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太閤立志伝(13)大名時代

対柴田家

柴田軍が北陸方面の城を攻めてきた。秀吉自身で救援軍を率いて出陣。野戦で撃破した。当面はおとなしくなるだろう。

敵は柴田家だけではない。弱点となる城には、兵などを輸送して強化しておく。大名の居城だった城・直轄ではない支城だった城・石高の高い城などには、比較的余裕がある。鉄砲や騎馬が多量に配備されている城もあるので、よく調べておかないと損。

城の規模を高めることも防御に有効。そこそこ以上の大名にとって、砦から通常の城にするお金は高くない。ネックとなるのは、事前に最大限まで改修する手間のほう。大名になった秀吉はいそがしくなる。外交や調略とうまく並行させたい。

家臣に任せるのも手。出世の後押しにもなる。出世するほど多くの兵数を率いることができるので、戦略的にも重要。成功率だけを考えるなら、築城レベルの高い武将に任せる。改修と異なり築城(城の規模を高める)は失敗しないので、築城レベル2で出世させたい武将に任せるといい。

家臣だけによる城攻め

軍の総大将は秀吉自身でなく、家臣に任せることも可能。そうすれば秀吉は他のことをできる。

COM家臣に過大な期待はできない。それでも、砦レベルなら落としてくれるだろう。任せた場合、家臣の体力が減らないのはメリット。家臣の出世の後押しにもなる。

支城に指示を出してもいいが、本城のCOM家臣より頼りにならない。無理な命令を出すと、全滅することもあるようだ。気づいた時には、家臣の一覧から消えていることがあった。忍者の報告はない。本作にはバグが多く、はっきりしたことはわからない。

それでもやはり、砦レベルの攻略なら期待できる。石高の高い城を任せ、輸送もして強化しておく。与力の身分も重要。低いと、率いることのできる兵数が足りない。やっかいなことに高すぎてもいけない。COM城主は、なぜか中老以上の与力を使おうとしない。したがって、指示を出す支城には4人以上の奉行(中老以上でも、目付以下でもない)がいるとベスト。また、中老となった与力は解任して本城に呼び戻す。

対石川家

石川家(旧徳川家)が迫ってきた。兵数が減ったスキを突いたつもりらしい。野戦を挑んで撃退する。こちらの居城近くをねらわれた場合、撃退できればおいしい。個人でも軍でも、好きなほうで追いやすいからだ。

敗走して個人で移動する石川数正を斬る。さらに軍を率いて追撃。敗走する敵武将より先に、敵居城の岡崎城へたどり着いた。新たな大名を含めた身分の高い敵武将の多くは、戦闘に参加できない。

城を守るのは、目付四人と家老一人。目付は400人しか率いることができない。目付の率いる隊ならば、1ターンに集中攻撃して敗走させることができる。隊が敗走すると、他の隊は動揺して士気が落ちる。家老隊の士気は戦闘前に崩壊した。岡崎城を落とす。ここも当面はおとなしくなるだろう。

対毛利家

毛利家が長嶋城を攻めてきた。敵COMは弱小かつ、居城からの重要な連絡線に位置する城をねらってくるようだ。長嶋城はよくねらわれる。

まず輸送で城を強化しておく。敵を消耗させて、適当なところで野戦を仕掛ける。今回はミスをした。もっと騎馬を多くしておけばよかった。なんとか勝ったが、危ないところだった。

敗走した毛利家の武将は個人で移動する。毛利家本城は遠い。またCOM武将は、必ずしも最短ルートを通らない。なので、追いつくチャンスは高い。すみやかに居城に帰還し、個人移動で追撃。毛利元就を斬った。毛利隆元など三兄弟は、すでに斬っている。これは調略を仕掛けて怒らせれば簡単。清水宗治が大名となったが、これも斬る。福原貞俊が大名となった。

旧毛利家の福原家に秀吉自身で威圧外交。効かなかった。もっと弱らせる必要があるようだ。

服部家吸収

旧徳川家の服部家を威圧外交。これは成功。服部家は羽柴家傘下となった。傘下に入ると旧大名を含めた旧城主は、そのまま城主にとどまる。旧居城の家臣は旧大名の与力となり、旧支城の与力は旧城主の与力となる。つまり、所属場所の異動はない。

もし居城に呼びたい家臣がいれば、城主や与力を解任して呼び戻す。また、多数の家臣を抱えるには不適当な城もある。城主や与力を解任するなどして対応する。放っておくと、離反する可能性がある。

斬ったはずの石川数正が家臣になっていた。個人戦闘で斬ったはずの武将が生き返るバグはよく起こる。一方、城攻めなどの戦後処理で処刑した武将が生き返ったのを見たことはない。

これと関連するが、加藤清正や石田三成など秀吉子飼いの武将を登場させたいなら、どこかで鬼にならなければならない。本作では、ある時点で登場できる武将数に上限があるようだ。武将に寿命はない。新たな武将の登場には、空きが必要。それは個人戦闘と戦後処理ということになる。大名を威圧して傘下にするのも、やめたほうがいいだろう。

TIPS他

なんらかの理由で家臣の身分を下げたい場合、どうするか。評定で人材登用を命じればいい。まず失敗するので、報告時に身分を下げることができる。万一成功したら、もう一度命じれば失敗するだろう。

失敗しても、家臣の信頼(大名による家臣の評価値)が下がるわけではない。すぐに元の身分へ昇格させるのも自由。したがって、家臣の身分は元と同じままで知行だけを変えることができる。同じ身分であっても知行を奮発すれば、忠誠心も高まるだろう。


本作はバグが多い。軍団が行方不明になることもあれば、個人で移動する武将が行方不明になることもある。家臣のリストには名前が残っているので、死んだわけではなさそうだ。さだかではない。軍団の場合は無理な攻略を命じて全滅し、武将の名前だけ残っているのかもしれない。

こうなった場合の対処法はわからない。リロードするか、あきらめるしかない。


砦レベルでなくとも落としやすい城はある。本城との連絡線が切れて孤立した城は、兵糧や士気が低下していく。ゼロであれば兵数に関係なく落ちるはず。出世させたいCOM家臣に任せるといいだろう。


今回記事は長くなったので、ここまでとする。かかった時間は次回記事で合算する。

VM(21)normalデューク・中断

シナリオモードNORMAL・デューク

今回はデュークを選ぶ。筆者の昔の記憶では平均の難易度。魔力・早さとも平均よりすこし高い。防御・魔法防御も低くはない。ここまでは有利なほう。当然、それを打ち消す弱点がある。移動が低い。

たいていのマスターは移動4。対して、デュークは3。この違いは大きい。前進も後退も、文字通り一歩遅れる。使いづらい。そういう状況を克服する、あるいはそういう状況にならないようにするのが腕の見せどころ。

「V2」にもマスター格差はあるのだが、小さくなった。ただ、デュークの使いづらさは変わらないだろう。

以前のマスターと大差のないことは省略し、ポイントを絞る。

浸水の廃宮・敵レベル8

危険なマップ。レベル8の敵マスターに対し、レベル14で挑む。

敵の最初の召還はブリックス。マップ右側にやって来た。これはヘピタスで封じる。格上のネイティアルをくぎ付けにできたので理想的。

敵マスターはマップ左側にやって来た。自マスターは近づかずに、複数のネイティアルを壁にする。

今回はペリットが活躍した。背後に回って敵マスターの移動を封じる。シーフの長所である移動の高さを打ち消すことができた。そのまま倒してクリア。

ペリットの攻撃と防御は最低で、直接には戦闘の役にたたない。しかし、うまく使えば大きな効果を発揮する。

ペリットではなくギュネ・フォスであれば、敵マスターは脅威を感じて早逃げしたかもしれない。COMを油断させやすいのであれば、このマップでのペリットは有効だ。

争奪の双砦・敵レベル26

自マスターのレベルは17。9レベル差だが、このマップはじっくり構えれば難しくない。

今回は数分で終わった。前に出てきた敵マスターをブリックス二体で攻撃。こういうこともある。

地底の布陣・敵レベル18

早期に中央の陸地へ展開したいところだが、移動の低いデュークには難しい。1回リロードした。

やはりキュリア・ベルを最初に召還するといいようだ。今回は、遊び駒となる火のネイティアルを敵が召喚するようなことはなかった。それでも敵マスターへのけん制を期待できる。敵マスターが中央に近づいて来なければ、自マスターが中央に近づきやすい。

久遠に白き谷・敵レベル22

また敵ギュネ・フォスが魔晶石群のある右上に近づいてきた。味方ギュネ・フォスを右上に移動させるときは、敵を刺激しないタイミングを見計らうほうがいい。そうでないと、かえって手間取る。

侵されざる暗闇・敵レベル20

ネイティアルは、ゼノスブリード、ダルンダラ、アモルタミス、マームを主軸にする。ただし、マームは早くからは出さない。敵を刺激して「ダ・カーム」を出されると面倒になる。

上記方針は有効だが、やり過ぎて失敗した。早期にアモルタミス2体を召喚。敵はダルンダラの数をそろえてきた。MP不足で対応しきれない。1回リロードした。

敵がダ・カームを出さないのなら、アモルタミスは1体でいい。ダ・カーム以外でマームの脅威となるのは、エ・フェリオン。しかしこれは、ゼノスブリードでも対応できる。

魔道の結界・敵レベル25

1回リロードした。マップ左右にある魔晶石を確保することも重要。しかしまずは、正面の敵を退けなければならない。かたよりすぎた作戦は、失敗をまねく。

忘却の理想郷・敵レベル28

だめだった。5回も失敗した。

かつてクリアしたはずだが、今は疲れた。いったん別のマスターに移る。デュークでのクリアは後日挑戦したい。


今回は21時間半かかった。今回のリスタートは7回だった。

太閤立志伝(12)城主復帰・本能寺の変

姫路城主

任された城は長浜城ではなく、姫路城。石高の高い強力な城で文句はない。

主命を受ける。毛利家を攻略せよとのこと。三好家攻略を予想したが違った。三好家とは接していないからだろうか。ほどなく三好家は織田家の傘下に入った。

毛利家の城は多い。まずは、楽に取れる砦レベルをいくつか取っておく。ただし、あえて一部の砦レベルは取らずに残す。

本能寺の変

そろそろ本能寺の変が起きるはず。と思うのだが、なかなか起きない。なぜだろうか。

安土城築城のイベントが発生。この時、信長は歩いて引越しをする。場合によってはこの状況を利用することができるだろう。今回そういうことはしない。

忍者から通常ではない報告があった。いったん居城に戻れとのこと。目当てのイベントかもしれない。家臣が戻ってきたところで評定を開く。まず毛利家の城を攻めるべく出陣する。

本能寺の変が起こった。秀吉軍が上京するまで、明智軍は律義に待っている。姉川の合戦と同じ。しかし光秀の居城は弱小の長嶋城。兵数は少ない。勝つのは簡単だった。光秀は取り逃がしたが、すぐに死亡。おそらくイベントでそのように確定しているのだろう。以前光秀に渡した茶器は手に入らなかった。

大名

秀吉は大名となった。旧織田家の城は羽柴家が引き継ぐ。しかしこれに不満な柴田勝家が独立して大名となる。旧織田家城主の半分ぐらいも柴田家の傘下となった。

忍者の報告以降に起きたのは、知らないことばかり。たぶん、本能寺の変に遭遇したのは初めて。これまでは、もっぱら別の手段で大名となっていたのだろう。

羽柴家の居城は安土城。当面の敵は柴田家。近くの伊賀上野城などを落としておく。


今回は3時間半、累計で29時間半かかった。

太閤立志伝(11)中老格下げ

また朝倉家攻略を命じられた。まだ砦レベルの霞城が残っている。ここを落とすのは簡単。

残りは一乗谷城のみとなった。堅く、落とせそうにない。こういう場合は待つ。信長自身が攻撃してくれることを期待する。信長であれ他の大名であれ、落としてくれれば主命失敗にはならない。落とせなくても兵士数を削ってくれる。弱体化したスキを突いて、落とすことができた。

失敗した。自分がスキを突かれてしまった。三好家に長浜城を落とされてしまう。霞城を落としたのだから、次回主命までじっくり待っていればよかった。敵COMは、出撃したことで兵士数の減った城をねらってくることがある。このことは昔から知っているが、城を取られてしまったのは初めて。と思ったが、実は昔もやられてリロードしたかもしれない。

こういう事態を防ぐにはどうしたらいいか。十分な城兵を残しておくのが基本。さらに、攻めるタイミングも計る。COMの出撃は、原則として毎月一日。すでに別の作戦を始めていれば、こちらに向かってくることはない。ただし、翌月になれば別。今回は長引いて失敗してしまった。やはり、無理をしたということだろう。

外交関係も重要。織田家と三好家は仲が悪い。それで遠慮なく攻撃される。もし他にも織田家と仲の悪い大名家があると、危険はより大きい。なので、やみくもに調略すると後悔する。


長浜城を取り返そうとしたが、攻めることはできない。しかたないので信長に報告。中老に格下げとなった。名前は秀吉のままで変わらない。思ったよりは寛容だった。

めげずに出世に励む。褒美で「宗近作太刀」をもらった。褒美にもらえるアイテムは決まっているはず。あまり記憶にないアイテム。ゲームが進行すると違いがあるのだろうか。

すぐに家老となり再び城主となった。与力は荒木村重・百地丹波・浅野長政。黒田官兵衛・蜂須賀正勝・前野長康は断られてしまった。

すくなくとも蜂須賀正勝は前回与力にできた。今回断られたのはなぜか。正勝の身分が前回より高い。柴田勝家など武闘派の武将が城主となって清洲城にいない。そのあたりが考えられる。

まあ、そのうちまた配下にできるだろう。今回は新たな経験をさせてもらったと思うことにする。


今回は3時間半、累計で26時間かかった。

太閤立志伝(10)長浜城主

長浜城主

織田軍が長浜城を落とした。規模は砦なので、月の前半に落ちる。砦の場合、先陣ではなく左備が勲功武将となる場合も多い。柵がすぐに壊れるからだ。このことは覚えておくといいだろう。

清州城に戻ったら、短期間で終わる主命を受ける。主命報告の前には城主となる条件を満たしておく。ここまで茶道と芸術の技能は、あえて初期のままにとどめてきた。城主となるには、茶道と芸術にすこしは通じる必要がある。適当な茶人に師事して茶道技能を一つ上げておく。今回は能吏型なので、芸術技能はそのままでいい。

晴れて長浜城主となった。城主となったときは、与力(城主の配下)を三人まで連れていくことができる。蜂須賀正勝・浅野長政・山内一豊を選んだ。

与力は自由に選べるわけではない。断られることもあり、柴田勝家・前田利家・明智光秀については独自のメッセージもある。特に光秀については必見。なのだが今回の光秀はすでに城主となっており、見ることができなかった。

城主序盤

評定を開く。鉄砲購入・情報収集・農地開発などを命じておく。城主時代には、一度の評定で同じ主命を出すことができない。出したいなら、翌日に再度評定を開いて命じる。

身分が低いと合戦で十分な兵数を率いることができない。なので、ひまな武闘派の武将には情報収集などを命じておく。

各地には有望な浪人武将がいる。登用は秀吉自身で行うといい。荒木村重・黒田官兵衛・前野長康を登用した。

竹中半兵衛も有望だが、三回試みないと登用できない。二回断られたところで急に嫌気がさしてきた。あえて半兵衛なしで進めることにした。縛りとしてはちょうどいいだろう。

浅井家攻略

主命が下る。浅井家を攻略せよとのこと。まずは取りやすい坂本城をねらう。とにかく城一つは取っておきたい。そうすれば最低限の主命達成とはなる。ところが先に三好家に取られてしまった。

残るは浅井家本城の小谷城。本城は堅く簡単には落とせない。しかし、今回は特殊な状況で見込みがある。大名と身分の高い有力武将が出払っているからだ

まず、小谷城の武将を調略する。なお、城主となった後は調略する相手は全くの自由。主命の攻略相手でなくてもかまわない。同盟国の徳川家から引き抜いてしまってもいい。ただし、引き抜かれた大名家は織田家に反感を持つ。また、秀吉の能力値に変化はない。上がることもなければ下がることもない。

ほぼすべての武将を調略した。足軽頭一人だけは、あえて残す。それから城攻め。小谷城の総兵数は多い。本来であれば、敵兵を減らしても毎ターン補充されてしまう。総兵数で劣る側が落とすのは無理。しかし、足軽頭は100人しか率いることができない。これなら1ターンでゼロまで減らして倒すことができる。敵将は挑発に乗ったので、さらに楽だった。小谷城を落とす。姉川の浅井軍は解散し、長政などは浪人となった。

城主となった時点での統率力は99。今回秀吉が勲功武将となったことで100となった。主命を報告し宿老となる。宿老には砦を通常の城の規模に高めることが許される。長浜城主にはありがたい。

与力が多すぎると、財政を圧迫する。身分が高く合戦向きでないなどの武将は、本城に送還するのがいいだろう。

朝倉家攻略

次は朝倉家攻略を命じられた。朝倉家には大名直轄ではない支城がある。この支城は調略することで簡単に攻略できる。

現時点で、さらに朝倉家の城を落とすことはしない。城主時代にうかつに主命を果たすと、自分の首を絞めてしまう。例えば、強力な本城だけが残った状態で攻略を命じられることもある。信長の支援も期待できるが、絶対ではない。たぶん、次回主命でも朝倉家攻略を命じられる。その時に取れる城を残しておくのが無難。今取っても、後でCOM信長は配慮してくれない。逆に今取らなくても、COM信長の逆鱗に触れることはない。


時間が余った。茶道・芸術の師事や、買い物などをしておく。もし魅力が100でないなら、宿屋に連泊するのもいい。ただし、事前にセーブをしておく。

金がたまったので、築城して長浜城の規模を高める。まず最大限まで改修しておく。城主時代の改修は、秀吉自身でやるといい。金の節約になる。時間は十分あるはずだ。

それから築城。費用は高いが、石高も上昇するので元は取れる。築城は改修と異なり、失敗することはないはず。なので、家臣に命じるのがいいだろう。


今回は3時間半、累計で22時間半かかった。

太閤立志伝(9)中老時代後半

記事を再開する。藤吉郎は、すでに中老まで出世している。

稲葉山城攻め

織田家の斎藤家に対する攻勢は、稲葉山城を前にして足踏み状態。稲葉山城は堅く、信長も無理な命令はしない。形勢が傾くまでは、城攻めでなく調略を命じるはず。

調略に関する藤吉郎の能力は足りない。外交力と魅力だけでは不十分。技能が必要。調略を命じられるのは明智光秀か細川藤孝となるだろう。

原則として毎月初めに評定がある。可能な限り前月末までに清州城へ戻っておく。1日に間に合わなくても信長は怒らない。しかし、有利な展開を逃してしまうかもしれない。後で説明する。

稲葉一鉄・氏家卜全・安藤守就の美濃三人衆は、身分が高い・武力と統率力が高い・引き抜きやすい、と三拍子そろっている。織田家に引き抜けば稲葉山城の兵士は減り、清州城の兵士は増える。そうなれば信長も城攻めを命じるだろう。

ところが藤吉郎自身で調略するまでは、三人全員を引き抜いた状態になっていないことが多い。ただし、織田家の評定を毎月1日に開いていることが条件。なぜか。以下は推測。他家の武将の一部も、一日になると城外へ出る。そのせいかもしれない。光秀も藤孝も留守の武将を調略するのは無理だ。

藤吉郎であれば、誰にいつ調略を仕掛けてもいい。意図した仕様なのか、偶然なのかわからないが、プレイヤーが望む時期に稲葉山城を攻めることができる。

まずは事前準備。調略と弁舌の技能を最大のレベル3まで上げる。漢書と和書が必要。どれでもいいので、それぞれ商人から買っておく。次に倉敷の町へ向かう。浪人の黒田官兵衛なら無料で教えてくれる。他の人物は、欲しい金額をはっきり言ってくれないので面倒。なお、これ以降は他国の武将に話しかけても、スパイと見なされることがなくなる。

翌月の評定。調略を具申する。評定で発言すると、その方向に結論が向かいやすい。また、その主命を命じられやすくなる。ただし、能力をともなっている必要はある。

調略は敵城へ乗り込むので危険。セーブしておくこと。美濃三人衆を引き抜くのは難しくない。信長に報告したら、内謁してまだ調略を仕掛け、三人とも引き抜いておく。

他の武将も引き抜いておくと、稲葉山城攻めが楽になる。ターゲットは身分の高い武将。断られたら、たぶん何回やっても同じだろう。あきらめて別の武将にする。

能力がいまいちの武将を引き抜くと、信長は文句を言う。これは気にしないでいい。調略の主命は統率力が下がってしまうので、適当なところで切り上げておく。

翌月の評定。今度は城攻めを具申する。先陣を命じられた。藤吉郎の能力は高いが、身分は中老。兵数は多くない。他の武将を先に行かせて攻めてもらう。負けてしまった。しかし、斎藤側の損害も大きい。次は勝てるだろう。

なぜか苗木城を攻めることになった。これは楽勝。勲功武将となった。戦で勲功武将となると、統率と武力が上がる。

再度、稲葉山城攻め。今回は勝てた。翌月評定で丹羽長秀が稲葉山城の城主となった。稲葉山城は石高が高い。できれば藤吉郎(秀吉)が城主となりたいところ。

方法はある。ただし、何回かリロードすることになるだろう。まず、稲葉山城攻めの評定前をセーブしておく。それから攻める。今回1回目のように負けてしまっても、斎藤軍も消耗する。2回目は勝てるはず。

勝って清州城に帰還したら、信長に内謁して仕事をもらう。斎藤家の情報収集など、すぐ終わるものがいい。信長に報告する前に、茶人や絵師に師事して茶道と芸術の技能を高める。極める必要はなく、すこし上げるだけでいい。仕事を報告すれば稲葉山城主となれるだろう。

月の後半だと、来月評定間近ということで信長は仕事をくれない。この時は、城攻め前をリロードする。評定では城攻めを具申。能力があれば先陣を命じられるはず。本作の城は4種類ある。砦・平城・山城・巨城。稲葉山城は山城。山城は道が狭くて攻めにくい。先陣が道をふさげば他の武将は立ち往生する。信長の不興を買うこともない。十日ぐらい道をふさいでから、リロード前同様に攻める。そうすれば、城攻め後に内謁して仕事をもらうことができるだろう。ただ今回は縛りにより、この技は封印する。

金ヶ崎の撤退

稲葉山城を失った斎藤家は、ほどなく滅亡する。信長は畿内方面を攻めるはず。ここでイベントが起こる。

織田家が朝倉家を攻めたところ、浅井家が同盟を破棄。織田軍は前後をはさまれてしまった。ここで藤吉郎が殿軍(逃げる軍隊の最後尾。状況によっては捨て石。)を志願する。

このイベントは、実は簡単。逃げればいいだけ。戦う必要はない。軍隊の移動速度は、一般に個人よりも遅い。藤吉郎(秀吉)隊だけは例外。個人と同じ速度で移動できる。よほどのことがない限り、追いつかれることはない。まず東へ向かう。それから南へ向かって清州城へ戻る。不安なら、事前に金ヶ崎城から戻るルートを調べておけばいいだろう。

姉川の合戦

イベント発生。信長は浅井長政に報復するべく出陣する。ここでは、織田家対浅井家の野戦になる。なぜか敵と比べて兵数が少ない。負けてしまった。勝った浅井軍は、その場で動かない。追撃されることもなく清州城に逃げ帰る。結果的には、特に不都合はなかった。

姉川の合戦では徳川家対朝倉家の野戦も行われるようだ。徳川家康が個人で岡崎城方面へ移動するのを発見。たぶん、負けたのだろう。この状況には、かつても遭遇したことがある。

野外で大名と話すことはできない。旗本隊に邪魔をされる。ところが、なぜか攻撃することはできてしまう。昔と同じく、家康を襲う。「お助けを…」。もちろん許さない。家康の体力は低いので、楽に勝てる。アイテムが手に入った。新たな大名は石川数正。織田家との同盟は変わらない。

武力上昇

高い武力をさらに上限まで上げるには、合戦で勲功武将となるのが基本。これは城主になってからもできる。なのであせる必要はないのだが、自分より高い武力の武将を斬るという方法もある。

武力だけで決まるわけではないので、勝てる状況はある。武田家の武将を発見。藤吉郎の武力93vs武力95。しかし、戦術レベルは藤吉郎のほうがはるかに高い。勝つと武力は94に上昇した。


今回は7時間、累計で19時間かかった。

レジオナルパワー(24)ゲームを終えて

(要約記事は作成中。)

本作の推奨印は▲とした。本編は、あらが目立つと思う。しかし、追加シナリオとセットで入手しやすいのは評価できる。

慣れてしまえば、だいたいの勝ちパターンは見えてしまう。しかし、難易度が物足りないのであれば自分で工夫すればいい。あえて速攻をせずに、序盤を無操作とすれば出遅れる。いいハンデになるだろう。


外交について、あまり書いていなかった。

(2)外交などの、あまり使ったことのない要素をすこしは試してみる。

昔から知っていた以上の成果はなかった。本作で外交を使うには、敵の星系に出向く必要がある。味方が不利な場合、そういう機会はすくない。失敗した時のリスクもあるので、迎え撃つほうが無難。有利な場合は、外交を使う必要がない。防衛力が低下した星系を威圧して、無血占領できればラッキーという程度。


本作には続編がある。いつかやってみたい。追加シナリオで改善されたものの、建造装置など一部のユニットは使い出がなかった。そのあたりのバランス改善にも期待したい。

いいゲームだった。

レジオナルパワー(23)追加sc9・LAST FIGHT#3クリア

3連キャンペーンシナリオを、また最初からやり直す。途中でセーブデータが壊れる前提で、複数のデータを残しておく。どうしても壊れる状態になったら、時間をかけてセーブなしで一気に終わらせる。

追加シナリオ7:ミュラー連邦の危機

3連キャンペーンシナリオの1つ目。

思うところあって、途中で最初からやり直した。ここまでやるからには、攻略を掘り下げたい。やり直し前は3時間かかった。

うまくやれば、孤立した自星系は二つとも占領されない。ロガ星系は、防衛力100%。最初の1艦隊だけで守り切ることはできないが、防衛力に全振りすれば守り切れる。イリュージュ星系は燃料50%・GNP50%。

建造する艦は、6艦隊ぐらいまでは駆逐艦。まずロガ方面に送る。マップ右下の赤方面との間にある中立2星系も占領する。ロガとの中間にあるスラン星系には、修理ドックを造っておく。

ロガ方面がすこし落ち着いたら、マップ右中の中立・モーン星系を取っておく。ここを赤に占領されてはならない。修理ドックを造っておけば、マップ右上の緑に対する拠点にもなる。

スランの上にある中立2星系も取っておく。この方面には、赤方面の中立星系を占領した艦隊を送るといい。

ロガを守る艦隊とは別に、攻勢艦隊を編成する。まずは、巡洋艦隊×2ぐらいでいいだろう。目標はガイ・ルフェン。弱い割に工業力はある。後は難しくない。33ターンに緑滅亡。

赤参戦は40ターン。30ターンぐらいから準備をしておく。各地に修理ドック・建造ドック・コロニーなどを造る。

赤は主にモーン星系と、その後方に向かってくる。こちらも主力を配置する。燃料満載の輸送艦も、すこし後方に用意しておくといいだろう。マップ下は2~3艦隊あれば十分。

40ターン直後を乗り切れば、赤は脅威ではない。65ターンでクリアした。5時間半かかった。

追加シナリオ8:帝国の侵攻

余裕ができた時点で空母搭載の揚陸艦を試してみたのだが、やはり指定しても使ってくれなかった。当てにならない。

揚陸艦の使用を確実に指定する方法がわかった。「ゲーム設定」で「手動」にすればいい。「自動」だから指定しても従ってくれなかったわけだ。わかってみれば単純なこと。

本シナリオは短期決戦になる。マップ中央に集中し、他は無視していいだろう。21ターンでクリアした。2時間かかった。ここまでにセーブデータの不具合はなかった。

追加シナリオ9:LAST FIGHT

追加シナリオ8から引き継いだ直後のデータをセーブ。いったん終了、しようと思ったらフリーズした。再起動後に追加シナリオ9・1ターン目のデータをリロード。これはできた。

2ターン目にセーブ。終了してリロード。失敗した。したがって、追加シナリオ9・1ターン目のデータをロードしたら、時間をかけてセーブなしで一気に終わらせるしかない。


マップ左側は、ツオルコン星系とコンラード星系を占領する。敵の要塞惑星はこの方面に来るはず。コンラード付近で迎え撃つ。

マップ右側へも進出する。占領しておけば敵の経済への打撃となるだろう。燃料不足になりがちなので注意する。

敵はタフ。しかし、波状攻撃すればいつかは倒れる。敵の要塞惑星さえ破壊すれば、後は作業。長引くのではあるが、形勢は有利になる一方。44ターンでクリアした。5時間かかった。

ようやくエンディング。よく分からなかったが、こう解釈した。敵の司令官が参加する、降伏の調印式が行われた。途中でロボットの群れが登場し、その時は奇異に感じた。

後から思い直すと、未来の戦闘服を着た儀仗兵だったのだろうか。もう一度見ればはっきりするはず。しかし、また5時間かける気にはなれない。今回はここまでとする。


今回は15時間半、累計で129時間半かかった。これでゲームクリアとする。

レジオナルパワー(22)追加sc9・LAST FIGHT#2また断念

3連キャンペーンシナリオを、最初からやり直す。前回は途中でセーブデータが壊れて断念していた。

追加シナリオ7:ミュラー連邦の危機

3連キャンペーンシナリオの1つ目。

前回の経験があるので簡単。孤立した自星系2つのうち、1星系は守り切ることができた。

緑を倒す。しかし、クリアにはならない。40ターン近くになると、赤の艦隊がマップ上・自勢力の星系のいくつかに近づいてきた。

40ターンに赤が不可侵条約を破棄。これで時期は固定であることがはっきりした。なにが起きるのかわかっていれば奇襲攻撃にはならない。あっさり撃破する。

58ターンでクリアした。前回より楽だった。しかし、戦略的には失敗。短かった分、経済力の貯まりが少ない。敵を飼い殺しにして稼げばよかった。

追加シナリオ8:帝国の侵攻

遅ればせながら、あえて長引かせて経済力を稼ぐ。しかし、このマップは稼ぎに向いていない。あきらめて38ターンでクリアした。

追加シナリオ9:LAST FIGHT

やはり金が足りない。前回よりは苦しい。それでも最後にふさわしい難易度としては、これくらいでいいのかもしれない。

またアクシデント発生。前回同様に継続できなくなった。いろいろ試してみたが、うまくいかない。追加シナリオ9でセーブすること自体が、トラブルの原因かもしれない。そうであれば、一日かけて追加シナリオ9をクリアするという手もある。しかし、前回以上に再開する気にはなれない。


今回は10時間、累計で114時間かかった。

レジオナルパワー(21)追加sc9・LAST FIGHT#1断念

追加シナリオ8:帝国の侵攻

追加シナリオ8。「帝国の侵攻」というシナリオ名は本編シナリオ5と同名だが、別物である。3連キャンペーンシナリオの2つ目。前回シナリオで敗れた帝国は要塞惑星を投入して攻勢を開始。降伏しなければ惑星ごと消滅させると脅してきた。

前回シナリオから引き継ごうとしたところ、異常終了。

もう一度試してみたところ、うまく引き継ぐことができた。引継ぎと前回の経験があるので簡単。26ターンでクリア。今回は惑星を攻撃される前に勝つことができた。

追加シナリオ9:LAST FIGHT

追加シナリオ9。3連キャンペーンシナリオの3つ目。追加シナリオとしても最後のシナリオ。

敵要塞惑星を破壊して帝国を本国まで追い詰めた。しかし、自勢力も長引く戦いで疲弊している。これ以上の戦争継続は耐えられない。後がないのは彼我とも同じ。最終決戦に挑む。

自勢力は捕獲修理した要塞惑星を擁しており、それなりに強い。ただし、帝国本星は強力。加えて隠し玉がある。実は帝国には、もう一つ要塞惑星があった。


自勢力の要塞惑星は敵の本星に向かわせる。艦隊の主力も本星方面。他の方面も占領しておく。

敵本星方面からは断続的に敵艦隊がやって来る。うまく自艦隊をローテーションして、後方の修理ドックで支援すれば突破されることはない。例によって初期の経済力を使い果たせば、敵の勢いは衰える。敵要塞惑星もこちらの要塞惑星に向かってきたが、波状攻撃で倒した。

自勢力の要塞惑星は、そのままだと防衛力が下がってしまう。防衛力を下げずに維持するには、15%以上の割り振りが必要になる。結果的には、自勢力の要塞惑星が直接戦闘をすることはなかった。


ここからも長い。最後だけあってしぶとい。

ほぼ勝ちは見えていたのだが、アクシデント発生。前回セーブしたデータをロードして継続することができなくなった。セーブデータが壊れてしまったようだ。

このままエンディングを見れないのは残念。しかし、壊れずに残っているセーブデータはかなり前。すぐ再開する気にはなれない。


今回は6時間、累計で104時間かかった。