MOM2(23)楽園喪失・果てしなき旅路

次は「果てしなき旅路」に進むしかない。

敵の召喚レベルは6~8、こちらの召喚レベルは3。

マップは水場が多い。いくつかの島が細い回廊の陸地でつながっている。陸上・水生・飛行全てのユニットに活躍の余地がある。

ここでも初期勢力に大きな差がある。黄国は最初から大半の塔と要塞を押さえていて、城も1つある。東にある青国は城が1つあるものの塔はすこししかない。今回悲惨なのは赤国だ。1つの塔と2つの要塞があるが、要塞は塔から離れていて守るのは難しい。そしてすぐ東には青国があり、いきなり衝突する。中立の塔はなく青国と赤国の位置はほぼ確定しているので、ロードしてやり直す技も効かない。

シナリオの最初の説明では、赤=やさしい・青=普通・黄=難しいのはずだったが、なぜこうなったのだろうか。

いろいろな思いにとらわれかけたが、メガスリープの大魔法を思い出した。敵マスターの位置にメガスリープをかけ続ければ、敵はほとんどなにもできない。

まだ見えない黄マスターの位置は次のようにすれば分かる。まずセーブする。それからクェイクの大魔法をかける。クェイクはマップ全てのユニット(マスターを除く)にダメージを与える大魔法だ。強力だが配下のユニットにもダメージがでてしまうので使いづらい。普通に使うとしたら開始直後がねらい目かもしれない。ここでは敵マスターの位置を割り出すのに使う。見えないユニットにも効果があるので、効果エフェクトで敵の位置が分かる。ロードし直してからメガスリープをかける。メガスリープも範囲魔法なので敵が見えなくても効果がある。

最初に6ユニットを召喚してメガスリープを2回かけたところ、支配力がぎりぎりになった。青マスターは大魔法でダメージを与えてくるが、ヒールをかける余裕がない。ここはHP回復アイテムの「聖者の水」で乗り切り、3ターンで青国を倒した。

後は作業だ。メガスリープをかけ続ければいい。今回黄マスターのいる島には火山が多い。火山にも入れるCドラゴン系・デーモン系・ミスト系が役に立った。

このマップには隠し塔が多い。

今回は6時間、シナリオ累計で83時間、総累計で163時間半かかった。

MOM2(22)楽園喪失・栄光の道

次は「栄光の道」に進むしかない。

敵の召喚レベルは6~7、こちらの召喚レベルは3。マップはせまい半島で外海とは火山で区切られている。一見すると水場が多いが、水生ユニットはあまり役立たない。

ここでは赤国が露骨に有利だ。最初から西半分の塔と要塞を押さえていて城も1つある。南東にある黄国は城が1つあるものの塔はすこししかない。北東の青国は悲惨で1つの塔だけしかない。シナリオの最初の説明では、赤=やさしい・青=普通・黄=難しいのはずだったが、なぜこうなったのだろうか。

陸上ユニット主体で押していく。青国と黄国は近いのでうまく衝突してくれる。できれば城のある黄国を先に倒したいと思ったが、そのためには青国と黄国の間に割って入らなければならない。それはきついので、青国を先に倒してしまう。もっとも結果的にはこのやり方でよかった。

黄国の城はマスターの隣にある。黄マスターの攻撃力はそこまで強烈ではないので、普通に占領する。黄マスターはマインド系の攻撃を持っているのでミスト系は使えないが、ドラゴン系などHPの高いユニットなら耐えられるだろう。なお、「混沌の宮廷」で使った中立化の技は、赤国よりも後の順番になる黄国に対しては使いづらい。

敵マスターは両方ともL属性でL属性ユニットを多く召喚する。こちらはC属性ユニット主体なので、「ダークネス」の大魔法が役に立った。Lユニットは昼は強く、夜は弱くなる。Cユニットは逆だ。昼のターンを「ダークネス」で夜にしてしまうことで、敵を弱らせつつ配下を強化できる。

この点においては、青国を倒して黄国を残しておいたことが有利に働いた。例えば赤国のターン開始時に昼だったら「ダークネス」をかけるとすると、次のようになる。黄国に対しては優位だが、青国に対してはそうでもない。

青・朝・有利不利なし→赤・朝・有利不利なし→
黄・朝・有利不利なし→青・昼・L有利→
赤・ダークネスで夜・C有利→黄・夜・C有利→最初に戻る

自マスターのCネクロマンサーが25レベルになったところ、「メガスリープ」の大魔法を使えるようになった。これは指定ヘクスとその周囲2ヘクス以内にスリープをかけるというものだ。このゲームのスリープは確実に効いて失敗することはない。スリープのかかった敵を攻撃する際は命中率にボーナスがある。攻撃が当たっても目を覚ましたりはしないので、敵は反撃できない。

敵マスターのヘクスに掛けると効果的だ。マスターに大魔法は効かないが、周囲にいる召喚直後のユニットの動きを封じることができる。空き場所がないので、倒すまでは新たなユニットが召喚されることもない。

このゲームにはずいぶん時間がかかってきたが、大半は敵マスター周囲での経験値稼ぎだ。このシナリオに限れば、今後は楽になるかもしれない。

このマップには隠し塔があった。

今回は9時間半、シナリオ累計で77時間、総累計で157時間半かかった。

MOM2(21)楽園喪失・混沌の宮廷

次は「混沌の宮廷」に進むしかない。前回は痛い目にあったが、今回はそうはいかない。

失敗した。敵の召喚ユニットのレベルは5もある。こちらは持ち越しユニットの最大レベルでも3しかない。召喚ユニットのレベルは2しかない。違うマップにする。

敵の召喚レベルは4~6、こちらの召喚レベルは2。でも、こちらの持ち越しユニットは7レベル前後なので問題ない。

マップ南東にある赤国の城と南中央にある黄国の城の中間の塔で開始する。青国は南西、黄国は南にあるそれぞれの城付近に位置していた。なんどもやり直せば違うパターンになるかもしれないが、今回はこのまま進める。黄国を挟撃できるので悪くはない。

マップの中央は水場になっている。地上ユニットは二手に分けて、片方で黄国を攻略する。もう片方は水場を北側から回り込ませて青国を圧迫する。水場にはオクトパスと飛行ユニットを向かわせる。

このマップは塔と要塞が多い。城もあるので支配力には苦労しない。マスターの大魔法を存分に使うことができる。ダメージを与えるものだけでなく、スリープ・ストーン・コンフューズも役に立つ。

特にコンフューズは、青国の増援部隊の妨害に最適だ。コンフューズをかけると一時的に中立ユニットになる。敵はそれを排除しようとして足止めを食らってしまい、前線への到着が遅れる。同士討ちのダメージも期待できる。

敵マスターに隣接する城は、なるべく早く確保したいが危険も大きい。青国の城に対しては、やはりスリープ・ストーン・コンフューズが役に立った。

まず城の上の敵ユニットを排除する。それから城に隣接する敵ユニットにコンフューズをかける。中立ユニットは青ユニットよりも先に行動して城を占領する。中立ユニットが自国の赤ターンまで持ちこたえれば成功だ。

赤ターンになるとコンフューズは解けて青ユニットに戻っている。そのままだと青国に再占領されてしまう。戦線が落ち着くまでは、中立の城の上にある青ユニットにスリープ・ストーンを毎ターンかけ続けつつ、あえて排除はしない。敵はこの行動不能ユニットに邪魔されて、中立化した城を再占領することができない。

このマップには隠し塔があった。

今回は11時間半、シナリオ累計で67時間半、総累計で148時間かかった。

MOM2(20)楽園喪失・ロストワールド

次は「ロストワールド」を選ぶ。

敵の召喚レベルは3~4、こちらの召喚レベルは2。このマップの大半は氷原と氷山で占められている。塔と要塞の数は多め。マップ中央には城があるので、早期に押さえたい。

敵2国の開始位置はほぼ決まっており、かなり離れている。衝突させて漁夫の利を得るという手は使いづらい。なので片方を速攻で倒すことにする。マップ北東にある黄国のすぐ近くで開始した。

3ターン目で倒せた。マップ中央の城に主力を進める。青マスターは南東にいるので、北東方面と南西方面にもユニットを派遣して敵を封じ込めていく。

支配力に余裕があるので、Nドラゴンを1体召喚して育てておく。Lエンジェルも召喚できるが、マスターがCネクロマンサーなのでやめておく。

このマップでは水場もめだつのだが、オクトパスは使いづらい。オクトパスを召喚するためには、マスターが水場の近くにいる必要がある。でも水場の近くで開始すると、敵の片方を速攻で倒すというのは難しい。

このマップには隠し塔があった。

今回は9時間、シナリオ累計で56時間、総累計で136時間半かかった。

MOM2(19)楽園喪失・アーキペラゴ

次は「アーキペラゴ」を選ぶ。

敵の召喚レベルは2~4、こちらの召喚レベルは2。このマップは水場が多く、ところどころ深い海(海洋ヘクス)で分断されている。今まで主役だった陸上ユニットは深い海に進入できないので、新たな戦力がいる。

ここではCデーモン・Nサーペント・Cオクトパスを召喚できる。マスターがCネクロマンサーなので、Cデーモン4体・Cオクトパス4体を召喚する。もっとユニットがほしいが、上限数に達してしまった。なお、Lウォーロックの場合はこのマップより先に「ロストワールド」へ進んだほうがいいだろう。

このマップは敵マスターの位置が決まっていないのが救いだ。初期位置が有利になるまで粘る。3国が深い海で分断されていないことと、自国が敵にはさまれていないことの2つが最低条件だ。

自マスターの初期位置はマップ中央からやや北西にした。青国は中央から北東の森林と山岳のある島、黄国は中央から東の小島にある。3国の間には浅い海(河川ヘクス)があるので、今まで育てた陸上ユニットも使える。このマップの塔は多くないので召喚は慎重に行う。さもないと支配力不足に悩まされる。

今回の位置取りはいまいちだった。敵2国はある程度衝突してくれるのだが、間に割り込まないと片方を倒すことができない。各地に散らばった塔を守るためにユニットを派遣すると、主戦場が力不足になる。主戦場にユニットを集中すると、各地の塔が手薄になって守り切れない。

最初に戻ってマスターの配置からやり直したが、なかなかうまくいかない。妥協して、いまいちな位置取りのセーブデータへ戻ることにした。ほかになにか手はないかと考えて、アイテムを使うという手段を思い出す。このシナリオではセーブ・ロードを繰り返してまで集めてはいなかったのだが、気がつくと結構たまってきている。

アイテムは弱点を補うように使うのが一つのセオリーだ。

オクトパス1体にシルバーソードを与える。オクトパスは攻撃回数が多い代わりに一撃のダメージは小さい。シルバーソードは一撃のダメージを増やすので、大きな強化になる。次々と敵をなぎ倒しレベルもすぐに上がった。

黄国マスターをあっさり倒し、青国を包囲する。ロックのすり抜けに注意すれば、後は難しくない。

このマップに隠し塔はなかった。

今回は13時間、シナリオ累計で47時間、総累計で127時間半かかった。

MOM2(18)楽園喪失・火竜の地

次は「火竜の地」を選ぶ。

敵の召喚レベルは1~2、こちらの召喚レベルは1。彼我のレベル差に関しては難しくない。

ここではLドラゴンとCドラゴンを召喚できる。マスターがCネクロマンサーなので、Cドラゴンを召喚する。Lドラゴンと違ってCドラゴンは進化するまで火山に入れないので注意する。

「エルフの谷」に比べると、このマップは厄介な点が2つある。まず敵マスターの位置がだいたい決まっている。初期位置が有利になるまで粘るということはできない。

次に、敵は高空移動のロックを使ってくる。高空移動のユニットには高空移動以外のユニットのZOCが効かないので、戦線をすり抜けられやすい。こちらはロックを使えないのでひたすら叩くしかない。

自マスターの初期位置はマップ中央からやや北東にした。敵2国が衝突しているすきにマップ北半分を確保するという作戦だ。おおむね作戦どおりとなった。

心配していたロックのすり抜けはマスターの大魔法を併用して撃退できた。足止め用のユニットを召喚して、前線の背後の塔を守らせてもいい。成長させなくてもそれなりの役には立つ。このマップには塔が多いので支配力は十分足りる。

ここの敵もエンジェルやデーモンを召喚しないようなので、ミスト系も活用しやすい。ただし敵マスターはマインド系の大魔法を使うので、敵のターンに倒されてしまうこともある。気づかずにセーブしてしまわないように注意する。

このマップには隠し塔がある。特にマップ中央から南西にある島に多い。

今回は9時間、シナリオ累計で34時間、総累計で114時間半かかった。

T&T(36)ゲームを終えて

本作をプレイする際に参考にした情報を以下のリストとして追記する。

  • 昔(クリアはしていない)。
    • 本作に手をつける以前に、T&Tのゲームブックをやったことがあった。
    • 雑誌ログインとコンプティークの攻略記事を事前に読んだ、かもしれない。
    • 攻略本(T&Tハンドブック BNN刊)を参照。
  • 記事にした時。
    • 最初に他の攻略サイトが存在することをスニペットで確認し、クリア不可能ではないらしいと認識した。
    • 最初から、攻略本と昔初めての時に自分で作ったメモを参考にした。
    • 詰まった時に他の攻略サイト(下記参照)を参考にした。

要約記事を作成した。

自力での攻略は詰まってしまったが、常軌を逸したゲームバランスに一矢報いることができたのでよしとする。

28年前の情報によると、このゲームをクリアした先着1000名は終了認定ゴールドカードをもらえるそうだ。もし宛先がまだ存在していたなら、今でも間に合っただろう。先着100名にも入るかもしれない。それくらい難しかった。

先着1000名という表現に思ったが、制作者はこのゲームの難易度をわかっていなかったかもしれない。筆者はタクティカルコンバット(戦闘フィールド内での個人戦闘)がまずかったと思う。レベルを上げるとかえって難しくなることも多いので、やりこみで対抗することもできない。ゴールドカードはずいぶん余ったことだろう。

筆者には多くのアドバンテージがあった。

  • T&Tのゲームブックを経験していたので、テーブルトークのルールを知っていた。セービングロールの概念を知っていたのは大きい。
  • 攻略本からの情報が役に立った。常軌を逸したゲームバランスに対抗するにはこのゲームの攻略本は力不足だが、ないよりはあったほうがいい。
  • 攻略本からのメタ情報が役に立った。ゲームクリアまでの残りがどれくらいなのか、おおよその見当がついた。全く見当がつかないと、いつ心が折れてもおかしくない。
  • ほかの攻略サイト(【X68000】トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち その13(終) – nicozon)があったので、カザンの墓レベル1を乗り切ることができた。あらためて tamakasuga 氏に感謝したい。

ゲームを終えたので動画を全部見てみた。思ったことを書いておく。

  • Digsには使うことのできない通路があったが、動画では普通に使えていた。PC-98版に特有のバグだったのだろうか? おかげで昔は詰まってしまった。
  • X68000版のほうが、グラフィックも音楽もPC-98版よりも上だ。ただ、雰囲気に関してはPC-98版も悪くはない。
  • ダイヤモンドの手を使ったことがなかった。ある場面で使おうと思ってはいたのだが、忘れてしまっていた。
  • 店で値段の交渉をしたことがなかった。金額を間違えないように注意していたくらいだ。ウルティマ4で癖がついたかもしれない。交渉に対応するセリフまで用意されていたが、まだまだ知らないことがあるようだ。

今回のプレイではセーブデータの修正はしていないが、昔はすこしやってみたこともあった。やりすぎてつまらなくなったので思い直したのだが、同じことを考える人に注意しておく。このゲームはチェックディジットを使っている。

このゲームは過酷すぎて他人にはおすすめできない。率直に言って腹立たしい思いをなんどもした。カザンの墓・レベル1をさまよい歩いたときは、「つぶれてざまあみろ」となんども思った。

一方で味わい深さは捨てがたい。まだやりきっていないという気持ちもある。でも今は離れることにする。

『良いゲームだった。』

T&T(35)カザンの墓・レベル2と3

カザンの墓・レベル2

レベル1に戻されてしまうこともあるが、こまめなセーブがあれば問題ないだろう。

火の海は、火に耐性のあるブーツを履いていれば何事もないようだ。火の海をクリアするための情報を聞いたことはあるが、特に必要なかった。

火の海の後は1回全滅してしまった。こまめなセーブがあれば問題ない。これはそういうゲームだ。

風を起こすイベントでは、なかなか目当ての風が起こらないように思えるが、あいかわらずこのゲームがしつこいだけだ。なんども試せばうまくいく。ここのパスワードはレロトラーの部屋で手に入れている。もし間違えると鎧を失くしてしまう。

カザンの墓・レベル3

またパスワードを要求される。ユニコーンのイベントで手に入れたものを使う。

不意打ち戦闘と罠が続く通路を抜ける。ようやく気づいたが、最強と思っていた盾はあまり役に立たない。CONがべらぼうに高いのでない限り、防御力だけを考えたほうがいい。

レロトラーの部屋の紫の鏡と同じパズルがある。状況説明をよく読めば正直族とうそつき族と日和見族が一人ずつだとわかる。このパズルは不明瞭でどれも正解に思えてしまう。ヒントは「このゲームの制作者は意地悪なので、正直族は真実を語っているが誤解を招く表現をしている。」 そのように考えれば解くことができる。もっとも答えの選択肢は3つしかないので、こまめにセーブしてあれば問題はない。

最終目的地にたどり着いたようだ。ちょっと思いついたのでカーソルを〇にしてクリックし続ける。やはりここにも敵が出現する。どこからわいてきたのだろうか。

パスワードを6つ要求される。幽霊船から手に入れたものを入力する。無事クリアできた。キャラクターは2レベル上がって13レベルになったが、もうこの世界は十分だ。

今回は1時間半、累計で96時間半かかってゲームクリアした。スコアは714点だった。

T&T(34)カザンの墓・レベル1

延々とさまよい歩いたが全くわからない。ワープのメモをとってみる。全くランダムではないようだが、手がかりは見えない。挫折するかもしれない。

やはりわからない。あるワープポイントからのワープ先は、通常のパターンでは4~6か所のどれかになる。ところが状況によっては、別のパターンの4~6か所のどれかになる。直前にどこからワープしてきたかによってパターンが異なる。組み合わせが多すぎて調べるのが嫌になった。普通はここまで調べないだろう。偶然クリアすることなどあるのだろうか。それとも筆者の運が悪いだけなのか。

(5)ほかの攻略情報サイトは原則として見ない。

自力(攻略本を除く)での攻略は断念し、ほかの攻略サイト(【X68000】トンネルズ&トロールズ カザンの戦士たち その13(終) – nicozon)を頼ることにした。 tamakasuga 氏に感謝したい。

キャラクターのLKが足りなかったらしい。問題の場所は何回試してもだめだったので別の正解ルートがあると思い込んでしまっていた。せっかく調べたワープパターンだが、苦労する意味はなかった。

問題の場所を10回以上試してみるが、やはりだめだった。しかし、能力倍増でLKを2倍にしたら1回で通ることができた。やはりLKが原因のようだ。

筆者のキャラクターのLKは低いわけではない。

名前 種族 職業 ST IQ LK CON DEX CHR SPD
SNG 人間 戦士 90 18 45 34 45 323 45
ZARZAG ホビット 盗賊 46 28 52 38 46 310 48
FEF エルフ 盗賊 46 35 57 36 48 334 46
@ ドワーフ 魔術師 75 41 51 41 46 299 45

ではなぜここで詰まってしまったのか。推測だが、ここを通るためにはレベル分のLKでのセービングロールに成功する必要があるのだと思う。もしそうなら現在のレベルは11なので、サイコロ2つを振った出目の合計が(70-能力値)以上でなければならない。LK45なら25以上ということになる。T&Tのルール上、可能性ゼロではないが困難だ。

このゲームはレベルを上げすぎると後悔する。

こんなところで引っ掛かるとは思わなかった。

ドアを通ったらセーブしておく。ここでは重要アイテムを使うイベントがあるが罠もある。こまめなセーブがあれば問題ない。

今回は2時間、累計で95時間かかった。

サウンドボードがおかしい件は解決した

ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ(BCF)は、起動に失敗した。FM音源が原因のようだ。残念どころではない。どうやらいまいちなマシンをつかんでしまったようだが、いつどこで入手したのかも覚えていない。あきらめて、やれることをやるしかない。

筆者の持っているPC-9801DAのうち1台は、拡張スロットにサウンドボードが挿入されている。DAには最初からサウンドボードに相当する機能が内蔵されているので本来は不要なはずだが、中古で買った時からこうなっている。

なにかの間違いでサウンドボードが付いているのか? 元々の内蔵機能が壊れているのでその代わりなのか? それなりの理由があるのか?

もはや誰にも聞くことができないので、自分でどのゲームが動くか試してみるしかない。

以下のゲームはBGMが鳴らなかった。

  • バーズテイル(無印)
  • AD&Dプール・オブ・レイディアンス
  • ロイヤルブラッド
  • 大航海時代(無印)
  • リーチ・フォー・ザ・スターズ
  • マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)

以下はゲームの起動ができなかった。

以下はおおむね問題ないようだ。もしかしたら微妙な違いがあるかもしれないが、やる気がそがれるということはない。

  • ドラゴンスレイヤー英雄伝説(無印)
  • ブランディッシュ(無印)
  • マスター・オブ・モンスターズ2
  • ロードス島戦記(無印)
  • トンネルズ・アンド・トロールズ・カザンの戦士たち
  • マイト・アンド・マジック3
  • 魔導物語1-2-3

当分は問題ないゲームを優先しようと思ったが、念のためサウンドボードを外してみてどうなるかを試してみることにした。

マスター・オブ・モンスターズ2…問題ない。

ブランディッシュ(無印)…問題ない。

バーズテイル(無印)…問題ない!

マイト・アンド・マジック・クラウズ・オブ・ジーン(COX)…問題ない!

サウンドボードが付いていたのは、なにかの間違いだったようだ。こだわらないで、自分のやりたいことへ戻ることにする。

レトロゲームの思い出と攻略