「残された塔」の次は、「吹雪の島」「神々の岬」「魔王の入り江」「最後の城」のどれかを選べる。
「吹雪の島」を選んだ。こちらの召喚レベルは3で新たにロックを召喚できる。敵の召喚レベルは5もあるので普通はこのマップを選ぶのは後回しにすべきなのかもしれない。と思っていたが、ほかのマップでは敵の召喚レベルがもっと高くなるので、このマップで正解だった。
中央にある黄塔のすぐ北西で開始する。青は北東、赤は南東にいる。それぞれの距離はほぼ均等だが青と赤の間には氷原がある。うまく衝突してくれるだろうかと思ったが、心配は無用だった。
このマップでは敵だけNドラゴンを召喚できる。氷原が多いので敵に有利なのだが、ほとんど気にならなかった。それくらい楽だった。青マスターを倒し、赤マスターを包囲する。ユニットを成長させてから赤マスターを倒す。
このマップに隠し塔はなかった。
このゲームをきつく感じていた理由がだんだんわかってきた。「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」の感覚が邪魔をしている。昔の記憶だと「ファイナル」の戦闘はずっと楽だった。セーブ・ロードを際限なく繰り返す必要などなかった。そして一部の例外を除いて敵の召喚数に限度があったと思う。次々に倒していけば、いずれ敵マスターも自然に倒せた。
このゲームでは敵をいくら倒しても召喚が止まることはない。とにかく時間がかかる。それによって味方ユニットが成長するという面もあるが、作業を強要されてもいる。ユニットを成長させることが魅力であると同時に、面倒くさくなっている。
今の筆者には苦痛のほうが大きいというのが率直な気持ちだ。昔はどう思っていたのだろうか。
今回は5時間、シナリオ累計で18時間半、総累計で57時間半かかった。