CIVIL(7)海ローマ敵発見・感謝祭

敵発見

ウルク(バビロニア)が七不思議の「空中庭園」を建設。バビロニアの七不思議は二つになった。トップ文明はローマのはずだが、それに次ぐ強敵かもしれない。

いくつか小さい島を見つけた後、大きな陸地を発見。イングランドとバビロニアを見つけた。バビロニアの都市の周囲には道路が目立つ。都市の質を重視する文明は、当初を生き残れば強敵になりやすい。バビロニアには警戒がいる。

ニューヨーク(アメリカ)が七不思議の「万里の長城」を建設。「万里の長城」を持てば、敵は必ず和平交渉をしてくる。敵との接触が多い場合は役立つかもしれない。今回や前回地球マップのアステカなど、孤立主義をとりやすい場合での意味は薄い。その後、アメリカのいる大きな陸地を発見した。あまり発展はしていないようだ。

「大学」を発見。これで敵の「王立図書館」を無効にできた。「ビザンチウム」に七不思議の「コペルニクスの天文台」を建設。都市の生み出す科学技術を2倍にしてくれる。「ビザンチウム」には、科学技術を増やす「図書館」と「大学」を優先して作りたい。「アポロ巨像」があれば、さらに効果的だった。

新たな大きな陸地にエジプトを発見。あまり発展はしていないようだ。未発見の文明は残り一つで、インドかモンゴル。

バビロン(バビロニア)が七不思議の「J.S.バッハの大聖堂」を建設。これは強力かつ無効化されることがない。同じ大陸の全ての都市の不幸な市民2単位を満足にする。都市の市民は主に3種類おり、幸福・満足・不幸のどれか。満足は中立の状態。不幸の市民が幸福の市民より多くなると暴動がおこる。暴動の起こった都市は無政府状態と同じく、生産や科学技術の進歩が止まってしまう。七不思議で不幸を満足にできることは、大変役に立つ。今まではいつも自文明で建設し、敵に作られた記憶はなかった。残念ではあるが、これでバビロニアが一番の敵だとはっきりした。

君主政治

政治形態は全部で6つある。無政府状態、専制政治、君主政治、共産主義、共和政治、民主主義。最初は専制政治で始まる。メリットは都市の人口以下数のユニットに、維持資源が不要なこと。デメリットは3以上を産する食料・資源・貿易に-1のペナルティがあること。ユニットは原則として、生産だけでなく維持するのにも資源を要する。建設したばかりの都市にとっては負担が大きい。各都市の人口が少なく新しい都市を増やしていく段階では、専制政治が向いている。道路建設・灌漑・掘削が進んでいない序盤では、デメリットも小さい。

500AD、人口7の都市が3つになり、一番少ない都市人口も2となった。ここで君主政治に移行する。君主政治では3以上を産する際のペナルティがなくなる。代わりに、ユニットを維持する資源が必要。しばらくは維持資源の負担が大きく、専制政治よりも生産は遅くなりがち。しかし人口増加は加速するので、長期的には生産力も逆転する。

シェークスピアの劇場

「ビザンチウム」に七不思議の「シェークスピアの劇場」を建設。都市の不幸な市民を全て満足にする。「電子工学」の発展で無効化されるが、そうなるのはかなり先。効果があるのは一都市なので、有効性はそこそこ。ところが、ある状況においては裏技レベルの効果を発揮する。

民主主義はもっとも生産性が高い。「アポロ巨像」と同じく、各貿易に+1追加される。これは人口10の都市であれば、おおむね+10と考えていい。そして汚職による損失はゼロになる。これらは大きなメリットだ。後半では都市施設の維持費用がかさむ。生産性が変わらないと、科学技術の発展も遅くなっていく。民主主義か共和政治でないと、なかなか進まない。

当然、代償となるデメリットがある。他文明との交渉では、和平条約を結ぶしかない。脅迫したり、こちらから和平条約を破って戦争を仕掛けることはできない。さらに、軍事ユニットが都市を離れると1ユニットにつき2市民が不幸になる。航空ユニットにいたっては都市を離れなくても2市民が不幸になる。軍事行動は難しい。

そこで「シェークスピアの劇場」の出番。演劇に夢中で家族や友人の従軍を忘れてしまうのか、それとも人生にはいろいろあると達観してしまうのか。本来であれば暴動を起こすはずの市民がおとなしくなる。一都市だけなので大規模な作戦はできないが、十分役立つだろう。

大統領感謝祭

民主主義に移行する。探険などに派遣する軍事ユニットは、全てビザンチウム所属。なので、軍事を不満とする不幸な市民は発生しない。ここで人口を爆発的に増加させる強力な技を使う。

貿易で発生する収入の振り分け先は三つ。税、科学技術、ぜいたく品。税は都市施設の維持費、都市施設の突貫工事、外交工作などに使う。お金なので貯めておくことも可能。科学技術への振り分けを増やせば、より強力な軍事ユニットや、七不思議を含む新たな都市施設を作ることができる。ぜいたく品は、まず満足な市民を幸福にして、それから不幸な市民を満足にする。人口が増えてくると不幸な市民の発生を避けられないので、暴動を防ぐためにぜいたく品が必要になってくる。

ぜいたく品にはもう一つ使いみちがある。都市人口の半数以上が幸福、かつ不幸な市民がいない場合、指導者への感謝祭が行われる。民主主義なので大統領感謝祭。感謝祭のある都市には、各政治形態に応じたボーナスがある。共和政治と民主主義ではターンごとに人口が1増える。おおざっぱではあるが、10倍速く成長すると思っていいだろう。この仕様を使わない手はない。しばらく税と科学技術の振り分けは減るが、それだけの価値はある。

人口が増えてくると不幸な市民の発生を避けられないので、

大統領感謝祭は、いつか中止となる。その場合でも都市の生産配分を調整すると、もう少し継続できるかもしれない。貿易量の多い海洋スクエアが役に立つはずだ。


今回は4時間、累計で6時間半かかった。