「SUPER大戦略98」カテゴリーアーカイブ

SP大戦略(27)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

どうにもならなくなったわけではないが、きつく感じる。まだ2番目のマップなのに、こんなにきついゲームだっただろうか。「マスター・オブ・モンスターズ2」の時と似ている。

記憶にあったよりも難しく感じる原因がわかってきた。たぶん最後にやった大戦略系ゲームは「マスター・オブ・モンスターズ・ファイナル」などの、やさしいものだったのだろう。低い難易度に慣れてしまうと、ユニットの損害に痛みの感覚を持ってしまう。難しさよりも、きつい感じとの戦いだった。

まず、最大ユニット数が少ないので上限ユニット数に達しやすい。自国の軍事費が大幅に余るということは、それだけハンデをつけられているのと同じだ。

さらに、自国の軍事費が余ってくるとユニットを生産する価格相場が下がってくる。これは敵に有利だ。

かつては気にとめなかったが、システム上の制約で難易度を上げているふしがある。こういうことに気づくのには、良い面も悪い面もある。気づくと負の感情を持ってしまう。気づかないほうが幸せなのかもしれない。しかしそれは、人間であることの放棄とも言える。

「SUPER大戦略98プロ級マップ」をディスクの確認の意味もあり、すこし見てみた。ディスクはまだ無事に使えそうだが、「~プロ級マップ」はでたらめだ。いちばん難しかった「 Triumphal Cry 」ですら、足下におよばないようだ。

それでもいつか「SUPER大戦略98プロ級マップ」もやってみたい。きつい感じとの戦いを経て、そう思えるようになった。

いいゲームだった。

SP大戦略(26)Triumphal Cry独自生産タイプ

「 Triumphal Cry 」を、もう一度やってみる。ただし、生産タイプはフランスから独自の生産タイプに変更。前回よりは楽になるはずだが、どの程度だろうか。

このマップはきつかった。赤国と緑国が思ったほどには衝突しない。時間がかかった原因の一つは中央進出を遅らせすぎたことだが、生産タイプ・フランスの弱さも大きいと思う。

エリート兵をいくつも首都近辺に降下させて、黄国を攻略する。首都を取れなくても弱らせることはできた。地上部隊が到着した後の黄国の抵抗は薄い。15ターンに黄国首都を占領した。

北の緑国方面・中央の赤国と緑国が衝突する方面・南の赤国方面の3ルートに進軍する。赤国と緑国には衝突してほしいので、中央ルートは途中で停止しておく。

前回は遅らせすぎて失敗したが、今回は南方面で赤国と衝突したら、中央方面にも進出する。

とにかく苦しい。軍事費は有り余っているが全く楽にならない。AMX-30は装甲が薄く、ときどき全滅する。新たに生産した地上部隊が前線にたどり着くには時間がかかる。注意しないと前線部隊が足りなくなって突破されてしまう。

やはり前回と比べると楽だ。攻撃機に戦車が全滅させられることはあったが、まれなので戦線が崩壊する心配はない。もし、突出せざるを得ない部隊を選ぶとしたら攻撃機にする。失ってもすばやく前線まで増援できる。コストは高いが、どうせ軍事費は有り余っている。

難しいマップであることに変わりはない。どうしても二正面作戦になるので、前線の部隊数に余裕がない。慎重に進むので、かなりの時間がかかってしまう。

46ターンに緑国首都を占領した。もう十分だと思うので中断する。

今回は7時間半、累計で142時間半かかった。これでゲームクリアとする。

SP大戦略(25)STREET FIGHT西ドイツ

生産タイプも含めて初期設定の変更なしで「 STREET FIGHT 」をやってみる。前回は、生産タイプを西ドイツから独自の生産タイプに変更してクリアした。

地上を通ると大回りになるが、海上を通れば赤国とは近い。エリート兵と輸送ヘリで急襲する。いくつか敵都市を占領することができ、軍事費も少しは増えてきた。

作戦は前回と同じヘリボーン。ただし西ドイツなのでエリート兵は使えない。重歩兵は攻撃力を持っているが、普通の歩兵より防御はもろくコストは高い。普通の歩兵を大量に送ってみる。

それと西ドイツの輸送ヘリ・イロコイスは、移動力がシュペルピューマより1つすくない7だ。この点でも難度が上がる。

失敗した。10ターンたったが、クリアできそうにない。いくつか赤国都市を占領はしたが、敵ユニットが大量に集まってしまっている。クリアするには絶妙のタイミングを計るか、敵がポカをする幸運が必要なのだろうか。

あきらめようかと思ったが、今度は重歩兵を使ってみる。これで正解だった。重歩兵はATM装備の装甲車には分がいい。攻撃ヘリに対しても悪くない。敵をすこしは減らすことができる。

10ターンに敵首都が空いたが、地上の重歩兵はZOCで邪魔されてたどり着けない。しかし、輸送部隊から降りる時は1ヘクスだけZOCをすり抜けられる。敵首都に降下し持ちこたえた。

11ターンに赤国首都を占領した。もう十分だと思うので中断する。

今回は2時間、累計で135時間かかった。

SP大戦略(24)Dragon Fortressアメリカ2

以前挫折したのと同じ設定で「 Dragon Fortress 」をやってみる。

次のマップは「 Dragon Fortress 」。自国は青国で、オリジナルの生産タイプはアメリカ1だがアメリカ2に変更。アメリカ1は陸軍+空軍、アメリカ2は海兵隊+艦載機を表しているようだ。敵は赤国・ソ連と黄国・ワルシャワ。

すでに青国でクリアしておりマップの特徴は分かっている。投げ出したくなるほど難しくはなかった。このマップでのアメリカ2の強みはエリート兵が使えることだ。エリート兵は孤立してもすぐには全滅しない。今回は中央の島に2つ送ったが、それに見合う価値はあった。

アメリカ2には弱みもある。地対空ミサイル部隊がない。M163対空砲に頼るしかないが、これが弱い。攻撃機に負けてしまうので消耗が激しい。コストを考えれば相討ち以上の損害を出しても見合うのではあるが、増援を送り続けなければならない。弱いと分かっていても使わざるを得ないのは、フランスでの主力戦車AMX-30に似ている。

独自の生産タイプに比べると苦しく感じるが、同様のパターンで黄国を攻略できた。23ターンに黄国首都を確保した。あと2ターンで占領できるだろう。この時点で都市数は青:赤:黄=13:30:7、部隊数は青:赤:黄=33:43:11。まだ苦労は続くだろうが、アメリカ2でも十分にクリアできると確信できたので中断する。

今回は3時間、累計で133時間かかった。

SP大戦略(23)Russian Roulette

16番目のマップ「 Russian Roulette 」を青国でやってみる。生産タイプは西ドイツから独自の生産タイプに変更。敵は赤国・ソ連、緑国・フランス、黄国・ワルシャワ。

青国は南西、赤国は北、緑国は南西の端(青国のさらに南西)、黄国は南東に位置する。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=1:14:9:12。

初期勢力の差は絶望的に思えるが、緑国の都市は首都の周辺にない。しばらくすると他国に取られてしまう。青国周囲には取れそうな中立都市があるので、緑国は普通に倒せる。7ターンに緑国首都を占領した。

緑国を倒してからのかじ取りが、このマップのテーマになる。緑国を倒しても、都市数は旧首都の1つ分しか増えない。自国勢力は小さいので、単純に三つどもえの争いになると不利だ。

すでに赤国と黄国は中央で衝突している。なるべくこのままの状況を維持できるように立ち回りたい。黄国方面のほうが多くの都市を取れそうなので、主力を向かわせる。

赤国方面は沼地にある都市で停止して防御に徹する。前線には最小限の部隊を置き、敵を刺激しない。突破されるのが不安ならすこし後方に予備部隊を置いておく。敵の地上部隊は沼地に阻まれて道路で一列になるだろう。攻撃機で道路をふさげば侵攻を阻止しやすい。

挟撃された黄国が弱ってきた。首都近辺に赤国部隊が到達し始めたので、一気に攻勢をかける。25ターンに黄国首都を占領した。山は越えたと思うが、まだ赤国の勢力は大きいので続ける。

32ターンの時点で都市数は青:赤=25:27、部隊数は青:赤=42:25。流れは完全に青国ペース。赤国の散らばった都市に至るまでの道はがら空きだ。もう十分だと思うので中断する。

今回は4時間半、累計で130時間かかった。これで全てのマップを実質的にクリアしたが、もうすこし続ける。

SP大戦略(22)攻略本・軍人将棋・ヒント

攻略本

このゲームの攻略本「SUPER大戦略ハンドブック」をもう一度読んでみる。すっかり忘れていたが、98版ではなく88版に基づいていた。以前読んだのはずいぶん前なのだろう。

共通するマップもあるが、違うものもある。98版のほうが難しくなっていると思う。88版攻略本では「 Dragon Fortress 」「 Center Park 」「Nクローバー」「 FUKUOKA city 」の青国難易度は5段階中4~5となっている。筆者の98版での感覚は3~4だ。もっと難しいマップがあるからだ。

ユニット性能なども違いがあるらしい。戦闘機がヘリに対して優位に立っているのは変わらないが、88版ではヘリにAAM(空対空ミサイル)は使えないそうだ。98版では戦闘機AAMの一撃でほぼ全滅することも珍しくない。

兵器単位のユニットとヘクスマップを使った、かなりリアルな軍人将棋だと思っておけばいいだろう。

オリジナルマップ「G-SHOGI」のリプレイというものがあった。軍人将棋をモチーフにしたマップだ。上記文章は今回攻略本を読む前に書いたものだが、遠い昔の記憶が残っていて思いついたのかもしれない。

リプレイはコンピュータ相手に著者二人がいがみ合ったり協力したりする姿が面白かった。現実の軍隊(を含む組織)もそんな感じだろう。

ゲーム制作者へのインタビュー記事

大戦略と軍人将棋を結びつけるのは一般的なことらしい。ゲーム制作者への最近のインタビュー(記事1記事2記事3)でも言及されていた。

昔の大戦略の思考ルーチンを見切る参考情報もあった。やはり敵は敵対勢力のユニットに反応して部隊を繰り出すようだ。つまり不用意に過剰な進出をすると、望まないエスカレーションを招いてしまう。

大戦略とは直接関係ないが、以下の記事には思うところがあった。

でも、今はこれではダメですね。「嘘つき」のボスが「俺には火が効かないぜ」と言っても、その二つを繋いで考えてくれないんです。だから、もう「あのボスは火に弱い」とヒントを出さざるをえないんです。それって、もうヒントじゃなくて「答え」を与えているんですよ。

全体としては、ヒントよりも直接答えを求めるという傾向があるのかもしれない。ただ、ユーザーが変わったというよりも、単にゲーム人口が増えた結果だろう。極端に言えば、流行りや付き合いでゲームをする人が増えた。近道ではなく本道をと言ってもしかたがない。ゲーム制作者はゲーム人口の増大を享受するのだから、それに応じるしかない。

当サイトは従来通り筆者の思うようにする。

SP大戦略(21)STREET FIGHT

11番目のマップ「 STREET FIGHT 」を青国でやってみる。生産タイプは西ドイツから独自の生産タイプに変更。敵は赤国・ソ連、緑国・ソ連、黄国・ワルシャワ。

青国は北の小島、赤国は北東、緑国は中央、黄国は南西に位置する。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=4:10:10:10。

北の小島に拡大の余地はない。細い道の先には多くの中立都市と空港があるが、すんなり取れそうなのは都市1つか2つまで。正攻法では敵3国の戦いに巻き込まれてしまい、苦しいだろう。勢力の差が大きいので、防御に徹してもじり貧になりそうだ。

地上を通ると大回りになるが、海上を通れば赤国とは近い。エリート兵と輸送ヘリで急襲する。いくつか敵都市を占領することができ、軍事費も少しは増えてきた。この作戦で正しいとは思うのだが、敵は首都の上に地上部隊を生産してなかなかスキを見せない。何回かロードし直してみたが、難しいようだ。

エリート兵を乗せた輸送ヘリが途切れたタイミングで、敵の首都がガラ空きになった。こんな時にと思ったが、よく見るとエリート兵のひとつが敵首都まで移動できる。一見すると敵部隊のZOC(支配地域)に邪魔されそうだが、対空ミサイル・ゲッコーは地上部隊に有効な武装がなくすり抜けられる。7ターンに赤国首都を占領した。

全体的にすこしシンプル。その結果だと思うが、敵の思考ルーチンを手強く感じる。

訂正する。このゲームの敵の思考ルーチンは賢くない。かなり穴がある。おぼろげな記憶ではあるが、「大戦略2スペシャル」とくらべて航空部隊が燃料切れで墜落することも多いようだ。

緑国と黄国に対して、まだ部隊数に差はあるが都市の数では互角になった。山は越えたと思うがもうすこし続ける。

22ターンに緑国首都を占領した。もう十分だと思うので中断する。

今回は3時間半、累計で125時間半かかった。

SP大戦略(20)MULTI MISSION

14番目のマップ「 MULTI MISSION 」を青国でやってみる。生産タイプ・イスラエルはフランスに比べればましなようだが、前回懲りたので独自の生産タイプに変更。敵は赤国・ソ連、緑国・アメリカ1、黄国・西ドイツ。

青国は南東、赤国は北東、緑国は北西、黄国は南(青国の西)に位置する。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=3:16:12:4。黄国を早期に攻略し、強大な赤国&緑国に対抗するのがテーマとなる。

黄国に攻め込むとともに、黄国首都から北東に伸びる半島の都市をヘリを使って占領する。歩兵+ヘリは2組欲しい。黄国もヘリを使ってくるので迎え撃つ用意をしておく。使い終わった輸送ヘリは敵のヘリを妨害するのに役立つ。黄国に戦闘機を生産する余裕はないので、戦闘ヘリも有効だ。

赤国方面にも中立都市はあるが放っておいた。占領するには時間がかかるし、赤国を引き付けやすくもなるからだ。14ターンに黄国首都を占領した。

赤国と緑国は互いにやり合うのに熱心で、しばらくはそれほど青国方面にやってこない。防御に適したポイントにとどまって、まずは戦力を増強する。黄国が弱体化してからの相場は安い。黄国が滅びても、なぜか高くはならないので助かる。敵ユニットが少なくなったスキを突いて進出する。

赤国方面は、まず赤国南西にある島に通じる橋の手前で防御する。赤国南西にある島に進出するのは遅めにする。赤国と緑国が衝突するルートの一つをふさいでしまうからだ。

赤国と緑国が衝突する中央方面も、橋の手前で防御する。もし敵2国の片方が優勢になったら、攻撃機などで叩いておきたい。進出するのは、赤国南西にある島と同時がいい。

緑国方面は海にはさまれた細い道が続いている。ある程度まで都市を占領すると緑国部隊が向かってくるだろう。いったん引いてから個別に撃破する。青国首都からの距離が大きく、増援には時間がかかる。なるべく損害はおさえたい。緑国の航空部隊は強力なので注意する。

赤国と緑国に同時に攻め込むのは難しい。部隊数が足りないので、片方に集中するのがいい。今回は緑国から攻略した。58ターンに緑国首都を占領した。

赤国は攻めにくい。本拠地の手前に都市がないので補充がしづらい。中央方面の部隊の転進を待って一気に攻略する。空港は多いので航空部隊が活躍できる。68ターンに赤国首都を占領した。

今回は12時間半、累計で122時間かかった。

SP大戦略(19)Triumphal Cry

残りのマップは4つでどれも難しそうだ。まず13番目のマップ「 Triumphal Cry 」を青国でやってみる。生産タイプはフランス。敵は赤国・ソ連、緑国・西ドイツ、黄国・ワルシャワ。マップコメントから判断すると、フランスであることに意味があるらしいので、変更なしとする。

青国は北西、赤国は南東、緑国は北東、黄国は西(青国の南)に位置する。初期勢力は都市数が青:赤:緑:黄=4:8:7:9。

最初の敵は黄国。黄国首都の北には大きな山岳地帯があり、西または東から回り込む。侵攻するのは西ルートに集中する。東ルートは使わずに、2つの空港がある地帯の手前で停止する。緑国との衝突は避ける。

青国はマップの角に位置しており、黄国を排除しないと拡張は難しい。しかし黄国を倒すのも簡単ではない。対応法はふたつ。

正攻法。黄国首都の西にある都市を南側に突破する。南西方面の黄国都市を占領し、軍事費を確保できれば楽になる。赤国と本格的に衝突する前に黄国を攻略したい。

奇襲。首都北方の山岳地帯に歩兵を乗せた輸送ヘリを送る。敵は戦闘機を生産して対抗することもあるが、かえって成功しやすいかもしれない。高価な戦闘機を生産すると、そのぶん地上部隊がおろそかになるからだ。今回はこの方法を使い、9ターンに黄国首都を占領した。ただし1回ロードしてやり直した。失敗することもある。

この時点で都市数は青:赤:緑=23:12:14。勝てるだろうが、まだ決定的ではないと思うので続けてみる。この戦況判断は正しかったどころではなく、ここからが苦労の始まりだった。

北の緑国方面・中央の赤国と緑国が衝突する方面・南の赤国方面の3ルートに進軍する。赤国と緑国には衝突してほしいので、中央ルートは途中で停止しておく。

生産タイプ・フランスは弱い。特に主力戦車AMX-30が弱い。アメリカ1の旧式戦車M60パットンよりもコストは高いが性能は劣るのだ。数に物を言わせたいところだが部隊数には上限がある。

緑国には特に苦労する。敵の装甲車ヤグアル2とこちらの主力戦車AMX-30の性能に大差がない。たまったものではない。一方で、アメリカ1には劣るが航空部隊はそれなりの性能だ。戦闘攻撃機ジャギュアを主軸にする。(S.エタンダールは弾数が少なく使いづらい。)そうは言っても空港にも限りがあるので、もろいと分かっていてもAMX-30を使わざるを得ない。

とにかく苦しい。軍事費は有り余っているが全く楽にならない。AMX-30は装甲が薄く、ときどき全滅する。新たに生産した地上部隊が前線にたどり着くには時間がかかる。注意しないと前線部隊が足りなくなって突破されてしまう。

緑国首都に近づいたが、戦線が崩壊しそうになったので停止する。ほかに手段が見当たらないので、中央の赤国と緑国が衝突する地点に侵攻する。これで正解だった。ようやく緑国が弱り始めた。72ターンに緑国首都を占領した。

この時点で都市数は青:赤=64:11、赤国部隊は抑え込んでいる。もう十分だと思うので中断する。

このマップはきつかった。赤国と緑国が思ったほどには衝突しない。時間がかかった原因の一つは中央進出を遅らせすぎたことだが、生産タイプ・フランスの弱さも大きいと思う。

今回は17時間、累計で109時間半かかった。

SP大戦略(18)Long River

13番目のマップ「 Triumphal Cry 」を青国・フランスでやってみたが、序盤の戦略で失敗した。きついマップなので中断して飛ばす。

気を取り直し、15番目のマップ「 Long River 」を青国でやってみる。生産タイプはアメリカ1から独自の生産タイプに変更。敵は赤国・ソ連、黄国・ワルシャワ。

青国は南東、赤国は北西、黄国は東(青国の北)に位置する。初期勢力は都市数が青:赤:黄=12:5:6。めずらしく青国有利だが、簡単というわけではない。青国が拡張するためには、黄国を倒さなければならない。手間取ると赤国がそれだけ膨張する。黄国をどれだけ早期に倒せるかがテーマだ。

まずは黄国との中間点にある中立都市を確保する。青国からすこし遠いが、北西や西の都市にも歩兵科を送って占領しておく。青国の勢力は黄国より強いが、あっさり攻略できるわけではない。他方面への拡張も必要だ。

黄国は戦闘機などを用意できる余裕はないだろう。なので戦闘ヘリが役に立つ。攻撃機を複数用意できるころには黄国を倒せるはず。13ターンに黄国首都を占領した。赤国はまだマップ北東と南西を結ぶ川には到達していない。勝ちは見えたと思うが、もう少し続けてみる。

赤国は軍事費に余裕があり多くの航空部隊を繰り出してきたが、こちらも十分に強く撃退できた。24ターンの時点で都市数は青:赤=50:29、部隊数は青:赤=46:23。もう十分だと思うので中断する。

このマップには空港間の距離が大きい箇所があるので、注意がいる。

今回は中断の分を含めて6時間、累計で92時間半かかった。