以前(2018年1月23日)に「トランプ氏のことをイービルとは思わない」と書いた。
このゲームに限らないが、ケイオティック( chaotic )とイービル( evil )の違いは一般的な日本人にはわかりにくい。一応筆者は理解していたつもりだったが、最近のニュースにわかりやすい例を見つけた。現在アメリカでベストセラーとなっている「 Fire and Fury 」(炎と怒り)の説明で、今のホワイトハウスをケイオティックと言っている。
ケイオティックとはトランプ政権のようなものだと思えばいいだろう。なお、トランプ氏のことをイービルとは思わない。グッド・イービルの軸については、トランプ氏とヒラリー・クリントン氏に違いはないと思う。
ドナルド・トランプ氏は近いうちに訴追されるかもしれない。しかし、訴追はもちろん有罪となっても上記文章を訂正するつもりはない。理由を説明する。
トランプ氏を支持はしない。しかし、ヒラリー・クリントン氏にも疑惑がある。先物取引により通常では考えられない利益を得た。しかも、本来であれば差し入れるべき追証(損失を担保するお金)を免れている。自分で行った取引ではなく、実質的な贈与ではないかと疑われるのは当然だ。
以上の件は、 “Hillary Clinton futures” で検索するとすぐに出てくる。フェイクニュースではない。アメリカの主要紙も報じている。ところが、「ヒラリークリントン 先物」で検索しても上位には見当たらない。日本におけるヒラリー・クリントン氏の報道と評判は偏っていると思う。