「*ウィザードリィ6・ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ」カテゴリーアーカイブ

ウィズ6BCF(38)攻略本

攻略本について書いていなかった。筆者が読んだことのあるのは4冊。特徴を書いておく。なお、PC-98版(1991年サーテック製日本版)は、日本語だけでなく英語でプレイすることもできる。昔の記憶だが、セーブデータは日本語英語共通。つまり、どうしても日本語では攻略できない箇所を一時的に英語でプレイして、後でまた日本語に戻すということも可能。

どれか一冊あれば、マッピングする必要はなくなる。その点では今から手に入れるだけの価値はあり、後は値段との相談。

  • 「新ウィザードリィ Bane of the Cosmic Forge オフィシャルデータブック」サーテク・ソフトウェア 著/アスキー出版局
    • 内部データに詳しい。特に、敵の魔法抵抗力に関する記述は唯一無二。オリジナル英語版制作者へのインタビューもある。実践的な攻略情報はいまいち。ヒントは十分だが、英語版への対応は不十分。
  • 「ウィザードリィ ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ クルーブック」鈴木常信 著/ローカス
    • 迷宮案内はストーリー仕立てで面白い。進行ヒントだけが欲しい場合も、「超最短コースガイド」が最小限にまとまっており使いやすい。実践的な攻略情報もある。内部データはまずまず。ヒントは十分で英語版にも対応している。
  • 「ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ ハンドブック」飯島一彦 著/ビー・エヌ・エヌ
    • 実践的な攻略情報に優れる。心情的にはおすすめしたいが、内部データは少し弱い。ヒントは十分だが、英語版には対応していない。
  • 「新ウィザードリィ Bane of the Cosmic Forge プレイングマニュアル」竹内誠 著/アスキー出版局
    • ボリュームが少ない。先行発売で定価は他の半分なので、当時は一つの選択肢だった。しかし今から手に入れる場合、他三冊と比べると微妙。ヒントは英語版にしか対応していない。

ウィズ6BCF(37)ゲームを終えて

要約記事を作成した。

今回は全スキルを上限近くまで鍛えるという目標を持ち、しかも効率の良い手段を思いつくのが遅かった。そのため、やたらと時間がかかってしまった。

これにはいいこともあり、かつてないレベルまで上げることができた。最強クラスの敵でも、あっけなく倒せることは初めて知った。そして、ウィザードリィへの未練がなくなってきた。

本作ではないのだが、昔のことを思い出した。筆者がブラインドタッチをできるようになったのは、ウィズのおかげである。コンプティーク誌で矢野氏も似たようなことを言っていたと思う。覚えようとしたわけではなかったのだが、気づいてみると覚えていた。

たぶん、相当な時間を費やしたのだろう。シリーズを通すと見当もつかない。それでもいつか別れはくる。やり残しはあるのだが、もう十分だ。

いいゲームだった。

ウィズ6BCF(36)クリア後#4

ある件について記事を書くと予告していた。記事はすでに用意している。しかし事情により、公開時期をかなり遅らせることにした。公開するまでは、理由も明確に説明できない。ただ、不明瞭ではあるだろうが、近日中に可能な範囲で説明したい。


後は、いくつかイベント敵を倒して終わりにする。

フェアリーの女王のいる場所へ行く。会う必要はない。その場でぐるぐると回り続ける。ゴブリン系の敵が多い。これはスリープの呪文などがよく効く。

“ACCURSED ONE” が出てきた。これは攻略本「ベイン・オブ・ザ・コズミック・フォージ ハンドブック」(飯島一彦 著/ビー・エヌ・エヌ)に、見ることがなかったと書かれていたレアな敵。筆者も見るのは初めて、かもしれない。昔のことは、もうよく覚えていない。今回一連では初めてなので、レアなのは間違いない。しかし、パーティは強い。1レベルのディスペルで消えてしまった。

目当ての恐竜が出るまで、1時間ぐらいかかった。昔の記憶では、もっとあっさり出てきたはず。かつては運が良かったのか、それとも今回悪かったのか。

恐竜は1グループ1体だが、2グループ出てきた。まず全員隠れる。「ブラインディング・フラッシュ」は効かなかった。「ライフ・スティール」は効いた。恐竜のHPはべらぼうに高く、高レベル「ライフ・スティール」にも数回は耐える。とは言え、倒れるのは時間の問題。アイテムは落とさなかった。粘れば出るかもしれないが、もういい。


川へ行き、カロンを呼ぶ。カロンはNPCでは唯一、何度倒しても復活する。ただし、倒すと機嫌が悪くなる。その前に、取っておいた遺灰を渡しておく。しかし、能力値の上昇はなかったようだ。18を超える上昇はないらしい。

まず全員隠れる。たぶん意図的な仕様だが、最強装備で殴っても反撃を受ける前に倒しきるのは難しい。呪文はまず効かない。はずではあるが、滞留系の呪文の滞留ダメージは死者の殿堂における王と同じく、すこしは効きやすい。これを活用すれば、危険な反撃の前に倒すこともできるだろう。

しかし、パーティは強い。「ブラインディング・フラッシュ」が半々ぐらいの確率で効いた。こうなれば1ラウンドで倒せる。反撃が当たる確率も低い。実際にはクリティカルヒットで倒した。クリティカルヒットは効かない相手だと思っていたのだが、そうではなかった。アイテムは持っていないようだ。


「コズミック・フォージ」の間へ向かう。ここで「ウィザード・アイ」の呪文を使うと、面白いことがわかるだろう。ただし、踏み込む前にセーブしておき、さらにバックアップもしておいたほうがいい。そうでないと、ハマる可能性がある。しかし今回はあえて、バックアップなしに踏み込んでからセーブする。

ここからは戻れない。まず、6連錠を外す。ハマっては困るので、「Ctrl」+「S」を解禁する。バードのレベルは70もあるのだが、それでも手こずった。

奥には強敵がいる。裏ボスと言っていいだろう。まず全員隠れる。しかし、敵は素早い。隠れきる前に “DEATH WISH” をかけられた。幸い、効くことはなかった。

全員で「ライフ・スティール」を唱える。さすがに呪文抵抗力も高いが、それでも半々で効く。1ラウンドで倒せた。強敵だけあって、確定で強力なアイテムを持っている。しかし、もはや使うことはない。

残りの強力なイベント敵に対しては、何回リロードするか見当もつかない。面倒なので回数を数えるのはここまでにする。

本来であれば、勝てたとしても死亡者が出ただろう。今回はレベルを上げ過ぎたかもしれない。


今回は4時間(うち、ある件について2時間)、累計で208時間半、トータルでは234時間かかった。これでゲームクリアとする。

ウィズ6BCF(35)クリア後#3

記事を書いていなかったが、少しずつ進めてきた。キャラクターは以下のようになった。

  • ティン ロード→レベル74
  • エリディン 侍→レベル73
  • カリナ 忍者→レベル69
  • プラム バード→レベル64
  • エレン 修道僧→レベル59
  • マイラ ヴァルキリー→レベル74

物足りなくなったので、途中から難易度「普通」にしている。このくらい強くなると、プリースト・オブ・ラムに6人全員でサイレンスをかける必要はない。3人かければ十分だろう。多くは1人目のサイレンスで5体のプリースト・オブ・ラムが黙る。


レアアイテムは以下を集めた。拾った場所は寺院。

  • MORDECAI’S CONE (魔法使い・錬金術師・超能力者用の頭装備。心と魔に耐性あり。)
  • MEMPO OF DEATH (侍用の頭装備。魔に耐性あり。スペシャルパワーあり。2回拾った。)

前回書かなかったが、アンク系は多数手に入れている。年齢を下げるアンクとSTRを上げるアンクは、もはや不要となった。

レアアイテムとしては、かつて “MURAMASA BLADE” をイベントだけでなくクリア後の寺院でも拾っている。今回一連では “PEACEMAKER” を拾った。他のイベント時確定入手アイテムも拾える可能性があるかもしれない。

“MURAMASA BLADE” (シリーズによって名称は少し異なる)は、1・2・3では拾えなかった。今作では拾えたのだが、どうせ確定で一つ手に入る。別のシリーズ1作ではやたらと拾うことができるのだが、これは腹立たしかった。しかし、それも昔の思い出。もはや、ウィザードリィに未練はない。

開ける鉄格子は左側を選んだ。選ぶ方向によって敵の傾向がすこし変わる。どちらを選んでも大差はないと思うが、正確なところは不明。この手の仕様は気に入らない。もう片方を体験したければ、最初から丸々やり直さなければならない。小手先の違いだけでボリュームを水増しされたら、反感あるのみだ。

どちらを開けるか選ぶ選択肢は2回ある。両方とも左側を開けたのだが、思った以上に違った。

  1. LESSER DEVIL が多い。 LESSER DEMON は少ない。
  2. 超能力者系が多い。ロード系は少ない。
  3. GREATER DEMON のほうが、 PIT FIEND より出やすい。

1と3の違いは覚えていたのだが、2の違いは記憶になかった。かつては右側を開けたのかもしれない。1については右側のほうがいいと思うが、大差はない。3は、どちらも超レアアイテムを落とす可能性があるはず。しかし、確率は非常に低い。サンプルが少なすぎて、どちらが有利なのかは不明。落とすアイテムの傾向も分からない。

問題は2。前回記事では超能力者系から “PK CRYSTAL” を手に入れている。ならばロード系は、戦士系のレアな武器や防具を落とすかもしれない。そうと知っていれば右側を開けたのだが、後の祭り。しかし、もうどうでもいい。

(2)全キャラクターの全ての魔法・スキルを鍛え上げる。

後は、いくつかイベント敵を倒して終わりにする。スキルポイントを100に近づけるには、まだまだ時間がかかる。と思っていたのだが、よく考えたらスキルは使えば上がる。これに気づいてからは速い。プラムのスキルが数個は90超、他は全て100となった。


今回の全滅などによるリロードは1回、累計では20回だった。だいぶ前なのでリロードの状況は忘れてしまった。

残りの強力なイベント敵に対しては、何回リロードするか見当もつかない。面倒なので回数を数えるのはここまでにする。もう十分だろう。

今回は31時間半、累計で204時間半かかった。

ウィズ6BCF(34)クリア後#2

予定ではキャラクターの職業を、ロード・侍・忍者・ヴァルキリー・僧侶・魔法使い、とするつもりだった。しかし、実際にそうしたところで不満が出てきた。専業呪文職にいまいち価値を感じられない。

専業呪文職は最強クラスの呪文を最高の6パワーレベルで唱えても成功しやすい。例えば魔法使いなら、「 NUCLEAR BLAST 」を6パワーレベルで唱えても成功しやすい。一方、他の職業は6パワーレベルだとかなりのキャラクターレベルであっても失敗するリスクが大きく、4か5にとどめるのが無難だ。

このことは以前から知っていた。そこで専業呪文職を選択したのだが、6パワーレベルを唱えなければ意味は薄い。「 NUCLEAR BLAST 」などは、6パワーレベル×2人と4パワーレベル×3人に大差はない。「 DEATH WISH 」などの一撃呪文なら6パワーレベルに意味はあるが、パーティが強くなった状態でそのようなリスクが大きい呪文を使うことはない。


キャラクターは以下のようになった。転職はこれで終わりにする予定。

  • ティン ロード→レベル24
  • エリディン 侍→レベル24
  • カリナ 忍者→レベル26
  • プラム バード→修道僧→ヴァルキリー→侍→バード・レベル9
  • エレン 僧侶→ヴァルキリー→修道僧・レベル10
  • マイラ 魔法使い→修道僧→ヴァルキリー・レベル1

アイテムは以下を集めた。どれも強力だが、結果的には換金アイテムとなった。特に付記しない限り、手に入れた場所は寺院。

  • PK CRYSTAL (超能力者専用の強力な装飾品)
  • PEACEMAKER (最高レベルの矢。イベントで何本か確定で手に入るが、消耗品なので使いづらい。ランダムで手に入るのは今回初めて知った。森で手に入れた。)
  • SACRED SLIPPERS (僧侶・ビショップ用のブーツ。有用な魔法防御を持つ。)

リロードは1回。プリースト・オブ・ラムから一撃死を食らった。たとえ6人全員でサイレンスをかけても、すり抜けられることはある。なお、サイレンスの場合は専業職以外が6パワーレベルで唱えても、低キャラクターレベルでなければ失敗はない。

今回の全滅などによるリロードは1回(レベルアップ時のリロードは除く)、累計では19回だった。

今回は5時間半、累計で173時間かかった。

ウィズ6BCF(33)クリア後#1

(2)全キャラクターの全ての魔法・スキルを鍛え上げる。

クリア後に5人が2回ずつ転職し、キャラクターは以下のようになった。呪文はクリア前の時点で全て覚えている。スキルは今回全員がバードを経験したことで、全員全てが1以上となった。バグ対策として、あまり使わない一部のスキルは1以上あればよしとする。なので上記の目標はほぼクリアした。

  • ティン ヴァルキリー→バード→ロード・レベル17
  • エリディン レンジャー→忍者→侍・レベル16
  • カリナ ヴァルキリー→修道僧→忍者・レベル19
  • プラム バード→レベル37
  • エレン 修道僧→ロード→僧侶・レベル15
  • マイラ 侍→バード→魔法使い・レベル16

2回転職したのは、覚えていないスキルを得る他にも理由がある。転職後は転職直前のレベルに達するまでの間、レベルアップ時のHP上昇幅が1にとどまる。高レベルから最終職業へ転職する際は、適当なつなぎの職業があれば経由したほうがいい。

例えば僧侶に転職したい場合、ロードの条件を満たしているなら経由したほうが得になる。ロードの条件は僧侶の条件を包含しているので、ロードへの転職後に僧侶へ即再転職できる。もっともすでにHPはふんだんにあるので、このようなことは気にしなくてもいい。


転職直後は高レベルではなくなる。いきなり寺院の奥へ進むのは危険だ。4番目までの敵を周回する。ここまでなら致命的なことはほとんどない。代わりに時間はかかる。

ほとんどないとは言っても、ゼロではない。サイオニックブラストを食らって発狂したキャラクターが、味方をクリティカルで倒してしまった。リロードする。

どうせリロードするならと思い、奥へ進む。プラム以外の平均レベルは15。これくらいならプリースト・オブ・ラムも高確率で被害なしに倒せる。

今回の目標には掲げなかったが、やはりアイテムは集めておきたい。これはどれだけ時間がかかるか見当もつかない。今後も他のゲームと並行して進める。


今回の全滅などによるリロードは1回(レベルアップ時のリロードは除く)、累計では18回だった。

今回は14時間半、累計で167時間半かかった。

ウィズ6BCF(32)寺院#3

森に戻り壊れた船と真実の岩で、対ラスボス用武器を回収する。ラスボスにはほとんどの武器が通用しないので必須だ。

もしここまでに「聖水」を手に入れていれば、それも通用する。また、「聖水」と同様のアイテムが、修道僧用のアイテムと一緒に森の中に隠されている

NPCからもニンニクを買っておく。1つしか売っていないように見えるが、いったん離れて再度NPCに会えば、また売ってくれる。この装飾品を使うのは初めてのはず。なので効果は不明。

攻略本のアイテム情報の参照を解禁した。理由は、アイテム枠の圧迫を解消する際に、どのアイテムをあきらめるかを決めるため。アイデンティファイの呪文を何度も使うのは、面倒くさい。


滞留呪文による裏技を使わないこともあり、「難しい」は厳しすぎると判断した。難易度「普通」で挑戦する。「ドラキュラ」と「レベッカ」は一人ずつ。

隠れずに攻撃を始める。ところが全くダメージを与えられない。油断してしまった。ここでは、まず妃からもらったアイテムを使わなければならない。しかし、バッグの中に入っていてどうしようもない。リロードしてやり直したが、実はバッグから取り出すコマンドはあった。今、説明書を読んで気づいた。


最初のラウンドに前衛は攻撃、もしくは妃からもらったアイテムを使う。後衛は隠れる。「聖水」などは数に限りがあるので、空振りするともったいない。敵は催眠術を使ってこなかった。ニンニクの効果かもしれない。

ニンニクはかなり有効なアイテムのようだ。直接攻撃でダメージを受けても、ヒットポイントドレインが起こらない。運がよかっただけかもしれないが、一撃で葬る呪文も使ってこなかった。さほど苦労せずに倒せた。これなら難易度「難しい」でも、よかったかもしれない。でも、もう十分だろう。

これでゲームクリアとなったが、レベル上げとアイテム集めはまだまだ続く。今後は他のゲームと並行して進めることにする。また、攻略本を全面的に解禁する。


今回の全滅などによるリロードは1回、累計では17回だった。

今回は2時間、累計で153時間かかった。

ウィズ6BCF(31)寺院#2

寺院のボスを倒すかどうか迷ったが、後回しにした。いったん森に戻って、ラスボス戦用のアイテムを持ってくる必要がある。

王はこの時点では無敵であり、倒すことはできない。痛いがすこしダメージを受けてから立ち去るのを待つしかない。と記憶していたのだが、倒せるかもしれないことに気づいた。

方針を考えなおした。ラスボス戦用のアイテムなしでラスボスを倒してみたい。処分できない重要アイテムを手に入れないことで、アイテム枠に余裕ができるというメリットもある。

今回のプリースト・オブ・ラムとの遭遇は2回。6人全員でサイレンスをかけて一撃呪文を封じることができた。サイレンスが効く確率は30~50%ぐらいのようだ。攻略本「新ウィザードリィ Bane of the Cosmic Forge オフィシャルデータブック」(サーテク・ソフトウェア 著/アスキー出版局)によるともっと低い確率だが、キャラクターレベルによって補正がかかるはず。前回一人だけサイレンスを唱えて敵4体中3体に効いたのは、運がよかっただけで作戦ミスだった。


ここまで難易度「易しい」としてきたが、「難しい」で「*ゾーフィタス*」に挑戦してみる。死者の殿堂にいた守護者と同様に、「*ゾーフィタス*」は二人でてきた。グレーターデーモンは4体。

まず全員隠れる。一人が失敗してしまう。敵は全て火系の呪文を操ってくる。HPの半分ぐらいを失ったが、2ラウンド目に隠れることができた。味方のヒール・ウーンズの支援があるので、危なげはない。グレーターデーモンにはアストラル・ゲートで攻撃し、「*ゾーフィタス*」二人はサイレンスで封じる。たいしたことはなかった。

今回のパーティは全員が隠れることができて、全ての呪文を使える。レベルも17~25と高い。そうでない時はどうするか。アストラル・ゲートに加えて、ファイヤー・シールドが役に立つはず。他には、サイレンス、ピューリファイ・エア、アンチ・マジック。


「*ゾーフィタス*」を倒した後に正しく回答しないと、ゲームオーバーになる。「ひらがな5文字・ひらがな4文字」で答えれば問題ない。「・」は必須だったはず。カタカナで答えるとどうなるのか、そもそも試したことがあったのか、もう覚えていない。しかし他の例もあるので、ひらがなで答えるのが無難だ。ゲーム付属の「スターティングガイド」に説明があった。漢字とカタカナ入力はキャラクターの名前だけにとどめよ、NPCとの会話はひらがなで行え、とある。

「*ゾーフィタス*」のいまわの言葉は、ラスボスの居場所のヒントになっている。わからないとハマってしまうが、ウィザード・アイの呪文で見破れる。

乗り込む前にセーブデータをコピーしておく。理由はハマりを避けるため。すぐ気づいたが、ここではハマりの心配はない。ただ、結果的には役立った。


「ドラキュラ」と「レベッカ」も二人ずつ出てきた。難易度「難しい」はそうなるのだろう。ここは厳しい。まず全員で隠れようとするのだが、なかなかうまくいかない。先に催眠術をかけられてしまうと、そのキャラクターはまず助からない。いつかは一撃呪文で倒されてしまうだろう。4回リロードした。

5回目は先に全員隠れることができた。滞留するタイプの呪文で攻撃する。パーティのスペルポイントはふんだんにあり、1000以上も珍しくない。スペルポイント表示は下3桁だが、機能はする。いったん隠れてしまえば、時間の問題だ。とは言え、リロードを抜きにしても30分ぐらいかかった。


ラスボスの先にある暗号は、王の持っていた指輪を城で手に入れた本に使えば分かる。コズミック・フォージにたどり着いた。しかし、どうなるかは分かっているので放っておく。

ラスボス戦用のアイテムなしでラスボスを倒したことに、疑問がわいてきた。今回が最後である。これでいいのだろうか。ラスボス戦前のセーブデータに戻ってやり直すことにした。


今回の全滅などによるリロードは4回、累計では16回だった。

今回は2時間、累計で151時間かかった。

ウィズ6BCF(30)寺院#1

次のエリアへ行こうとしたら、また敵がわいて出てきた。キーアイテムはすでに持っているはずだが、装備しないといけないようだ。

暗闇の森で手に入れたアイテムを装備して寺院の入り口へ行く。ところが、まだ敵が出てくる。ここで装備するべきなのは、城で手に入れていた別のアイテムだった。

暗闇の森で手に入れたアイテムは寺院に入った直後に使う。本来であれば通れない場所を、装備していれば通ることができる。このアイテムは後衛用のまずまず強力な武器だが、装備しているとHPを消耗する。HP回復のアイテムと併用できるまで、普段は外しておく。


鍵一つに対して、鉄格子が二つある。どちらかしか開けることはできない。開ける鉄格子は左側を選んだ。これは失敗。超能力者を最後まで使うのでない限り、右側のほうがいい。選ぶ方向によって敵の傾向がすこし変わる。どちらを選んでも大差はないと思うが、正確なところは不明。この手の仕様は気に入らない。もう片方を体験したければ、最初から丸々やり直さなければならない。小手先の違いだけでボリュームを水増しされたら、反感あるのみだ。

それなりの違いがあるなら理解できる。例えば「ダイナソア(無印)」の表シナリオと裏シナリオは、2回やる意味を感じられる。そうであれば、やらされ感はない。

ゲーム制作者にも限界はあるだろう。すべてに手を抜くなとは言わない。それでは利を求める集団は続かないはず。しかし、プレイヤーを納得させる努力を放棄してはいけない。プレイヤーの立場になって考えるのは、そんなにも難しいのだろうか。


寺院の敵はラスボスなどを別にすれば、このゲームでの最強クラス。特にプリースト・オブ・ラムが強い。今回は一度出くわした。HPは高く、呪文は効きづらく、一撃で葬る呪文を操る。ただ、パーティはすでにかなり強力だ。味方一人のサイレンスの呪文が、敵4体中3体に効いた。残り1体の一撃呪文には抵抗できた。

寺院のボスを倒すかどうか迷ったが、後回しにした。いったん森に戻って、ラスボス戦用のアイテムを持ってくる必要がある。


今回の全滅などによるリロードは0回、累計では12回だった。

今回は2時間、累計で149時間かかった。

ウィズ6BCF(29)森#3

まず、暗闇の森を探索する。かなり広い(と感じられる)ダークゾーンにうんざりするが、左手法で攻略できた。重要ポイントは二つ。一つはNPCで、情報と重要アイテムが手に入る。ただし取引するためには別の重要情報が必要なので、後で再訪する。もう一つは、その重要情報を得るために必要なアイテムが入った宝箱。


壊れた船の中ではラスボス戦用の重要アイテムが3つ手に入る。ところがアイテムの空き枠が2つしかなかったので、ハマってしまった。すべてのスキルが100に達したときの動作と同様の事象だ。リロードして後回しにする。これはバグなので、全滅などのリロード回数としては数えない。

レベル上げに関してはバグがある。ログイン誌でも言及されていたが、全てのスキルが上限100に達すると、レベル上昇時のスキルポイントが余ってしまって割り振れなくなり、キャラクターステータス画面から抜け出せなくなる(フリーズではないがそれに近い)。キャラクターを際限なく鍛えるのがウィザードリィの魅力のひとつなので、これはまずい。

「真実の岩」でもラスボス戦用の重要アイテムが手に入るはずだが、後回しにする。理由は壊れた船と同じ。

両側を壁に挟まれている通路で、片方の壁に隠しボタンのある場所がある。探すと修道僧用のアイテムとラスボス戦用のアイテムが手に入る。


鉄格子の先の通路は、ゲーム開始時にいた城につながっている。鍵はラスボスを倒さないと手に入らない。つまり、倒すまでは戻れない。

ダークゾーンの先にあった宝箱のアイテムをしかるべき場所で使うと、NPCと遭遇する。たどり着くまでに何度もメッセージが表示されるので、場所の見当はつくだろう。

このNPCはたちが悪い。アイテムを売っても、ろくな金にならない。しかし、他に店はないので使わざるを得ない。ゲームバランス上でそういう仕様にしたのだろうが、腹が立つ。さらに別の問題もある。

このNPCは冒頭にかかげた、別のNPCと取引するための重要情報を知っている。しかし、すぐには教えてくれない。普通は「ABC」について聞きたければ、「ABC」と入力すればいい。ところがこのNPCには、なぜかこの聞き方では足りない。「ABC おしえろ」などと、する必要がある。説明書を調べてみたが、わかるようなヒントはなかった。黒い画面のウィザードリィ並みの理不尽だ。その割に苦労した記憶はないので、たぶん昔は攻略本べったりだったのだろう。


暗闇の森に戻って取引する。支払いをすると答えると、一方的に有り金全部を持っていかれる。またしても腹立たしいが、これ以降に金は十分手に入る。

地上に出たすぐ近くに鉄格子がある。鉄格子の前でここを通るキーアイテムを持っていないと、戦闘になる。敵はHPと防御力はそれなりにあるものの、攻撃力はほとんどない。一方で、経験値はそれなりにもらえる。キーアイテムを持ってくるまでは、敵は永久にわいて出る。つまり、ここはおいしい。

次のエリアへ行こうとしたら、また敵がわいて出てきた。キーアイテムはすでに持っているはずだが、装備しないといけないようだ。


今回の全滅などによるリロードは0回、累計では12回だった。

今回は2時間、累計で147時間かかった。