「tencent cloud メール」で検索ヒットするサイトには用心がいる

最近、 “Tencent Cloud” を名乗る(差出人が本当かどうかは不明)英文メールがいくつか届いている。メールが届く覚えはない。新手のフィッシングだろうか。念のため「 tencent cloud メール」などで検索して調べてみた。ところが、この検索するという行為自体が、何者かの思うつぼだったようだ。

検索結果では以下が目についた。全てがそろうのは不自然である。

  • 「 tencent cloud メールが来た」というタイトルのサイトが複数ある。
  • どれも日本語のサイトとしてはマイナーなドメインばかり。
    • マイナーなドメインだから無条件に信用しない、というのは差別につながる。しかし、マイナーなドメインばかりが目につく、というのは不自然。
  • 更新日時が判で押したように同じ。

ここまで調べた時点でやめておけばよかった。しかし、上記サイトをいくつか見てしまった。

どれも外見・構造は似ている。内容はタイトルに関係するようで無関係。いくつか調べた限りでは、どれもコピペだった。すくなくとも筆者にとって見る価値はなかった。

確実なことはわからないが、筆者なりの結論。 “Tencent Cloud” を名乗るメールと「 tencent cloud メールが来た」というサイトは、マッチポンプ。目的は広告収入だろう。筆者のようにサイトを閲覧した時点で失敗。もし広告をクリックしてしまったら大失敗。そこまではいっていないが、腹が立ったのでこの記事を書いた。教訓として欲しい。