AD&Dプール(4)キャラクター作成

ゲーム開始時に「キャラクターの数値調整」という機能を使えば、能力値をルールの範囲内で変更できる。

能力値は原則としてキャラクター作成時のまま不変なので、最初が肝心だ。このゲームをクリアしたキャラクターは続編の「AD&Dカース・オブ・アジュア・ボンド」に引き継ぐことができるので、それを見越したパーティにしておく。

前衛3人は人間・戦士・ローフルグッド・体力度13以上・知識度13以上・賢明度14以上・魅力度17以上になるまで、能力値の無作為決定をやり直した。

後衛3人は人間・僧侶と人間・魔法使いとエルフ・魔法使い兼盗賊で、アラインメントはイービルを避ける。能力値は敏捷度を重視して無作為決定をやり直した。

もっとやり直したい気持ちもあるが、強力すぎるとつまらないのでこれくらいにしておく。

(5)全キャラクターの耐久度を20まで育てる。

面倒くさいので、耐久度は数値調整で最大にした。

それとHPも数値調整で最大にした。数値調整を安易だと思う人も、これだけはしておいたほうがいい。オリジナルルールのレベル1キャラクターは脆弱すぎる。

名前 種族 クラス アラインメント 体力度 知識度 賢明度 敏捷度 耐久度 魅力度 HP
ティン 人間 戦士 ローフルグッド 15 17 14 15 18 17 14
エリディン 人間 戦士 ローフルグッド 16 14 16 15 18 18 14
プラム 人間 戦士 ローフルグッド 17 18 14 14 18 17 14
エレン 人間 僧侶 ニュートラルグッド 16 14 17 17 18 14 10
カリナ エルフ 魔法使い/盗賊 ケイオティックニュートラル 15 18 14 17 18 12 7
マイラ 人間 魔法使い トゥルーニュートラル 14 15 17 18 18 12 6

開始すると拠点となる新フランの町を簡単にガイドされる。今回気づいたが、このゲームはけっこう意地悪かもしれない。危険地帯の目の前からプレイヤーが操作可能になるので、RPGをよく知らないと丸腰のまま突っ込んでしまうかもしれない。全滅してしまうのは自業自得なのだが、セーブをしていないとキャラクターは永遠に失われてしまう。

ガイドが終わったら、まずセーブしておくことだ。それから武器と防具を買いに商店へ行く。新フランの地図は付属の「冒険者ジャーナル」の表紙にある。

武器と防具の種類は多いが、プレイヤーキャラクターが使うのは定番のいくつかに限られてくる。まず戦士はブロードソード・スリング・シールド、僧侶はフレイル・シールド、盗賊はブロードソード・スリング・レザーアーマー、魔法使いはクォータースタッフ・ダート20本程度を買う。さらに戦士と僧侶はバンディッドメイルも買いたいが、金が足りないならチェインメイルにする。多少の金は残しておくこと。

ゲームが進行したら、戦士はスリングを弓矢に代えたい。序盤を過ぎたら、ブロードソードよりロングソードのほうがいいかもしれない。プレイヤーキャラクターが使うのは定番のいくつかに限られてくる、というのは変わらない。

まだ道具屋で買い物はしなくていい。酒場には今は近づかないほうがいい。

装備を買ったら宿屋へ行く。休息して呪文を覚えるためだ。新フランでの路上生活は死に値する罪らしいので、宿屋に金を払う必要がある。

僧侶用の呪文はキュア・ライト・ウーンズ、魔法使い用の呪文はスリープが基本。ただし、ディテクト・マジックを1つは欲しい。ここまで準備ができたら、あらためてセーブしておく。

やり直しというよりも方針を決めるのに手間取って、ここまでに5時間かかった。