村を作ったり、一定以上の強さの部隊を維持するなどに使う。王の戦力は特殊で、国全体の力が強くなるほど強くなる。もし消耗しても城にいればノーコストで戦力が補充される。

各マップのクリア期限日数(このゲームのターン)は一律 3,200 日。期限前にクリアできれば、余った日数は次のマップの期限に加算されて繰り越されていく。序盤のマップはあまり考えなくてもクリアできるが、ゲームを進めていくと壁にぶつかる。求められるのは複雑な思考ではなく、発想の転換だ。それができれば最後まで自力でクリアできる。

慣れればクリア自体は難しくない。相手はしょせん昔のコンピューター。彼らは進歩することができない。何度でも同じ手に引っ掛かってしまう。でも「貯めた残り日数=このゲームのスコア」を追い求めれば、長いあいだ楽しめる。

スコアの計算にはバグがある。 65,535 ぐらいになると、計算がおかしくなってしまう。ゲーム制作者の想定を超えたケースが続出したようだ。残念であると同時に、このゲームがいいゲームであることを示している。ゲーム制作者の想定を超えてプレイされたということだからだ。すくなくとも筆者は不満を感じなかった。