CIVIL(6)海ローマ開始

ランダムマップで陸地の密度が小さい(海が多い)・皇太子(難易度5段階の普通)・文明の数は最多の7(ライバル国数は6)・ローマのカエサルで始める。

持久戦を好むなら海の多いマップがいいだろう。ただ、初期位置による運の要素は大きい。広めの陸地から開始する代わりに、早期に敵と接触するかもしれない。敵がいない代わりに小さい島のこともある。


最初から持っている技術は、道路建設・灌漑・掘削の基本三種のみ。ユニットは開拓者1つだけ。これはむしろ、いいニュース。この陸地に敵はいないはず。

3980BC、都市ローマを建設。後でわかったが、位置はいまいち。当面の敵がいないと推測できたのだから、もう少し探索してからのほうがよかっただろう。セオリー通り、民兵2ユニットを生産する。科学技術は、「陶芸」・「アルファベット」と進めた。敵がいないのであれば、「青銅器」・「車輪」は後回しでいい。

フランスはアメリカに滅ぼされた。すぐにゲルマン(フランスの補充)も山賊に滅ぼされた。この時点で山賊が現れるのは早すぎる。小部族に囲まれたのかもしれない。ゲルマンの開拓者が他文明に攻撃されて滅んだのだろう。

初期の島は少し小さかった。作れる都市は、重ねたとしても6つが限度。強力な文明とするには、少なくとも10都市は欲しい。できるだけ早く新天地へ植民する必要がある。技術は「航海術」を目標とする。


テーベ(エジプト)が、七不思議の「アポロ巨像」を建設。七不思議は特殊な都市施設。それぞれ世界に一つしか存在できない。先を越されたら同じものは作れない。作るには大量の資源が必要。そのぶん効果は大きく、「アポロ巨像」は税や科学技術を生み出す貿易量を増大させる。前回アステカでは大いに役立った。ぜひ自文明で作っておきたい。しかし、作られてしまったものは仕方がない。七不思議は古代・中世・工業時代のそれぞれに7つある。旧世代の七不思議は、どこかの文明の技術が進歩すると時代遅れになる。「アポロ巨像」は「電気学」で無効にできる。先は長いが、覚えておく。

「航海術」を発見。これで外洋に出られる。さらに「磁力」を発見。生産できる海上ユニットが、より強いものになった。

自文明の順位はレポートを調べれば、だいたいわかる。歴史家も、たまに文明の順位を教えてくれる。この時点ではローマがトップのようだ。ただ、コンピューター文明はトップに対して敵意をたくましくする。油断はできない。

初期位置から7スクエアほどの東西に陸地を発見。どちらも小さい島で敵はいない。東の島の東にも陸地があり、それも小さな島だった。東の二島に植民し4つの都市を建設する。


シュメール(バビロニア)が七不思議の「神託所」を建設。ロンドン(イングランド)が七不思議の「王立図書館」を建設。「王立図書館」は他文明2つが取得した技術を取得できる。自文明が作る意味は薄いが、敵が作った場合の効果はそれなりにあるだろう。「大学」で無効化できるので、なるべく早く到達したい。

「貿易」を発見。これがないと自文明で七不思議を作るのは難しい。「貿易」があると生産できる「キャラバン」は、七不思議の生産に要する資源に変換することが可能。時間のかかる七不思議であっても、複数の都市で協力すれば短縮できる。

640BC、ローマに「ピラミッド」を建設。政治体制を変更する際には、数ターンの無政府状態を経なければならない。無政府状態では生産や科学技術の進歩が止まる。「ピラミッド」は無政府状態をスキップしてくれるので、できれば作っておきたい。古代の七不思議では「アポロ巨像」の次に有用だろう。


ローマで始めてから2時間半かかった。