本編シナリオ3は四つ巴。自勢力の青はマップ左下。敵勢力は赤が左上、緑が右上、黄が右下。星系一つずつで始まる。マップの星系数は多い。初期難易度は普通。高いに変更しようと思っていたが、失念してしまった。
思い出した。オリジナル版では、各シナリオに開始時の状況説明があったはず。プロジェクトEGG配信版には見当たらない。たぶんオリジナル版では、紙の説明書に書いてあったのだろう。プレイ自体に問題はないが、ちょっとさびしい。
戦略としては、まず敵勢力の一つだけを相手にして倒す。次に、相争っている残り二つを倒す。後半は簡単。問題は前半。
まず倒すべきはどの敵か。緑という手はない。赤と黄の間に割って入ることになってしまう。マップをよく見ると、黄と緑はやや離れた箇所がある。そこで、まず右下の黄を相手とすることにした。
この作戦で良かったこと。赤と緑はマップ上側で争ってくれる。期待どおり下側には来ない。悪かったこと。青と黄の間には、星系間の距離が微妙に大きい箇所がある。一定以上に大きいと、星系へのジャンプ(ワープ)移動ができない。通常移動はできるが、時間はかかってしまう。
星系には各種施設を造ることができる。造るには経済力だけでなく、工業力も必要になる。経済力は要はお金。前ターンから持ち越したり、他の星系で得た分を回すことができる。工業力はそうはいかない。施設を造りたい現地星系の工業力が足りないと造れない。
工業力を増やす手段は二つ。時間経過で星系の経済が成長すると、工業力も増えていく。また、工業力を増やしてくれる施設もある。しかし一番造りやすい修理ドックであっても、工業力300が必要。300未満の星系では、時間をかけて待つしかない。なお、これは本編シナリオの場合。追加シナリオの場合は、やや異なる。
敵対する星系を普通に軍事占領すると、工業力が落ちる。300を大幅に下回ると、なかなか施設を造れない。足掛かりが足りないと進攻のペースが落ちてしまう。ここでおぼろげな記憶がよみがえった。空母などが持っている揚陸艦を使えばいいのではないか。そのとおりだった。揚陸艦は工業力にダメージを与えることなく、防衛力だけを減らしてくれる。この情報はプロジェクトEGG配信版のテキストファイル(簡易説明書)からは読み取れない。やはり、説明不足だろう。
転移装置という施設がある。大量の燃料を消費するものの艦隊を一瞬で遠くまで移動させることができる、らしい。星系の燃料備蓄が1万でも燃料が足りないと言われてしまった。使用方法が分からないまま、ゲーム終了。
はっきり覚えていないが90ターンぐらい。難しくはなかったが、時間はかかった。早期に揚陸艦を使っていれば、もっと早かっただろう。
今回は7時間、累計で17時間半かかった。