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項劉記(5)シナリオ1・項羽・やり直し

再度、シナリオ1を項羽で始める。劉邦勢力より項羽勢力のほうが軍隊数は少ないが、1軍隊当たりの兵数はやや多い。武装度も高い。

まずは項羽と同位置にいる主力3軍隊を再編成する。3軍隊のそれぞれに用兵力80以上の人物を配置する。具体的には、項羽・范増・鍾離昧(しょうりまい)を別軍隊に分ける。用兵力80以上の人物がいる軍隊は移動力が上がるからだ。

主力以外の軍隊は可能な限り分割する。主力以外には内政を担当させるが、内政に兵数や能力値はあまり関係ない。内政コマンドを行う数が重要なので、分割したほうがいい。

軍隊数には上限がある。都市数が多いほど多く持てる。劉邦勢力は上限を突破しているが、初期設定による特例だろうか。

このゲームでは敬慕度が重要らしい。君主の評判のようなものだ。劉邦は最初から高い。項羽は低いわけではないが並み。劉邦に追いつくには時間がかかりそうだ。


范増の提言を良しとし、斉の討伐に向かう。斉は離れている。強行軍を使うとすこし速く移動できる。軍隊と人物は疲労するが、後で休めば回復する。恒久的なダメージはないので問題ない、と思ったら違った。

気づくと敬慕度がかなり下がっている。敬慕度が下がるコマンドは使っていないはず。もしかしたら強行軍のせいなのか、と思ったらそうだった。1回の強行軍で敬慕度は3下がるようだ。

もう一度マニュアルを読んでみたが、強行軍をすると敬慕度が下がるとは書いていない。マニュアルの不備のようだ。これも一種のバグだ。

納得いかないので、最初からやり直すことにする。

今回は1時間、累計で3時間かかった。

項劉記(4)試し

領国の代わりに都市ごとに内政をして、敵との戦闘時には戦闘画面になる。

シナリオ1を項羽で始めたが、とまどう。項羽勢力のほうが劉邦勢力より勝ってはいるのだが、圧倒的に有利というわけではない。直下勢力に限れば、人物の数だけでなく軍隊の数でも少ないくらいだ。

最初になにをしたらよいのかも、よく分からない。同時代の光栄シミュレーションゲームと大差ないと思っていたが、マニュアルを読んだだけでは操作性がいまいちつかめなかった。

“fog of war” が表現されていることも、とまどう理由のひとつだ。項羽勢力であっても項羽以外の君主の軍隊情報ははっきりしない。劉邦勢力についてはなおさらだ。この仕様自体は悪いことではないが、初めての身にはとまどいが大きい。

試しにシナリオ1を劉邦で始めてみる。操作性に慣れるのと、劉邦直下勢力の情報把握が目的だ。

劉邦直下勢力の情報はつかめた。操作性もとりあえず何をするのかは分かってきた。改めて項羽で始めて見る。

マニュアルを読むなど含めて、ここまでで2時間かかった。

項劉記(3)今回の目標と縛り

今回は以下の条件でやってみる。
(1)全てのシナリオについて、項羽でクリアする。
(2)ゲームレベルは初級。
(3)攻略情報は原則として見ない。(つもりだったが、昔の雑誌の攻略記事をすこし読んでしまった。)

史実では負けた項羽でやってみる。

このゲームは経験がないので、さらなる条件はやりながら考える。

項劉記(2)ゲームの入手方法

今回プレイするのは1993年光栄製。マシンは、PC-9801DA(CPUは80386・20MHz)。ソフト・ハードとも中古であれば手に入るかもしれない。

PC-9801VM以降・PC-286、386、486に対応。2ドライブ必要。メモリは640KB必要。400ラインモニタが必要。ハードディスクに対応。その際はMS-DOS3.10以降が必要。なお、製品フロッピーディスクは4枚。FM音源に対応。

外付けのフロッピーディスクドライブでの動作は保証していない。

スーパーファミコン版やWindowsでの復刻版もあるようだ。

最近、同時代の旧光栄作品が Steam で配信され始めている。じっくり待てば最新Windowsなどの環境が廉価で手に入るかもしれない。

もし手に入れようとするなら、ソフトの状態・ハードの型式・フロッピーディスクの種類・OSの種類・最近のOSであれば何ビット版かなどに注意したほうがいい。入手元が誠実であっても、20年以上前のフロッピーディスクなどが突然読めなくなるのは驚くことではない。諒とせよ。

項劉記(1)ゲームの紹介

「項劉記」をやってみる。ターン制のシミュレーションゲームでアクション性はない。難易度は不明。

舞台は秦崩壊後の中国。プレイヤーは項羽か劉邦のどちらかを担当する。領国の代わりに都市ごとに内政をして、敵との戦闘時には戦闘画面になる。やや軍事を重視しているらしい。

特徴として、項羽と劉邦による直接の支配を受けない勢力が多い。例えば王となった韓信は、劉邦側の勢力ではあるものの劉邦プレイヤーが直接操作することはできない。

光栄のシミュレーションゲームはキャラクターゲームだと思えば楽しめるはずだ。

このゲームは未プレイなので昔の話はない。

AD&Dカース(15)溶岩の洞穴・魔術師の塔

溶岩の洞穴

ここでもマップ機能が使えない。「~プール~」でもマップ機能が使えない場所はあったが、それは例外だった。「~カース~」では使える場所のほうが例外になる。

あいかわらず呪文に耐性のある敵がうろついている。全力で倒したらセーブして、それから休息するという方法で乗り切った。連戦になることは、ほとんどない。まれにある連戦が嫌ならリセットすればいい。

洞窟に入ってから左手に向かったところ、取り引きを持ちかけられたので乗ってみた。敵をすこしは減らすことができる。

興味深い状況もあったが、関わらないようにした。金を要求する相手以外との戦闘は避ける。任務を優先した。単に面倒くさかっただけだが、ほぼ正解だったようだ。

魔術師の塔

まずは当面の生き残りを優先して行動した。ブラック・ドラゴンとは戦わない。「溶岩の洞穴」での取り引きは、必ずしもせん滅を目的とはしていなかったはず。ハップの手前ですら苦労したのに、多数のブラック・ドラゴンと戦うのは無謀だろう。

強力な戦士と戦闘になった。呪文に耐性を持っているが100%回避するわけではない。今回は「ホールド・パーソン」が効いた。

塔には、またしても呪文に耐性のある敵がうろついている。勝つことはできるのだが面倒くさくて閉口する。しかし「溶岩の洞穴」での取り引きを果たすためには、くまなく探索しなければならない。

謎の決闘は戦士であっても勝つことができた。運がよかっただけかもしれない。

「罠を避ける方法」というようなメモは無視した。それで正解だったのかどうかは分からない。ゲームクリアしたら他の攻略情報を読んでみようと思う。今のところ、このゲームをもう一度する気はない。シナリオは良いと思うが面倒すぎる。

ボス戦は厳しい。1回目は全滅した。ボスは当然魔法使いなのだが、こちらの呪文が効いたことは一度もなかった。最初は弓矢で攻撃することすらできないが、おそらく透明なのだろう。取り巻きも多く、どうにもならなかった。

2回目はなんとか取り巻きを突破して僧侶が隣接できた。僧侶が自分自身に「サイレンス、15フィート・レイディアス」をかける。これでボスはほとんどなにもできなくなった。

ボスはすでに「ファイア・シールド」を唱えている。白兵戦でダメージを与えることはできるが、攻撃したこちらも2倍のダメージを受けてしまう。あせらずに取り巻きの残りを掃討するまで待つ。集団で取り囲めばこちらへのダメージは分散するのでやりやすい。

ボスを倒してもエリアは安全ではないので、すぐセーブしておくこと。付近に見るべきものはないので、寄り道せずに洞穴の入口へ向かうのがいい。


筆者の選んだ選択肢は、おおむね正解だったようだ。洞穴へ戻ってすぐに、塔での探索の成果として持ちきれないほどのお金が手に入った。ということは、途中でお金をとる必要はなかったわけだ。ボス戦1回目で全滅した原因の一つはお金の持ちすぎだった。途中にあったお金は一種の罠だったらしい。

今回は10時間、累計で19時間半かかった。

AD&Dカース(14)ハップ再び

ハップ手前

ハップに入る前には激しい戦闘がある。死者が出てしまったので1回やり直した。街道と荒野のどちらを通っても戦闘は避けられないようだ。

ハップ

ハップには危険そうな敵がうろついている。「おだてる」でやり過ごそうとしたら、NPCがろくでもないことをした。勝手に相手を挑発して戦闘になる。ローフルグッドというのはそういう意味だったわけだ。

訂正する。「おだてる」でやり過ごすことができた。前回は筆者の記憶違いか、それとも運が悪かったのか。「いつわる」とした時は、勝手に挑発して戦闘になった。

「ドロウ」と名前の付くアイテムは強力そうだが、うさんくさい。捨てることにする。

「ドロウ」アイテムは強力だが期間限定だ。ハップ近辺を離れると使えなくなってしまう。すくなくとも今回のパーティでは呪われたりしなかった。前回は判断が早すぎたようだ。

アラインメントは全てローフル・イービル。推測だが、「ドロウ」と名前の付くアイテムが使えるかもしれないからだ。

失敗したかもしれないが、このまま続ける。

ハップのボス

この難所を突破する可能性を考えた。

  • レベル上げを含めて、もっと後に来ればなんとかなるかもしれない。

  • 「ドロウ」と名前の付くアイテムが役に立つのかもしれない。

  • ろくでなしのNPCを連れて行くと化けるのかもしれない。

多少レベルを上げてもハップのボスには勝てないだろう。「ドロウ」アイテムは強力だが、それだけでは不十分。身に着ければ敵と同じくらいに呪文への耐性が持てる、というわけではない。

NPCはホールド・パーソンを2回避けた。もしかしたら無敵なのかと期待したが、ライトニング・ボルトを往復で浴びて死んでしまった。


「~カース~」を最初からやり直して気づいた最後の手段を使って再挑戦する。「~プール~」にも登場したアイテム「ダスト」だ。戦闘に入る前に使えばパーティ全員が透明になる。攻撃したり呪文を使ったりしても透明のままだ。今回気づいたが、敵は透明なキャラクターに対して呪文を使ってこない。隣接していたとしてもだ。

究極に強力なアイテムを、ここで使ってしまっていいのかという思いはある。そもそも「ダスト」を失くしてしまっていたら、どうなるのだろうか。このゲームに対する強い疑問が生じたが、今は考えないことにする。

今回は1時間、累計で9時間半かかった。

AD&Dカース(13)再々開

記事を書いていなかったが、すこしずつ進めていた。思い直して新しいキャラクターで始めている。

今回は「~カース~」で作成したキャラクターを使う。「~プール~」は用いない。アラインメントは全てローフル・イービル。推測だが、「ドロウ」と名前の付くアイテムが使えるかもしれないからだ。能力値やHPは数値調整で最大にする。

「<ナイフ団>アジト」までは難しくない。戦闘では全力で戦った後に、その場で休息をとればいい。寝込みを襲われたことは一度もなかった。

前回は見過ごしていたが攻略順はだいたい決まっているようだ。ちゃんと情報があった。次に攻略すべきなのはハップらしい。

ハップへ行く前に各町を巡っておく。深入りはしない。ユーラッシュでは戦闘でいいアイテムが手に入った。持ちきれないお金はズヘンティル城塞で魔法のアイテムにかえておく。

前回までの累計を含めていろいろな試行錯誤に50時間、新しいキャラクターによる今回は8時間半かかった。

MMDOX(38)アラマール城・クリア・中断

COXで入れなかったCOX世界のダンジョンには、地下ダンジョン1つ・塔2つ・ピラミッド1つがある。そのうち地下ダンジョン1つ(「死のダンジョン」)は大半を攻略したが、他のダンジョンに入れる鍵などは見つからなかった。

「死のダンジョン」では期待していた金も手に入らなかった。先へ進めば進展があるかもしれない。ラスボスが待つはずのアラマール城を攻略する。場所はA1エリアの溶岩地帯。

まずは地下のダンジョンを探索する。敵はそれほど強くない。ダンジョンの奥はCOX世界とつながっていた。

レベル2の謎は難しくない。ヒントはオリンポスの町にあった。レベル3の正解ルートは、地下にあったヒントをメモしていれば簡単だ。

先へ進むと突然イベントが始まった。キーを連打していたので、イベントに入る直前のメッセージは速すぎてよく分からなかった。

ひとまずゲームクリアとなる。スコアは 1,641,413,719 だった。コンプリートコードも手に入れた。ゲームクリアすると自動的に上書きセーブされる。クリア前からやり直すことはできなくなってしまう。

DOX単体の場合は不明だが、すくなくともWOX(=COX+DOX)ではまだ冒険が続く。アラマール城では塔の鍵を手に入れている。COXで入れなかったCOX世界のダンジョンは、ゲームクリア後の追加要素という位置づけらしい。

やり残しはダンジョン4つ程度だが、どうもやる気が出ない。矛盾するが、最初からやり直したいという気持ちもある。

このゲームは今回が初めてなので、必ずしも最後にするつもりはない。

ひとまず中断して休む。いつか再開した時に、どうするか考える。

今回は1時間、累計で66時間半かかった。

MMDOX(37)死のダンジョン

COXでは入れなかったCOX世界E3エリアのダンジョンを攻略する。ダンジョン名は「死のダンジョン」。鍵はネクロポリスの町を解放すると手に入る。

今、金が大幅に不足している。冒険に詰まってはいないが、訓練所でレベルアップするのに全く足りない。ダンジョンの持ち主のサンドロは金持ちらしいので、大量の金が手に入ることを期待したい。

レベル1

敵はいない。代わりにクロスワードパズルがある。これが面倒くさい。まずは近くの像を調べる。長い話に付き合って強調表示された90ぐらいの英単語をメモする。もしかしたらだが、英語版では強調表示はないかもしれない。そうだとすれば日本語版のほうがトータルでは短時間で終わるはず。こういうものはごく一部の難しいものに大半の時間がかかるからだ。だから、日本語版はまだましだと思うことにする。

納得しがたい答えもあるが、メモした英単語のうち字数の合うものを何度も試せば大半は解ける。注意のいるものをコメントする。

マップ左上のほうで13文字の枠に “teleportation” と入力したら、違うと言われた。スペルを間違えたかと思ったが、そうでもない。強調表示されたヒントでは英単語8文字だったので、8文字だけを入力したところ正解だった。これは推測だが、日本語の説明書では呪文の名前が「テレポート」となっているので合わせたのかもしれない。でもそれはまずいだろう。ヒントを「テレポート (teleportation) 」とすればよかったと思う。

イニシャルを入力する際はピリオドを外す。英単語3文字だけを入力する。この3文字はMM3の謎でも見かけた。意味があるとは知らなかった。

COXにあったパスワードを入力する際は、9文字の枠なので詰めて入力したら違うと言われた。ここでは途中にスペースを入れる。英単語5文字+スペース+英単語4文字になる。

面倒くさかったが、5レベルアップしたのでよしとする。

レベル2

ドアを解錠できないので蹴破って前進した。棺を調べるには200ぐらいの強さがいる。井戸での強化に加えて強さを上げるアイテムを活用して対処した。

遠距離攻撃をしてくる敵は強力かつ素早い。たぶん200ぐらいの素早さで根絶の能力を持っている。後ろ歩きの技+井戸などでの幸運度強化+リロード(ロードしてやり直す)で対抗した。

奥へ進む道はなくヒントもない。とまどったが各所のダイアルを全て1つずつ進めたところ、道が開けた。奥にいる敵はタフだが、むこうから攻撃しては来ない。今は放っておく。

レベル3

謎を解かないと奥へは進めない。手順は最初に説明されるので、レベル2のようなとまどいはない。ドラはマップの四隅に近いところにあるが、それを意識して近づこうとするとうまくいかないだろう。急がば回れ、ということだ。

敵は弱くはないが勝てるはず。敵の名前はMM3の経験があるプレイヤーに対する精神攻撃だろう。

謎を解けば大金が手に入るかと期待したが、そうではない。がっかりした。

レベル4

凶悪な敵がごろごろしている。ただ、素早さはレベル2の敵ほどではない。後ろ歩きの技を使えば難しくない。むしろ、大ダメージを受ける地形に注意がいる。「ウィザードの目」とリロードで対抗する。

最奥部ではコードの入力を要求されたが、まだ知らない。後回しにしようと思って空で入力したところ、なぜか名誉を獲得できた。

レベル4の敵を一掃し、イベントでもかなりの経験値を手に入れた。しかし、肝心の金が手に入らない。最奥部で獲得した名誉があればレベル3の宝が手に入るかもと思ったが、そうでもない。

嫌になってきた。まだ探索しきってはいないのだが、いったん離れることにする。

今回は7時間、累計で65時間半かかった。